サイクルコンピューターを使うなら、しっかりとしたマウント選びは欠かせません。特に「ガーミン(Garmin)」を使う人にとって、レックマウント(REC-MOUNTS)は信頼できる定番ブランド。この記事では、ガーミン対応レックマウントの選び方から取り付け方、そしておすすめモデルまでをわかりやすく紹介します。これを読めば、自分のバイクにぴったりなマウントが見つかるはずです。
レックマウントってどんなブランド?
レックマウントは、日本で企画・設計・製造まで手掛けるマウント専門メーカー。
サイクルコンピューターやライト、カメラ、スマートフォンなど、複数のデバイスをスッキリ取り付けられるのが特徴です。
他ブランドの汎用マウントと違い、強度や精度、安定性にこだわって設計されているため、長距離ライドやブルベなどのシーンでも信頼できます。しかも「後から機器を変えても使い続けられる」拡張性の高さも人気の理由です。
アルミ削り出しによる高い剛性と、日本ブランドらしい仕上がりの美しさ。これが、レックマウントが多くのライダーに選ばれる理由です。
なぜマウント選びが重要なのか?
マウントなんてどれも同じじゃないの?と思うかもしれません。でも、実際にはライドの快適さや安全性を大きく左右する重要パーツです。
- 安定性が違う
振動の多い道や長距離走行でもズレにくく、ガーミンが落下するリスクを減らせます。 - 見やすい位置に固定できる
ハンドルの中央・前方など、視線移動を最小限にできる位置に設置可能。走行中の安全性にも直結します。 - 多機能化に対応できる
下側にライトやGoProを装着できる「コンボタイプ」なら、ハンドル周りをすっきり整理できます。
ロードバイクやグラベル、通勤用クロスバイクなど、走り方に合わせてマウントを選ぶことが大切です。
ガーミン対応マウントを選ぶときのチェックポイント
1. ハンドル径と形状を確認する
レックマウントの多くは31.8mm径対応ですが、25.4mmや35mmのハンドルも存在します。
特にエアロハンドルやステム一体型ハンドルを使っている人は、専用の固定方式を選ぶ必要があります。
2. 使用シーンをイメージする
- 街乗り・通勤中心 → 軽量でコンパクトなベーシックタイプ
- ロングライド・ツーリング → コンボマウントでライトやカメラを一括固定
- レース・ブルベ用途 → 高剛性アルミ製マウントで安定性重視
自分の走り方に合ったタイプを選ぶと、ストレスなく使えます。
3. 拡張性をチェック
将来的にライトやアクションカメラを追加したい人は、下部アダプター付きタイプを選ぶのが◎。
レックマウントは「アダプター交換式」なので、ガーミンから他ブランドのサイコンに変えても対応できます。
4. 素材と重量のバランス
樹脂製は軽量で扱いやすい一方、強度では金属製に劣ります。
アルミ製は重量が少し増しますが、長距離や悪路での安定感は段違いです。
レックマウントの取り付け方とコツ
基本的な取り付け方はとてもシンプルです。
以下の流れを押さえておけば、初めてでも安心して装着できます。
- ハンドル径に合わせてスペーサーを選ぶ
ハンドルの太さに合うゴムパッドやシムを用意。滑り止めとしても重要です。 - マウントを所定位置に固定する
視線の先に自然に入る位置がベスト。ハンドル中央から少し前方が見やすくおすすめ。 - ボルトでしっかり締める
締め付け過ぎるとハンドルを傷つける可能性があるため、トルクレンチで規定トルクを守るのが理想です。 - ガーミンを取り付ける
カチッと音がするまでしっかり回し込む。最後に軽く揺らして固定を確認します。 - 定期点検を忘れずに
振動や気温差でボルトが緩むこともあるため、月に一度は増し締めを。
しっかり取り付ければ、走行中にガタつくこともなく、操作や視認性も快適になります。
ガーミン対応レックマウントのおすすめモデル
REC-MOUNTS ガーミン コンボ マウント ロング片持ちタイプ 31.8mm用
ハンドルを広く使いたい人や、ライトを遠めに設置したい人におすすめ。
片持ち構造で見た目がスッキリし、空気抵抗も抑えられます。
剛性が高く、振動にも強いためロングライド向きです。
REC-MOUNTS Type19 コンボマウント
レックマウントの定番モデル。
上部にガーミン、下部にライトやGoProを取り付けられる万能タイプです。
バランスが良く、初めて導入する人にも最適。価格帯も手頃で人気があります。
REC-MOUNTS Type19 キャットアイ コンボマウント
ガーミンだけでなく、キャットアイライトを同時に使う人にぴったり。
下部アダプターでライトを吊り下げる構造になっており、ハンドル周りをスマートにまとめられます。
REC-MOUNTS サイクルコンピューターアダプター r+gm
既存のマウントをガーミン対応に変えたい場合に便利。
他ブランドのマウントを活かして使えるコスパの良いパーツです。
他ブランドとの違いとレックマウントの強み
レックマウントの強みは「拡張性」と「耐久性」。
安価な樹脂マウントは軽いけれど、衝撃や経年劣化で破損することがあります。
一方レックマウントは、アルミ製の高剛性ボディで安定性が抜群。長期間使ってもズレにくく、買い替え頻度も少なく済みます。
また、他社製マウントでは対応していないエアロハンドルや特殊ステムにも装着できるモデルが豊富。
「既製品では合わなかった」人ほど、レックマウントを選ぶメリットがあります。
さらに、交換アダプター方式を採用しているため、ガーミン以外のサイコンやスマホマウントにも対応可能。
一度導入すれば、機器を変えてもベースはそのまま使える“長く付き合えるマウント”です。
賢く選ぶためのまとめ
- ハンドル径と形状を必ず確認
- 走行スタイルに合ったタイプを選ぶ
- 将来的な拡張性も考慮
- 素材と重量のバランスをチェック
- 定期点検で安全性を維持
ガーミン対応レックマウントは、見た目も機能も両立できる頼れるパーツです。
毎日の通勤からロングライドまで、どんなシーンでも快適にサイクルライフを支えてくれます。
ガーミン対応レックマウントで快適なライドを
マウントはただの“取り付けパーツ”ではありません。
ライド中の安全性や操作性を支える、大切な存在です。
ガーミン対応レックマウントは、その精度・強度・拡張性のすべてで高い評価を得ています。
自分のスタイルに合ったモデルを選べば、視認性も快適さも一段とアップ。
あなたのバイクライフをもっと楽しく、スマートにしてくれるはずです。
