最近、手軽に健康管理ができて通知も見られるスマートウォッチが人気ですよね。中でも注目を集めているのが「スマートウォッチX5s」。
1万円以下で購入できるモデルながら、通話・心拍・睡眠管理など、多機能をうたっています。
でも本当に使えるのか？デザインや操作感はどうなのか？この記事では実際の仕様や評判をもとに、X5sの魅力と注意点をわかりやすく解説します。
X5sスマートウォッチの基本スペック
まずは概要から見ていきましょう。
X5sは1.96インチの大画面ディスプレイを搭載し、解像度は360×360ピクセル。
このサイズ感は数字以上にインパクトがあり、手首に装着した時の存在感はしっかりしています。
主な仕様は以下の通りです。
- Bluetooth 5.4対応（スマートフォンと安定接続）
- バッテリー容量：270mAh（通常使用で約5〜7日、待機最大30日）
- 防水性能：IP67（日常生活防水レベル）
- 素材：亜鉛合金＋ABS樹脂／シリコンバンド
- 対応OS：iOS 9.0以上、Android 4.4以上
- 機能：心拍・血圧・体温モニタリング、睡眠分析、通知表示、Bluetooth通話、音楽操作など
このスペックを見る限り、低価格帯ながらも主要機能はひと通り揃っています。
つまり、「初めてスマートウォッチを試したい人」には十分な内容です。
デザインと装着感：高級感もありコスパ上々
X5sの第一印象は、「価格のわりに質感が良い」です。
ケースは金属フレーム（亜鉛合金）で、マットな質感。いかにも安っぽい樹脂製ではなく、ビジネスシーンにも合う落ち着いたデザインです。
バンドは柔らかいシリコン製で、長時間の装着でも不快感が少ないのがポイント。
スポーツ用にも普段使いにもマッチします。
本体厚は約10mm台とややスリムで、手首の収まりも良好。
大画面ながら軽量なので、寝ているときに着けても邪魔になりにくいと感じる人も多いでしょう。
カラーバリエーションはブラック・シルバー・ゴールド系が主流。
ビジネスにもカジュアルにも合わせやすく、「見た目でコスパを感じる」モデルです。
機能をチェック：日常から運動までカバー
健康モニタリング
X5sは心拍数・血圧・体温・睡眠の計測が可能です。
ただし、医療機器ではないため、あくまで「目安」として使うのが前提。
実際の数値よりも「変化の傾向を知る」「体調管理のきっかけにする」といった使い方が向いています。
睡眠計測では、深い眠り・浅い眠りの時間を自動で記録。
翌朝アプリで確認すれば、睡眠の質を意識的に改善する助けになります。
スポーツモード
ウォーキング、ランニング、サイクリングなどの基本的な運動に加え、100種類を超えるスポーツモードを搭載。
運動時間や消費カロリーを記録できるので、軽いトレーニングや通勤時の歩数チェックにも便利です。
通知・通話・音楽操作
Bluetoothでスマホと連携すれば、着信・LINE・SNSの通知をウォッチ画面で確認可能。
さらにBluetooth通話機能を使えば、腕時計から直接通話もできます。
スマホをバッグから出さずに操作できる点は日常でかなり快適。
音楽の再生・停止やリモートカメラ撮影などの便利機能もあり、スマホを取り出す手間を減らせます。
アプリ連携と使い勝手
X5sは専用アプリ「Zmoofit」（または同等アプリ）を使用します。
スマホとペアリングすることで、健康データの記録やウォッチフェイスの変更などが可能になります。
アプリの操作性は比較的シンプルですが、レビューを見ると「日本語が少し不自然」「一部通知が届きにくい」といった声もあります。
ただ、初期設定さえ済ませば基本的な機能はスムーズに動作する印象。
アプリ更新によって安定性が向上することも多いので、最新版を利用するのがおすすめです。
ウォッチフェイスは200種類以上が用意されており、自分の写真を背景に設定することもできます。
デザイン面でも個性を出せるのは嬉しいポイントです。
バッテリーと防水性能
X5sのバッテリーは270mAhと小型ながら、通常使用で5〜7日間持続。
通知や心拍測定を頻繁に使っても、毎日充電しなくても済むのは助かります。
充電はマグネット式で、約2〜2.5時間で満充電。
スマホの充電ついでに行う感覚で十分です。
防水はIP67等級。手洗いや小雨、軽い運動時の汗程度なら問題なし。
ただし、水泳やシャワー、海での使用は避けた方が良いでしょう。
X5sのメリット
- 価格が安く、必要十分な機能が揃っている
1万円以下でBluetooth通話・健康管理・通知表示ができるモデルは貴重です。 - 大画面で見やすく操作もしやすい
1.96インチの高解像度ディスプレイは、文字がくっきり表示されます。 - 軽量でデザインもシンプル
金属フレームとスリムなボディは、低価格モデルには見えない上質感。 - 多機能ながら設定はシンプル
スマホアプリとの連携もわかりやすく、初めてのスマートウォッチとして最適です。
注意点とデメリット
- 健康データの精度は限定的
心拍や血圧の数値は参考レベル。過信せず、あくまで生活習慣改善の目安として使うのが正解です。 - アプリの完成度がやや低い
通知設定や日本語翻訳に不自然さがあるとの声もあり、改善の余地があります。 - サポート・保証体制が不明確
ノーブランド扱いで販売されるケースが多く、購入時は販売元や保証内容の確認が必須です。 - 防水性能は日常レベル
IP67では水没や高圧水流に対応できません。お風呂や海での使用は避けましょう。
どんな人におすすめか
- スマートウォッチを試してみたい初心者
- 手頃な価格で健康管理を始めたい人
- 通知・通話機能を重視する人
- シンプルでビジネスにも使えるデザインが欲しい人
逆に、精度の高いデータやブランド保証を求めるなら、HUAWEI Watch FitやApple Watchなど上位モデルの方が安心です。
ただし、価格差を考えれば、X5sはコストパフォーマンスで十分勝負できるモデルです。
実際に使って感じるポイント
レビューや実機使用者の声を総合すると、次のような印象が多く見られます。
- 「見た目が想像以上に高級感がある」
- 「通知機能が便利で、スマホを取り出す回数が減った」
- 「アプリの操作がもう少し改善されれば完璧」
- 「心拍計の精度はそこそこ、でも日常管理には十分」
このように、価格以上の価値を感じる人が多い一方で、精度やサポートに不安を感じる人も一定数います。
つまり「入門機として優秀だが、万能ではない」というのが実際のところです。
スマートウォッチX5sは買うべき？
結論として、X5sは「コスパ重視でスマートウォッチを使いたい人」におすすめです。
大画面・多機能・シンプル操作と、日常の健康管理や通知チェックには十分対応します。
ただし、ブランド保証や医療級の精度を求める人には物足りないかもしれません。
自分の使い方に合うかを考えた上で、「まずは気軽に試したい」人にはぴったりの選択肢です。
スマートウォッチX5sは、“高機能すぎないちょうど良さ”を求める人にこそ向いている一本。
生活をちょっと便利にしたい、そんな時に手に取りやすいモデルと言えるでしょう。
