ゲーミングPCが欲しいけど、どれを選べばいいのか分からない――そんな人にぴったりなのが「ミドルスペック」のモデル。
高すぎず、でもしっかりゲームを快適に遊べる。性能と価格のバランスが絶妙なんです。
この記事では、今買って後悔しない“コスパ最強”のゲーミングPCを、性能と価格の両面から詳しく紹介していきます。
ミドルスペックってどんなレベル？目安をざっくり解説
「ミドルスペック」と聞いても、実際どの程度の性能なのかイメージしづらいですよね。
簡単に言うと、最新ゲームをフルHDやWQHD（1440p）で快適に遊べるレベル。
たとえば次のような構成が目安になります。
- CPU：Core i5〜i7、またはRyzen 5〜7
- GPU：RTX 3060〜4070クラス
- メモリ：16GB以上
- ストレージ：NVMe SSD 1TB前後
このあたりを押さえておけば、人気タイトルの「Apex Legends」や「フォートナイト」も高設定で快適に動作します。
さらに、配信や動画編集もある程度こなせるのがミドルスペックの魅力です。
なぜミドルスペックが「コスパ最強」なのか
ハイエンドPCの性能は確かに圧倒的ですが、価格も跳ね上がります。
一方でエントリーモデルは安い代わりに、数年で物足りなくなりがち。
その中間に位置するミドルスペックは、**「長く使える性能」と「無理のない価格」**を両立できるんです。
最近のGPU性能の向上もあって、30万円以下でも驚くほど快適なゲーミング環境が手に入ります。
将来のアップグレード余地も確保できるため、初めてのゲーミングPCとしても理想的です。
ミドルスペックで注目すべきパーツ選びのポイント
ゲーミングPCの性能を決めるのは、やはりパーツ構成。
ここでは、選ぶときに意識しておきたい主要パーツを解説します。
CPU：6コア以上でバランス重視
最新のCore i5やRyzen 5でも十分ですが、配信やマルチタスクを考えるなら8コアのi7やRyzen 7を選ぶと安心。
「Ryzen 7 7800X3D」はゲーマーから特に評価が高く、コスパが抜群です。
GPU：RTX 4060〜4070が狙い目
グラフィック性能が最もゲーム体験を左右します。
1080pで遊ぶならRTX 4060、1440pまで見据えるならRTX 4070が理想。
このクラスならほとんどのタイトルを高設定で楽しめます。
メモリ：16GBは必須、できれば32GB
最近のゲームはメモリ使用量が多く、16GBが最低ライン。
将来を見据えるなら32GBにしておくと余裕があります。
BTOショップなら追加費用でカスタマイズ可能です。
ストレージ：NVMe SSDでサクサク起動
ロード時間を短縮するなら、NVMe接続のSSDは必須。
1TBあれば複数タイトルをインストールしても安心です。
速度と容量、どちらも妥協しないのがポイント。
電源と冷却：安定性を支える縁の下の力持ち
電源は750W以上・80PLUS Gold認証が安心。
長時間プレイする人は冷却性能も重視したいところ。
静音性と温度管理の両立が、快適なゲーミング体験を支えます。
コスパで選ぶ！おすすめゲーミングPCミドルスペック10選
ここからは、国内で購入できる人気モデルの中から、コスパが光るおすすめマシンを紹介します。
どれも性能・価格・信頼性のバランスが優れており、初めてのゲーミングPCにも最適です。
1. NEXTGEAR JG-A5G60（マウスコンピューター）
Ryzen 7 5700X＋RTX 4060構成。
16GBメモリと1TB SSDを搭載し、税込14万円台という驚きのコスパ。
フルHDで快適にプレイできる鉄板モデルです。
2. LEVEL-M1P5-R45-RK4X（パソコン工房）
Ryzen 5＋RTX 4060のバランス型。
価格を抑えつつ、最新タイトルも安定動作。
ゲーミング入門としてもおすすめです。
3. GALLERIA XA7R-R47（ドスパラ）
Ryzen 7 5700X＋RTX 4070を搭載。
16GBメモリ・1TB SSD構成で15万円台。
WQHDゲーミングにも対応できる万能型。
4. FRONTIER FRGAG-B760（FRONTIER）
Core i7＋RTX 4070の構成ながら、セール時は14万円前後になることも。
静音性が高く、筐体デザインも洗練されています。
5. NEXTGEAR JG-A7G60（マウスコンピューター）
Ryzen 7＋RTX 4060で、動画編集にも対応。
価格は17万円前後。
多用途で使える万能ミドルモデル。
6. LEVEL-R7B6-R77-TTX（パソコン工房）
Ryzen 7 7800X3D＋RTX 4070 SUPER搭載。
性能を重視したミドル上位構成。
1440pや高リフレッシュレートゲーミングも余裕です。
7. ASUS TUF Gaming T500 T500MV
ASUSブランドの信頼感が魅力。
Ryzen 5＋RTX 4060で冷却性能も高く、長時間プレイ向き。
実店舗で購入できる安心感もポイントです。
8. G-Tune PGシリーズ
マウスコンピューターの定番ゲーミングブランド。
Core i7＋RTX 4070構成で約20万円前後。
高負荷タイトルも快適に動かせます。
9. OMEN 40L Desktop（HP）
海外ブランドながら国内でも人気。
Core i7＋RTX 4070Ti構成で静音性が高い。
デザイン性と性能を両立したハイミドルモデル。
10. Storm PGシリーズ（サイコム）
パーツを自由にカスタマイズ可能。
自作に近い感覚で構成を調整できるため、こだわり派にぴったり。
長く使いたい人におすすめです。
ミドルスペックを選ぶときの注意点
「コスパ最強」と言っても、構成や使い方を誤ると後悔することもあります。
選ぶ際は次のポイントに気をつけましょう。
- GPUとCPUのバランスを取る（片方だけ強すぎない）
- メモリとストレージ容量をケチらない
- 電源容量に余裕を持たせる（750W以上推奨）
- 冷却性能・静音性もチェックする
- 型落ちGPU（RTX 20シリーズなど）には注意
また、セールやキャンペーン時期を狙うと同じ構成でも数万円安く購入できることがあります。
BTOメーカー公式サイトを定期的にチェックしておくのがおすすめです。
将来を見据えたアップグレード戦略
ミドルスペックの魅力は、拡張性が高いこと。
メモリの増設やストレージの追加、グラボ交換など、数年後も性能を底上げできます。
最初は16GBメモリでスタートし、必要になったら32GBへ。
こうした柔軟性こそが、コスパをさらに高めるポイントです。
コスパ最強のゲーミングPCミドルスペックを選ぶなら
ミドルスペックのゲーミングPCは、
「性能」「価格」「拡張性」「安心感」のバランスが取れた最も現実的な選択肢です。
15〜25万円前後の予算で、最新ゲームを快適に遊べるうえ、動画編集や配信にも対応。
さらに、パーツ交換で数年後も現役で使えるポテンシャルを秘めています。
「ハイエンドまでは要らないけど、長く快適に遊びたい」
そんな人にこそ、ミドルスペックのゲーミングPCがベストバランス。
あなたにぴったりの1台を見つけて、思い切りゲームの世界を楽しみましょう。
