ゲームを快適に遊びたい。でも、できればコスパも重視したい。そんな人にとって「13万円前後のゲーミングPC」は、まさに“ちょうどいい価格帯”です。この記事では、最新パーツを搭載しつつコストを抑えた高性能モデルを厳選して紹介します。
13万円のゲーミングPCが今注目されている理由
ここ数年で、10万〜15万円の価格帯に「本格的にゲームが快適に遊べる」モデルが一気に増えました。GPU（グラフィックカード）の性能向上や、BTOメーカー各社の企業努力によって、以前よりもずっとコスパの良いPCが増えています。
特に13万円前後は、性能と価格のバランスが絶妙。これ以下の価格帯だとGPU性能が物足りず、逆に15万円を超えるとハイエンド寄りでコストが跳ね上がる。そんな中間点にある“13万円帯”は、フルHD環境で快適にプレイできる「ミドルクラスの理想的な価格」として人気を集めています。
13万円で狙えるスペックの目安
この予算でどんな構成が現実的なのか、主要パーツごとに見ていきましょう。
CPU：Ryzen 5 5500／Core i5-14400Fクラスが主流
最新世代でなくても、6コア12スレッド以上のCPUであれば、ほとんどのゲームは十分快適。Ryzen 5 5500やCore i5-14400Fは価格を抑えつつ高いパフォーマンスを発揮します。
GPU：RTX 4060がコスパの中心
13万円クラスの“肝”はグラボ。RTX 4060はフルHDゲーミングに最適で、Apex LegendsやFortnite、VALORANTなどのeスポーツ系タイトルなら高フレームレートで動作します。レイトレーシング対応も可能で、最新ゲームも中〜高設定でプレイ可能。
メモリ・ストレージ：16GB＋SSD500GB〜1TB
近年のゲームは容量が大きいため、SSDは最低500GB以上が目安。余裕を持たせるなら1TBが理想です。メモリは16GBが標準。配信や動画編集も想定するなら32GBへの増設もおすすめです。
電源と冷却：650W以上・80PLUS認証
RTX 4060クラスなら650W電源で十分。80PLUS Bronze以上を選ぶと安定性も向上します。冷却ファンが2基以上あるケースだと長時間プレイも安心。
13万円で買えるおすすめゲーミングPC7選
ここからは、実際に13万円前後で購入できるおすすめモデルを紹介します。価格や構成は変動するため、購入時は最新情報を確認してください。
1. NEWLEAGUE ゲーミングデスクトップ Ryzen5 5500／RTX4060（16GB／1TB）
約13万9,800円前後。Ryzen 5 5500とRTX 4060を組み合わせた定番のコスパモデル。SSD 1TB・メモリ16GBとバランスが良く、初めてのゲーミングPCにも最適です。
2. GALLERIA RM5R-G60S
国内大手BTOメーカー「ドスパラ」の人気シリーズ。冷却性能の高いケースと安定した電源構成で信頼性が高い。サポート体制も充実しており、初心者にも安心。
3. FRONTIER GXシリーズ（Core i5-14400F／RTX4060）
セール時は12万円台になることもある高コスパ機。Core i5-14400FとRTX4060の組み合わせでフルHDゲームが快適。静音性にも優れており、長時間プレイにも向いています。
4. パソコン工房 LEVEL-M7P5-R56X-NAX（Ryzen 5 5600X／RTX4060）
パソコン工房のLEVEL∞シリーズはカスタマイズ自由度が高く、電源やメモリを自分好みに調整可能。ゲーミングだけでなく動画編集にも対応できる万能機です。
5. HP Victus 15L（Ryzen 5 5600G／RTX4060）
デザイン性も高いHPのゲーミングモデル。国内メーカーらしい静音性と省スペース設計が魅力。ゲームも仕事も両立させたい人におすすめ。
6. mouse G-Tune DG-I5G60（Core i5-14400F／RTX4060）
日本製品質とサポート力で人気のマウスコンピューター。価格は13万円台半ばながら、安定性と信頼性が抜群。初心者から中級者まで幅広く支持されています。
7. TSUKUMO G-GEAR GA5J-D241/B
高品質パーツを採用するツクモのBTOモデル。拡張性が高く、後からのアップグレードにも強い。ゲームだけでなく、配信や編集も視野に入れる人向けです。
この価格帯で注意したいポイント
型落ちパーツは悪くないが見極めが必要
13万円帯では、1〜2世代前のパーツが使われていることがあります。性能は依然として十分ですが、最新タイトルを最高設定で遊びたい人は注意。とはいえ、フルHDプレイなら問題なしです。
ストレージは余裕を持って
近年は1本あたり100GBを超えるゲームも多く、500GBだとすぐに埋まります。後からSSDを増設できるか確認しておくと安心。
電源ユニットの品質にも注目
安価なモデルでは電源が弱い場合があります。80PLUS認証付きの製品を選ぶことで、安定性と寿命を確保できます。
セール・キャンペーンを活用
BTOメーカーは頻繁にセールを行っており、13万円以下でRTX4060搭載モデルを狙えるチャンスも。タイミングを見計らえば、さらにお得に購入できます。
13万円のゲーミングPCでどこまで遊べる？
フルHDなら最新タイトルも快適
RTX4060クラスであれば、Apex LegendsやValorant、原神、フォートナイトといった人気タイトルを高設定でもスムーズに動かせます。フレームレートも平均100fps以上を狙えるため、144Hzモニターとも好相性。
高解像度プレイもある程度可能
WQHD（2560×1440）でも中設定にすれば快適にプレイできるケースが多く、エントリークラスの4K体験も一部タイトルなら対応可能。ただし、4Kやレイトレーシング重視なら上位GPU（RTX4070以上）を検討したほうが現実的です。
配信や動画編集もこなせる
13万円帯のPCはゲームだけでなく、OBSなどを使った配信、Premiere Proでの編集にも対応。メモリ16GB以上を確保しておくことで、マルチタスクもスムーズになります。
賢く選ぶためのポイントまとめ
- GPU優先で選ぶ：RTX4060を基準に構成を見る
- メモリは16GB以上：8GBでは最新ゲームは厳しい
- SSD容量をチェック：最低500GB、できれば1TB
- 電源・冷却にも注目：長時間プレイの安定性を確保
- 信頼できるBTOメーカーを選ぶ：ドスパラ、パソコン工房、マウスなどが安心
この条件を満たせば、13万円でも満足度の高いゲーミング体験が手に入ります。
13万円で買えるゲーミングPCおすすめ7選の総まとめ
13万円前後という予算は、「性能・コスパ・信頼性」すべてをバランスよく両立できる黄金ラインです。
RTX4060クラスのGPUとRyzen 5／Core i5クラスのCPUを組み合わせれば、ほとんどの人気ゲームを快適にプレイ可能。しかも、BTOメーカー各社のサポートが充実しているため、初めてのゲーミングPCとしても安心です。
無理にハイエンドを狙うよりも、自分のプレイスタイルに合った“高コスパモデル”を選ぶほうが満足度は高くなります。
ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりの13万円ゲーミングPCを見つけてみてください。
