ゲームを快適に遊びたい。でも、なるべく予算は抑えたい。
そんな人にとって「8万円で買えるゲーミングPC」というキーワードは、まさに理想の響きですよね。
実際、最近はパーツの価格が下がってきており、8万円前後でもしっかりゲームを動かせるモデルが増えています。
この記事では、コスパ重視で選ぶおすすめのゲーミングPC5選と、購入前に知っておきたいポイントを徹底的に紹介します。
8万円でゲーミングPCを買うのは現実的？
結論から言えば「十分に現実的」です。
8万円というと、以前は“エントリー向けノートPC”くらいしか買えなかった時代もありました。
しかし今は、整備済み品（中古再生モデル）や型落ちBTO、自作パーツをうまく組み合わせることで、フルHD解像度で快適に遊べるスペックを確保できます。
この価格帯では、最新AAAタイトルを最高設定で動かすのは厳しいですが、
・『フォートナイト』
・『VALORANT』
・『Apex Legends』
・『原神』
といった人気ゲームなら中～高設定で60fps以上を狙える性能があります。
8万円ゲーミングPCのスペック目安
予算を最大限に活かすには、どこにお金をかけ、どこを抑えるかが大切です。
●GPU（グラフィックボード）
最も重要なのがGPU。
この価格帯なら「GTX1650」「GTX1660」「Radeon RX7600」あたりが狙い目です。
ゲームの描画処理を担う心臓部なので、ここはケチらないのが鉄則。
●CPU
Core i3〜i5、またはRyzen 5クラスがおすすめ。
4コア8スレッド以上なら、多くのゲームでボトルネックになりません。
●メモリ
最低でも16GB。8GBでは最新タイトルでカクつく可能性があります。
●ストレージ
SSDは500GB〜1TBを目安に。
NVMeタイプなら読み書きが速く、ゲームのロード時間が短縮されます。
●電源と冷却
安定性を支える縁の下の力持ち。
500〜650Wの80PLUS認証付き電源を選び、冷却ファンが2基以上のケースが理想です。
コスパ最強！8万円で買えるゲーミングPCおすすめ5選
ここからは、実際に8万円前後で購入できる（またはそれに近い）おすすめモデルを紹介します。
※価格は時期によって変動します。購入前に最新の販売情報をご確認ください。
① GALLERIA Core i5-9400F GTX1660
約73,800円前後
フルHD中〜高設定でのプレイが可能な定番構成。
GTX1660は軽〜中量級タイトルに非常に強く、Apexやフォートナイトでは100fps超も狙えます。
初心者が“最初の一台”として選ぶには最適です。
② ドスパラ Diginnos i5-8400 GTX1650（16GB／SSD搭載）
約89,800円（セール時8万円台に）
中古整備済みながら、動作の安定性やメモリ容量がしっかりしており、BTO品質も安心。
コスパ重視で「とりあえず快適に遊べる」PCが欲しい人におすすめです。
③ NIPOGI Ryzen 5 7430U ミニPC（32GB／512GB）
約46,000円前後
GPU性能は控えめながら、軽いeスポーツ系タイトルやインディーゲーム中心なら十分。
小型で静音、省スペースなので、デスク周りをスッキリさせたい人に人気です。
④ 自作構成：Core i3-14100F＋Radeon RX7600
パーツ合計 約79,500円前後
CPUとGPUのバランスが良く、最新タイトルも設定を調整すれば快適にプレイ可能。
自作初心者でも組みやすい構成で、コスパを追求したい人には魅力的な選択肢です。
⑤ タワー型BTO（第8世代以上／GTX1650搭載）
約84,800円
AmazonやWaffleStoreなどでよく見かける構成。
スペックは控えめですが、拡張性があり、将来的なGPU交換にも対応。
「とりあえず遊べて、あとで強化したい」人にぴったりです。
8万円PCのパフォーマンスはどのくらい？
フルHD（1920×1080）環境を前提にすれば、8万円台でもかなり快適です。
GTX1650以上を積んでいれば、ほとんどのゲームで中設定〜高設定のプレイが可能。
例えば…
- フォートナイト → 高設定で平均80fps前後
- VALORANT → 最高設定でも100fps超
- 原神 → 高画質で安定60fps
- Apex Legends → 中設定で70fps前後
一方で、4K解像度やレイトレーシング対応タイトルでは性能不足を感じる場面もあります。
ただし、それは“より上のクラスの世界”の話。
8万円でこのパフォーマンスなら、十分すぎるほどの満足度です。
コスパを高めるコツと注意点
セールを狙う
ブラックフライデーや年末セールでは、数万円単位で安くなることもあります。
特にBTOショップはクーポン割引やメモリ倍増キャンペーンを実施することが多いので要チェック。
整備済み／中古をうまく活用
新品にこだわらなければ、整備済みモデルが狙い目です。
パーツ保証付きで安く手に入り、初期不良のリスクも低め。
アップグレード余地を確認
長く使いたいなら、電源とケースに少し余裕を持たせておくのがコツ。
将来的にグラボやメモリを交換できる構成を選んでおくと、数年後も現役で使えます。
周辺機器の予算も忘れずに
モニターやゲーミングマウス、キーボードも揃えるとプラス1〜2万円は見ておくと安心です。
特にモニターは、フルHD／75Hz対応モデルで十分快適にプレイできます。
8万円で買えるゲーミングPCのメリットと限界
メリット
- 初心者でも手を出しやすい価格
- フルHD環境なら十分なパフォーマンス
- 整備済み・型落ちパーツでコスパ抜群
- 拡張やアップグレードの余地も残せる
デメリット
- 4Kや最新AAAタイトルでは設定を落とす必要あり
- 数年後にはGPUが古くなる可能性
- 静音性や冷却性能は上位機種より劣る場合も
とはいえ、8万円という価格で“本格的にゲームが遊べる”のは大きな魅力。
エントリーゲーマーには、まさにベストなスタートラインといえます。
まとめ｜8万円で買えるゲーミングPCおすすめ5選を振り返る
「8万円でゲーミングPCなんて無理」と思われがちですが、今の市場ではそうではありません。
GPU性能が底上げされ、型落ちパーツの価格も下がったことで、
8万円台でも“しっかり遊べる”コスパ最強マシンが増えています。
今回紹介した5モデルは、いずれも実用性とコストのバランスが取れた優秀な選択肢。
自分のプレイスタイルや予算、将来のアップグレード計画に合わせて選べば、長く愛用できる1台になるはずです。
フルHDで快適に、手軽に、そして賢く――。
8万円で買えるゲーミングPCで、あなたのゲームライフを今すぐ始めましょう。
