「ノートPC代わりに使えるタブレットがほしい」――そんな声、最近よく聞きます。スマホよりも大きく、ノートPCよりも軽い。そんな“ちょうどいい”サイズ感の中でも、特に注目されているのが15インチクラスの大画面タブレットです。今回は、作業も動画も快適に楽しめる「15インチタブレットのおすすめ5選」を紹介しながら、選び方のポイントや活用シーンをじっくり掘り下げていきます。
15インチタブレットが注目される理由
タブレットというと、一般的には10〜13インチ前後をイメージする方が多いでしょう。ですが、近年はノートPCの代わりとして使える大画面モデルが人気を集めています。
15インチタブレットの魅力は、なんといっても圧倒的な表示領域。Web閲覧や資料作成、映画鑑賞はもちろん、リモート会議やデジタルノートとしても快適です。特にビジネスシーンでは、ExcelやPDFなど複数のウィンドウを並べて作業できるため、生産性が段違い。
さらに、持ち運びの自由度もノートPCより高く、キーボードを脱着してタッチ操作中心の使い方にも切り替えられます。
ノートPC代わりに使える条件とは?
「ノートPC代わり」として満足できるかどうかは、タブレットのスペックやOS選びで決まります。注目すべきは次の5つ。
- OSの種類(WindowsかAndroidか)
- CPUとメモリ容量
- ストレージ容量と拡張性
- バッテリーの持ち
- 外部キーボード・ペン対応
Windows搭載モデルならWordやExcel、PhotoshopなどのPC向けソフトがそのまま動作します。一方で、Androidタブレットはアプリの動作が軽く、動画視聴やSNS運用、簡単な文書作成などに最適です。
また、メモリは8GB以上、ストレージは128GB以上あると快適。長時間作業するなら、1万mAh以上のバッテリー容量を目安にすると安心です。
おすすめ15インチタブレット5選
ここからは、実際に評価の高い15インチクラスのタブレットを紹介します。用途に合わせて比較しながら、自分にぴったりの1台を探してみましょう。
① MESWAO タブレット 15.6インチ
16GBメモリと256GBストレージを搭載したパワフルなAndroidタブレット。8コアCPUに加え、2TBまでの拡張ストレージに対応。動画視聴からOffice系作業まで幅広くこなせます。
さらに、12000mAhの大容量バッテリーを備え、外出先でも安心。Bluetoothキーボードを接続すれば、まさに“持ち運べるノートPC”という印象です。
② アイリスオーヤマ タブレット TM153M6V1-B
日本メーカーの信頼感が光るモデル。Android OSを採用し、明るく見やすいフルHDディスプレイを搭載しています。動作は軽快で、ネットや動画、資料閲覧など日常使いにちょうどいいバランス。
デザインもシンプルで、家庭用・ビジネス用どちらにも馴染みます。国内サポートが充実しているのも安心ポイントです。
③ HigolePC 15.6インチ Windowsタブレット
こちらはWindows 11を搭載した“PC寄り”の1台。CPUにIntel N5095を採用し、Officeソフトも問題なく動作します。専用キーボードを装着すれば完全にノートPCスタイル。
USBポートやHDMIなどインターフェースも豊富で、外部ディスプレイやマウス接続も簡単。業務用途でも活躍します。
④ Teclast T65 Max
中国ブランドTeclastの上位モデル。16インチの大型IPSディスプレイは迫力満点で、映画やゲームが抜群に映えます。CPUは8コア、メモリ8GB、ストレージ256GBと十分。ステレオスピーカーの音質も良好で、エンタメ中心の使い方に最適です。
⑤ CHUWI HiPad Max 15.6インチモデル
コスパの良さで知られるCHUWIの大画面タブレット。Android 13を搭載し、10,000mAhバッテリーで長時間駆動。Google Play対応なので、主要アプリがすぐ使えます。リモートワークや学習ツールとしても人気のモデルです。
どんな人に向いている?15インチタブレットの活用シーン
15インチタブレットは、単なる「大きいタブレット」ではありません。以下のような使い方をする人に特におすすめです。
- リモートワーク・在宅勤務中心の人
資料作成やWeb会議も快適。画面分割でメモやチャットも並行できます。 - 動画・映画をゆったり観たい人
ベッドやソファで“ポータブルシアター”として使えます。 - デジタルノート・クリエイティブ用途
スタイラス対応モデルなら、スケッチや手書きメモも快適。PDFへの書き込みにも便利です。 - 出張やカフェで作業したい人
ノートPCより軽く、電源なしでも数時間使える。資料閲覧やメール返信にぴったり。
注意したいポイント
良いこと尽くしのように見える大画面タブレットですが、いくつか注意点もあります。
まず、重量。15インチ級は1kg前後になることもあり、手で長時間持つにはやや重いです。スタンドやケースと組み合わせて使うのが現実的です。
また、バッテリー持ちも小型機ほどではありません。画面が大きい分、消費電力も高め。連続利用時間を確認しておくと安心です。
さらに、Androidタブレットでは一部PC向けソフトが使えない点にも注意。もし業務アプリを頻繁に使うなら、Windowsモデルを選ぶ方が無難です。
ノートPCと15インチタブレット、どちらを選ぶべき?
使い方次第で答えは変わります。
- 作業中心(Word・Excel・Zoom・ブラウザ)
→ Windowsタブレットまたは2in1ノートPCが有利 - エンタメ・軽作業中心(動画・Web・SNS)
→ Androidタブレットが快適でコスパも良好
つまり、「何をメインにしたいか」で決めるのが正解です。タブレットを“PCの代わり”として求める場合は、周辺機器との組み合わせもセットで考えましょう。
まとめ:15インチタブレットのおすすめ5選!ノートPC代わりに使える大画面モデル
15インチクラスのタブレットは、まさに「ノートPCとタブレットのいいとこ取り」。
広々とした画面で作業効率が上がり、動画視聴も迫力満点。それでいて軽く、どこでも使える柔軟さがあります。
今回紹介した5機種はいずれも、用途に合わせて選びやすいバランスの取れたモデルばかり。
・パフォーマンス重視ならWindows搭載モデル
・気軽さと価格重視ならAndroidタブレット
という分け方で検討すると、自分に合った1台に出会えるはずです。
仕事にも遊びにも、15インチタブレットは新しい“マルチデバイス時代”の主役になりつつあります。
あなたの使い方にフィットするモデルを見つけて、ノートPC代わりの快適なデジタルライフを始めてみてください。
