外出先でも快適に仕事がしたい、カフェで資料を作りたい、家では動画を観たい——そんな「全部1台でこなしたい」人に人気なのが、2in1タブレット。
ノートパソコンとタブレットのいいとこ取りをした存在で、最近は性能もかなり進化しています。この記事では、ノートPC代わりとしても十分に使えるおすすめモデルを9つ、特徴と選び方のポイントとあわせて紹介していきます。
2in1タブレットとは?ノートPCとの違いをサクッと整理
2in1タブレットは、名前の通り「2つの使い方ができるタブレット」。
キーボードを装着すればノートPCのように使え、外せばタブレットスタイルに変身します。
つまり、仕事・学習・趣味とマルチに対応できるのが最大の魅力。
一般的なノートPCとの違いは主に3つ。
- キーボードの着脱・回転が可能:デタッチャブル型やコンバーチブル型と呼ばれるタイプがあります。
- 軽量で携帯性が高い:タブレットとして単体でも使用できるので持ち運びがラク。
- 直感操作に対応:タッチパネルやスタイラスペン対応モデルが多く、メモやイラスト制作にも便利。
最近ではビジネスでも2in1を導入する企業が増えており、「持ち運びやすく、会議でも即メモできる」という理由で人気です。
2in1タブレットの選び方ポイント
数多くのモデルが登場している今、選び方の基準を押さえておくと失敗しにくくなります。
1. 画面サイズと携帯性のバランス
自宅やオフィスでしっかり作業したいなら 12〜14インチ前後。
出張やカフェ作業など携帯性を重視するなら 10〜11インチ台 が快適です。
小さすぎると長時間作業には不向きですが、大きすぎても持ち運びが億劫になります。
「持っていて苦にならない大きさ」を選びましょう。
2. OSで使い勝手が変わる
OSによって使えるソフトや操作感が大きく違います。
- Windows:OfficeやAdobeなどPCソフトが使える。仕事用途なら第一候補。
- Chrome OS:クラウド中心の作業に最適。価格も手頃で学生や軽作業向き。
- Android / iPadOS:アプリが豊富で直感的。エンタメ・趣味中心に使いやすい。
「仕事メインならWindows」「軽快さ重視ならChrome OS」というのが目安です。
3. 処理性能(CPU・メモリ・ストレージ)
ノートPC代わりに使うなら、Core i5クラス以上または同等性能のCPU、メモリ8GB以上が理想。
SSDストレージなら起動も速く、書類やアプリの動作が快適になります。
動画編集やイラスト制作など負荷が高い作業には、もう一段上のスペックを選びましょう。
4. キーボードとペンの使い心地
2in1を選ぶうえで外せないのが入力環境。
キーボードの打鍵感がしっかりしているか、スタイラスペンが精度よく反応するかは、使い勝手を大きく左右します。
特に、メモやスケッチを多用する人はペン対応モデルを選ぶと便利です。
5. バッテリーと重量
モバイル用途では 10時間前後の駆動時間 があると安心。
重量は1kg以下なら持ち歩きが苦になりません。
薄型ボディでも放熱設計や安定性をしっかり確保しているか確認しておきましょう。
おすすめ2in1タブレット9選(2025年版)
ここからは、実際に評判が高い人気モデルを紹介します。
それぞれの特徴を理解し、自分の使い方に合う1台を見つけてみてください。
1. Microsoft Surface Pro 9
定番中の定番。ノートPCとしてもタブレットとしても完成度が高い一台。
13インチ高解像度ディスプレイと軽量ボディで、仕事・学習・クリエイティブ全方位に対応。
専用タイプカバーとSurfaceペンを組み合わせれば、まさに万能機です。
Windows 11搭載で、Office作業から動画編集までストレスなくこなせます。
2. HP OmniBook X Flip 14-fm
14インチの大画面を回転させて使うコンバーチブルタイプ。
Intel Core Ultra搭載で処理性能も高く、クリエイティブ作業にも余裕があります。
スピーカーやディスプレイ品質も優秀で、映像コンテンツ視聴にも向いています。
デザイン性も洗練されており、ビジネスユースにもおすすめ。
3. Lenovo Yoga 7i Gen 9
ヒンジが360度回転し、タブレット・テント・スタンドなど複数モードに対応。
バッテリー持ちが良く、長時間のリモート作業でも安心。
金属ボディで剛性が高く、見た目にも高級感があります。
コスパと実用性を両立した人気シリーズです。
4. ASUS Chromebook CM30 Detachable
キーボードが着脱できる軽量Chromebook。
Chrome OSのシンプルな操作性と長時間バッテリーが魅力です。
Googleドキュメントやスプレッドシートなどクラウド作業が中心の人にぴったり。
学習用途やサブ端末としても使いやすいモデルです。
5. Lenovo IdeaPad Duet 5 Chromebook
13.3インチの有機ELディスプレイが特徴の2in1。
表示が鮮やかで動画視聴にも強く、クラウド作業にもサクサク対応します。
ペン入力にも対応しており、ちょっとしたメモやデザイン作業にも便利。
価格が抑えめで、学生や在宅ワーカーにも人気です。
6. Zwide N150 2in1 タブレット
Windows 11搭載で約55,000円という高コスパモデル。
8インチ級の小型サイズながら、WordやExcelも快適に使えます。
モバイル作業や出張用サブ機としても十分活躍。
軽量・低価格を重視する人におすすめです。
7. DELL Inspiron 14 2-in-1
高性能Ryzenシリーズを搭載したオールラウンダー。
アルミボディの質感がよく、ヒンジの動きもスムーズ。
ディスプレイはタッチ精度が高く、ペン操作も自然。
映像編集やクリエイティブ用途にも使える実力派です。
8. NEC LAVIE Tab T1255/EAS
日本メーカーならではの信頼性が光るモデル。
キーボードとスタイラスがセットになり、初めての2in1にも最適。
ビジネス・学習どちらにも使いやすい安定設計で、サポート体制も充実しています。
国産メーカーにこだわる人に人気。
9. Apple iPad Pro + Magic Keyboard
厳密にはタブレット寄りですが、Magic Keyboard装着で完全にPCスタイルに。
M4チップ搭載で処理性能はノートPC級。
動画編集や音楽制作など高負荷な作業にも対応。
iPadOSの直感操作と高精度ペンが融合し、クリエイターにも根強い人気があります。
用途別おすすめの選び方
- ビジネス用途:Microsoft Surface Pro 9、HP OmniBook X Flip 14-fm
- コスパ重視:Lenovo IdeaPad Duet 5 Chromebook、ASUS Chromebook CM30 Detachable
- 軽量・持ち運び重視:Zwide N150 2in1 タブレット、IdeaPad Duetシリーズ
- クリエイティブ向け:Apple iPad Pro、DELL Inspiron 14 2-in-1
- 初心者・学生向け:NEC LAVIE Tab T1255/EAS、Chromebook系モデル
使うシーンを明確にすると、最適なモデルが見つかります。
「どんな場所で・どんな作業を・どれくらいの時間行うか」を軸に選ぶと失敗しません。
まとめ:2in1タブレットで自由なワークスタイルを
2in1タブレットは、「タブレットの軽快さ」と「ノートPCの生産性」を一体化させた万能ツール。
ビジネス・学習・趣味のどれにも対応でき、1台あれば作業環境がぐっと自由になります。
性能の進化により、今では本格的なノートPC代わりとして十分に活躍できるレベル。
自分のスタイルに合った1台を選べば、仕事も生活ももっと軽やかに変わります。
あなたにとって理想の1台が、ここで見つかりますように。
