スマートウォッチを選ぶときに、意外と見落としがちなのが「防水性能」。
日常生活の中で、手を洗ったり、雨の中を歩いたり、汗をかいたりする場面は多いですよね。さらに「水泳中も記録を取りたい」「お風呂でも着けたまま過ごしたい」という人にとって、防水性能は必須条件。
この記事では、完全防水に近い性能を持ち、水泳や入浴でも安心して使える人気スマートウォッチを厳選して紹介します。
防水スマートウォッチの「完全防水」とは?その違いを理解しよう
まず前提として、「完全防水」という言葉には注意が必要です。
実際には、電子機器で“完全防水”と呼べるものはほとんど存在しません。スマートウォッチも例外ではなく、「防水レベル」や「耐水性能」によって使えるシーンが異なります。
多くのスマートウォッチでは「ATM」や「IP規格」で防水性能を表しています。
- 5ATM(50m防水):プールでの水泳やシャワーに対応。
- 10ATM(100m防水):スキンダイビングやマリンスポーツにも対応。
- IP68:短時間の水没や雨・汗には強いが、長時間の水泳やお風呂は非推奨。
つまり、**日常生活+水泳までカバーするなら「5ATM以上」**を選ぶのが理想です。
「IP68だから水泳OK」と思い込み、故障してしまうケースもあるので注意しましょう。
防水スマートウォッチを選ぶときのチェックポイント
防水性能の数値だけでなく、以下のような点もチェックしておくと安心です。
1. 水泳モード・運動追跡機能の有無
水泳モードが搭載されているモデルは、泳法・ラップ数・ストローク数・距離などを自動で記録してくれます。
日々のトレーニングを正確に可視化したい人には必須の機能です。
2. バンド素材
本体が防水でも、バンドがレザーや布素材だと水に弱いことがあります。
シリコン製やフッ素ゴム製など、水に強く乾きやすいバンドを選びましょう。
3. 温水・入浴時の使用可否
ほとんどのメーカーは「温水での使用は非推奨」としています。
お風呂での利用を考えるなら、メーカー公式サイトで“入浴可”と明記されているモデルか、耐熱性が高いタイプを選びましょう。
水泳や入浴でも安心!完全防水のスマートウォッチおすすめ10選
ここからは、5ATM以上の耐水性能を持ち、水まわりでも安心して使える人気モデルを紹介します。
価格やデザインの幅も広いので、自分のライフスタイルに合うものを見つけてください。
1. GARMIN vivoactive 5
防水性能:5ATM|GPS搭載|バッテリー最大11日間
ガーミンの定番フィットネスモデル。
プールやシャワーにも対応し、30種類以上のスポーツモードを搭載。
心拍数や睡眠、ストレスレベルのモニタリングも得意で、日常から運動まで幅広くサポートしてくれます。軽量ボディで長時間装着しても快適。
2. HUAWEI WATCH GT2(46mm)
防水性能:5ATM|スタミナ性能◎|GPS内蔵
美しい有機ELディスプレイと長時間バッテリーが魅力。
防水性能も高く、水泳モードを搭載。距離・ペース・心拍数をリアルタイムで記録します。デザイン性も高く、普段使いにもおすすめ。
3. HUAWEI WATCH FIT 4
防水性能:5ATM|軽量デザイン|フィットネス重視
スタイリッシュで女性にも人気のモデル。
スリムで軽いボディながら、屋外ラン・ヨガ・水泳など多彩なモードを備えています。ディスプレイの視認性も高く、運動初心者にも扱いやすいです。
4. Xiaomi Redmi Watch 5 Active
防水性能:5ATM|高コスパ|健康管理充実
1万円を切る価格帯ながら、心拍数・血中酸素・睡眠トラッキングなど基本機能を網羅。
水泳対応でコスパ抜群。普段使いにもピッタリなスマートウォッチです。
5. Galaxy Fit3
防水性能:5ATM|軽量ボディ|シンプル設計
Samsungのフィットネスバンドシリーズ。
軽くて邪魔にならず、汗や雨、プールでの軽い使用にも耐えられます。
スマホ連携もスムーズで、シンプルに健康管理を続けたい人に向いています。
6. Apple Watch Series 10
防水性能:50m耐水|水泳対応|高機能モデル
Appleの最新シリーズは50m耐水に対応。
プール・海での使用OKで、アクティビティ計測精度も抜群。
ただし入浴やサウナは非推奨。iPhoneとの連携重視派に最適です。
7. Fitbit Versa 4
防水性能:5ATM|睡眠分析に強い|ストレス管理対応
健康データの精度に定評あるFitbitシリーズ。
水泳ワークアウトを自動検知し、消費カロリーや心拍数を可視化。
スマートな見た目と使いやすいアプリも魅力です。
8. Amazfit GTR 4
防水性能:5ATM|長寿命バッテリー|GPS精度◎
アウトドア好きにも人気の多機能モデル。
防水性に加えて、GPSの精度が高く、ランニングやスイムトラッキングに最適。バッテリーは最大2週間持続します。
9. SUUNTO 9 Peak Pro
防水性能:10ATM|ハイエンドモデル|登山・ダイビング対応
本格的なスポーツ向けスマートウォッチ。
100m防水の耐久性で、ダイビングやトライアスロンでも安心。
ミリタリーグレードの頑丈設計ながら、デザインも洗練されています。
10. Powerun P1 スマートウォッチ
防水性能:5ATM|コスパ重視|軽量・多機能
5,000円前後で手に入るエントリーモデル。
水泳モード付きで、汗やシャワー、水しぶきにも強い設計。
初めてのスマートウォッチとしてもおすすめです。
防水スマートウォッチの使い方と注意点
せっかくの防水性能も、使い方を誤ると寿命を縮めてしまいます。
以下のポイントを覚えておきましょう。
- お湯・温水では使わない:防水性能は常温の水を前提としています。
- 海水・塩素水は使用後に真水で洗う:腐食やセンサー劣化を防ぐため。
- 濡れたまま充電しない:端子部のショートを防ぐため必ず乾燥させる。
- バンドの手入れも忘れずに:湿気や汗が残ると臭いや皮膚トラブルの原因になります。
日常的に水に触れる機会が多い人ほど、メンテナンスをしっかり行うことで長持ちさせられます。
水まわりに強いスマートウォッチで、毎日をもっと自由に
完全防水スマートウォッチは、単なる“便利ガジェット”ではなく、
ライフログを「途切れさせないための必需品」と言えます。
水泳、入浴、雨の日のランニング、どんな場面でも着けっぱなしにできる安心感。
自分の体調や習慣をまるごと記録できるのは、防水性があるからこそです。
機能性やデザイン、価格のバランスを見ながら、あなたの生活スタイルに合った一本を見つけてください。
そして「水を気にせず使える自由」を、日常の中でぜひ体感してみてください。
完全防水のスマートウォッチおすすめ10選!水泳や入浴でも使える人気機種まとめ(締め)
最後にもう一度まとめると――
防水性能を重視するなら、5ATM以上・水泳対応モデルが安心。
普段使いからスポーツ、アウトドアまで、ひとつの時計で完結できます。
水まわりに強いスマートウォッチは、生活の質をぐっと上げてくれる相棒です。
この記事を参考に、あなたにぴったりの“完全防水スマートウォッチ”を見つけてください。
