新しいiphoneを買おうと思ったとき、まずぶつかる壁。
「結局、どれを選べばいいの?」
公式サイトを見てもスペックの違いがわからない。家電量販店に行っても店員さんによって言うことが違う。友だちは「Pro Max一択」と言うけど、デカすぎて持て余しそうで不安。
この記事では、そんな迷えるすべての人に向けて、2026年現在の「本当に正しいiphoneの選び方」を整理しました。
毎年機種変しているガジェット好き目線ではなく、「3〜4年は後悔せずに使える」 という現実的な視点でまとめています。
最初に決めるべき「3つの優先順位」
iphone選びで最も多い失敗は「なんとなく最新モデル」です。
最新=自分に合っているとは限りません。
以下の3つを優先順位をつけて決めるだけで、選ぶべきモデルは自然と絞られます。
①予算を決める
本体価格が10万円を超えるのが当たり前になった今、「毎月いくら払えるか」ではなく「トータルでいくら使うか」を最初に決めましょう。
- 8万円未満:型落ちモデル or SEシリーズ
- 8〜12万円:現行の無印 or 1つ前のPro
- 12万円以上:現行のPro / Pro Max
②譲れないものを1つだけ選ぶ
- カメラ(旅行・子供撮影)
- バッテリー(1日中使用する)
- 軽さ・コンパクト(片手操作)
- 画面の滑らかさ(SNS・動画視聴)
「全部欲しい」は予算オーバーのサインです。
③何年使うか想定する
2年で売るor下取りに出すのか、4〜5年使い倒すのかで選ぶべきストレージとモデルが変わります。
ここが決まらないままスペック比較だけ見ても、迷路から抜け出せません。
【2026年最新】全モデルを「体験差」で分類する
スペック表には出てこない、実際に使ったときの「体感の違い」で並べ替えてみました。
■Pro Max:すべてを最上位で欲しい人専用
画面は6.9インチ、バッテリーは全モデル中最長。動画編集や写真撮影が仕事の人、「充電の心配をしたくない」という人に向いています。
ただし重さは220g超え。片手で操作はほぼ無理。サブバッグを持ち歩かない男性でも「重い」と感じるレベルです。
向いている人
- とにかくバッテリー持ち最優先
- 動画撮影・編集をする
- 画面の大きさ=正義
向いていない人
- 片手で操作したい
- 薄着の季節に重さが気になる
■Pro:ハイスペックと軽さのバランス型
Pro Maxと同じチップ、同じカメラ性能(一部焦点距離を除く)でありながら、重量は30g以上軽い。
多くの人にとって、「背伸びせずに買える最高峰」は実はこちらです。
120HzのProMotionディスプレイ(画面スクロールがヌルヌル)や常時表示ディスプレイなど、「お金を払ってでも得たい快適さ」が凝縮されています。
■無印:必要十分を知っている人の現実解
2026年現在、無印モデルとProモデルの差は「あったら楽しい」の領域に近づいています。
カメラだって十分キレイだし、バッテリーも1日もちます。ProMotion非搭載の60Hzディスプレイも、使っているうちに気にならなくなります。
「スマホにお金をかけすぎたくないけど、iPhoneは使いたい」
そのバランス感覚に、最も誠実に応えてくれるモデルです。
■Plus:バッテリー最優先&軽量
Pro Maxより30g以上軽いのに、バッテリー持ちはほぼ同等。
「大画面は欲しいけど、重いのはイヤ」というわがままを叶えてくれる稀有な存在です。ただしディスプレイは60Hz。ここだけは事前に許容できるか確認しましょう。
■SE:ホームボタンが手放せない人へ
2026年現在、SE第3世代はかなりのマニア向けです。
バッテリーの減りは速く、画面は小さい。でもホームボタンはある。Touch IDはある。
「慣れ親しんだ操作性を手放したくない」という強い意思がない限り、無印か一つ前のモデルを検討したほうが幸せになれます。
2026年最大の分岐点「Apple Intelligence対応」の真実
ここだけは絶対に外せません。
2026年以降、iPhoneの選び方は「Apple Intelligence対応かどうか」で8割決まります。
対応モデルと非対応モデルの境界線
- 対応:iPhone 15 Pro / 15 Pro Max、16シリーズ全機種、17シリーズ以降
- 非対応:iPhone 15 / 15 Plus、14シリーズ以前、SE全モデル
非対応モデルを買うリスク
今はまだ「AI機能、なくても困らない」と思うかもしれません。
でも、これから2年の間にメールの要約・写真の生成編集・Siriの完全進化は、iOSの標準機能として当たり前になります。
非対応モデルは「買った瞬間から進化が止まる」と考えてください。
「とにかく安く済ませたい」のか。
「数年後も新しい体験を楽しみたい」のか。
ここは予算より優先すべき判断基準です。
ストレージ容量は「ケチると後悔」する
「写真は全部クラウド」「動画は撮らない」―――そう思っていても、3年後には余裕がなくなっているのがストレージです。
2026年現在の現実的なライン
- 128GB:ギリギリ。LINEのキャッシュ、アプリの肥大化で残り数十GB。
- 256GB:安心ライン。4年使うならここ。
- 512GB以上:子供の動画を4Kで撮る人、仕事で使う人。
64GBモデルは中古でも買ってはいけません。
OSアップデート1回で数GB持っていかれます。ストレージ不足は買い替えの主要原因の一つです。
「買い時」は年に4回ある
iphoneは「欲しいときに買う」のが実は一番損です。
年間の値下げパターンを把握していれば、同じモデルを1〜2万円安く、あるいは上位モデルを同じ予算で手に入れられます。
9月:新モデル発表→前モデル公式値下げ
Apple公式で1〜2万円の値下げ。キャリアも在庫処分セール開始。
10〜11月:中古市場の放出ピーク
新機種を買った人の下取りスマホが一気に流通。状態の良い中古・未使用品を狙うならここ。
年末年始:キャリア大規模セール
「実質0円」はほぼ高い通信プランの縛り付きですが、端末代を分割で払いたい人にはチャンス。
春(3〜4月):新学期キャンペーン
学生限定だが、ギフトカード付与で実質値引き。学生でなくても、この時期は中古相場が下がります。
最も避けるべきは「新モデル発表直前の8月」。
旧モデルは在庫薄で値引きも少なく、新モデルは高い。買い時としては最悪です。
SIMフリーvsキャリア版。「安さ」の正体を見抜く
SIMフリー版の本当のメリット
- 縛りがない(2年後の乗り換え自由)
- 格安SIMで月額料金を大幅削減
- 海外で現地SIM / eSIMがすぐ使える
キャリア版のメリットは「最初の安さ」
「頭金0円」「月々〇円」の裏には、実質24回 or 48回払いの割引がセットになっているケースがほとんど。
途中で解約・乗り換えすると割引が打ち切りになり、残債が一括請求されます。
「どうせ3年は同じキャリア使うよ」という人以外は、SIMフリー+好きな格安SIMの組み合わせがトータルコストで安くなる傾向です。
中古・整備済み品「プロのチェックポイント5選」
「安く買いたい」という気持ちは正しい。でも中古には落とし穴があります。
以下の5つは必ず購入前に確認してください。
①バッテリー最大容量
80%以下は絶対に避ける。
Apple公式のバッテリー交換は1万円以上かかります。「端末代+交換代」で新品と変わらなくなるケースも。
②非純正部品交換歴
画面やバッテリーを非正規店で交換している個体は動作不安定・防水性能ゼロ。Appleの修理サービスも受けられません。
③SIMロック状態
「SIMフリー」と明記されていないものはロック解除が必要。キャリアによっては解除不可のケースもあります。
④キャリアのネットワーク利用制限
「×」や「△」が付いている端末は残債未払い・盗難の可能性あり。使えなくなるリスクがあります。
⑤Apple Care+の残存期間
購入後60日以内なら加入可能。残り1年分の保証が付いている中古は実質的な付加価値です。
最も安全なのはApple公式整備済み品。
外装・バッテリーは新品同様、保証も付く。価格.comの最安値より少し高いですが、トラブル回避の保険料と考えてください。
よくある「後悔」パターンとその回避策
「Pro Maxを買ったけど、重くて毎日邪魔」
→ 最初に量販店で実機を5分以上持つ。
重量はスペックではなく「体感」です。毎日使うものだからこそ、妥協しないでください。
「128GBで足りると思ったのに、2年でパンパン」
→ 256GBは「贅沢」ではなく「標準」。
ケチるならカメラ性能よりストレージです。
「一つ前のモデルで十分と思ったら、AI機能が使えなかった」
→ 2026年は「OSアップデート対応年数」より「AI対応」。
サポート期間ではなく、新機能の享受可否で選びましょう。
「格安SIMにしたけど、キャリア版の残債がまだあった」
→ 端末購入時は「一括払い」か「残債処理」を明確に。
「実質0円」のカラクリを理解せずに契約するのが最大の失敗です。
結局、どれを選べばいいのか
ここまで読んでもまだ迷う人のために、2026年時点の「答え合わせ」をしておきます。
予算が最優先 → iPhone 16 無印
必要十分。Apple Intelligence対応。重くない。カメラもキレイ。
バッテリー最優先 → iPhone 16 Plus
Pro Maxより軽い。持ちはほぼ同じ。ただし画面ヌルヌルではない。
全部欲しい、でも重いのはイヤ → iPhone 16 Pro
ベストバランス。チタニウムの軽さは伊達じゃない。
重さなんて気にしない、全部最上位 → iPhone 16 Pro Max
動画撮る人、充ケー避けたい人専用。
とにかく安く、でも新しい機能も欲しい → 15 Pro
型落ちだけどAI対応。中古・整備済みを探す価値あり。
【最終確認】あなたの「正解」を導く3つの質問
もう迷わないように、最後に3つだけ自分に問いかけてください。
- 「このiPhone、2年後も最新OSの新機能をフルに使えますか?」
- 「重さとサイズ、毎日持ち歩くことを想像して大丈夫ですか?」
- 「ストレージ、4年後の自分は足りないと怒っていませんか?」
この3つに胸を張って「YES」と言えるなら、そのiphoneがあなたにとっての最高の1台です。
iPhoneの選び方に絶対の正解はありません。
でも、後悔しない選び方は存在します。
それは「今の自分」だけでなく、
「2年後の自分」に恥ずかしくない選択をすること。
価格.comの最安値を追うより、
キャンペーンの実質0円に飛びつくより、
「自分は何を求めてiPhoneを買うのか」
そこに正直になることこそが、最も確かなiPhoneの選び方だと私は思います。
新しい1台が、あなたの毎日をもっと楽しく、もっと便利にしてくれますように。
この記事を書いた人:元スマホ販売員 / 毎年機種変していたガジェット好きが、「本当に必要な視点」だけを削り出しました。
