ゲーミングPCを探しているけど、「20万円以下で本当に快適に遊べるの?」と気になる人は多いはず。実はこの価格帯、フルHD〜WQHD解像度で遊ぶなら“ちょうどいいライン”なんです。最新パーツを搭載したモデルも多く、配信や動画編集にも対応できる万能スペックが揃っています。
この記事では、20万円以下で買えるおすすめのゲーミングPCを実際の構成・価格帯をもとに紹介しつつ、選び方のポイントや失敗しないチェック項目までまとめます。
20万円以下のゲーミングPCはどこまでできる?
この価格帯のPCは、いわば“ミドルスペックの黄金ゾーン”。高負荷なAAAタイトルも、設定を調整すれば快適にプレイできます。
目安としては――
- フルHD(1920×1080):ほぼすべての最新ゲームを高設定で快適に。
- WQHD(2560×1440):グラフィックをやや抑えれば安定動作。
- 4K(3840×2160):設定を落とせば動作するが、ハイエンドGPUが必要。
つまり、“4K最高設定”にこだわらなければ、20万円以下でも満足度はかなり高いです。特に「FPS・MOBA・MMORPG・オープンワールドRPG」などをフルHDで遊びたい人には、コスパ抜群のレンジです。
ゲーミングPC選びで失敗しないポイント
同じ20万円以下でも、スペックのバランスで快適さが大きく変わります。ここでは絶対に見ておくべき5つのパーツを整理します。
1. GPU(グラフィックボード)
ゲーム性能を決める最重要パーツ。おすすめは以下のクラスです。
- RTX 4060/4060 Ti:最新世代で、フルHDでは十分。
- RTX 5060/5060 Ti:2025年時点のコスパ王者。WQHDも視野に入る。
- RTX 5070:価格ギリギリで狙える上位。長期的に使いたい人に。
注意点はVRAM(ビデオメモリ)の容量。8GBでは最新タイトルで厳しくなる場面も出てくるため、可能なら12GB以上がおすすめです。
2. CPU(プロセッサ)
GPUと並んで重要なのがCPU。ゲームだけでなく配信や編集もするなら、処理性能も大切です。
- Intel Core i5〜i7(第13〜14世代)
- AMD Ryzen 5〜7(7000シリーズ以降)
このあたりが現実的なライン。GPUとのバランスを崩すと、せっかくの性能が発揮できないので要注意です。
3. メモリ(RAM)
16GBが最低ライン。最近のゲームではバックグラウンド処理も多いため、32GBあるとさらに快適です。
増設スロットが空いているモデルを選ぶと、後からのアップグレードも簡単。
4. ストレージ(SSD)
SSD(特にNVMe)は必須。
ゲームのロード時間が劇的に短くなります。
500GBだと容量がすぐ埋まるので、1TBを推奨。増設可能かもチェックしましょう。
5. 電源・冷却・拡張性
長く使うなら、電源容量と冷却設計も大事。
- 電源は650W以上/80PLUS認証付きが安心。
- ケース内のエアフローや冷却ファンの数もチェック。
- 将来的にGPUを載せ替えたい人は、ATXケースモデルを選ぶと拡張しやすいです。
20万円以下でおすすめのゲーミングPC10選
ここからは実際に20万円以下で購入できる人気モデルを紹介します(価格は執筆時点の参考値)。
1. NEWLEAGUE ゲーミングデスクトップ(Ryzen 5 5500/RTX 4060 Ti)
価格:199,800円
RTX 4060 Tiを搭載しつつギリギリ20万円を切る構成。フルHDはもちろん、WQHDでも多くのタイトルが快適に動作。デザインもシンプルで、初めてのゲーミングPCにぴったり。
2. LEVEL-R776-144F-RKX
価格:179,800円
最新のRTX 5060を採用。電源・冷却も余裕があり、配信や編集用途にも向く。パソコン工房のBTOモデルでサポート体制も安心。
3. NEXTGEAR JG-A7A7X
価格:159,800円
マウスコンピューターの定番モデル。高性能Ryzen 7+RTX 4060で、FPS系タイトルに最適。拡張スロットも多く、後からメモリ・SSDを追加しやすい。
4. NEXTGEAR JG-A5G60
価格:139,800円
コスパ重視ならコレ。フルHD環境で遊ぶなら十分なスペック。BTO初心者にも扱いやすく、保証もしっかり。
5. Zeft R60IA(Core i7/RTX 4060 Ti)
価格:207,000円前後(セールで20万円以下も)
若干オーバーだが、セール時には20万円を切る。高冷却ケースと静音設計が特徴で、長時間プレイにも向いている。
6. mouse SH-I5U01(Core i5/RTX 3050)
価格:109,800円
旧世代GPUながら、ライトゲーマー向けとして根強い人気。軽いタイトルやインディーゲーム中心なら十分。価格重視のエントリーモデル。
7. GALLERIA RM5C-R46
価格:169,980円
ドスパラの定番ゲーミングブランド。デザインと内部設計が洗練されており、メンテナンス性も高い。
8. FRONTIER FRGHB670/WS11
価格:199,980円(セール時)
この価格でRTX 4070搭載は破格。セール狙いなら最強クラスのコスパ。高リフレッシュレートモニターとも相性抜群。
9. MSI Claw A1M
価格:80,000円前後
据え置き型ではなく、持ち運び重視のポータブルモデル。軽いゲーム中心なら快適。サブ機としてもおすすめ。
10. Dell スリム デスクトップ(Core i7/RTX 4060搭載モデル)
価格:97,400円〜
一般向けPCながらゲーミング用途にも対応。静音性・デザイン性に優れ、仕事とゲームを両立したい人に人気。
20万円以下のモデルで快適に遊べるゲームの目安
このクラスなら多くの人気タイトルを“高設定・60fps以上”でプレイできます。
- 『Apex Legends』『VALORANT』『フォートナイト』:最高設定で144fpsも可能。
- 『エルデンリング』『サイバーパンク2077』:中~高設定で60fps安定。
- 『原神』『FF14』『モンハンワイルズ』:高設定でも余裕あり。
4Kでの最高画質を目指す場合は上位GPU(RTX 4070以上)が必要になりますが、フルHD中心ならこのクラスで十分です。
購入前に必ずチェックしておきたいこと
- 税込・送料込みで20万円以下か
価格表記が税抜のこともあるので注意。 - ストレージ容量と空きスロット
500GBだと3〜4本の大作ゲームで満杯になることも。 - メモリの増設可否
スロットが2つ以上あると後から32GBにしやすい。 - 電源容量と静音性
安価なモデルほど電源が弱いことがある。80PLUS認証付きが安心。 - 保証・サポート体制
国内BTOメーカー(マウス、ドスパラ、パソコン工房など)はサポートが手厚い。
これらをチェックしておけば、長く使える一台を選べます。
20万円以下と30万円以上の違い
ざっくり言えば、20万円以下=フルHD快適/30万円以上=4Kも視野。
主な違いは以下の通りです。
- GPU性能(4060 → 4070以上)
- VRAM容量(8GB → 12GB以上)
- ストレージ(1TB以上)
- 冷却設計や電源の余裕
- 長期的な性能維持力
「とりあえず快適に遊びたい」なら20万円以下で十分。
「5年先も4Kで遊びたい」なら、30万円クラスを検討してもいいでしょう。
まとめ|20万円以下でもゲーミングPCは“妥協なし”で選べる
20万円以下のゲーミングPCは、フルHD〜WQHDで遊ぶ人にとって最もコスパの良い価格帯です。
RTX 4060や5060を搭載した最新モデルなら、多くのゲームを快適にプレイできます。
大事なのは「自分の用途を明確にすること」。
FPS重視なのか、配信もしたいのか、編集もするのか――用途に合わせてスペックを選べば、20万円以下でも“妥協なし”の一台が手に入ります。
ゲーミングPC選びのポイントを押さえて、あなたにとっての最強コスパモデルを見つけてください。
20万円以下で買えるゲーミングPCおすすめ10選!
これが、2025年のコスパ最強ラインです。
