韓国の街を歩いていると、カフェでも地下鉄でも、ワイヤレスイヤホンをつけている人を本当によく見かけます。
K-POPの国らしく音楽文化が生活の一部になっていて、イヤホンはもはや“身につける小物”としての存在感を持っています。
この記事では、そんな韓国で人気を集めている最新のワイヤレスイヤホンを10モデル紹介します。音質・デザイン・機能、どれも妥協したくない人に向けて、韓国トレンドを交えながら分かりやすくまとめました。
韓国でワイヤレスイヤホンが人気の理由
まず気になるのは、「なぜ韓国ではこんなにワイヤレスイヤホンが流行っているのか?」ということ。
理由はいくつかありますが、大きく分けると次の3つです。
- K-POPを中心とした音楽文化の強さ
通勤中もカフェでも常に音楽が流れている韓国では、音質へのこだわりが自然に根づいています。
「どうせ聴くなら、いい音で・おしゃれに」という感覚が当たり前なんです。 - スマホとイヤホンの一体化
Samsung Galaxyをはじめ、韓国メーカーのスマホと連携できるイヤホンが多く、セットで使う人が多いのも特徴。
スマホ操作と音の切り替えがスムーズで、使い勝手の良さも人気の理由のひとつです。 - ファッション感覚で楽しむトレンド
韓国ではイヤホンも“アクセサリー”。
カラーやケースデザインにこだわり、服装に合わせて選ぶ人も増えています。
ワイヤレスイヤホン選びで注目すべきポイント
どのモデルを選ぶにしても、チェックしておきたいポイントがあります。
特に韓国では「音質」「デザイン」「使いやすさ」の3つを重視する傾向があります。
音質:ドライバーとコーデックに注目
高音質を求めるなら、搭載されているドライバーと対応コーデックを確認しましょう。
最近のモデルでは、10mm以上のダイナミックドライバーや、ハイレゾ相当の再生ができる24bit対応コーデックを採用するものが増えています。
Samsungの「Galaxy Buds3 Pro」はその代表格で、2Wayスピーカー構造とハイレゾ音質で“ワイヤレスでも妥協しない”サウンドを実現しています。
ノイズキャンセリングと外音取り込み
韓国のような都市部では、電車や街中の騒音をカットできるノイズキャンセリング(ANC)機能が人気。
また、会話やアナウンスを聞き逃さないための外音取り込みモードも必須です。
「自動で周囲の音を検知して切り替える」機能があるモデルは特に便利。
デザイン:見た目で選ぶ時代
ケースの素材や形、透明なデザインなど、見た目の可愛さで選ぶ人も多いです。
「Nothing Ear」シリーズのように中身が見える透明デザインや、「Sudio A1 Pro」の北欧風カラーなど、持ち歩きたくなるモデルが支持されています。
スマホ連携とバッテリー性能
Bluetooth5.3以上を搭載したモデルは接続が安定しやすく、音の遅延も少なめ。
さらに、アプリで音質や操作をカスタマイズできるイヤホンは人気があります。
バッテリーはケース込みで20〜30時間ほど持つモデルが主流。急速充電対応なら10分で数時間再生できるものも。
韓国で人気のワイヤレスイヤホンおすすめ10選
それでは、韓国で注目を集めている10モデルを紹介していきます。
価格帯もデザインも幅広く、あなたのスタイルに合うイヤホンがきっと見つかるはずです。
1. Samsung Galaxy Buds3 Pro
韓国ブランドの本命といえばこれ。
10mmダイナミックドライバー+平面ツイーターの2Way構造で、クリアで迫力のある音を再現。
24bit/96kHzの高音質再生にも対応しており、ノイズキャンセリングも非常に優秀です。
Galaxyスマホとの連携も抜群で、音質・機能・デザインすべてが高水準。
2. Nothing Ear
透明なボディとケースが印象的なデザインモデル。
見た目のインパクトだけでなく、音質も自然で聴きやすく、低音の厚みも十分。
ファッション性を重視する韓国ユーザーの支持が高く、街中での使用率も上昇中です。
3. HUAWEI FreeBuds 5
ハイレゾ対応で、丸みのある独特な形が特徴的。
装着感が軽く、長時間でも耳が疲れにくいと好評。
韓国では“コスパの良い高音質モデル”として話題になっています。
4. Xiaomi Buds 6 Lite
価格が非常に手ごろで、若い世代に人気。
シンプルなデザインながらANC機能やIP54防水など必要十分な機能を備えています。
学生やサブ機用途におすすめ。
5. Anker Soundcore P40i
音質・接続・デザインのバランスが取れたモデル。
マルチポイント対応でスマホとPCを同時接続できるのも便利。
韓国のカフェ作業層に支持されています。
6. Anker Soundcore K20i
軽量でフィット感の高いエントリーモデル。
価格が安く、日常使いのワイヤレスイヤホンとして人気。
初めてTWSを使う人にもおすすめです。
7. ASUS ROG Cetra True Wireless
ゲーミング向けイヤホンとして人気急上昇中。
低遅延モードを搭載しており、韓国のeスポーツファンにも支持されています。
音質は重低音寄りで、ゲームだけでなく映画鑑賞にも最適。
8. Urbanista SEOUL Gaming TWS
その名の通り「SEOUL(ソウル)」を冠したデザインイヤホン。
発色の良いカラーと滑らかなケースが特徴で、ファッションアイテムとしての存在感があります。
ゲーム・音楽どちらもそつなくこなす万能型。
9. Sudio A1 Pro
北欧ブランドのデザインイヤホンですが、韓国のファッション系インフルエンサーにも人気。
軽やかな装着感とミニマルなフォルムが特徴。
音の抜けがよく、カジュアルリスニング向けです。
10. Astell&Kern UW100 MKII
韓国のオーディオブランドが手掛ける本格派モデル。
高解像度で繊細なサウンドが魅力。
“イヤホンでここまで表現できるのか”と思わせる仕上がりで、オーディオファンにも高く評価されています。
韓国のイヤホン事情と購入のコツ
韓国ではワイヤレスイヤホンが生活必需品のような存在になっています。
地下鉄やカフェで音漏れを気にする文化もあり、“静かに良い音を聴く”という意識が強いのも特徴です。
そのため、ANCの効きや外音取り込みの自然さが購入時の決め手になることが多いです。
購入の際は、スマホとの相性(GalaxyかiPhoneか)、保証の有無、言語設定なども確認を。
韓国版は英語や韓国語メニューのみの製品もあるため、事前に仕様をチェックしておきましょう。
また、韓国限定カラーやコラボモデルも多いので、デザイン重視の人はチェックしておくと楽しいですよ。
音質とデザイン、どちらも譲れない人へ
韓国のワイヤレスイヤホン市場を見ると、明らかに「音質だけでは足りない」「デザインだけでも物足りない」という傾向が見えます。
Galaxy Buds3 Proのような高性能モデルも、Nothing Earのようなスタイル重視モデルも、どちらも“自分らしさを表現するツール”として選ばれています。
つまり、イヤホンはもはや音を聴くためのガジェットではなく、ファッションの一部。
お気に入りのデザインと音質を両立させることが、韓国ではトレンドになっています。
韓国で人気のワイヤレスイヤホンおすすめ10選!音質・デザインで選ぶ最新モデル【まとめ】
韓国のワイヤレスイヤホンは、音楽文化・ファッション感覚・スマホ技術の3要素が組み合わさった独自の進化を遂げています。
高音質モデルからデザイン重視、コスパモデルまで幅広く、誰でも自分に合った一台を見つけられるはずです。
最後にもう一度。
“音質とデザイン、どちらも譲らない”──それが今、韓国でイヤホンを選ぶ基準です。
お気に入りのイヤホンで、毎日の音をちょっと特別にしてみませんか?
