ドライブ中にタブレットをナビとして使いたい、後部座席で動画を見せたい。そんなときに役立つのが「車で使えるタブレットホルダー」です。今回は、取り付け方法の違いや選び方のポイントを紹介しつつ、快適に使えるおすすめモデルを10種類ピックアップします。
使い勝手や安全性、取り付け場所ごとの特徴を知れば、自分の車にぴったりのホルダーが見つかるはずです。
車載タブレットホルダーとは?どんなシーンで便利?
車載タブレットホルダーは、車の中でタブレットを固定して使うためのアクセサリー。
スマホより大きい画面で地図や動画を見られるため、カーナビ代わりやエンタメ用途として人気が高まっています。
例えばこんな使い方があります。
- カーナビアプリで目的地までのルート案内を確認
- YouTubeやNetflixを後部座席で楽しむ
- 休憩中や車中泊で映画を視聴する
- 車内で仕事やミーティングを行う
ただし、固定が不安定だったり視界を妨げたりすると安全に関わります。
しっかり固定できる専用ホルダーを使うことが、快適な車内タブレット利用の第一歩です。
車載タブレットホルダーを選ぶポイント
1. 対応サイズ・機種をチェック
タブレットは7インチから13インチ近くまでサイズに幅があります。
ホルダーによって対応サイズが違うため、まずは自分の端末が入るか確認を。
iPadやFire HD、Androidタブレットなど、機種ごとの厚みや縦横サイズにも注意が必要です。
2. 取り付けタイプを決める
車載ホルダーには、設置場所によって大きく4つのタイプがあります。
・吸盤式(ダッシュボード・フロントガラス)
フロント周りに取り付けるタイプ。運転中のナビ利用に最適で、位置調整もしやすい。
ただし、吸着面の材質によっては落ちやすいこともあるので、ゲル吸盤などの強力タイプを選ぶと安心です。
・ヘッドレスト取り付け式(後部座席用)
前席のヘッドレストポールに固定するタイプ。
子どもが後部座席で動画を見たり、長距離ドライブで退屈しないようにしたりするのに最適。
角度調整ができるモデルなら、複数人でも見やすくなります。
・エアコン吹き出し口クリップ式
センター周りに設置できるタイプ。視界を遮らず、運転中も自然な目線で確認できるのが魅力です。
ただし吹き出し口の形状によっては装着できない車種もあるため、事前確認が必要。
・カップホルダー固定式
車内のドリンクホルダーに差し込むタイプ。
高さ調整できるものもあり、安定性が高い。視認性はやや低めですが、車種を選ばないのが強みです。
3. 安定性と耐久性
走行中の振動でホルダーが揺れたり、タブレットが落下したりするのは避けたいもの。
素材の強度や、固定部分の構造(バネ・ネジ・吸盤など)をしっかり確認しましょう。
重めのiPad Proなどを使う場合は、金属パーツを使った頑丈なモデルがおすすめです。
4. 角度調整と回転機能
角度調整ができるホルダーなら、運転席から見やすい位置に微調整できます。
縦・横の回転が可能なタイプなら、ナビ画面も動画も快適。
特に360度回転式アーム付きモデルは人気です。
5. 充電やケーブル取り回し
充電ケーブルを挿したままでも干渉しない設計だと便利です。
ホルダーによっては、底面にケーブル用の切り欠きがあるものも。
動画視聴中にバッテリーが切れる心配も減ります。
シーン別おすすめの選び方
ナビとして使いたい人に
運転中に地図を見やすくするなら「吸盤式」または「吹き出し口クリップ式」。
ダッシュボードに固定すれば、目線を大きく下げずにナビを確認できます。
できるだけ視界を遮らない位置に設置するのがポイント。
子どもに動画を見せたい人に
長距離ドライブでの子どもの退屈対策には「ヘッドレスト固定式」。
シートの後ろにしっかり固定できるタイプを選びましょう。
角度や位置を細かく調整できるモデルなら、複数人でも見やすくなります。
車中泊・休憩中に使いたい人に
駐車中に映画を観たり、車内で作業したい人には「カップホルダータイプ」や「アーム付きタイプ」がおすすめ。
タブレットを自由に動かせるため、寝転びながらの視聴も快適です。
車載タブレットホルダーおすすめ10選
ここからは、使い勝手や評価の高いモデルを10種類ピックアップします。
それぞれ特徴が異なるので、自分の用途に合ったものを選んでみてください。
- iKross 吸盤式タブレットホルダー
強力なゲル吸盤でしっかり固定。7〜12インチまで対応し、角度調整も自由。
運転席ナビ利用にぴったり。 - TaoTronics ヘッドレストマウント
後部座席専用。アルミ製アームで安定感抜群。子どもの動画視聴に最適。 - Lamicall 車載ホルダー 吹き出し口タイプ
シンプル設計で装着も簡単。小型タブレットやスマホ兼用でコスパが良い。 - Arkon タブレット用ロングアームホルダー
長めのアームで位置調整が自在。業務用車両やタクシーなどにもおすすめ。 - Mpow カップホルダータイプ
カップホルダーに差し込むだけで固定完了。安定感があり、車種を選ばない。 - Spigen Kuel QS11 Pro 車載マウント
スマートなデザインで内装になじむ。ホールド力が高く、振動に強い。 - UGREEN タブレットホルダー 後部座席用
工具不要で簡単取り付け。伸縮アームで複数人でも見やすい。 - Belkin タブレットホルダー 吸盤タイプ
信頼のブランド。強力吸盤と360度回転で、ビジネス利用にも対応。 - EXSHOW ロングアーム式ホルダー
金属製のアームがしなやかに動き、位置調整がスムーズ。視界確保にも配慮。 - Andobil タブレットホルダー 全面強化型
高耐久設計で落下防止に優れ、iPad Proクラスの重量にも対応。
使用時の注意点と安全対策
- 走行中の操作は厳禁。 タブレットの設定やアプリ操作は必ず停車時に行いましょう。
- 視界を遮らない位置に設置。 ダッシュボード上でも、運転の妨げにならない場所に固定すること。
- 吸盤や固定部を定期的にチェック。 経年劣化で吸着力が落ちることがあります。
- 充電ケーブルは邪魔にならないよう整理。 ケーブルがハンドル操作に干渉しないよう注意。
安全に配慮すれば、車載タブレットホルダーはドライブをより快適にしてくれるアイテムです。
まとめ:車で使えるタブレットホルダーで快適なドライブを
タブレットホルダーは、運転中のナビ利用から後部座席のエンタメまで、幅広い用途に対応します。
選ぶときは「設置場所・サイズ対応・固定力・角度調整」をチェックするのがポイント。
吸盤式・ヘッドレスト式・吹き出し口式・カップホルダー式など、ライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。
車で使えるタブレットホルダーを活用すれば、ナビも動画もより快適に。
ドライブの時間が、ちょっとした映画館やオフィスのように変わるかもしれません。
