フォートナイトをPCで快適に遊びたいけど、「どんなスペックが必要なの?」「初心者でも分かる選び方は?」と迷う人は多いですよね。この記事では、フォートナイトに最適なゲーミングPCを選ぶために必要な基礎知識と、予算・目的別のおすすめ構成をわかりやすく解説します。
難しい専門用語はできるだけ避け、会話のように読み進められる内容になっています。
フォートナイトに必要なスペックをまず知ろう
まず最初に、公式が公表しているフォートナイトの最低動作環境を確認しておきましょう。
フォートナイトは比較的軽めのゲームですが、設定や解像度によって要求スペックが変わります。
最低動作環境は、CPUが「Intel Core i3-3225 3.3GHz」程度、メモリ8GB、GPUが「Intel HD 4000」や「Radeon Vega 8」など。しかし、これは“動く”だけのレベルです。画質を落としたり、カクつきが出る可能性も高い。
快適にプレイしたいなら、フルHD(1920×1080)解像度で60fps以上を安定して出せる環境を目指すべきです。
そのためには、CPUはCore i5以上、メモリ16GB、GPUはRTX 3060クラス以上が目安になります。
CPU選びは「中の上」を意識しよう
CPU(プロセッサ)はゲームの頭脳部分。フォートナイトはCPU依存度がそれほど高くないとはいえ、低性能だとフレームレート(fps)が安定しません。
初心者なら「Intel Core i5」か「AMD Ryzen 5」クラスを選べば十分。
少し余裕を持たせたい人は「Core i7」や「Ryzen 7」でもOKです。
特に、配信や動画編集を同時にしたい場合はCPUに負荷がかかるので、ワンランク上の選択がおすすめ。
「ゲーム+α」で快適に使うなら、Ryzen 7 7800X3Dなどのゲーミング向け高性能モデルも候補に入ります。
GPU(グラボ)が快適さを決めるカギ
フォートナイトをプレイする上で一番重要なのがグラフィックボード(GPU)です。
映像の描画やfpsに直結するので、ここは妥協しないようにしましょう。
初心者が選びやすいおすすめGPUの目安は以下の通りです:
- GTX 1650 / GTX 1660 SUPER:低予算でもフルHD60fpsを目指せる
- RTX 3060 / RTX 3070:中画質~高画質で144fpsも可能
- RTX 4060 / RTX 4070:高画質・将来も安心
- RTX 4070 Ti 以上:240Hzモニターや4K環境にも対応可能
フォートナイトはeスポーツ系タイトルとして144fpsや240fpsを目指す人も多いので、モニターのリフレッシュレートに合わせたGPU選びが大切です。
ただし、予算が限られているなら「60fpsを安定させる構成」に割り切るのもアリです。
メモリとストレージは地味に重要
メモリ(RAM)はゲームのデータ処理やマルチタスクに関わります。
最低でも8GBは必要ですが、16GB以上を推奨します。
最近のフォートナイトはアップデートのたびに容量も増えており、複数アプリを同時に使うなら16GBは必須レベルです。
また、ストレージはHDDではなくSSDを選びましょう。
特に**NVMe対応SSD(500GB以上)**なら、起動もロードも圧倒的に速くなります。
ロード中の待ち時間が減るだけで、プレイの快適さが一気に変わります。
解像度とfpsのバランスを考える
ゲーミングPC選びでは「どんな画質でどれくらいのfpsを出したいか」を決めておくのがコツです。
たとえば:
- フルHD(1920×1080)で60fpsなら、GTX 1660 SUPERクラスでも十分
- 144Hzモニターで144fpsを目指すなら、RTX 3060〜RTX 3070が目安
- 4Kや240Hzを狙うなら、RTX 4070以上が現実的
単に「高性能が良い」ではなく、自分のモニターとプレイスタイルに合わせるのが最も効率的です。
特にフォートナイトは軽量化設定も細かくできるので、性能に合わせてカスタマイズもしやすいゲームです。
予算別おすすめ構成の目安
フォートナイトをプレイするためのPCを、予算ごとにざっくり分けてみましょう。
10万円前後:入門モデル
- CPU:Core i5-12400 / Ryzen 5 5600
- GPU:GTX 1660 SUPER
- メモリ:16GB
→ 60fpsで快適に遊べる。グラフィック設定を中程度にすれば十分。
15〜20万円:ミドルレンジ
- CPU:Core i5-13400F / Ryzen 7 5800X
- GPU:RTX 3060 / RTX 3070
- メモリ:16〜32GB
→ 高画質+144fpsが狙える構成。長く使いたい人におすすめ。
25万円以上:ハイエンド
- CPU:Core i7-14700K / Ryzen 7 7800X3D
- GPU:RTX 4070
- メモリ:32GB
→ 240Hzモニターや高解像度プレイにも余裕。配信・録画にも最適。
ノートPCでもフォートナイトは遊べる?
結論から言うと、最近のゲーミングノートなら十分可能です。
ただし、デスクトップと比べると発熱・冷却性能で不利なので、長時間プレイには注意が必要です。
おすすめの目安としては、
- GPU:RTX 3060 以上搭載モデル
- メモリ:16GB
- 冷却性能に優れた筐体(厚みのあるゲーミングモデル)
外出先でもプレイしたい人には便利ですが、コスパ・拡張性重視ならデスクトップ型がやはり有利です。
ゲーミングPC購入時の注意点
初心者が見落としがちなポイントをいくつか挙げておきます。
- 電源ユニットの品質:安価な電源は長時間プレイで不安定になることも。80PLUS認証付きがおすすめ。
- 冷却性能:夏場や高負荷時に温度が上がると性能が落ちるため、ケースファンやCPUクーラーにも注目。
- 拡張性:ストレージやメモリを後から増設できるか確認。
- 保証・サポート:初心者ならBTOメーカー(マウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房など)のサポート付きモデルが安心。
「型番が似てるけど中身が違う」なんてこともあるので、購入前には構成をよく確認しましょう。
将来を見据えた選び方
フォートナイト自体は軽い部類ですが、将来的なアップデートや別ゲームも視野に入れると、少し上のスペックを選んでおくと安心です。
例えばRTX 4060以上を選んでおけば、今後3〜4年は設定を落とさずにプレイできます。
また、メモリやSSDはあとから増設もできるので、最初に無理して最高構成を買う必要はありません。
「今できる範囲でバランスの良い構成」を意識するのがポイントです。
フォートナイト向けゲーミングPCの選び方まとめ
フォートナイトを快適に遊ぶには、GPU性能を中心に、CPU・メモリ・ストレージのバランスを取ることが大切です。
- CPUはCore i5/Ryzen 5以上
- GPUはRTX 3060以上が目安
- メモリは16GB、SSDは500GB以上
- モニター性能(60Hz・144Hz)にも注目
そして、「どんなプレイスタイルでどれくらいのfpsを出したいか」を決めることが最初のステップです。
初心者でもこのポイントを押さえれば、コスパよく快適なフォートナイト環境を手に入れられます。
最後にもう一度。フォートナイト向けゲーミングPCの選び方!初心者でも快適に遊べる構成を紹介は、自分の目的を明確にすることから始まります。
遊びたいスタイルに合った構成を選んで、最高のバトルロイヤル体験を楽しみましょう。
