皆さんのiphone、気がついたらアプリでいっぱいになっていませんか?ダウンロードしたはいいものの、ほとんど開いていないゲームや、昔は使っていたけど今は全然起動していない便利系アプリ。そんな「使っていないアプリ」が知らないうちに溜まって、ストレージを圧迫していること、よくありますよね。
「容量がいっぱいです」という警告が出たとき、最初に考えるべきなのが、この使っていないアプリの整理です。でも、いざ消そうと思っても「ホーム画面から消すのと、完全に消すのはどう違うの?」「オフロードってなに?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、iphoneの使っていないアプリをしっかり取り除く方法から、より快適にiphoneを使うための整理術まで、徹底的に解説していきます。
なぜ使っていないアプリを取り除くべきなのか?3つのメリット
まず最初に、どうして使っていないアプリを積極的に取り除いた方がいいのか、その理由を確認しておきましょう。
ストレージ容量の確保が一番の目的
当たり前ですが、アプリはそれ自体が容量を食います。ゲームアプリなんかは本体だけで数GB、さらにデータが追加で数GBなんてこともざらです。使っていないアプリを放置していると、新しい写真が撮れなかったり、iOSのアップデートができなかったりと、困った事態を引き起こします。
動作の軽快さにつながる
ストレージの空き容量が極端に少なくなると、iphoneの動作がモッサリすることがあります。これは、システムが一時ファイルのやりくりに苦労するから。不要なアプリを取り除いて容量に余裕を作ると、全体的な動作がサクサクになる可能性があります。
ホーム画面がスッキリして目的のアプリが見つけやすくなる
これも地味に大きなメリット。画面一面にびっしり並んだアプリの中から、本当に使いたいアプリを探すのって、意外と時間がかかるものです。使わないアプリを消せば視認性が上がり、iphone操作のストレスが減ります。
「アプリを取り除く」には2種類ある。オフロードと削除の違いを知ろう
ここが一番重要なポイントです。iphoneでアプリを取り除く方法には、大きく分けて「Appをオフロード(取り除く)」と「Appを削除」の2つがあります。この違いを理解せずに操作すると、後で「あれ?データが消えた!」なんてことになりかねません。
Appをオフロード(取り除く)とは
これは、アプリの「本体」だけを削除して、アプリの中で作ったデータや書類はiphoneに残しておく方法です。
例えば、ゲームアプリをオフロードしたとしましょう。すると、ゲームのアプリ本体は消えますが、セーブデータは残ります。後日またそのゲームをやりたくなったら、App Storeから再インストールするだけで、以前の続きからプレイできます。データ通信量も節約できますし、何より設定のやり直しが不要なのが便利です。
ホーム画面を見ると、オフロードしたアプリのアイコンには「雲のマーク」がついて、ちょっと薄くなっています。これが「データはあるよ、本体だけ消えてるよ」というサインです。
Appを削除とは
こちらは、アプリ本体と、それに関連するすべてのデータをiphoneから完全に消し去る方法です。セーブデータやアプリ内で作成した書類も一緒に消えます。
もう二度と使わないアプリや、どうしても容量を大幅に空けたい場合は、こちらを選びます。ただし、消したアプリに関連するデータは原則として戻ってこないので注意が必要です。
つまり、迷ったときの基準はこんな感じ。
- 「また使うかもしれないから、データだけは残しておきたい」→ オフロード
- 「このアプリはもう一生使わない。とにかく容量を空けたい」→ 削除
実際に使っていないアプリを取り除く具体的な手順3選
では、実際の操作方法を見ていきましょう。大きく分けて3つの方法があります。
方法1:ホーム画面からサクッと取り除く(長押しメニュー)
一番カンタンで直感的な方法です。
- ホーム画面で、取り除きたいアプリのアイコンを長押しします。
- メニューが表示されたら、「Appを削除」をタップ。
- すると、さらに選択肢が表示されます。
- 「Appを削除」:ここで「Appを削除」を選ぶと、上で説明した「完全削除」になります。
- 「ホーム画面から削除」:こちらを選ぶと、アプリはホーム画面から消えますが、iphoneの「Appライブラリ」には残ります。データもそのままです。単にホーム画面を整理したいだけなら、こっちを選びましょう。
この時、ちょっと紛らわしいのが「Appを削除」という言葉が2回出てくること。完全に消したいなら、2回目の「Appを削除」をタップ。ホーム画面だけから消したいなら「ホーム画面から削除」をタップする、と覚えておきましょう。
方法2:設定アプリからストレージを確認しながら取り除く(おすすめ)
この方法が、使っていないアプリを計画的に取り除くには最も適しています。
- 「設定」アプリを開き、「一般」をタップ。
- 「iphoneストレージ」をタップします。
- しばらく読み込みが行われると、ストレージの使用状況を示すグラフと、その下にアプリの一覧が表示されます。この一覧は、容量を多く使っている順に並んでいます。
- ここで、各アプリの名前の下に「最終使用日」が表示されているのを確認しましょう。これが数週間前、数ヶ月前になっているアプリが、まさに「使っていないアプリ」の候補です。
- 気になるアプリをタップすると、詳細画面が開きます。ここで、
- 「Appを取り除く」:オフロードしたい場合はこちら。
- 「Appを削除」:完全に削除したい場合はこちら。
を選びます。
この方法の素晴らしいところは、どのアプリがどれだけの容量を使っているのか、いつ最後に使ったのかを客観的に見ながら判断できる点です。「このゲーム、5GBも使ってるのに、最後に遊んだの半年も前じゃん…」ということが一目でわかります。
方法3:自動でオフロードしてもらう(裏技的設定)
「いちいち自分で選ぶのが面倒くさい!」という方には、iphoneに自動で判断してもらう方法もあります。
- 「設定」アプリを開き、「App Store」をタップします。
- 下の方にある「使っていないAppを取り除く」というスイッチをオンにします。
これをオンにしておくと、ストレージ容量が不足してきたときに、iphoneが自動的に使用頻度の低いアプリを判断してオフロードしてくれます。データは残るので、また使いたくなったらアイコンをタップするだけで再インストール完了です。
ただし、完全に自動でやってほしい人向けの機能なので、「このアプリだけは絶対にオフロードされたくない」というものがある場合は、少し注意が必要かもしれません。
削除する前に知っておきたい注意点と落とし穴
アプリを取り除く前に、いくつか知っておいた方がいい注意点があります。これを知らずに操作すると、後で泣きを見る可能性も…。
アプリ内データの扱いを確認しよう
特にゲームアプリは注意が必要です。セーブデータをサーバー(クラウド)に保存しているタイプのゲームならいいのですが、端末内にだけデータを保存しているタイプのゲームを「削除」してしまうと、データは完全に消えます。「オフロード」ならデータは残りますが、それでも安心はできません。大事なゲームのデータは、アプリ内の設定でクラウド連携(ゲームセンターや各種SNS連携)ができているか、事前に確認しておきましょう。
サブスクリプション(月額課金)の解除を忘れずに
アプリ自体を削除しても、そのアプリの有料プラン(サブスクリプション)を契約している場合、料金は引き続き請求される可能性があります。アプリを消す前に、「設定」→画面上部の自分の名前→「サブスクリプション」から、契約中のサービスを確認し、必要に応じて解約手続きを行いましょう。アプリを消しただけではサブスクリプションは解約されません。
標準アプリ(Apple純正アプリ)はどうなる?
「株価」「メモ」「連絡先」など、最初から入っているAppleの標準アプリも、最近は削除できるものが増えています。
- ホーム画面でアイコンを長押し。
- 「Appを削除」→「Appを削除」で消せます。
ただし、「メッセージ」「電話」「Safari」「設定」など、システムの根幹に関わるアプリは削除できませんのでご注意を。また、削除した標準アプリは、App Storeからいつでも再ダウンロード可能です。
まとめ:自分に合った方法でiphoneから使っていないアプリを取り除こう
いかがでしたか?iphoneの使っていないアプリを取り除く方法は、ひとつじゃありません。
- とりあえずホーム画面をスッキリさせたいなら 「ホーム画面から削除」
- データは残して本体だけ消したいなら 「オフロード」
- データも含めて完全に消し去りたいなら 「削除」
そして、効率的に整理したいなら「設定」→「一般」→「iphoneストレージ」から、使用容量と最終使用日をチェックしながら計画的に進めるのが一番おすすめです。
定期的にこの画面をチェックして、もう使っていないアプリを整理する習慣をつけるだけで、iphoneのストレージ不足とは無縁の生活が送れるようになります。あなたも今日、この機会にiphoneの中を覗いてみて、長い間眠っているアプリたちを整理してみませんか?
