「好きなキャラクターのぬいぐるみ、自分で作れたらいいのにな…」
「手持ちのiphoneだけで、型紙から作れる方法ってないの?」
そんな風に思ったこと、ありませんか?実は今、iphone一台あれば、ノートと鉛筆がなくても、オリジナルぬいぐるみの型紙(パターン)が簡単に作れちゃうんです。
しかも、無料で使えるアプリもたくさんあって、手芸初心者さんでも意外とすんなり始められちゃう。
でも、いざApp Storeで「型紙作成」って検索しても、たくさんアプリが出てきて迷いますよね。「これ、本当にぬいぐるみ作れるの?」「お絵かき用のアプリじゃないの?」って。
今回は、ぬいぐるみの型紙作りに特化して、iphoneで使えるおすすめアプリを厳選してご紹介します。
「正確な図形が描けるアプリ」と「アイデアを形にするアプリ」に分けて、それぞれの特徴や、実際に使うときのコツもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜiphoneでぬいぐるみの型紙を作るのが便利なの?
アナログな型紙作りの「あるある」な悩み
私も最初、方眼紙とコンパスと定規で型紙を作ろうとしたことがあるんですけど、これがまあ大変で。
左右対称のはずなのに、なぜか右と左で形が微妙に違う。
曲線を描こうとしたらガタガタになっちゃう。
何度も書き直してるうちに紙がヨレヨレに…。
「もういいや、適当に縫っちゃえ!」ってやったら、案の定、耳の位置がズレて不格好なクマさんが完成しました(笑)。
デジタルの力で解決できること
でも、iphoneのアプリを使うと、そんなストレスから一気に解放されます。
- 左右対称機能で、ぴったり同じ形のパーツが一瞬で描ける
- 曲線ツールで、なめらかで美しいラインが描ける
- 修正が超カンタン!失敗しても「元に戻す」をタップするだけ
- 作成したデータはPDFで保存すれば、コンビニで好きな時に印刷できる
しかも、完成したデータは何度でも使えるし、サイズを変えたくなったら拡大縮小も自由自在。
「これ、最初からデジタルでやれば良かった…」って、私は本気で後悔しました(笑)。
【厳選】ぬいぐるみ型紙作成におすすめのiphoneアプリ5選
それでは、実際に私が使ってみて「これは良かった!」と思ったアプリを紹介します。
大きく分けて、正確な図面を引くのに強い「ベクター系アプリ」 と、アイデアをふくらませるのに最適な「お絵かき系アプリ」 の2ジャンルでお届けします。
正確な型紙作りに強い!ベクター系アプリ2選
1. Vectornator (現 Linearity Curve):完全無料なのにプロ級!
まず圧倒的におすすめしたいのが、このVectornator。
もうね、無料でいいの?って思うレベルで高機能です。
- 特徴: ベクターグラフィック(線や図形を数値データで扱う)のアプリなので、どれだけ拡大してもギザギザにならない。Adobe Illustratorと同じような感覚で使えます。
- ぬいぐるみ制作での使い方:
- ペンツールで、クマの耳の曲線とか、体の丸みを自由に描ける
- シェイプツールで、まずは円や楕円を描いて、それを変形させながらパーツを作るのが簡単
- 整列機能で、パーツとパーツの位置をピタッと合わせられる
- レイヤー機能で、頭・体・腕などパーツごとに管理できるから、後から修正するのもラクラク
正直、このアプリひとつあれば、市販のぬいぐるみの型紙みたいなクオリティのデータが作れちゃいます。
最初は機能が多くて「うっ…」となるかもしれないけど、YouTubeにチュートリアル動画がたくさんあるから、基本の操作だけ覚えれば大丈夫。
2. Adobe Illustrator / Adobe Fresco:プロ仕様の安定感
- Adobe Illustrator:
言わずと知れた、プロ御用達の描画ソフト。サブスクリプション(月額料金)が必要なので、本格的にたくさん作りたい人向けです。パソコンで作ったデータをiPhoneでちょっと修正したい時とか、クラウドでデータを同期できるのが便利ですね。 - Adobe Fresco:
こちらは無料でもかなり使えるお絵かきアプリ。実はベクターモードも搭載していて、Vectornatorに近い操作感で使えます。水彩風のタッチでスケッチして、そのままベクター線に変換…みたいな遊び心のある使い方もできます。
アイデア出しに最強!お絵かき系アプリ2選
3. Procreate:シンメトリー機能が革命的!
これはもう、イラストレーターさんたちの間で大人気の定番アプリ。
有料(1,200円くらい)なんですけど、その価値は十分すぎるほどあります。
特にぬいぐるみ作りで感動するのが、「シンメトリー(左右対称)」機能。
この機能をONにして線を引くと、中心線を境に、描いた線が鏡のように反対側にも反映されるんです。
例えば、クマの顔の下書きを描くとき。
左半分だけ描けば、右半分は自動的にキレイに描き上がる!
「左右の耳の高さが違う…」「目が片方だけズレてる…」っていうストレスから完全に解放されます。
- ぬいぐるみ制作での使い方:
- アイデアスケッチをラフに描く
- シンメトリー機能で正確な下書きを作る
- 下書きを画像として保存して、先ほどのVectornatorに読み込み、「トレース」しながら正確なベクターデータにする
この「Procreateでアイデア→Vectornatorで清書」の流れが、個人的には最強だと思ってます。
4. ibisPaint:無料でシンメトリー機能が使える!
「Procreate気になるけど、まずは無料で試したい…」って人におすすめなのが、このibisPaint。
広告は入るけど、無料版でも左右対称定規が使えます!
描き方のチュートリアル動画がアプリ内にたくさんあって、機能の多さもProcreateに負けてないくらい。
塗り方とか、線の引き方とか、勉強しながら進められるので、絵を描くのが久しぶりっていう人にも優しいアプリです。
既存の型紙をデータ化するならコレ!
5. Adobe Scan / Microsoft Lens:紙の型紙をスキャン
「昔、雑誌の付録で取っておいた型紙がある」
「友達からもらった手書きの型紙をデータで保存したい」
そんな時は、スキャンアプリの出番です。
- Adobe ScanやMicrosoft Lensは、カメラで紙を撮るだけで、自動で傾きを補正してキレイなPDFにしてくれます。
- このPDFをコンビニのネットプリントにアップロードすれば、いつでも同じ型紙を印刷できる。
- もしサイズを変えたくなったら、そのPDFをVectornatorに読み込んで、線をなぞってベクターデータ化すれば、拡大縮小も自由自在。
紙の型紙って、ちょっとした湿気でヨレたり、うっかり破いたりしがちだから、データで保存しておくのは本当におすすめ。
アプリで作った型紙を印刷する方法
アプリでデータができたら、次は印刷です。
- A4サイズに収まる場合:
自宅のプリンターでそのまま印刷しちゃいましょう。一番ラクちんです。 - A4より大きい型紙の場合:
ここで活躍するのが、コンビニのネットプリント。- セブン-イレブン:ネットプリント
- ファミリーマート:Famiポート
- ローソン:ネットワークプリント
「家のプリンターじゃ印刷できない…」って時も、これなら余裕です。 もしもっと大きな型紙が必要な時は、「ポスター印刷」機能を使いましょう。A4の用紙に分割して印刷して、それをテープで貼り合わせれば、大きな型紙の完成です。
初心者が陥りがちな「縫い代」の落とし穴
ここからは、私みたいな失敗をしてほしくないので、超重要なポイントをお伝えします。
アプリでキレイにパーツが描けました。
さあ、これを印刷して、布に写して、チョキチョキ…あれ?なんか小さくない?
これ、超あるあるなんです。
型紙には、「縫い代(ぬいしろ)」というものが必要です。
布と布を縫い合わせるための「のりしろ」みたいなものですね。
この縫い代の分だけ、パーツを大きくしておかないと、縫った時に中身の綿を入れるスペースがなくなって、小さくてパンパンのぬいぐるみになっちゃいます。
- アプリで縫い代を追加する方法:
Vectornatorなどのベクターアプリには、「オフセットパス」っていう機能が搭載されていることが多いです。これは、描いた線の外側に、指定した距離だけ離れた線を自動で書いてくれる機能。
縫い代を5mm取りたいなら、オフセットパスで5mm外側に線を引けば、「仕上がり線(縫い目)」と「裁断線(布を切る線)」の2本が描かれた型紙の完成です。 - アナログに追加する方法:
「そんな機能、私の使ってるアプリにないよ!」って場合は、印刷した型紙に定規で線を足し書きすればOK。ちょっと手間だけど、確実です。
縫い代を考慮するかしないかで、完成形のクオリティがまったく違うので、これはぜひ覚えておいてくださいね。
まとめ:まずは1つ、アプリを入れてみよう
さて、ここまで読んでいただいて、iphoneでの型紙作り、なんとなくイメージ湧いてきましたか?
たくさんアプリを紹介しましたが、最初から全部使う必要は全然ありません。
- まずは手軽に正確な型紙を作りたい → Vectornator一択です。無料だし、これだけで型紙作りの8割はカバーできます。
- ぬいぐるみのデザインを考えるところから楽しみたい → ProcreateかibisPaintでラフを描いてみましょう。絵を描く感覚で、いろんな形を試せます。
「自分だけのオリジナルぬいぐるみ」が作れた時の感動って、何ものにも代えがたいんです。
難しいと思っていた型紙作りも、iphoneのアプリを使えば、きっともっと身近になります。
ぜひあなたも、お気に入りの一匹を作ってみてくださいね。何か作ってみたら、ぜひ見せてください。楽しみにしています!
