iPhoneの新型って、毎年すごい進化してますよね。
でも、「高くて手が出せない…」「そもそも最新モデルほどスペックいらないんだけどな」と思っている人も少なくないはず。
そこで今、ひそかに再評価されているのがiPhone XSです。
2018年に発売されたこのモデル。もう7年前の機種なんですが、「中古で3万円台」「デザインが美しい」「必要十分なカメラ性能」と、コスパ重視派の間でじわじわ人気が再燃しています。
でも正直、不安もありますよね。
「今さらXSって、さすがに古くない?」
「あと何年使えるの?」
「中古って、何に気をつければいいの?」
この記事では、2026年現在のiPhone XSのリアルな評価から、中古購入時の絶対チェックポイントまで、まるごと解説します。
あなたが「買い」か「待った」か、きっと結論が出せる内容です。
iPhone XSってどんなモデル?おさらいスペック
まずは基本情報から。
iPhone XSは、2018年9月に発売された、当時のフラッグシップモデルです。
主なスペック
- ディスプレイ:5.8インチ有機EL(Super Retina HD)
- チップ:A12 Bionic
- カメラ:広角12MP + 望遠12MP(光学2倍ズーム)
- フロントカメラ:7MP TrueDepth(Face ID)
- 防水防塵:IP68(2m、30分)
- 重量:177g
- カラー:ゴールド、シルバー、スペースグレイ
この頃のiPhoneって、「高級感」がすごく強かったんですよね。
特にステンレススチールのフレーム。今のアルミフレームモデルとはひと味違う、重厚で上品な手触りがあります。
そして、XSは「3D Touch」を搭載した最後のiPhoneでもあります。画面をグッと押し込むとメニューが出るアレ。慣れるとけっこう便利で、今でも恋しくなる人が多い機能です。
2026年現在、iPhone XSは「まだ使える」の?
結論から言うと、かなり使えます。
もちろん、iPhone 15 Proと並べてヌルヌル感を比較すれば差は出ます。でも「普段使いでストレスを感じるか?」と言われたら、多くの人は「ぜんぜん問題ない」と答えるでしょう。
iOSのサポートはいつまで?
2026年2月現在、iPhone XSはiOS 18に正式対応しています。
Appleは通常、発売から5〜6年はOSアップデートを提供。XSは2018年発売なので、すでに7年目。さすがにiOS 19は非対応になる可能性が高いです。
でも、ここで大事なのは「OSが最新でなくなる=即ゴミになる」わけではない、ということ。
- LINE、YouTube、Twitter(X)は動く
- 銀行アプリも当分は大丈夫
- セキュリティアップデートだけは、もう1〜2年来るかも
実際、iPhone 6s(2015年発売)をまだサブ機で使ってる人もいますからね。XSならあと2年は余裕で戦えます。
気になるバッテリーの実態
中古XSを買うとき、いちばん重要なのがここです。
発売から7年。さすがにバッテリーはへたっています。
- 新品時:最大容量100%
- 3年後:85%前後
- 5年後:75〜80%
- 7年後:70%前後が普通
70%切ってくると、半日でバッテリーがなくなったり、寒い屋外で突然シャットダウンしたりします。
でも、これは「交換すれば直る」問題。
Apple公式のバッテリー交換は12,800円(税込)。これをやれば、駆動時間はほぼ新品に戻ります。
「本体3万円 + バッテリー交換1.3万円 = 4.3万円で、あと2年使える」と考えるか。それとも「最新モデルに15万円出す」と考えるか。
コスパ重視のあなたなら、答えはもう出てるはずです。
中古iPhone XSを買う人・やめたほうがいい人
こんな人には「おすすめ」
✅ 3〜4万円台で、できるだけいいiPhoneが欲しい
デザイン、カメラ、画面のキレイさ。XSは中古とは思えない満足感があります。
✅ 片手で操作できるコンパクトなiPhoneがいい
5.8インチ、177g。最近のPro Max(240g超)と比べると、軽くて小さくて快適。女性の手にもしっくりきます。
✅ 望遠カメラ(2倍ズーム)が欲しい
実はこれ、大事なポイント。同じ価格帯のiPhone SE(第3世代)やXRには望遠がありません。
旅行先で遠くのものを撮る、料理をアップで撮る。2倍ズーム、地味に便利ですよ。
✅ デザインにこだわりたい
ステンレスフレームの光沢感、背面ガラスの上質感。XSは「持っていて気持ちいい」数少ないiPhoneです。
こんな人は「やめておいたほうが無難」
❌ 最新の重いゲームをガッツリ遊びたい
原神とか、コールオブデューティの高画質設定は厳しいです。A12チップ、7年前のものですからね。
❌ ナイトモードで夜景をキレイに撮りたい
XSにナイトモードはありません。iPhone 11以降の機種限定機能です。
❌ 5年以上同じ機種を使い続けたい
さすがにそれは無理。XSは「あと2年ほど使える現役」と思ってください。
❌ 5G回線を利用したい
XSは4G LTEまで。5Gには非対応です。
中古で買うとき、絶対チェックすべき4つのポイント
ここ、めちゃくちゃ大事です。
フリマアプリやリユースショップで「安い!」と飛びついて、後悔する人が後を絶ちません。
① バッテリー最大容量は「90%以上」を探せ
中古品は80%台が普通です。
でも理想は90%以上。これを満たす個体は中古市場では「プレミア品」扱いで、値段も高めです。
ただし、考え方次第。
- 35,000円・バッテリー92% → そのまま使える
- 28,000円・バッテリー78% → 後で交換費13,000円 = 計41,000円
「安く買ったけど結局高くついた」を避けるため、最初からバッテリー状態の良いものを選びましょう。
② ディスプレイは「純正品」か必ず確認
非純正ディスプレイに交換された個体は絶対に避けてください。
見分け方、3つの方法
- True Toneがオンにできない → 非純正の可能性大
- 画面の色味が青白い、または異常に黄ばんでいる
- 設定 → 一般 → 情報 に「ディスプレイ」という項目が出る → 純正交換以外の履歴あり
非純正ディスプレイは、タッチ感度が悪かったり、バッテリーの減りが早かったり、トラブルが多いんです。
③ SIMロック状態は「必ず解除済み」を
設定 → 一般 → 情報 → キャリアロック
ここが「SIMロックなし」になっていないと、あなたが今使ってるキャリア以外では使えません。
特にUQ mobile版・ワイモバイル版は、解除に追加手数料がかかったり、そもそも解除できなかったりするケースもあります。
「格安SIMで使いたい」なら、SIMフリー版またはキャリア解除済み一択です。
④ アクティベーションロックは「買う直前」に確認
これはフリマアプリでよくあるトラブル。
出品者が初期化し忘れ、自分のApple IDがロックされたまま。あるいは、悪質な場合はロック付きを「解除済み」と偽って販売。
防ぐ方法はただひとつ
「必ず初期化した状態で、アクティベーションロックがかかっていない端末を送ってください」と購入前に確認メッセージを送ること。
安すぎる個体は、たいてい何かしらの「訳あり」です。
バッテリー交換と買い替え、どっちが得か?
これはXSユーザー最大の悩みですよね。
バッテリー交換(12,800円)
- ✅ 本体の動作はそのまま
- ✅ あと2年は戦える
- ✅ 端末を使い慣れている
- ❌ OSサポート終了は近い
機種変更(下取り18,900円+新機種代金)
- ✅ 最新機能が使える
- ✅ サポート期間が長い
- ❌ 10万円以上の出費
僕の考えはこうです。
現在のXSに不満がないなら、バッテリー交換で延命しましょう。
「動作が遅い」「アプリが落ちる」などの症状がなければ、まだまだ現役です。
逆に、動作にも不満を感じ始めたら、ここが買い替え時。iPhone 13や14の中古、あるいはSE(第3世代)も視野に入れてみてください。
ライバル比較:XR / SE(第3世代) / 12 mini とどっち?
iPhone XS vs iPhone XR
- XS:有機EL、望遠カメラあり、ステンレスフレーム
- XR:液晶、シングルカメラ、アルミフレーム
→ 画面のキレイさ、質感にこだわるならXSの圧勝
iPhone XS vs iPhone SE(第3世代)
- XS:有機EL、望遠カメラ、Face ID
- SE:Touch ID、5G対応、A15チップ
→ 今後のサポート期間を取るか、今の満足度を取るか
iPhone XS vs iPhone 12 mini
- XS:177g、3D Touch
- 12 mini:133g(軽い!)、5G、MagSafe、A14
→ 価格差が1万円台なら12 mini、2万円以上差があるならXSのコスパが勝る
購入後の長持ちメンテ術
折角買うなら、少しでも長く快適に使いたいですよね。
バッテリーを守る3か条
- 充電は80%まで(設定 → バッテリー → 充てんの最適化)
- 直射日光・車内放置は厳禁
- 認証済みの充電器を使う(百均はバッテリー劣化が早い)
動作を軽くする2つの設定
- 視差効果を減らす(設定 → アクセシビリティ → 動き)
- バックグラウンド更新は最小限に
おすすめアクセサリー
- ガラスフィルム:絶対貼って。画面割れ防止に。
- 薄型クリアケース:XSのデザインを活かしたい人向け
- MagSafe対応ケース:磁石付きケースならMagSafeバッテリーも使える(完全にはくっつかないけど)
まとめ:iPhone XSは2026年も「買い」なのか?
最後に、僕なりの結論です。
iPhone XSは、選ぶ人を間違えなければ、2026年でも文句なしの「買い」です。
ただし、誰にでもおすすめできる万能機種ではありません。
- デザインと所有感を、3万円台で味わいたい人。
- 望遠カメラという、意外と便利な機能が欲しい人。
- あと2年使えれば十分、と割り切れる人。
そういう人にとって、iPhone XSは今この瞬間も、十分すぎる選択肢です。
「型落ち=価値なし」じゃない。
むしろ、成熟しきった完成品を、手の届く価格で手に入れられる。
それが、2026年のiPhone XSなんです。
あなたが中古ショップで見かけるあのXSも、もしかしたら次の使い手を待っているのかもしれませんね。
