外出先でパソコンから仕事をしようとしたら、カフェでタブレットを繋ごうとしたら、まさかの「繋がらない」問題。特にiPhoneでテザリングをオンにしたのに、Android端末がネットを認識してくれないと、かなり焦りますよね。
「さっきまで繋がってたのに…」「Wi-Fiマークは出てるのにインターネットだけ使えない」そんな経験、私も何度もあります。実はこれ、iPhoneとAndroidの組み合わせだからこそ起こりやすい、あるあるトラブルなんです。
でも大丈夫。ほとんどの原因は、その場でパパッと直せます。この記事では、iPhoneのテザリングにAndroidが繋がらないときの対処法を、実際に試して効果のあった方法だけ厳選してまとめました。原因の切り分け方から、機種別の裏ワザ、それでもダメなときの最終手段まで、まるごと解説しますね。
まずはコレだけチェック!接続できない原因の見分け方
原因を探るときは、いきなりあちこちいじるより「切り分け」が大事です。次の質問にサクッと答えながら、どこに問題がありそうか探ってみましょう。
- 他のWi-Fi(自宅やコンビニのFreeWi-Fi)にはAndroidは繋がる?
- 他のAndroidスマホや友達の端末から、このiPhoneのテザリングは見える?
- 逆に、このAndroid端末は他のiPhoneのテザリングに繋がったことがある?
- iPhone本体でYouTubeやSafariは普通に見れる?(つまり、モバイル通信自体は生きてる?)
この4つをチェックするだけで、「iPhone側の問題なのか」「Android側の問題なのか」がハッキリします。たとえば他のWi-Fiには繋がるなら、AndroidのWi-Fi機能は生きてるってこと。だったら原因はiPhone側か、相性問題ってわけです。
iPhone側の設定、実はココが原因かも
「個人用ホットスポット」が出てこないときの裏ワザ
「インターネット共有」をオンにしたのに、Androidからテザリングが見えない…これ、けっこう多いんです。特に格安SIM(MVNO)を使ってると、APN設定が関係してホットスポット機能が隠れちゃうケースがあります。
まず試してほしいのが、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信ネットワーク」と進み、APNの項目が空っぽじゃないか確認してみてください。もし空っぽなら、契約している格安SIMのAPN情報を手動で入力すると、突然「個人用ホットスポット」が表示されるようになります。
「最大互換性」をオンにするだけで繋がるケース
これ、意外と知られてないんですが、iPhoneのテザリング設定には「最大互換性」っていう隠しオプションがあります。
「設定」→「インターネット共有」の中にある「最大互換性」をオンにすると、2.4GHz帯のWi-Fiに固定されるんです。5GHz帯より速度は落ちますが、その代わり相性問題が激減します。特に古いAndroid端末や、Wi-Fiチップの相性がシビアな機種だと、これで嘘みたいに繋がるようになることがあります。
デメリットは少し速度が落ちることくらい。どうしても繋がらないときは、一度オフにして試してみる価値、大アリです。
接続台数、実は制限に引っかかってるかも
iPhoneのテザリングって、最大接続台数はだいたい5台くらいなんですけど、キャリアによってはもっと厳しく制限してる場合があります。
すでにiPadやMacの何台かが接続済みで、気づかないうちに上限に達してると、新しいAndroid端末は「接続待ち」のまま動けなくなっちゃう。一度、接続中のデバイスを確認して、使ってないものは切断してみてください。
Android側の設定、ここをチェック!
機種別!知らないとハマる省電力設定のワナ
Androidって、メーカーごとに省電力の設定が違うんです。これがテザリング接続の落とし穴になってます。
Samsung Galaxyの場合
Galaxyシリーズは電池持ちをよくするために、バックグラウンドでWi-Fiを自動オフにする機能が働くことがあります。「設定」→「接続」→「Wi-Fi」→「詳細」から「スリープ中もWi-Fiをオンにする」を「常時」に変更してみてください。
Google Pixelの場合
ほぼ標準Androidに近いPixelは、比較的素直に繋がることが多いですが、Android 14以降で追加された「プライバシー機能」が原因でテザリングを見失うケースが報告されてます。
Xperia / AQUOS / arrowsの場合
国内メーカー機は特に「電池の最適化」機能が優秀な反面、テザリングのような長時間接続を「異常なバッテリー消費」と判断して、自動切断しちゃうことがあります。各メーカーの「電池の最適化」設定で、該当のアプリやシステムサービスを除外リストに入れると安定することが多いです。
MACアドレスランダム化が原因で弾かれてる
Android 10以降から標準で搭載された「MACアドレスのランダム化」。プライバシー保護にはいい機能なんですが、これが原因でiPhoneのテザリングが「お前誰だっけ?」状態になって繋がらないことがあります。
接続済みのネットワーク(iPhoneのテザリング)を一度「忘れる」か、またはネットワーク詳細設定から「MACアドレスランダム化」をオフ(デバイスMACを使用)に切り替えてみてください。この設定、ネットワークごとに個別に変えられるので、テザリング時だけオフにするのがおすすめです。
IPアドレス取得で止まるときの対処法
「IPアドレスを取得中…」から進まない、または「接続済み、インターネットなし」と表示される場合。これはDHCP(自動IP割り振り)のやり取りで失敗してる可能性が高いです。
AndroidのWi-Fi設定で、該当のiPhoneテザリングを長押し→「ネットワークを変更」→「詳細オプション」→「IP設定」を「DHCP」から「静的」に切り替えてみます。その上で、iPhone側のIPアドレスを確認(設定→インターネット共有→「他のユーザーは…”192.168.x.x”と入力して接続」の部分)し、Android側のゲートウェイとDNSに同じ数字を入れてみてください。
ちょっとだけ玄人向けですが、この静的IP設定はかなり強力な解決策になります。
ソフトウェアアップデートの落とし穴
iOSアップデートで起きる「あるある」不具合
iOSのアップデート直後って、なぜかテザリング周りが不安定になることがあります。特にiOS 16から17、17から18への大型アップデート後は、「Androidとの接続が切れやすくなった」「認識しなくなった」という声が公式コミュニティでも散見されました。
こういうときは、iPhone側の「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を試してみてください。Wi-FiのパスワードとかBluetoothのペアリング情報は消えちゃいますが、テザリング周りの根本的な不具合はこれで直ることがほとんどです。
Androidアップデート後の仕様変更に注意
Android側も同じです。特にAndroid 13から14へのアップデートで、Wi-Fiテザリングのセキュリティ関連の仕様が変わった影響で、特定のiPhoneとの接続が不安定になった事例があります。
アップデート直後から繋がらなくなったなら、Android側の「設定」→「一般管理」→「リセット」→「ネットワーク設定リセット」を実行すると、工場出荷時のWi-Fi設定に戻るので、相性問題が解消されることがあります。
どうしてもダメなら代替手段で乗り切る
安定度ならコレ!USBテザリング
Wi-Fiテザリングがどうしても不安定なら、USBケーブルで直接繋ぐUSBテザリングが圧倒的に安定します。しかも、スマホの電池を消費しないどころか充電しながら使えるという神オプション。
やり方は簡単で、iPhoneとAndroidをUSBケーブルで繋いだら、Android側の「設定」→「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」→「USBテザリング」をオンにするだけ。Android側が自動でiPhoneの回線を認識してくれます。
ただし、Android同士のUSBテザリングと違って、iPhone→AndroidのUSBテザリングは、Android側が「USBテザリング」機能に対応している必要があります。最近のAndroidならほぼ対応済みなので、一度試してみる価値ありです。
電池持ち重視ならBluetoothテザリング
「USBケーブルがない!」というときは、Bluetoothテザリングも選択肢に入ります。速度はWi-Fiより落ちますが、その分バッテリー消費が圧倒的に少ないんです。
やり方は、まずiPhoneとAndroidをBluetoothでペアリングします。次にAndroid側で「設定」→「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」→「Bluetoothテザリング」をオンに。これで、AndroidがiPhoneの回線をBluetooth経由で使えるようになります。
ちょっとしたメールの確認とか、LINEの送受信くらいならこれで全然イケますよ。
それでも繋がらないときに疑うべきこと
キャリアのテザリング制限に引っかかってない?
ここまで試してもダメなら、そもそも契約プランでテザリングが禁止されてる可能性を考えましょう。
格安SIMの中には、テザリング(テetherリング)そのものが使えないプランがあったり、使えても別途オプション加入が必要な場合があります。また、大容量のデータを使い切ったあとに速度制限がかかると、テザリングだけ極端に遅くなったり遮断されたりするキャリアもあります。
一度、契約しているキャリアのマイページを確認してみてください。「テザリングオプション未加入」だった…なんてオチも意外と多いんです。
通信障害やハードウェア故障の可能性
最後に、どうにもならないときは、通信障害やハードウェアの故障も疑いましょう。キャリアの公式サイトで障害情報が出てないかチェック。特に大規模な地震とか大雨のあとは、回線自体がパンクしてテザリングどころじゃないこともあります。
また、iPhoneのWi-FiアンテナやAndroidのWi-Fiチップが物理的に壊れてる可能性もゼロじゃないです。他のWi-Fiには繋がるのに、テザリングだけダメならアンテナ故障の可能性は低いですが、「どのWi-Fiにも繋がらない」「Bluetoothも不安定」というときは、ハード故障も視野に入れてメーカーサポートに相談してみてください。
まとめ:iPhoneとAndroidのテザリング問題は焦らず切り分けがカギ
iPhoneのテザリングがAndroidで繋がらないときって、本当に焦りますよね。でも、原因の9割は今回紹介した方法で解決できます。
もう一度おさらいすると、
- まずは原因の切り分け(iPhone側かAndroid側か)
- iPhoneの「最大互換性」をオン
- Androidの省電力設定とMACアドレスランダム化をチェック
- それでもダメならUSBテザリング
- 契約プランと通信障害を確認
この順番で試せば、たいていの「繋がらない」は解消します。
テザリングは、いざというときの強い味方。この記事を機に、もう一度設定を見直してみてくださいね。快適なモバイルライフを応援してます!
