「あれ、そういえば今日、一度も電話の着信音を聞いてないな」
そんなふうに気づいた瞬間、スマホを取り出して確認してみると——画面には不在着信の表示。大事な電話だったかもしれないのに…そんな経験、ありませんか?
もしくは、彼氏や彼女からのLINE、仕事の重要なメール。気づかないうちにサイレント状態になっていて、後で「返事が遅い!」と怒られちゃったなんて話も。
iPhoneが鳴らない原因は、実はいろんなパターンがあります。でもほとんどの場合は、自分で簡単に直せるんです。この記事では、iPhoneが鳴らなくなったときに試してほしい対処法を、状況別にたっぷり紹介していきます。
「マナーモードにしてないのに鳴らない」「特定の人からの着信だけ音が出ない」「イヤホン外したら音が出なくなった」——そんなお悩み、ひとつずつ解決していきましょう!
まずは基本の確認!物理スイッチと音量設定
焦ってあれこれいじる前に、まずは基本中の基本からチェックしていきましょう。意外とここで解決しちゃうことも多いんです。
左側面のサイレントスイッチを確認しよう
iPhoneの左側面についている小さなスイッチ。これ、意外とカバンの中で知らないうちに切り替わっちゃってること、ありませんか?
スイッチの部分を見てみてください。オレンジ色が見えていたら、それはサイレントモード(マナーモード)になっている証拠です。この状態だと、電話がかかってきてもバイブレーションだけで音は鳴りません。
スイッチを押し上げて、オレンジ色を隠すようにすればOK。これだけで着信音が戻ることも多いんです。
音量ボタンはちゃんと上がってる?
次に確認したいのが音量。左側面の上のほうにあるボタンを押して、音量が十分に上がっているか見てみましょう。
でもね、ここでちょっと注意点。実はiPhoneには「着信音の音量」と「音楽や動画の音量」の2種類があるんです。音楽は大きく聞こえるのに着信音だけ小さい…なんて時は、着信音専用の音量設定が下がっている可能性が高い。
そんな時は設定アプリを開いて「サウンドと触覚」→「着信音と通知音」のスライダーを確認してみてください。ここを右に動かせば、着信音の音量が大きくなります。
ボタンで変更設定もチェック
さらに「サウンドと触覚」の中にある「ボタンで変更」という設定。これがオンになっていると、本体の音量ボタンを押したときに着信音の音量も一緒に変わります。オフの場合は、着信音は固定で、ボタンでは音楽などの音量だけが変わる仕組み。
自分がどっちの設定にしてたか、忘れちゃってることありますよね。一度確認してみると安心です。
意外と見落としがち!システム設定の落とし穴
物理的なスイッチやボタンの確認をしても直らない場合、次はiPhoneのシステム設定が原因かもしれません。
フォーカスモードが原因かも
最近のiOSには「フォーカスモード」という機能があります。仕事モード、睡眠モード、プライベートモード…シチュエーションに合わせて通知をコントロールできる便利な機能なんですが、これが原因で着信音が鳴らないことも。
画面を上から下にスワイプして出てくるコントロールセンター。そこに「フォーカス」という項目(三日月やベッドのアイコン)がありませんか?もしオンになっていたら、タップしてオフにしてみてください。
特に「睡眠」フォーカスは、設定した時間帯に自動でオンになることも。朝起きたら通知が全部溜まってた…なんて経験があるなら、これが原因かもしれません。
「消音不明な発信者」って知ってる?
これ、意外と知られていない設定なんです。設定アプリを開いて「電話」→「消音不明な発信者」という項目を探してみてください。
この機能がオンになっていると、電話帳に登録していない番号からの着信は自動的に消音されちゃいます。営業電話や迷惑電話を避けるには便利だけど、大事な取引先の初めての電話だったり、子どもの学校からの連絡だったり…登録してないけど重要な電話を逃す原因にもなります。
必要な時にだけオフにするのも手ですが、普段からオフにして、知らない番号でも一度は取るようにするのが安心かもしれませんね。
着信音の設定、ちゃんと選べてる?
「サウンドと触覚」→「着信音」と進んでみてください。ここで選んでいる着信音が「なし」になっていませんか?もしくは、すごく小さな音のトーンを選んじゃってるとか。
デフォルトの着信音は「リフレクション」や「オープニング」など、ちゃんと音の出るものを選びましょう。
あと、特定の人からの着信だけ鳴らない場合は、その連絡先の設定を個別にチェックする必要があります。「電話」アプリから該当の連絡先を開いて「編集」→「着信音」と進んでみてください。ここで「デフォルト」以外の音が選ばれている場合、それが原因で鳴らないことも。一度「デフォルト」に戻してみるか、別の音を選び直してみましょう。
LINEやメールの通知だけ鳴らない場合
電話の着信音は鳴るのに、LINEやメールの通知音だけが鳴らない…そんなケースもありますよね。これはこれでストレスです。
アプリごとの通知設定を確認
まずは通知が来ないアプリの設定から。設定アプリを開いて「通知」→該当のアプリ(例えばLINE)を選んでみてください。
ここで大事なチェックポイントは3つ。
- 「通知を許可」がオンになっているか
- 「サウンド」がオンになっているか
- 通知のスタイル(ロック画面、通知センター、バナー)が適切に設定されているか
特に「サウンド」がオフになっていると、画面上に通知は表示されても音は鳴りません。ここ、意外と見落としがちなので要チェックです。
アプリ内の設定も見てみよう
iOS側の設定だけでなく、アプリ自体の中にも通知音の設定があることがあります。例えばLINEなら、アプリを開いて「ホーム」右上の設定(歯車マーク)→「通知」→「サウンド」と進んでみてください。
ここで「サウンド」がオフになっていたり、音量が小さすぎたりすることも。アプリごとに設定を確認してみると良いでしょう。
Bluetooth機器が原因で音が出ないことも
これは本当に盲点なんですが、ワイヤレスイヤホンやカーナビとの接続が原因でiPhone本体から音が出ないケースがあります。
イヤホンが繋がったままになってない?
例えば、AirPodsを使った後、ケースにしまったのに接続が切れてない…なんてこと、ありませんか?実はiPhoneがまだBluetooth機器に音声を送り続けている可能性があるんです。
コントロールセンターを開いて、右上のBluetoothマーク(または再生中のデバイス表示)を長押ししてみてください。現在接続中の機器が表示されます。もし不要な機器が接続されていたら、タップして切断しましょう。
試しに設定アプリからBluetoothをオフにしてみるのも手。これで本体から音が出るようになれば、Bluetooth関連の問題だと特定できます。
一度オフにしてからオンに
Bluetoothをオフにしたら、数秒待ってからもう一度オンにしてみてください。これだけで接続周りの不具合がリセットされて、正しく本体から音が出るようになることもあります。
カーナビと接続した後、家に帰ってからもナビの方に音声が飛び続けてた…なんて経験がある人もいるんじゃないでしょうか。
それでも直らない!ソフトウェアの根本的な解決法
ここまでの方法を試しても直らない場合、iPhone本体のソフトウェアに何らかの不具合が起きている可能性があります。
再起動でリフレッシュ
これはもう鉄板の方法。パソコンと同じで、iPhoneも定期的に再起動すると調子が良くなることが多いです。
電源ボタンといずれかの音量ボタンを同時に長押しすると、電源オフのスライダーが表示されます。これをスライドして電源を切り、30秒ほど待ってからもう一度電源ボタンを長押しして起動しましょう。
もし画面がフリーズして操作できない場合は、強制再起動を試してみてください。機種によって方法が違うので注意が必要ですが、最近のiPhone(Face ID搭載モデル)なら:
- 音量を上げるボタンをパッと押す
- 続けて音量を下げるボタンをパッと押す
- そのままサイドボタンをAppleロゴが出るまで長押し
これで強制的に再起動できます。
iOSを最新版にアップデート
システムの不具合は、Appleが新しいバージョンのiOSで修正していることがよくあります。設定アプリ→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で、最新バージョンが配信されていないか確認してみましょう。
アップデートがある場合は、Wi-Fiに繋いで、できれば充電しながらインストールするのが安心です。大事なデータは事前にバックアップを取っておくとさらに安全ですね。
設定をすべてリセットする
最後の手段として、「すべての設定をリセット」という方法もあります。設定アプリ→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」と進んでください。
この操作、名前を聞くとちょっと怖い感じがしますよね。でも写真やアプリ、データそのものは消えません。消えるのはWi-FiのパスワードやBluetoothのペアリング情報、壁紙などの設定だけ。つまり、iPhoneを買った当初の状態に設定だけ戻るイメージです。
これで音関係の設定もリセットされて、不具合が解消されることがあります。
もしかして故障?ハードウェアの問題をチェック
ソフトウェア的な解決策を全部試してもダメな場合、残念ながらハードウェアの故障かもしれません。
スピーカーが汚れてない?
iPhoneのスピーカー、特に通話時に耳にあてる部分(レシーバー)や、本体下部のスピーカーグリル。ここにホコリや糸くずが詰まると、音が小さくなったり、変にこもったりします。
柔らかい歯ブラシなどで優しく掃除してみると、びっくりするくらい音がクリアになることも。エアダスター(圧縮空気)は逆にゴミを内部に押し込む可能性があるので注意してくださいね。
水没の可能性は?
最近のiPhoneは防水性能がありますが、完全防水ではありません。経年劣化でシール部分が弱くなっていたり、浴室に持ち込んだりすると、少しずつ内部に湿気が入ることも。
「そういえば最近、海辺で使ったな」「お風呂で動画見てたな」という心当たりがあるなら、乾燥剤と一緒にジップロックに入れて一晩置いてみるのも一案です。
修理に出す前に
どうしても直らない場合は、Apple Storeや正規サービスプロバイダ、あるいは購入したキャリアのショップで診断してもらいましょう。特に保証期間内(AppleCare+に入っているなど)なら、無償または低額で修理できることも。
持ち込む前には必ずバックアップを。iCloudでもパソコンでもいいので、大切なデータを守ってから修理に出すのが鉄則です。
まとめ:iPhoneが鳴らないときの最終チェックリスト
最後に、iPhoneが鳴らないときに試すことを、順番にまとめておきますね。
- 物理スイッチ:左側面のサイレントスイッチ(オレンジ色が出てない?)
- 音量確認:音量ボタンと「サウンドと触覚」の着信音量スライダー
- フォーカスモード:コントロールセンターで三日月マークがオンになってない?
- 消音不明な発信者:設定アプリの電話で知らない番号を消音してない?
- Bluetooth:イヤホンやカーナビに接続したままになってない?
- 再起動:一度電源を切って入れ直す
- アプリ個別設定:LINEなど、アプリごとの通知設定
- iOSアップデート:最新バージョンに更新
- 設定リセット:すべての設定をリセット
- スピーカー掃除:ホコリが詰まってない?
ここまで試してダメなら、ハードウェアの故障を疑って修理に出すことを検討しましょう。
大事な連絡を取り逃がさないためにも、定期的に着信音がちゃんと鳴るか確認する習慣をつけると安心です。特にiOSのアップデート後や、新しいBluetooth機器を接続した後は要注意。
この記事があなたのiPhoneライフを取り戻すきっかけになれば嬉しいです。もし「これで直ったよ!」という報告があれば、コメントで教えてくださいね。
