ガーミンのスマートウォッチを新しい機種に変えたとき、「今までのデータはどうなるの?」「設定は引き継げる?」と不安になる人は多いはず。この記事では、ガーミンの機種変更をスムーズに行うための手順や注意点、データ移行のコツをわかりやすく解説します。難しい操作はほとんどなく、正しい順序さえ知っていれば誰でも簡単に移行できます。
ガーミンのデータはクラウドに保存されている
まず知っておきたいのは、ガーミンのデータは基本的にクラウド上に保存されているという点。
ガーミンデバイスを使うときには「Garmin Connect(ガーミンコネクト)」というアプリを利用しますが、実はこのアプリがクラウドと連携しており、ランニング記録や歩数、睡眠データ、心拍数などを自動でオンラインにバックアップしてくれています。
つまり、同じアカウントでログインすれば、新しい機種に変えてもこれまでのデータはそのまま引き継げるという仕組み。スマホを変えた場合でも同様で、Garmin Connectに再ログインすればデータを再び閲覧できます。
ただし、時計の表示デザイン(ウォッチフェイス)や通知設定など、一部の情報は本体に保存されているため、機種変更後に再設定が必要な場合があります。
機種変更の前にやっておくべきこと
ガーミンを買い替える前に、次の3つを必ずチェックしておきましょう。
1. 最新のデータを同期しておく
古いデバイスに残っている運動記録や健康データをGarmin Connectに送信します。
アプリを開いて手動で「同期」を実行するのが確実。未同期のデータが残っていると、新しい機種に変えたあとに過去データが欠けてしまうことがあります。
2. SuicaやGarmin Payを使っている場合は残高を整理
ガーミンウォッチで電子マネーを使っている場合は注意が必要です。機種変更後は再発行が必要になるため、残高を使い切るか、払い戻しをしておくのがおすすめ。特にSuicaはデバイスごとに管理されており、旧端末で残高が残っていると新機種で登録できないケースがあります。
3. カスタム設定のスクリーンショットを撮っておく
ウォッチフェイスや通知設定、トレーニング画面のカスタマイズなどは、自動で移行されないことがあります。
あとで再設定しやすいように、現在の設定画面をスクリーンショットで残しておくと便利です。
新しいガーミンの機種を設定する手順
買い替えたガーミンを使い始めるには、以下の手順でセットアップします。
1. 新デバイスを起動し、スマホのGarmin Connectを開く
Garmin Connectアプリを起動し、「デバイスを追加」をタップ。
Bluetoothをオンにしておくと、自動で新しい機種が検出されます。画面の指示に従ってペアリングを進めましょう。
2. Garminアカウントでログイン
以前と同じアカウントでログインすれば、過去のアクティビティや健康データが自動的に引き継がれます。
異なるアカウントでログインしてしまうと、過去データが見えなくなるので注意。
3. 設定を確認し、通知やウォッチフェイスを再設定
ペアリングが完了したら、スマホ通知、ウォッチフェイス、Garmin Pay、Suicaなどを再設定します。
この作業は少し面倒ですが、新しいデバイスを自分好みにカスタマイズできる楽しみでもあります。
古いデバイスの扱い方
機種変更後に古いガーミンを使わない場合は、次の処理をしておくと安心です。
- Bluetoothペアリングを解除する
- Garmin Connectから旧デバイスを削除する
- 初期化してから譲渡・売却する
ただし、旧機種を予備やサブデバイスとして残すことも可能です。
Garmin Connectでは複数のデバイスを同じアカウントで管理できるため、用途に応じて使い分けるのもおすすめです。たとえば「ランニング用」と「普段使い用」で使い分ける人もいます。
スマホを機種変更する場合の注意点
スマートウォッチ本体はそのままで、スマホだけを新しくする場合も手順は少し異なります。
- 旧スマホでGarmin Connectの同期を済ませておく
- 新スマホにGarmin Connectをインストール
- 同じアカウントでログインし、デバイスを再ペアリング
- 通知・権限の設定を見直す
特にiPhoneからiPhone、AndroidからAndroidへの機種変更でも、Bluetooth設定を引き継げないことがあります。
旧スマホでBluetooth登録を削除してから新しいスマホでペアリングし直すのが確実です。
よくあるトラブルと解決方法
ペアリングがうまくいかない
旧スマホで接続が残っていると、新しいスマホで認識されないことがあります。
その場合は旧スマホのBluetooth設定から「ガーミンデバイス」を削除し、新しいスマホで再度ペアリングしてみましょう。
データが消えたように見える
Garmin Connectで別のアカウントにログインしている可能性があります。
ブラウザ版Garmin Connectにアクセスし、同じアカウントでログインできているか確認してください。
また、未同期データがある場合は旧デバイスを再接続して同期し直せば復旧することもあります。
ウォッチフェイスが反映されない
Connect IQでダウンロードしたウォッチフェイスやアプリは、新しいデバイスで再インストールが必要です。
おしゃれなフェイスやトレーニングアプリを多く使っていた人ほど、忘れずに設定し直しましょう。
スムーズな移行のためのコツ
ガーミンの機種変更を成功させるには、「クラウド」「同期」「再設定」の3つを意識することが大切です。
- クラウドにデータが残るので、焦らず落ち着いて操作する
- 手動で同期してからペアリングを始める
- 新機種ではウォッチフェイスやSuicaを再登録する
また、Garmin ConnectのデータはWebブラウザからも確認できるため、移行中にうまく同期されているか不安な場合はPCでチェックしてみると安心です。
機種変更後にやっておくと便利な設定
新しいガーミンを手に入れたら、以下の設定をしておくとより快適に使えます。
- 通知の許可設定を見直す(アプリごとにオン・オフを調整)
- 心拍やストレス計測の自動モードを確認
- Garmin PayやSuicaの再登録
- アクティビティ目標(歩数・睡眠時間など)の再設定
- Connect IQからお気に入りのウォッチフェイスを追加
最初に少し手間をかけることで、日常の記録精度や使い心地が格段にアップします。
ガーミンの機種変更手順とデータ移行まとめ
ガーミンの機種変更は、ポイントを押さえればとても簡単です。
大切なのは次の3ステップ。
- 旧デバイスのデータを同期
- 新デバイスをペアリングして同じアカウントでログイン
- 各種設定やSuicaを再登録
Garminはクラウド管理が基本なので、データ消失の心配はほとんどありません。
むしろ注意すべきは「設定や決済機能の再登録」と「未同期データの残し忘れ」です。
新しいガーミンを手にしたら、データ移行のコツを活かして快適なランニングライフを再スタートさせましょう。
