スマホの電池残量が心もとなくなってくると、ついソワソワしちゃいますよね。特に外出先で充電切れの警告が出たときの焦りったらない。そんなときに頼りになるのがモバイルバッテリーです。
でも、いざ買おうとすると「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「高いものと安いものの違いってなに?」と迷う方も多いんじゃないでしょうか。
この記事では、価格帯別に本当におすすめできるモバイルバッテリーを厳選してご紹介します。予算に合わせて、自分にぴったりの一台を見つけてくださいね。
モバイルバッテリーを選ぶときに絶対チェックすべき3つのポイント
価格だけで選んでしまうと「思ったより充電が遅い」「すぐに壊れた」なんてことになりかねません。失敗しないために、まずは基本のチェックポイントを押さえておきましょう。
容量は「10,000mAh」がひとつの基準
モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアアワー)という単位で表されます。数字が大きいほどたくさん充電できるわけですが、大きすぎると重くて持ち運びにくくなります。
iPhoneなどのスマホをフル充電するのに必要な容量は機種によって違いますが、目安として10,000mAhあればスマホを約2回満充電にできます。通勤や日帰りのお出かけならこれで十分。数日の旅行なら20,000mAhあると安心ですよ。
充電速度は「出力」で決まる
せっかくモバイルバッテリーを持っていても、充電が遅いとイライラしますよね。充電の速さを左右するのは「出力」の数字。最近のスマホを高速充電したいなら、USB-Cポートで20W以上の出力に対応したモデルを選ぶのがポイントです。
また「PD(Power Delivery)」や「PPS」といった規格に対応しているかどうかもチェック。これらに対応していると、対応スマホへの充電がグッと速くなります。
飛行機に持ち込めるかどうかも重要
旅行や出張で使う予定があるなら、機内持ち込みのルールも気になるところ。モバイルバッテリーは預け入れ荷物に入れられません。必ず機内持ち込み手荷物に入れる必要があります。
そして容量が27,027mAhを超えるモデルは航空会社によって持ち込み制限があるんです。よく飛行機に乗る方は、この数字を超えないモデルを選んでおくと安心ですよ。
価格別で見る!おすすめモバイルバッテリー10選
ここからは、予算別におすすめのモデルをご紹介します。コスパ重視のエントリーモデルから、機能性バツグンのハイエンドモデルまで、あなたの使い方に合った一台を探してみてください。
【3,000円以下】まずは気軽に試したいエントリーモデル
「とりあえず一つ持っておきたい」「そんなにヘビーに使わない」という方には、この価格帯で十分満足できるモデルが揃っています。
Anker Nano Power Bank 5000mAh
Ankerはモバイルバッテリー界隈では知らない人がいないほど信頼されているブランド。このモデルは5000mAhと容量こそ控えめですが、そのぶん驚くほどコンパクトで軽いんです。リップクリームみたいなサイズ感で、ポケットにもすっぽり。ちょっとしたお出かけや、バッグのサブバッテリーとして持っておくと便利ですよ。USB-Cコネクタが本体に内蔵されていて、ケーブルいらずでスマホに直接挿せるのもポイント高いです。
Anker Nano Power BankCIO SMARTCOBY Pro CABLE 5000mAh
ケーブル一体型で、とにかく荷物を減らしたい人にぴったりなのがこのモデル。ケーブルを別に持つ必要がないから、カバンの中がごちゃごちゃしません。5000mAhでiPhoneなら約1回分の充電が可能。コネクタ部分がL字になっていて、充電しながらスマホを操作しやすい工夫もされています。ちょっとした工夫が光る一台です。
IKEA VARMFRONT ヴァルムフロント
まさかのIKEAからモバイルバッテリーが出ているんです。しかも10,400mAhという大容量でこの価格。シンプルなデザインで無駄がなく、USB-AとUSB-Cの2ポート搭載なので2台同時充電もできます。IKEAらしい「とにかく機能的でお手頃」という思想が詰まったモデル。初めてのモバイルバッテリーとしてもおすすめです。
【3,000円〜5,000円】コスパ最強!バランス重視のミドルクラス
この価格帯が一番の激戦区。容量・機能・価格のバランスが取れたモデルが多く、モバイルバッテリー選びに迷ったらまずここから検討するのが正解です。
Anker PowerCore 10000
モバイルバッテリーの定番中の定番。10,000mAhの容量で、iPhoneなら約2回、GalaxyなどのAndroidスマホでもしっかり充電できます。最大の特徴はAnker独自の技術「PowerIQ」と「VoltageBoost」による最適な充電速度。コンパクトなボディに必要な機能をギュッと詰め込んだ、まさに「これ買っておけば間違いない」という安心感のあるモデルです。
UGREEN Nexode 10000mAh 20W
UGREENはケーブルや充電器で定評のあるブランド。このモデルは20Wの高出力に対応していて、iPhoneの高速充電にもバッチリ対応しています。本体の充電にもPD対応なので、モバイルバッテリー自体の充電時間も短くて済むのが地味に嬉しいポイント。デザインもマットな質感で高級感がありますよ。
Baseus 薄型モバイルバッテリー 10000mAh
「モバイルバッテリーって分厚くてスマホと一緒に持ちにくいんだよなあ」という不満を解決してくれるのがこのモデル。厚さがわずか1.5cmほどしかなく、スマホに重ねて持っても違和感が少ないんです。もちろん10,000mAhの容量は確保しつつ、この薄さを実現しているのはすごい。バッグのポケットにもスッと入るので、持ち運びやすさ重視の方にイチオシです。
エレコム DE-C43-10000
日本メーカーならではの安心感とサポート体制が魅力。PSEマーク(電気用品安全法)はもちろん、万が一のときの保険も付帯しているので初めての方でも安心して使えます。機能面でもUSB-CとUSB-Aの2ポート搭載で、同時充電も可能。派手さはないけれど、堅実で信頼できる一台です。
【5,000円〜10,000円】機能も容量も妥協しないハイスペックモデル
予算に余裕があるなら、この価格帯のモデルを選んでおけば間違いなし。容量も大きく、充電速度も速く、長く使えるモデルが揃っています。
Anker PowerCore Slim 10000 PD 30W
先ほど紹介したPowerCoreの上位互換ともいえるモデル。出力が30Wまでアップしていて、iPhoneはもちろん、iPadなどのタブレットやMacBook AirといったノートPCにも充電できるパワーを持っています。モバイルバッテリーひとつでスマホもタブレットもまかなえるのは心強いですよね。
Anker 733 Power Bank 10000mAh
これ一台で「コンセントに挿す充電器」にも「持ち運べるモバイルバッテリー」にもなる2in1のハイブリッドモデル。出張や旅行のとき、充電器とモバイルバッテリーを別々に持っていく必要がなくなるんです。65Wの高出力なのでノートPCの充電も余裕。荷物を減らしたいビジネスパーソンには特におすすめです。
CIO NovaPort TRIO 65W 15000mAh
15,000mAhという大容量に加え、合計65Wの高出力でノートPCもガンガン充電できるパワフルな一台。さらにポートが3つ(USB-C×2、USB-A×1)搭載されているので、スマホとPCとイヤホンを同時に充電なんてこともできちゃいます。しかもディスプレイ付きで残量がひと目でわかる親切設計。価格は張りますが、それだけの価値は十分にありますよ。
シーン別で考えるモバイルバッテリーの選び方
同じモバイルバッテリーでも、使い方によってベストな選択は変わってきます。あなたのライフスタイルに合わせた選び方のコツをお伝えします。
通勤・通学で毎日使うなら「軽さ」と「小ささ」を最優先
毎日持ち歩くものだからこそ、かさばらないことが大事。5000mAh前後のコンパクトモデルなら、ポケットや小さなバッグにも気軽に入れられます。それでも不安なら、先ほど紹介した10,000mAhの薄型モデルあたりがベストバランスです。
旅行や出張には「大容量」と「複数ポート」
ホテルに着くまで充電できない、なんて状況もありますよね。そんなときは最低でも10,000mAh、できれば20,000mAhクラスの大容量モデルが安心。さらにポートが2つ以上あると、スマホとワイヤレスイヤホンを同時に充電できて便利です。
アウトドアや災害時の備えなら「頑丈さ」と「ソーラー」
キャンプやフェス、もしもの災害に備えるなら、防水・防塵・耐衝撃性能を備えたタフネスモデルがおすすめ。さらにソーラーパネル付きなら、電源がない場所でも太陽光で充電できるので心強いですよ。
モバイルバッテリーを長持ちさせる使い方と注意点
せっかく買ったモバイルバッテリー、できるだけ長く使いたいですよね。ここでは知っておくと得するポイントをまとめました。
充電しながら使うのは実はOK
「モバイルバッテリーを充電しながらスマホを充電するのはダメ」という話を聞いたことありませんか? これは「パススルー充電」と呼ばれる機能で、対応しているモデルならまったく問題ありません。むしろ就寝前にモバイルバッテリーとスマホを繋いでおけば、朝には両方とも満タンになっているので合理的です。ただ、非対応モデルでやるとバッテリーに負荷がかかるので注意してくださいね。
高温になる場所には置かない
モバイルバッテリーの天敵は「熱」です。真夏の車内や直射日光が当たる場所に放置すると、バッテリーの劣化を早めるだけでなく、最悪の場合発火のリスクもあります。持ち運ぶときも、使い終わったあとも、できるだけ涼しい場所で保管しましょう。
長期間使わないときは50%くらいで保管
何ヶ月も使わない予定があるなら、バッテリー残量を50%前後にしてから保管するのがベスト。満充電や空っぽの状態で長期間放置すると、バッテリーの寿命を縮めてしまいます。たまに使わないときも、このポイントを覚えておくと長持ちしますよ。
モバイルバッテリーに関するよくある質問
最後に、モバイルバッテリーについてよく寄せられる疑問にお答えします。
Q. モバイルバッテリーってレンタルと買うのどっちがお得?
街中で見かけるシェアリングサービスのモバイルバッテリー。たまにしか使わないならレンタルでもいいですが、週に1回以上使うなら買ったほうが確実にお得です。レンタル料金は1回数百円かかるので、10回使えば購入価格を超えてしまいます。よく使う方は、自分のモバイルバッテリーを持ち歩くことをおすすめします。
Q. 大容量すぎると飛行機に乗れないって本当?
先ほども触れましたが、27,027mAhを超えるモバイルバッテリーは航空会社によって持ち込みを断られることがあります。これはリチウムイオン電池の含有量が一定基準を超えるため。飛行機に頻繁に乗る方は、20,000mAhクラスまでにしておくと安心です。どうしても大容量が必要なときは、事前に利用する航空会社に確認するのが確実ですよ。
Q. モバイルバッテリーでノートPCって充電できるの?
結論から言うと、できます。ただし条件があって、USB-Cポートで45W以上の出力に対応したモデルであることが必須です。さらに「PD(Power Delivery)」という規格に対応していることも重要。最近のモバイルバッテリーは高出力モデルが増えているので、ノートPCの充電に対応したものを選べば出張の荷物がグッと減らせますよ。
まとめ:モバイルバッテリーは自分の使い方に合った一台を選ぼう
モバイルバッテリーは価格だけで選ぶと、あとで「思ってたのと違う」となりがち。この記事で紹介したように、容量・サイズ・充電速度・ポート数など、自分の使い方に合ったモデルを選ぶことが大切です。
通勤通学ならコンパクトな5,000〜10,000mAhモデル、旅行や出張なら10,000mAh以上の高出力モデル、アウトドアならタフネス仕様のモデルというように、シーンに合わせて選んでみてくださいね。
あなたのスマホライフが、モバイルバッテリーひとつでぐっと快適になりますように。
