最近、SNSやレビューサイトでじわじわと名前を見かけるようになった「Unfinity(アンフィニティ)」のゲーミングPC。価格の安さやデザイン性が話題になっていますが、実際のところ評判はどうなのでしょうか?この記事では、実際の口コミやレビューをもとに、Unfinityの魅力と注意点を徹底的にチェックしていきます。
Unfinityとは?どんなブランドなのか
Unfinityは、2020年頃に登場した比較的新しいゲーミングPCブランドです。運営しているのは大阪を拠点とするアンフィニティ合同会社で、公式サイトには「Connecting to the future with new choices(未来へ繋がれる新しい選択肢)」というスローガンが掲げられています。
コンセプトは明確で、「ゲーミングPC初心者にも手が届く価格帯」「高すぎないけれど、しっかり遊べるスペック」を重視。
つまり、これからPCゲームを始めたい人や、コスパを重視したいライトゲーマーに向けたブランドです。
販売価格はおよそ7万円台から。モデルによってはRTX3050やRTX3060Tiなどのグラフィックカードを搭載し、10万円台前半で購入できる構成もあります。大手BTOメーカーに比べてもかなり手が届きやすく、「最初の1台」として注目されている理由がここにあります。
コスパが高いという口コミが多数
Unfinityが評価されているポイントのひとつが、やはり「価格と性能のバランス」です。
多くのユーザーがSNSやレビューで、「この価格でこのスペックなら十分」とコメントしています。
たとえば、i5-12400F+RTX3050+メモリ32GB+SSD1TBといった構成が10万円前後で購入できるケースもあり、同スペックを他社で組むと1〜2万円高くなることが多いです。
「フォートナイト」「VALORANT」「APEX」など、人気のFPSタイトルでフルHD環境なら快適に遊べる性能です。
また、CPUやGPUの世代を見ても、決して古すぎるパーツを流用しているわけではなく、エントリー〜ミドルレンジ帯を中心にバランス良く構成されている印象があります。
見た目も重視したい人に人気
Unfinityのもうひとつの特徴が、ゲーミングらしいデザイン性の高さ。
スケルトン風のケースやARGBファンを標準搭載したモデルもあり、「光るPC」に憧れていた層から支持を集めています。
口コミの中には「見た目がカッコいい」「インテリアとしても満足」「光の演出が綺麗」という声も多く、見た目を重視する人にもぴったり。
特に、透明サイドパネル+RGBファンの組み合わせは、価格帯を考えるとかなり豪華です。
ケース内部の配線も比較的整っており、PC自作の経験がなくても“完成品としての満足感”を得られるという意見が目立ちます。
初心者でも扱いやすい設計
Unfinityは、いわゆる“玄人向けのBTO”というより、「初めてのゲーミングPC」に寄せた設計です。
購入後すぐに使えるよう、Windowsがプリインストール済みで、基本的な初期設定も済ませた状態で出荷されます。
さらに、サポート面でも「パーツ選定から出荷まで自社で行う」「動作確認済みの構成を採用」といった姿勢を取っており、初心者でも安心して購入しやすいと評判です。
実際に購入したユーザーの中には、「メールで構成の相談をしたら丁寧に対応してくれた」「不具合の問い合わせにも迅速だった」といった声もあります。
一方で注意点もいくつか
どんな製品にもメリットとデメリットはあります。Unfinityについても、いくつか注意しておきたい点があります。
まず、SNS上で指摘されているのが「スペック表記と実際の構成に違いがあった」という口コミ。
たとえば、一部のモデルではCPUが表記より古い世代だったという投稿もありました。
もちろん現在は改善されている可能性が高いですが、購入前に公式サイトや販売ページで最新情報をしっかり確認することをおすすめします。
また、価格を抑えるために電源ユニットがやや小さめ(500Wクラス)だったり、冷却性能がハイエンドモデルに劣るケースもあります。
重たい3Dゲームや動画編集など、高負荷な用途を考えている場合は注意が必要です。
サポート体制と保証について
Unfinityは、出荷前に動作検証を行い、初期不良にも一定の保証期間を設けています。
公式情報によると、出荷日から1年間の無償保証が付帯し、初期不良の場合は30日以内の対応が可能です。
ただし、ユーザーの体験談を見ると「対応が丁寧だった」という声がある一方、「返信が遅かった」「サポートが曖昧だった」という意見もあり、評価が分かれています。
小規模ブランドである以上、大手メーカーのような即日対応や交換体制を期待するのは難しいかもしれません。
購入前に、返品条件やサポート窓口の連絡手段などを一度確認しておくと安心です。
実際の使用感:ライトゲーマーには十分
レビューを総合すると、UnfinityのゲーミングPCはライトゲーマーや配信入門者にちょうどいいポジション。
たとえば、フルHD環境でのFPSやMMORPG、インディー系タイトルであれば快適にプレイできます。
4K・レイトレーシング・超高設定などを狙うと厳しいですが、価格を考えれば十分すぎる性能です。
「最初の1台として買い、後からGPUを載せ替える」という使い方も現実的。拡張性は意外と高く、メモリ増設やSSD追加も可能です。
購入前にチェックしたいポイント
Unfinityを検討する際に、以下の点を押さえておきましょう。
- CPUとGPUの世代を確認する:同じ名前でも世代によって性能差が大きい。
- 電源容量を確認:将来的にGPUを交換したい場合は、600W以上あると安心。
- 冷却性能:ケースファンの数やエアフロー設計をチェック。
- 保証内容:返品・交換の条件を事前に確認しておく。
- 価格比較:他社BTOや自作と比べてどの程度お得かを見極める。
これらを把握しておけば、「思っていたのと違う」というトラブルを防げます。
Unfinityの口コミを総括すると…
UnfinityゲーミングPCの評判を総合すると、以下のようにまとめられます。
良い点
- コスパが高く、価格に対して性能が良い
- デザインがスタイリッシュで見た目に満足感がある
- 初心者でも扱いやすく、サポートも一定評価がある
注意点
- スペック表記やサポート体制に個人差がある
- 高負荷な用途にはやや不向き
- 発送まで時間がかかることがある
つまり、Unfinityは「初めてゲーミングPCを買う人」や「費用を抑えて遊びたい人」に向いたブランド。
一方で、「ハイエンド志向」「長期的な運用を考えている人」は、もう少し上位モデルや他ブランドも検討したほうが安心です。
まとめ:UnfinityゲーミングPCの評判は?
UnfinityゲーミングPCの評判を一言で表すなら、「コスパ重視の初心者向けブランドとして注目に値するが、過信は禁物」。
見た目や価格の魅力は大きく、エントリーユーザーには十分な選択肢。ただし、購入前に構成・保証・対応内容をしっかり確認することが大切です。
ゲームを気軽に始めたい、だけど予算は抑えたい。
そんな人には、UnfinityのゲーミングPCは「ちょうどいい入口」と言えるでしょう。
