最近、スマートウォッチを使う人がどんどん増えていますよね。日常の通知確認や健康管理、ちょっとした運動の記録まで、腕元で完結する便利さは一度使うと手放せません。
そんなスマートウォッチですが、意外と気になるのが「画面の傷」。
手を動かす機会が多い分、ドアや机の角にぶつけてヒヤッとしたことがある人も多いはず。
そこで今回は、100円ショップ・セリアで手に入るスマートウォッチ保護フィルムについて徹底的にレビューします。実際にどんな種類があるのか、貼り方やサイズ感、使ってみた感想までまとめていきます。
セリアでスマートウォッチ用の保護フィルムは売ってる?
結論から言うと、「スマートウォッチ専用」と書かれた貼るタイプの保護フィルムはセリアではあまり見かけません。
店舗によってはスマホ用の保護フィルムや、タブレット用の大きめフィルムを取り扱っていることが多く、スマートウォッチ専用サイズを置いている店舗はごくわずかです。
ただし、代わりに注目されているのが「塗るタイプの液体フィルム」。
パッケージには「ガラスコーティング剤」「液体フィルム」などと書かれており、スマートフォンやメガネにも使えるマルチな保護剤として販売されています。
この液体フィルムが、スマートウォッチの画面保護にも意外と使えると話題になっているんです。
セリアで買える液体タイプの保護フィルムとは?
セリアの液体フィルムは、100円(税抜)で購入できるコスパ抜群のアイテム。
中には「塗るだけでガラスのような硬さに」とうたうものもありますが、実際の硬度は3H前後とされ、軽い擦れや日常の摩耗には十分対応できるレベルです。
塗布の手順もとてもシンプル。
- まずは付属のウェットシートやティッシュで画面をしっかり拭く
- 液体を5〜8滴ほど垂らし、付属クロスや柔らかい布で均一に伸ばす
- 10分ほど乾燥させ、軽く拭き取って仕上げる
たったこれだけで、画面全体に目に見えない保護層が形成されます。
貼るタイプのように気泡が入る心配もなく、丸みを帯びたディスプレイにも対応できるのが魅力です。
実際の仕上がりと使用感
塗った直後は多少のムラが気になりますが、乾くとほぼ透明になり、見た目ではコーティングの有無が分からないほど自然。
画面の反応も良好で、タッチ感度が落ちることはほとんどありません。
耐傷性についても、爪やボールペン程度の摩擦では傷がつきにくく、軽い衝撃からはしっかり守ってくれる印象です。
ただし、尖った金属や石などに強くぶつけた場合は、やはり傷がつく可能性があります。完全なガラス保護とは違い、あくまで「軽い保護」と考えるのが現実的です。
また、液体フィルムは1回使い切りが基本で、余った液を長期間保存するのは難しい点も注意。
再度コーティングしたい場合は、改めて買い直すのが安心です。
貼るタイプの保護フィルムを使いたい人へ
「やっぱり物理的なフィルムを貼りたい」という人も多いでしょう。
その場合、セリアではスマートウォッチ専用サイズはほとんど見つからないため、他のショップをチェックするのがおすすめです。
Amazonや楽天では、4 Pcs Watch Screen Protective Films for Smartwatch や Rmana 1.6インチ スマートウォッチ用 フィルム TPU、スマートウォッチ 保護フィルム 1.28インチ TPU 2枚セット など、さまざまなサイズのスマートウォッチ用フィルムが数百円で販売されています。
素材もTPUやPETなど種類があり、柔らかくて丸型ディスプレイに馴染むタイプや、硬度の高い強化ガラス仕様まで幅広く選べます。
また、Apple Watch 全面保護フィルム 40mm や Apple Watch 全面保護フィルム 9/8/7シリーズ兼用 のようにApple Watchシリーズ向けには専用サイズの全面保護フィルムがあり、貼りやすさやフィット感も安定しています。
価格は数百円〜千円前後が中心。
セリアよりは高くなりますが、フィット感や耐久性を重視するなら投資する価値はあります。
セリアのフィルムを選ぶメリットと注意点
セリアで保護フィルムを買う最大のメリットは「安さ」と「手軽さ」です。
100円で気軽に試せるので、初めて保護フィルムを使う人や、「そこまで強度はいらないけど最低限の傷対策はしたい」という人にはぴったり。
また、貼るのが苦手な人にも液体タイプはおすすめです。
サイズを合わせたり気泡を抜いたりといったストレスがないので、誰でも簡単に使えます。
一方で、デメリットもあります。
液体フィルムはあくまで簡易的な保護で、長期的な耐久性や完全な衝撃吸収は期待できません。
また、店舗によっては在庫がないことも多く、欲しいときに手に入りづらい点もネックです。
したがって、「とりあえず試したい」「安く済ませたい」ならセリア、「長くしっかり使いたい」なら市販の専用フィルムと、使い分けるのが賢い選択です。
貼り方やサイズ感のコツ
セリアで販売されている液体フィルムは、丸型・角型どちらのスマートウォッチにも対応可能です。
貼るタイプを使う場合は、サイズ選びがポイントになります。
少しでも大きすぎると端が浮いてしまい、小さすぎると画面の縁が保護されません。
そのため、可能であればスマートウォッチの画面サイズ(例:1.28インチなど)を事前に確認しておくと安心です。
貼るタイプを自分でカットして使う場合は、ハサミよりもカッターと円形ガイドを使うときれいに仕上がります。
ただし、手作業での加工は気泡やズレが出やすいため、完璧を求めるなら避けたほうが無難です。
スマートウォッチに保護フィルムは必要?
「そもそも保護フィルムって必要?」という声もよく聞きます。
確かに、最近のスマートウォッチは強化ガラスやサファイアクリスタルなど、硬度の高い素材が使われていることが多いです。
しかし、腕につけていると手首をぶつける機会は意外と多く、細かい擦り傷はどうしても避けられません。
特にランニングやアウトドアなど、外でアクティブに使う人ほどリスクは高いです。
傷がついてから後悔するよりも、100円で予防できるなら試しておく価値は十分にあります。
また、フィルムを貼っておくことで、汚れや指紋がつきにくく、画面を常にきれいに保てるというメリットもあります。
実際に使って感じたリアルな感想
液体フィルムを使ってみて感じたのは、「100円にしてはかなり優秀」ということ。
塗るだけで画面がツルッと滑らかになり、軽い摩擦から守ってくれる安心感があります。
しかも、貼るタイプと違って気泡が入らないので、失敗する心配がありません。
ただ、完全に傷を防げるわけではないので、過信は禁物。
長期間使いたい人やアウトドアで酷使する人は、市販のTPUフィルムや強化ガラスフィルムを検討してもいいでしょう。
セリアのスマートウォッチ保護フィルムは「安く・手軽に試したい人」におすすめ
セリアのスマートウォッチ保護フィルム(液体タイプ)は、
「貼るのが苦手」「とりあえず傷を防ぎたい」「コスパ重視で試したい」という人にぴったりのアイテムです。
一方で、完璧なフィット感や高い耐久性を求める場合は、専用サイズのフィルムを選ぶのがベター。
どちらを選ぶにしても、「画面を守る意識」を持っておくことが大切です。
100円で手軽にできる保護対策として、セリアの液体フィルムは十分価値があります。
スマートウォッチを長く大切に使うために、まずはセリアで手軽に試してみるのもいいかもしれません。
