「なんかiPhoneが熱いな…」
「充電の減り、明らかに早くない?」
そんな風に感じること、ありませんか?私も以前、iPhoneを持ったらちょっと熱を持っていて、しかも朝フル充電したはずなのに夕方にはバッテリー残量がヤバい、なんて経験が何度もあります。
実はこれ、「熱い」と「充電の減りが早い」はセットで起こるケースがほとんど。なぜならiPhoneの中で何らかの異常な負荷がかかっているサインだからです。
今回は、iphoneが熱くなってバッテリーの減りが異常に早いときの原因と、今すぐ試せる対処法をまとめました。難しい設定いらずでできることから、ちょっとマニアックな上級者向けテクニックまで紹介しますね。
そもそもiPhoneが熱くなるとなぜバッテリーが減るの?
iPhoneに使われているのはリチウムイオン電池です。この電池、じつは温度の影響をめちゃくちゃ受けやすいんです。
高温になると内部の化学反応が活性化しすぎて、エネルギーを効率よく取り出せなくなります。つまり、同じ動きをさせるにも余計な電力が必要になるということ。
さらにiPhoneは本体を守るために、熱を感じるとCPUの処理速度を落とす「サーマルスロットリング」という機能が働きます。するとアプリの動作がモタついて、結果的にまた余計な電力を消費…という悪循環に陥るんですね。
原因1:バックグラウンドでアプリが動きすぎている
「アプリを終了したはずなのに、なんか裏で動いてない?」という状態、実はよくあります。
特にSNSやニュースアプリ、天気予報アプリなどは常に最新情報を取得しようとバックグラウンドで動いています。これが積み重なると、CPUはずっと休む暇なく働きっぱなし。当然発熱しますし、バッテリーも消耗します。
今すぐできる対処法
- 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」を開く
- 全部オフにするか、本当に必要なアプリ(天気アプリとかLINEとか)だけ残して、あとはオフにする
これだけでも結構変わりますよ。
原因2:位置情報サービスの取りすぎ
これ、じつはかなりのバッテリー喰いです。地図アプリだけでなく、写真に位置情報を付けたり、SNSで「今どこにいるよ」を表示したり…気づかないうちにGPSが常時起動していることがあります。
特に注意したいのが「システムサービス」の中にある機能たち。
今すぐできる対処法
- 「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」を開く
- アプリごとに「使用中のみ許可」にする
- 一番下の「システムサービス」をタップして、不要なものはオフにする
ここで特にオススメしたいのが「iPhone分析」「人混みの予測」「ルートや交通状況」あたり。一般の人が意識して使う機能ではないので、基本的にオフでOKです。
原因3:通信環境が悪いところにいる
これ、意外と見落としがちなんです。
地下鉄の中とか、電波が入りにくい建物の奥とか、郊外で圏境ぎりぎりの場所…そういうところにいると、iPhoneは「なんとか電波掴もう!」と必死になってアンテナへの給電を強めます。
この「電波を探す作業」がじつにバッテリー消費が激しい。しかもアンテナ部分が発熱するので、本体が熱くなる原因にもなります。
今すぐできる対処法
- 電波が安定している場所に移動する
- どうしても動けないなら「機内モード」をオンにする(その間の通知は来なくなりますが)
飛行機に乗るとき以外、機内モードって使わないですよね。でも電波悪い場所では一時的にオンにするのも手です。
原因4:iOSアップデート直後は仕方ない?
新しいiOSにアップデートした翌日から「なんかバッテリーの減りがおかしい!」ってこと、ありますよね。
これはアップデート直後、iPhoneの中では「Spotlight検索」の再インデックス化といって、内部のデータを整理し直す大作業が裏で動いているから。だいたい1〜2日もすれば落ち着きます。
ただし、1週間経っても改善しないなら別の原因を探ったほうがいいです。
今すぐできる対処法
- とりあえず再起動してみる
- それでもダメなら「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でさらに新しいバージョンが出てないか確認する
原因5:バッテリー自体が寿命を迎えている
ここまでいろいろ試しても改善しないなら、物理的にバッテリーが劣化している可能性が高いです。
iPhoneのバッテリーは充放電を繰り返すたびに化学的に劣化していきます。Appleの公式見解では、500回の充放電サイクルで最大容量が80%程度になる設計とのこと。
確認方法
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」を開く
- 「最大容量」の数値をチェック
ここで80%を下回っている場合、バッテリー交換を検討するタイミングです。交換の目安として、Appleのバッテリーサービス(有償)があります。値段は機種によって違いますが、だいたい1万円前後〜ってイメージでOK。
ちなみにここで「ピークパフォーマンス性能」という項目に「このiPhoneは予期しないシャットダウンが発生したため…」と表示が出ているなら、もうかなり深刻な状態。早めの交換がオススメです。
原因6:充電環境が悪い
充電中にiPhoneが熱くなるのもよくある話。
特に気をつけたいのがワイヤレス充電。便利なんですが、電磁誘導の原理上、どうしても有線より発熱しやすいんです。さらに分厚いケースを付けたまま充電すると、熱がこもって余計にアツアツに。
あと、急速充電(20W以上のアダプタ)も高出力なので発熱は仕方ない面があります。
今すぐできる対処法
- 充電中はケースを外す(特にワイヤレス充電のときは必須レベル)
- 100均とか謎メーカーの充電器じゃなくて、Apple純正かMFi認証(Appleが認証した製品)を使う
- 充電しながら重いゲームとか動画視聴はしない
「充電しながらYouTube見てたら、充電の減りのほうが速くなった」という声をよく聞きますが、これは充電の発熱+動画再生の発熱でダブルパンチ状態。さすがにiPhoneも悲鳴を上げます。
【上級者向け】Apple純正の解析データをチェックする方法
ここからはちょっとマニアックな話。
実はiPhoneの中には、システムの不調を記録したログデータが眠っています。これをチェックできれば、原因の特定にめちゃくちゃ役立ちます。
確認方法
- 「設定」→「プライバシー」→「解析と改善」→「解析データ」を開く
- ずらっと出てくるファイルの中から「Jetsam」とか「panic」ってキーワードが入ったファイルがないか探す
- あったらタップして中身を見る(内容は難しいですが、日時とかアプリ名が書いてあることも)
「Jetsam」はメモリ不足の記録。「panic」はシステムが深刻なエラーで再起動した記録です。これらが頻繁に出ているなら、特定のアプリが暴走しているか、ハードウェアに問題がある可能性が高いです。
ちょっと難しそうなら無理しなくて大丈夫。でも「なんか原因わかんないけど熱いんだよな」ってときの最終手段として覚えておいて損はないです。
それでも改善しないなら
ここまで全部試して、それでもiphoneが熱くてバッテリーの減りが早いなら、最終手段として
- バックアップを取ってから初期化(リストア)
- Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込む
この二択です。
初期化はちょっと勇気がいりますが、ソフトウェア的な原因ならこれでスッキリすることも多いです。ただ事前に必ずiCloudかパソコンにバックアップを取ってからにしてくださいね。
まとめ:熱い&減りが早いのサインを見逃さないで
iPhoneが熱くて充電の減りが早いのは、なにかしらのSOSです。
- バックグラウンドのアプリ見直し
- 位置情報の整理
- 通信環境の確認
- バッテリー状態のチェック
このあたりをひと通り試せば、ほとんどのケースは改善するはず。
もしどうしても直らないなら、バッテリー交換も前向きに検討してください。新しい機種に買い替えるより、バッテリー交換なら1万円前後で済むことも多いですから。
あなたのiPhoneがまた快適に使えるようになりますように。暑さに気をつけて、大事に使ってあげてくださいね。
