最近は「紙のノート」よりも「タブレットで手書き」する人が増えています。特にiPadやAndroidタブレットは、Apple Pencilやスタイラスペンと組み合わせることで、まるで紙に書くような自然な感覚を得られるようになりました。
とはいえ、「ノートアプリが多すぎてどれを選べばいいか分からない…」という声も多いのが実情です。
この記事では、手書きノートに最適なタブレット対応の人気ノートアプリを10個紹介します。使いやすさ・機能・相性を踏まえて、それぞれの魅力を分かりやすく解説します。
- タブレットでノートを取るメリットとは?
- GoodNotes|紙のような書き心地が魅力
- Notability|録音と手書きを同時に
- Microsoft OneNote|無料で高機能、仕事にも最適
- Nebo|手書きを自動でテキスト変換
- Noteshelf|テンプレートが豊富で使いやすい
- Squid|Android派の定番手書きアプリ
- MetaMoJi Note|自由度の高い多機能ノート
- Apple Notes|最初に試すならこれで十分
- Evernote|総合ノートの定番
- Notion|情報整理・共有に強いノートツール
- 自分に合ったノートアプリを選ぶコツ
- 手書きノートに最適!タブレットで使える人気ノートアプリ10選のまとめ
タブレットでノートを取るメリットとは?
まずは、「なぜタブレットでノートを取るのか?」という点から。
手書きノートアプリを使う最大の利点は、紙の自由さとデジタルの便利さを両立できることです。
・何冊もノートを持ち歩く必要がない
・検索でメモをすぐに探せる
・PDFや画像に直接書き込める
・クラウドに自動保存できる
特に学生や社会人にとって、「紙よりも管理がラクで、すぐに見返せる」というのは大きな魅力。
さらに最近はAIによる手書き文字の認識や、音声録音との同期など、機能も進化しています。
GoodNotes|紙のような書き心地が魅力
iPadユーザーなら一度は耳にしたことがある人気アプリ。
GoodNotesは、まさに「デジタルノートの定番」と言える存在です。筆圧感知の精度が高く、Apple Pencilの動きに忠実。まるで本物の紙に書いているような自然な書き心地が特徴です。
・テンプレートや表紙デザインが豊富
・フォルダ整理がしやすい
・PDFや画像への注釈が簡単
・手書き文字を検索できる
シンプルな操作性ながら、機能は非常に多彩。勉強ノートにも仕事の打ち合わせメモにも使えます。iCloud同期に対応しているので、iPhoneやMacでも同じノートを確認できるのも便利です。
Notability|録音と手書きを同時に
「書きながら録音できる」という特徴で人気のNotability。
講義や会議など、あとで聞き返したいシーンにぴったりです。録音を再生すると、そのときに書いていたノート部分が自動でハイライトされ、発言内容とメモを簡単に照合できます。
・音声録音とノートの同期
・マルチノート表示機能
・PDFへの書き込みも可能
・Apple Pencilとの相性抜群
音声付きノートを取りたい学生やビジネスパーソンにおすすめです。
また、手書きとテキスト入力を切り替えながら使えるため、スピード重視のメモにも向いています。
Microsoft OneNote|無料で高機能、仕事にも最適
Microsoftが提供するMicrosoft OneNoteは、Windows・iPad・Androidすべてに対応。
無料で使える範囲が広く、WordやExcelとの連携もスムーズです。仕事のタスク管理から勉強メモまで幅広く使えます。
・クラウド同期(OneDrive)対応
・手書き・キーボード入力どちらもOK
・セクションやページ管理がしやすい
・画像・音声も一元管理できる
手書きの書き味はやや機械的ですが、整理機能の充実ぶりは圧倒的。
特に複数デバイスを行き来する人にはベストな選択肢です。
Nebo|手書きを自動でテキスト変換
「手書きノートを後で清書したい」人におすすめなのがNebo。
AIが手書き文字をリアルタイムで認識し、きれいなテキストに変換してくれます。図形も自動で整えてくれるため、数学や会議資料づくりにも最適です。
・手書き→テキスト変換が精度高い
・数式・図形も認識可能
・WordやPDFに出力できる
・複数言語対応
勉強ノートをそのままレポートに転用したい人には特に便利。
紙ノートでは難しかった「清書の手間」を一気に減らしてくれます。
Noteshelf|テンプレートが豊富で使いやすい
デザイン性と書きやすさのバランスが良いNoteshelf。
テンプレートの種類が豊富で、スケジュール帳風・ドット方眼・無地など、用途に合わせて選べます。
・直感的な操作で扱いやすい
・手書きメモ・PDF注釈どちらも対応
・オーディオノート機能あり
・iPad・Android両対応
特にビジュアル面を重視する人に人気で、勉強ノートをおしゃれにまとめたい人にもおすすめです。
Squid|Android派の定番手書きアプリ
Androidタブレットを使うなら、Squidは外せません。
紙に近い描き心地で、スタイラスでも指でも自然に書けるのが魅力。PDFの読み込みにも対応しており、資料への書き込みにも便利です。
・筆圧感知対応
・PDF注釈・図形描画
・ズーム書き込みがスムーズ
・クラウド保存機能あり
iPadユーザーにとってのGoodNotesのように、Androidユーザーにとっての定番アプリといえます。
MetaMoJi Note|自由度の高い多機能ノート
日本発の高機能ノートアプリとして人気のMetaMoJi Note。
録音・図形描画・写真挿入など、まさに「何でもできる」万能型です。手書きの書き心地も良く、カスタマイズ性が高い点が特徴。
・自由なキャンバス形式
・録音・画像挿入・図形ツール
・共有・共同編集に対応
・ビジネス資料の作成にも最適
手書きメモを中心に、プレゼン資料やブレインストーミングにも活用できます。
Apple Notes|最初に試すならこれで十分
iPadに最初から入っている標準アプリも、実はかなり優秀です。
Apple Notesは、手書きメモやPDFへの注釈、画像添付など一通りの機能を備えています。iCloudでの同期もスムーズで、他のAppleデバイスと連携しやすいのが強み。
・無料で使える
・手書き・テキストどちらも対応
・シンプルなUIで直感的
・iPhoneやMacとも連携可能
まずはこれを使ってみて、もっと機能が欲しくなったら他のアプリを検討する、という流れがおすすめです。
Evernote|総合ノートの定番
Evernoteは、手書きだけでなくテキスト・画像・音声などあらゆる情報をまとめられる定番ノートアプリ。
タグや検索機能が充実しており、情報管理ツールとしても優秀です。
・手書きメモ対応
・タグ付けと検索が便利
・クラウド同期対応
・デバイス間共有が簡単
ただし、手書きの滑らかさよりも「整理のしやすさ」に重点を置いたアプリなので、用途に応じて他アプリと使い分けると良いでしょう。
Notion|情報整理・共有に強いノートツール
Notionは、手書き機能は限定的ですが、テキストベースの情報整理に関しては非常に強力です。
ノート、タスク、データベースを一体化でき、仕事の管理やチーム共有にも活用されています。
・テキスト編集・リスト作成に最適
・プロジェクト管理もできる
・データベース連携が豊富
・チームでの共同編集が簡単
手書きノートとはやや方向性が異なりますが、デジタルノートの進化形として注目されています。
自分に合ったノートアプリを選ぶコツ
どのアプリが「正解」かは、使う目的によって異なります。
以下のポイントを意識して選ぶと、自分にぴったりのノートアプリを見つけやすくなります。
・書き心地を重視するなら:GoodNotes、Noteshelf、Squid
・録音機能を使いたいなら:Notability、MetaMoJi Note
・クラウド共有を重視するなら:Microsoft OneNote、Evernote
・手書きをテキスト化したいなら:Nebo
・シンプル操作を求めるなら:Apple Notes
実際に試してみると、アプリごとに筆圧や遅延の違い、UIの好みなどが分かります。無料版をいくつか試し、自分の書き方に合うものを選ぶのがおすすめです。
手書きノートに最適!タブレットで使える人気ノートアプリ10選のまとめ
タブレットとノートアプリを組み合わせれば、紙ノート以上に自由でスマートな記録体験が手に入ります。
デザイン性や機能性、書き心地の違いを理解して選べば、勉強も仕事も格段に効率化できるはずです。
デジタルで「自分だけのノート」を育てていく感覚は、一度味わうと戻れません。
あなたも今日から、タブレットで手書きノートを始めてみませんか?
