長距離ドライブの途中、地図アプリを確認したり、後部座席の子どもに動画を見せたり。そんなときに活躍するのが「車載用タブレットホルダー」です。最近は大画面で使いやすいタブレットを車内で活用する人が増え、ホルダーの需要も年々高まっています。でも、種類が多すぎて「どれを選べばいいかわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、タブレットホルダーのタイプ別特徴や選び方のポイント、そして人気のおすすめ8選を紹介します。ドライブをもっと快適に、そして安全にするための参考にしてください。
車載用タブレットホルダーの魅力とは?
車載ホルダーの最大のメリットは、タブレットを「安全かつ見やすい位置に固定できる」ことです。ハンドル操作中に手元でデバイスを持つのは危険ですし、助手席やダッシュボードに無造作に置くと、カーブやブレーキ時に滑り落ちることもあります。ホルダーを使えば視線移動が最小限になり、快適で安全なドライブをサポートしてくれます。
また、ナビゲーションだけでなく、音楽再生、後部座席での映画鑑賞、オンライン会議など、使い方の幅も広がります。今や車内エンタメの中心アイテムといっても過言ではありません。
タブレットホルダーを選ぶ前にチェックしたい3つの基本
まず確認したいのが以下の3点です。
- タブレットのサイズと重量に対応しているか
- 設置したい場所に合うタイプか
- 運転中でも安全を確保できる設計か
タブレットホルダーは製品によって対応サイズが異なります。7〜13インチ対応が一般的ですが、タブレットにケースを装着している場合は厚みも考慮する必要があります。耐荷重も重要で、端末の重さ+ケース分の重量に耐えられるモデルを選びましょう。
取り付け場所別のタイプと特徴
吸盤タイプ(ダッシュボード・フロントガラス)
吸盤でダッシュボードやガラス面に固定するタイプ。工具不要で簡単に設置でき、角度調整もしやすいのが魅力です。ゲル吸盤タイプなら粘着力が高く、振動にも強い傾向があります。ただし、夏場の高温で吸盤が緩むことがあるため、こまめなチェックが必要です。
クランプ(アーム)タイプ
しっかり固定したい人にはクランプ式が安心。アームでタブレットを挟み込み、ガッチリ固定します。走行中の揺れにも強く、大型タブレットでも安定感があります。アームが自在に動くものなら、視線位置を細かく調整できるのも便利です。
ドリンクホルダー固定タイプ
ドリンクホルダーに差し込むだけの手軽さが魅力。運転席周りの視界を妨げず、スマートに設置できます。位置調整は限られますが、短時間のナビ使用などに最適です。
ヘッドレスト取り付けタイプ(後部座席用)
後部座席でタブレットを使いたい人に人気なのが、ヘッドレストの支柱に取り付けるタイプです。子どもの動画鑑賞や長距離移動でのエンタメ利用にぴったり。360度回転可能なモデルも多く、使い勝手抜群です。
エアコン吹き出し口タイプ
コンパクトカーなどでスペースを有効活用したい人におすすめ。エアコンフィンに挟み込む構造で、取り付け位置を低めにしたい場合に適しています。ただし、車種によっては取り付けが難しい場合もあるので事前に確認しましょう。
安全性と使いやすさを両立するためのチェックポイント
視界を妨げない位置に設置する
運転中の視界を遮る位置に設置するのはNGです。目線の移動が少なく、前方確認を妨げない高さや角度を選ぶことが重要です。
振動・衝撃への強さ
道路の段差や高速走行中の振動でもタブレットが安定するよう、固定力の強いものを選びましょう。二重ロック構造や金属製アームを採用した製品は耐久性に優れています。
角度・回転調整機能
縦置き・横置きの切り替えが簡単にできるモデルなら、ナビや動画再生を用途に合わせて快適に使えます。細かい角度調整ができるかもチェックポイントです。
充電しながら使える構造
長時間の使用では充電が必須。ケーブルを差したまま使えるデザインか、ケーブルホールがあるかも確認しておきましょう。中にはワイヤレス充電対応モデルもあります。
素材と耐久性
ABS樹脂やアルミニウム合金など、頑丈な素材を使用しているものは長持ちします。安価な樹脂製ホルダーは経年劣化や夏の熱で変形することもあるため注意が必要です。
用途別のおすすめ選び方ガイド
ナビ用に使いたい場合
運転席から見やすい位置に設置できる吸盤タイプやアーム式がおすすめ。画面を斜め下に向けられるタイプなら、視界を妨げずに使えます。
家族で動画を楽しみたい場合
後部座席のヘッドレスト取り付けタイプが最適です。長距離ドライブでも子どもが飽きずに過ごせるでしょう。回転や角度調整がスムーズなモデルを選ぶとさらに便利です。
コンパクトに使いたい場合
ドリンクホルダー差し込みタイプやエアコン吹き出し口タイプが向いています。小型車やレンタカーでも使いやすく、取り外しも簡単です。
車載用タブレットホルダーおすすめ8選
ここからは、使いやすさ・安定性・コスパのバランスに優れたおすすめモデルを紹介します。
サンワダイレクト 車載 タブレットホルダー 後部座席用
7〜13インチ対応。ヘッドレストに取り付けるタイプで、中央にも固定可能。家族旅行や長距離ドライブにぴったりです。
サンワサプライ 車載タブレットホルダー ヘッドレスト固定型
360度回転でき、後席からの操作もしやすい設計。高い固定力で揺れにも強く、子ども向けエンタメ用途に最適。
エレコム P-CARTB02BK
シンプルで取り付けが簡単。角度調整機能付きで、後部座席からも見やすい角度にセット可能です。価格も手ごろで初めての購入におすすめ。
星光産業 EC-255
安価ながらホールド力が高く、軽量タブレットとの相性抜群。コスパを重視する人に人気です。
サンワサプライ CAR-HLD13BK
吸盤式でダッシュボードやガラス面に設置できるモデル。工具不要で着脱もスムーズ。ナビ利用におすすめです。
カシムラ AT-63
軽量・コンパクトな吸盤式タイプ。ゲル吸盤でしっかり固定でき、短距離運転でも安定します。
EXSHOW タブレットホルダー
強力なクランプと金属製アームを採用。耐震性に優れ、長時間の使用でも位置ズレが少ない設計です。
iOttie Easy Smart Tap 2
デザイン性と機能性を両立。片手で着脱できるワンタッチ機構で、頻繁に取り外す人にぴったりです。
車載タブレットホルダーを長く使うためのコツ
・使用後はタブレットを取り外して持ち出す
・吸盤部分を定期的に水洗いして粘着力を維持
・高温環境下に放置しない
・アームやジョイント部の緩みを定期的にチェック
小さなメンテナンスを続けることで、ホルダーの寿命がぐっと伸びます。
車載用タブレットホルダーの選び方まとめ
車載用タブレットホルダーは、ドライブをより快適に、安全に楽しむための便利アイテムです。選ぶ際は「設置場所」「固定力」「対応サイズ」「使いやすさ」の4点を重視しましょう。
吸盤・クランプ・ヘッドレスト・ドリンクホルダーなど、タイプごとに特徴が異なるため、自分の車と使用目的に合ったモデルを選ぶのがポイントです。
お気に入りのホルダーを見つけて、快適なドライブライフを楽しんでください。
あなたの車にもきっとぴったりの「車載用タブレットホルダー」が見つかるはずです。
