「TQタブレットって、結局どのプランが一番お得なの？」
そんな疑問を持っている人は多いはずです。
家族とのビデオ通話や写真共有、見守りが簡単にできると話題のTQタブレットですが、購入とレンタルの2タイプがあり、料金体系が少し複雑。
この記事では、実際の料金・特徴を比較しながら、コスパ重視で選ぶならどのプランが向いているのかを、わかりやすく整理していきます。
TQタブレットとは？届いたその日から使える見守りタブレット
TQタブレットは、東急不動産ホールディングス傘下のTQコネクト株式会社が提供する、高齢者向けのコミュニケーションタブレットです。
「スマホは難しいけど、家族とはつながりたい」そんな声に応える形で開発されました。
主な特徴は3つ。
- 設定不要で届いてすぐ使える
Wi-Fi設定やアカウント登録などの面倒な手順は一切なし。電源を入れるだけで家族と通話が可能。 - 家族アプリで遠隔操作できる
家族側のスマホアプリから、写真送信や通話発信、見守り状況の確認までできる。 - シニアでも迷わないシンプル設計
画面は大きく、ボタンもわかりやすい。通話はワンタッチで開始できる。
特に「デジタル機器が苦手な親でも安心して使える」と好評で、介護施設や離れて暮らす家族の間でも注目を集めています。
TQタブレットの料金プランは2種類
TQタブレットの料金体系は、大きく分けて以下の2つです。
- 購入型プラン（本体を買い取る方式）
- レンタル型プラン（本体を借りて使う方式）
それぞれの費用と特徴を順に見ていきましょう。
本体購入型プラン：長期利用なら最もコスパが高い
まずは購入型。タブレットを自分のものとして所有するプランです。
初期費用と月額料金
- 本体価格：55,000円（税込）
- 初期登録料：11,000円（税込）
- 合計初期費用：66,000円（税込）
ここに通信込みの月額料金が加わります。
利用量に応じてプランを選べる仕組みで、
・3GBプラン：4,400円（税込）
・20GBプラン：7,700円（税込）
この月額には通信費もすべて含まれており、別途SIM契約などは不要です。
メリットと注意点
購入型プランの最大の魅力は「長期的に見れば割安」なこと。
一度本体を購入してしまえば、解約金もなく、契約期間の縛りもありません。
たとえば1年以上使う予定があるなら、レンタルよりもトータルコストは抑えられます。
一方で初期費用が高めなので、「まずはお試しで使ってみたい」という人にはややハードルが高いかもしれません。
レンタルプラン：初期費用を抑えてすぐ始められる
もう一つの選択肢がレンタルプラン。
タブレット本体を所有せず、TQコネクトから借りる形で利用するプランです。
料金概要
- 初期費用：11,000円（税込）
- 月額料金：6,600円（税込）
- 最低契約期間：4カ月
このプランのポイントは、購入型よりも初期費用が安く始めやすいこと。
ただし、4カ月未満で解約すると残期間分の料金が発生するため、短期利用の途中解約は注意が必要です。
また、購入プランにある「45日間の返金保証」はレンタルには適用されません。
短期利用には便利ですが、長く使う場合は総額が高くなりがちです。
LIFULL介護経由のプラン：通信量無制限で使いたい人に
TQタブレットは、LIFULL介護と提携した特別プランも提供しています。
このプランでは通信制限がなく、月々のデータ量を気にせず使えるのが特徴です。
料金設定
- 初期費用：約21,780円（税込）
- 月額料金：6,578円（税込）
- 通信量：無制限
「ビデオ通話を頻繁に使う」「家族からの写真をたくさん受け取りたい」という場合には、通信量を気にせず使える点で安心。
ただし、初期費用がやや高めな分、数カ月だけ使いたい人には向きません。
各プランを比較してみると…
ここまでを整理すると、選び方のポイントは「利用期間」と「通信量」に集約されます。
- 1年以上の長期利用予定 → 購入型プランがコスパ良し
- とりあえず試してみたい → レンタルプラン
- 通信制限なしで安心したい → LIFULL介護プラン
購入型は初期負担が重い反面、長く使えば使うほどお得。
一方、レンタルや無制限プランは手軽に始められますが、月額料金がやや高めの傾向です。
利用スタイルが明確な人ほど、プラン選びはシンプルになります。
TQタブレットの通信量目安と使い方のイメージ
TQタブレットの3GBプランでは、およそ17時間分のテレビ通話が可能とされています。
1日30分のビデオ通話なら、月に約1カ月半ほど使える計算です。
また、家族との写真共有やメッセージ送信、アプリ操作は通信量が少なく済むため、ライトな使い方なら3GBでも十分。
頻繁にビデオ通話をする人や動画を楽しみたい人は、20GBや無制限プランを選ぶと安心です。
操作のしやすさとサポート体制
料金だけでなく、サポート面もTQタブレットの強みです。
届いた時点で設定済みなので、電源を入れるだけで通話が可能。
トラブル時もTQコネクトのサポート窓口に連絡すれば、遠隔で設定や操作のフォローをしてもらえます。
さらに、家族アプリからは遠隔でビデオ通話を発信できるため、シニアが操作に迷っても、家族側から呼び出すだけでつながる安心設計。
この「使いやすさ×サポートの手厚さ」が、他社シニア向けタブレットとの大きな差別化ポイントになっています。
他社シニア向けタブレットとの違い
似たサービスとしては、ドコモの「らくらくスマートフォン」やNTT西日本の「見守りタブレット」などがあります。
それらと比べてTQタブレットの特徴は以下の通り。
- 設定不要・届いたらすぐ使える
- 通信費込みのシンプル料金
- 家族アプリとの連携で見守りも可能
- 最低契約期間が短い（購入型なら縛りなし）
通信プランの柔軟さや、シニアが迷わず使えるUI設計は、特に「高齢の親にプレゼントしたい」層に人気です。
コスパで選ぶならどれ？タイプ別おすすめ
最後に、使う人のタイプ別におすすめをまとめておきましょう。
- 長く使いたい人
→ 本体購入型（3GBまたは20GB）
初期費用は高めですが、長期的に見れば最安。 - まずは試してみたい人
→ レンタルプラン
初期費用が低く、すぐに始められる手軽さが魅力。 - 通信制限を気にせず使いたい人
→ LIFULL介護プラン（無制限）
毎日ビデオ通話をしたい家庭向け。
いずれのプランも、サポート体制や機能面では共通しており、操作に不安があるシニアでも安心して使えます。
TQタブレットの料金プランを比較して、自分にぴったりの使い方を
TQタブレットの料金プランは、「どんな使い方をしたいか」で最適な選択が変わります。
長く使うなら購入型、手軽に始めたいならレンタル、通信を気にせず使いたいなら無制限プラン。
どのプランを選んでも、家族との距離をぐっと縮めてくれるのがTQタブレットの魅力です。
料金だけでなく、使い方や目的を意識して選べば、後悔のないタブレットライフを始められるでしょう。
TQタブレットの料金プランを比較して、あなたにとって一番コスパの良い選択を見つけてください。
