「朝起きたら、iPhoneがリンゴループしてる…」
こんな経験、ありませんか?
私も先週、まさにこの状態になりました。電車の中で画面は真っ暗、ボタンを押しても無反応。仕事の連絡も、子どもに送る写真も、なにもできない——。あの時の焦りは今でも忘れられません。
でも大丈夫。iPhoneのエラー画面には、決まった“直し方”があります。
しかも、データを消さずに解決できるケースがほとんど。
この記事では、私が実際に試して効果があった対処法から、キャリアショップのスタッフに聞いたプロの視点、そしてApple公式の情報までをぎゅっと凝縮しました。
「急すぎてApple Storeの予約が取れない…」
「修理に出したら高額になりそうで怖い」
そんなあなたの不安をひとつずつ、ほどいていきますね。
H2:iPhoneエラー画面の「症状別」今すぐやるべきこと
まず、落ち着いて。
あなたのiPhone、どんな“止まり方”をしていますか?
症状によって正しい対処法が違うんです。ここでは、よくある4つのケースに分けて、今すぐできる対策を紹介します。
画面が真っ暗、タッチしても反応しない
これ、いわゆる完全フリーズの状態。
慌ててホームボタン(または電源ボタン)を連打したくなりますが、それよりも大事なことがあります。
強制再起動です。
機種別の手順を覚えておくと安心ですよ。
【iPhone 8以降 / iPhone SE(第2/3世代)】
- 音量を上げるボタンをパッと押す
- 音量を下げるボタンをパッと押す
- 右側面の電源ボタンを、Appleロゴが表示されるまで長押し(約10秒)
【iPhone 7シリーズ】
- 電源ボタンと音量下げボタンを同時に10秒以上長押し
【iPhone 6s以前/iPod touch】
- ホームボタンと電源ボタンを同時に10秒以上長押し
ポイントは「待つ」こと。
Appleロゴが出ても、すぐに指を離さないでください。ロゴがはっきり表示されてから数秒、そのまま押し続けるのがコツです。
Appleロゴが出たり消えたりを繰り返す(リンゴループ)
この症状、一番相談が多いんです。
「データは残るの?」という質問を必ず受けますが、この段階ならほぼ残せます。
原因の多くは、ストレージ容量の不足またはiOSアップデートの失敗。
まず試してほしいのは、Mac/PCにつないでの復旧です。
- iPhoneをパソコンに接続
- Finder(macOS Catalina以降)またはiTunes(Windows/macOS Mojave以前)を開く
- 画面の指示に従って「アップデート」を選択
ここで「復元」ではなく「アップデート」を選ぶのが鉄則。
復元は初期化を伴いますが、アップデートはシステムファイルの再インストール。写真やLINEのトーク履歴は消えません。
ケーブルとPCアイコンが表示されている
いわゆるリカバリモード。
「もう終わった…」と思われがちですが、これもまだ諦めないで。
先ほどと同じ手順で、パソコンに接続してください。
もし「アップデート」が選べる状態なら、データ保持復旧の可能性は80%以上と言われています。
画面が白黒/セピア調になっている
え、これもエラー画面?と思われるかもしれません。
でもこれ、故障じゃないんです。
設定→アクセシビリティ→「カラーフィルタ」がONになっているだけ。または、サイドボタンのトリプルクリックで誤って起動してしまったケースが多いです。
すぐに直りますよ。
- サイドボタンを3回押し
- 表示されたメニューから「アクセシビリティ機能」をオフ
または設定アプリから直接オフにしてください。
H2:「エラーコード」が出たときの正しい読み解き方
パソコンでの復元中に、数字の羅列が出て止まってしまうこと、ありますよね。
これがエラーコードです。
コードによって、原因と深刻度がまったく違います。自分の出たコードをチェックしてください。
エラー4013・4014
「ケーブルかポートが疑わしい」というサイン。
- 純正またはMFi認証ケーブルを使っていますか?
- iPhoneの充電口に埃が詰まっていませんか?
対策:
- 別の純正ケーブルに変える
- パソコンのUSBポートを別の場所に挿し直す
- iPhoneの充電口を、つまようじなどでそっと掃除する
これだけで直ったケース、実際にすごく多いんです。
エラー9・4005
少し注意が必要です。
ハードウェア(基板・メモリ)の不具合である可能性が高まります。
試せること:
- 別のパソコン、別のケーブルでもう一度
- 強制再起動を何度か試す
それでもダメなら、自力での完全復旧は難しいと考えてください。
エラー53
これはTouch ID絡みのエラー。
非正規店でホームボタン交換をした端末で、iOSアップデート後に発生するケースが報告されています。
正直、公式修理以外での復旧は極めて困難です。
H2:「修理に出す」ラインを見極める3つの基準
自分でできることには、限界があります。
でも、そこを知っておくことで「まだ自分で頑張るべきか」「プロに頼むべきか」がハッキリします。
自力復旧がまだ可能なライン
✅ 強制再起動でAppleロゴが一瞬でも見える
✅ パソコンに認識される
✅ リカバリモードで「アップデート」が選べる
この3つがひとつでも当てはまるなら、まだデータは守れます。
プロ修理が必要なライン
❌ 水没歴がある
❌ 画面が割れている
❌ パソコンにまったく認識されない
❌ エラー9/4005/53が表示される
❌ 充電してもAppleロゴすら出ない
この状態だと、ソフトウェアの力ではどうにもならないことがほとんどです。
修理にかかる費用のリアル
正規サービスプロバイダ(Apple正規店)
- 機種にもよりますが、30,000〜60,000円
- 原則、初期化してからの修理(データは消える)
非正規修理店(街のスマホ修理屋さん)
- 基板修理:15,000〜30,000円
- データ保持のまま修理できるケースが多い
- ただし修理後のiOSアップデートで再エラーが出るリスクあり
どちらを選ぶかは、データの価値と予算のバランスですね。
H2:もう同じエラーで苦しまないために。今日からできる予防策
「直った!」で終わりにしないでほしいんです。
なぜなら、一度エラーを起こした端末は、また起こす可能性が高いから。
でも、大丈夫。習慣をちょっと変えるだけで、エラーは確実に減らせます。
ストレージは「赤くなる前」に手を打つ
「残り1GB」まで使っていませんか?
iOSの大規模アップデートでは、一時的に12GB以上の空き容量が必要になることがあります。
今日からの習慣:
- 設定→一般→iPhoneストレージ を週1回チェック
- 使ってないアプリは「オフロード」(データは残してアプリだけ削除)
- LINEのキャックシュ削除を月1回
目安は、常時3〜5GBの余裕です。
ケーブルとポートは「純正」と「清潔」が正義
これは本当に多くの方が軽視していますが、エラー4013/4014の7割はここが原因というデータもあります。
- 100均ケーブルは卒業する(MFi認証マークをチェック)
- 充電口の掃除を半年に1度
- バッテリー膨張を感じたらすぐ使用中止
アップデートは「3日待つ」のが賢い
最新iOSへの即日アップデート、ちょっとだけ待ちませんか?
大規模障害は、公開直後に集中します。
私のイチオシは「火曜日リリースなら、金曜日まで待つ」。
バグ情報が出揃い、必要なら緊急アップデートも出ている。安全面でも精神面でも、この作戦がちょうどいいんです。
バックアップは「二重化」が安心
「iCloudがあるから大丈夫」
そう思っていた時期が私にもありました。でも、iCloudの最終バックアップ日、ちゃんと確認していますか?
理想は:
- iCloudバックアップ(自動・毎日)
- Mac/PCへの暗号化バックアップ(月1回手動)
暗号化バックアップは、パスワードやヘルスケアデータも保存されるのでおすすめです。
H2:それでもiPhoneエラー画面が出たら。最後の砦として知っておいてほしいこと
ここまで読んでくださったあなたは、もう必要以上に焦らないはず。
「まずは強制再起動」
「パソコンでアップデート」
「コードを見て深刻度を判断」
この流れが体に入っていれば、iPhoneエラー画面は怖くない。
でももし、それでも直らなかったら。
それは、あなたの使い方が悪かったわけじゃありません。どんなに大事に使っていても、電子機器には寿命があります。また、iOSの複雑化にハードウェアが追いついていない、という側面もある。
だから、もし修理や買い替えを検討するときは、自分を責めないでくださいね。
最後に、あなたにだけこっそり教えます。
実は、私もこの記事を書くきっかけになった先週のリンゴループ、完全には直っていません。復元モードでのアップデートに成功して、データは無事だったけれど、バッテリー交換のタイミングを見計らっているところです。
でもね、それでいいと思うんです。
スマホは、私たちの生活の一部。完璧に動かそうとするより、「もしもの時」の心構えを持っておくことのほうが、ずっと大事なんじゃないかな。
この記事が、あなたの「もしも」の時のお守りになりますように。
[この記事で紹介した主な対処法]
・強制再起動(機種別の正しい手順)
・リカバリーモードからの「アップデート」
・エラーコード別の原因と対策
・ストレージ容量・ケーブル・バックアップの予防3か条
どれも、あなたのiPhoneを長く、快適に使うための知恵です。困ったときは、ぜひ最初のページに戻ってみてくださいね。
