Apex Legends、通称「エペ」。動きの速さ、戦略性、チーム連携の奥深さで、多くのプレイヤーを夢中にさせる人気FPSです。
そんなエペを「快適に」「勝ちにこだわって」プレイするために欠かせないのが、ゲーミングPCの性能。
この記事では、エペ用に最適なゲーミングPCを選ぶポイントと、実際に注目すべき高性能モデルをわかりやすく紹介します。
なぜ「エペ用ゲーミングPC選び」が重要なのか
エペは見た目以上にマシンパワーを必要とするタイトルです。
「動作自体はできるけど、敵を視認した瞬間にカクつく」「フレームレートが不安定で撃ち負ける」──そんな経験がある人も多いでしょう。
Apexはコンマ数秒の判断が勝敗を分けるゲーム。
60fps(1秒間に60コマ表示)と144fpsでは、見える情報量と反応速度が全く違います。
だからこそ、プレイ環境を整える=勝率を上げる近道なんです。
快適プレイに必要な基本スペックの目安
まず、公式が提示している動作環境は「最低限動くレベル」。
実際に快適に遊ぶには、もう一段階上を目指す必要があります。
以下が2025年時点の“現実的な快適ライン”です。
- CPU:Core i5-13400 以上 or Ryzen 5 7500F 以上
- GPU:GeForce RTX 4060 or Radeon RX 7600 以上
- メモリ:16GB以上(配信もするなら32GB)
- ストレージ:SSD(500GB〜1TB)推奨
- OS:Windows 10/11(64bit)
このあたりを押さえておけば、1080p・144fpsで安定して遊べます。
さらに上を目指すなら、RTX 4070 SUPER や Core i7 クラスを検討すると良いでしょう。
目的別に見る「理想の構成」
1. カジュアルプレイヤー向け(1080p・60〜100fps)
「エペを始めたい」「そこまで重視してないけど快適に遊びたい」なら、以下が狙い目です。
- CPU:Core i5-13400 / Ryzen 5 5500
- GPU:RTX 3050 / GTX 1660 SUPER
- メモリ:16GB
- SSD:500GB
このクラスでも画質を調整すれば十分滑らかに動きます。
PC本体価格はおおよそ12〜15万円台で見つかる構成です。
2. 中級〜上級プレイヤー向け(1080p・144fps)
モニターが144Hzで、「撃ち合いに勝ちたい」人はこちら。
- CPU:Ryzen 5 7500F / Core i5-13400F
- GPU:RTX 4060 / RX 7600
- メモリ:16〜32GB
- SSD:1TB
この構成なら、最高設定でも144fpsを安定維持できます。
価格帯はおよそ17〜22万円ほど。最もコスパが良く、多くのプレイヤーにおすすめです。
3. 競技志向・配信者向け(240fps・高設定)
ストリーマーや大会を目指す層なら、迷わずハイエンド構成へ。
- CPU:Core i7-14700K / Ryzen 7 7800X3D
- GPU:RTX 4070 SUPER 以上(できれば4080)
- メモリ:32GB以上
- SSD:1TB以上(NVMe推奨)
このクラスなら、240fpsモニターでも余裕。
配信や録画、複数アプリを立ち上げても処理落ちしません。
価格は25万円台からスタートし、性能次第で30万円を超える場合もあります。
グラフィックボード(GPU)は妥協しない
ゲーミングPCで最も重要なのがGPU。
描画処理のほぼすべてを担うため、性能の差がそのまま快適さに直結します。
2025年時点では、RTX 4060 / 4070 シリーズがエペ向けの鉄板ライン。
価格・性能・電力効率のバランスが取れており、フルHD〜WQHD解像度なら十分。
4Kや240Hzモニターを使うなら、RTX 4080 / 4090を検討すると安定します。
AMD派なら、RX 7600や7900XTもコスパが高い選択肢です。
ただし、NVIDIAの方がドライバ更新や配信ソフトとの相性面で安定する傾向があります。
CPU・メモリ・ストレージの選び方
GPUばかりに目が行きがちですが、CPUやメモリも重要。
特にエペはCPU負荷が高く、マルチスレッド性能が物を言います。
- CPUはCore i5以上、Ryzen 5以上を基準に。
フレームレートが安定しやすく、配信中でもカクつきにくくなります。 - メモリは最低16GB、可能なら32GB。
ChromeやDiscordを併用するなら32GBあると安心。 - ストレージはHDDよりSSD。
NVMeタイプなら起動もロードも爆速です。
ゲームデータの容量も年々増加傾向。500GBでは足りなくなるため、最初から1TBを選んでおきましょう。
モニターや周辺機器との組み合わせも大事
せっかく高性能なゲーミングPCを買っても、モニターが60Hzではその実力を発揮できません。
PC性能に合わせて、144Hz以上のリフレッシュレートを持つゲーミングモニターを選ぶのが鉄則です。
さらに、反応速度の速いマウスや、押しやすいキーボードもエペの快適さを左右します。
入力遅延を減らすことで、敵へのエイム精度も向上します。
「PCだけでなく環境全体で戦う」意識を持つことが上達への近道です。
ノート派は冷却性能とGPUを要チェック
「持ち運びもしたい」という人はゲーミングノートも選択肢です。
ただし、ノートは同じ型番でもGPU性能が下がることがあります。
RTX 4060 Laptop など“Laptop版”の記載を確認しましょう。
加えて、ノートPCは熱に弱いのが弱点。
長時間プレイ時にパフォーマンスが落ちることもあるため、
冷却スタンドや外付けファンを活用するのもおすすめです。
今注目の人気モデル
2025年に人気が高いモデルをいくつか紹介します。
- NEXTGEAR JG-A5G60(マウスコンピューター)
Ryzen 5 × RTX 5060 搭載でコスパ最強クラス。初めてのゲーミングPCにおすすめ。 - NEXTGEAR JG-A7G60
RTX 4060 × Ryzen 7 構成で、144fps安定を狙える中級者向け。 - LEVEL-R7B6-LCR78D-UKX(パソコン工房)
RTX 4070 搭載、32GBメモリで240fpsも視野に入る上位モデル。 - ASUS TUF Gaming T500
デザイン・冷却・安定性のバランスが取れた人気シリーズ。
これらは性能だけでなく、国内サポートや保証が手厚い点も魅力です。
長く安心して使いたい人は、BTOメーカーの信頼性も重視しましょう。
賢く選ぶためのポイントまとめ
- GPU性能は最重要。RTX 4060以上が理想
- CPUはCore i5/Ryzen 5以上を目安に
- メモリは16GB以上、配信もするなら32GB
- SSDは1TBを選ぶと後悔しにくい
- モニターは144Hz以上で性能を活かす
- ノートは冷却性能・GPUの型番を要確認
このあたりを押さえれば、どんなスタイルでも快適なエペ環境を作れます。
エペ用ゲーミングPCの選び方を理解して、快適な戦場へ!
エペを真剣に楽しみたいなら、ゲーミングPC選びは妥協できません。
“動く”だけでなく、“勝てる”環境を整えることが大切です。
性能・価格・将来性のバランスを考えながら、自分のプレイスタイルに合った1台を選びましょう。
144fpsや240fpsの世界を体感すれば、これまで以上にエペの魅力が広がります。
最高の環境で、最高のプレイを楽しんでください。
