「あれ?勝手に画面がタップされる…」
「文字を打ってるのに、関係ないところが連打されてる!」
こんな経験、ありませんか?
iPhoneの無限タップ(ゴーストタッチとも呼ばれます)は、本当に突然やってきます。しかも、一度発生すると操作が思い通りにならず、イライラが募るばかり。
「まさかウイルス?」「修理に出さないとダメかな…」と不安になる気持ち、よくわかります。
でも、ちょっと待ってください。このiPhoneの無限タップ、実はアプリや設定の見直しで解決できるケースがとても多いんです。
今回は、あなたのiPhoneの無限タップを根本から解決するために、原因の切り分け方から、今すぐ試せる具体的なアプリや設定方法まで、たっぷり12個の解決策を紹介します。
まずは落ち着いて、この記事を一緒に読み進めていきましょう。きっと「これなら私にもできそう」という方法が見つかりますよ。
なぜ起こる?iPhoneの無限タップの主な原因とは
突然のiPhoneの無限タップに焦ってしまう前に、まずは原因を探ることが大切です。原因がわかれば、取るべき対策も見えてきます。
ソフトウェアの問題か、ハードウェアの問題か
iPhoneの無限タップの原因は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、ソフトウェアの問題。例えば、特定のアプリのバグや、iOSの不具合、設定の競合などが原因で発生します。この場合、アプリのアップデートや設定の見直しで解決できることがほとんどです。
もうひとつは、ハードウェアの問題。画面自体の故障や、バッテリーの膨張による画面への圧迫、基板のトラブルなどが考えられます。こちらは物理的な修理が必要になるケースが多くなります。
「どっちが原因なのか、自分で判断するのは難しそう…」と思うかもしれませんが、実は簡単な見分け方があるんです。
原因を特定するための簡単なチェックポイント
iPhoneの無限タップが発生したら、まずは次のポイントをチェックしてみてください。
- 特定のアプリでのみ発生するか?
特定のゲームアプリやSNSアプリを開いているときだけ無限タップが起こるなら、そのアプリ自体に問題がある可能性が高いです。 - 充電中だけ発生するか?
充電ケーブルを挿しているときだけ症状が出るなら、充電器やケーブル、またはバッテリー周りが原因かもしれません。特に、純正品以外のアクセサリーを使っている場合は注意が必要です。 - 端末が熱くなっていないか?
iPhoneが異常に熱を持っていると、タッチパネルの動作が不安定になることがあります。暑い場所での使用や、負荷の高いアプリの長時間使用が原因かもしれません。 - 保護フィルムやケースを最近変えなかったか?
新しい保護フィルムやケースに交換したタイミングで症状が出始めたなら、それらが原因でタッチ感度に影響が出ている可能性があります。特に、磁石の付いたケースや、厚みのあるケースは注意が必要です。
これらのチェックで「当てはまるものがあるな」と思ったら、あなたのiPhoneの無限タップはソフトウェア的な要因や周辺機器が原因である可能性が高いです。つまり、アプリや設定で解決できるチャンスが大きいということ。
それでは、具体的な解決策に入っていきましょう。
【応急処置編】いますぐ試せる簡単な解決法
いきなり難しいことをするのは不安…という方のために、まずは超簡単にできる基本的な対処法から紹介します。これらの方法で意外とすんなり直ることも多いんですよ。
1. 画面をキレイに拭いてみる
「そんなこと?」と思うかもしれませんが、これが意外と重要なポイント。画面に指紋や皮脂、ホコリが付着していると、それが誤作動の原因になることがあります。
特に、画面の端っこに汚れが溜まっていると、そこが連続して触れられていると認識されてしまい、iPhoneの無限タップが発生することがあるんです。普段見落としがちな部分ですが、ぜひ試してみてください。
2. 保護フィルムとケースを一旦外す
先ほどのチェックポイントにもありましたが、保護フィルムやケースが原因であるケースは少なくありません。
例えば、保護フィルムが気泡や衝撃で浮いてしまっていると、その部分が常に画面に触れている状態になってしまいます。また、ケースがボタンを押しっぱなしにしているような状態を作り出していることも。
一度、保護フィルムとケースをすべて外して、裸の状態のiPhoneで症状が改善されるかどうか確認してみてください。もし改善されたなら、フィルムやケースが原因だったということになりますね。
3. iPhoneを再起動(または強制再起動)する
これも基本中の基本ですが、多くの不具合は再起動で解決します。まずは通常の再起動(電源をオフにして、再度オンにする)を試してみましょう。
それでも症状が改善しない場合は、強制再起動を試す価値があります。
機種によって方法が異なるので、自分のiPhoneのモデルを確認してから行ってくださいね。
- iPhone 8以降(ホームボタンがないモデル)
- 音量を上げるボタンを素早く押して離す
- 続けて、音量を下げるボタンを素早く押して離す
- 画面が消えてAppleロゴが表示されるまで、サイドボタンを押し続ける
- iPhone 7、iPhone 7 Plus
サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続ける - iPhone 6s以前、iPhone SE(第1世代)
ホームボタンとサイドボタン(またはトップボタン)を同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続ける
この操作を行ってもデータが消えることはないので、安心して試してみてください。
【アプリ&設定編】根本解決を目指す12の方法
応急処置を試しても改善しない場合、次はもう一歩踏み込んだ対策が必要です。ここからが本題。iPhoneの無限タップを根本的に解決するための、アプリや設定を使った12の方法を紹介します。
4. iOSを最新バージョンにアップデートする
Appleは定期的にiOSのアップデートを配信しています。このアップデートには、システムの不具合修正やセキュリティ強化が含まれていることがほとんどです。iPhoneの無限タップのようなタッチパネルに関するバグが、最新バージョンで修正されている可能性もあります。
設定アプリから「一般」→「ソフトウェア・アップデート」と進み、もしアップデートがあればインストールしておきましょう。
5. 原因となっている特定のアプリを削除・アップデートする
先ほどのチェックポイントで「特定のアプリでのみ起こる」と感じていたなら、そのアプリが犯人かもしれません。
まずは、そのアプリがApp Storeでアップデート可能かどうかを確認してみてください。開発者がバグ修正のアップデートをリリースしている場合があります。
もしアップデートしても改善しないなら、一度そのアプリを削除してみるのも手です。アプリを削除して症状が消えたなら、そのアプリが原因だったと断定できます。
6. AssistiveTouch(画面上のホームボタン)を有効にする
これは少し視点を変えた解決策です。「無限タップを直す」というより、「無限タップが起きても操作できるようにする」という回避策にあたります。
AssistiveTouchをオンにすると、画面上に仮想的なホームボタンが表示され、物理ボタンや複雑なジェスチャーの代わりに、この画面上のボタンで操作ができるようになります。
もしiPhoneの無限タップが激しくてまともに操作できない場合でも、AssistiveTouchがオンになっていれば、画面の一部が暴れていても、このボタンをタップすることでホーム画面に戻ったり、他の操作を行ったりできるんです。
設定方法:
設定アプリ →「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」をオンにする
この機能は、応急処置としても、そして最終的な回避策としても非常に役立ちます。
7. すべての設定をリセットする
「設定をリセットする」と聞くと、「データが全部消えるの?」と心配になるかもしれません。でも、ここで行うのは「すべての設定をリセット」というもので、写真や連絡先、アプリなどのデータは消えません。
リセットされるのは、ネットワーク設定やキーボードの変換学習、ホーム画面のレイアウト、プライバシー設定など、iPhoneに関する「設定情報」だけです。つまり、これまで積み重ねてきたカスタマイズは初期値に戻ってしまいますが、肝心なデータはそのまま残るんです。
この操作で、どこかで競合していた設定がリセットされ、iPhoneの無限タップが治ることがあります。
やり方:
設定アプリ →「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」
8. タッチ診断アプリで画面の反応をチェックする
App Storeには、画面のタッチ感度をチェックするための無料アプリがいくつかあります(「Touch Screen Test」などで検索してみてください)。
これらのアプリを使うと、画面上のどこをタッチしたかが可視化されます。もし、触れてもいない場所が常に反応していたり、特定の領域だけ全く反応しなかったりする場合は、ハードウェア的な故障の可能性が高いと言えます。
逆に、この診断アプリでは正常に動作するのに、特定のアプリでのみ症状が出るなら、やはりソフトウェア(アプリ)が原因だという判断材料になります。
9. 充電器とケーブルを純正品に変更する
先ほども少し触れましたが、非純正の充電器やケーブルは、電力の供給が不安定だったり、ノイズが乗りやすかったりすることがあります。これがタッチパネルの誤動作を引き起こす原因になることも。
もし、iPhoneの無限タップが充電中に頻繁に起こるなら、Apple純正の充電器とケーブル、または「Made for iPhone(MFi)」認証を取得している信頼できるメーカーの製品に変更してみてください。これだけで症状がピタッと収まることも少なくありません。
10. バッテリーの状態を確認する
設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で、「最大容量」を確認してみてください。もし80%を大幅に下回っている場合、バッテリーが劣化している可能性があります。
バッテリーが劣化すると、内部でガスが発生して膨張することがあります。そうなると、膨らんだバッテリーが画面の裏側を圧迫し、それがiPhoneの無限タップの原因になることがあるんです。バッテリーの状態が著しく悪い場合は、交換を検討するタイミングかもしれません。
11. すべてのコンテンツと設定を消去(初期化)する
ここまでの方法を全て試しても改善しない場合、最後のソフトウェア的な手段として、iPhoneを工場出荷時の状態に戻す「初期化」があります。
これは「7.すべての設定をリセット」とは違い、iPhone内のすべてのデータ(写真、連絡先、アプリ、設定など)が消去されます。そのため、必ず事前にiCloudやパソコンにバックアップを取ってから行ってください。
初期化することで、システム深くに潜んでいた不具合や設定のゴミが一掃され、iPhoneの無限タップが解消される可能性があります。もしこれで直れば、ソフトウェア的な問題だったと確定できます。
やり方:
設定アプリ →「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
12. 最終手段:プロに修理を依頼する
初期化しても、タッチ診断アプリで明らかに画面異常が確認できる場合は、ハードウェアの故障である可能性が高いです。そうなると、自分での修理は難しいので、プロに任せるのが安心です。
Apple StoreやApple正規サービスプロバイダであれば、保証の有無に応じた料金で修理してくれます。非正規の修理店も選択肢にはなりますが、修理後の保証や品質を考えると、まずはAppleの公式サポートに相談するのが良いでしょう。
まとめ:iPhoneの無限タップは焦らず、できることから試そう
iPhoneの無限タップは本当にストレスが溜まる現象ですよね。でも、今回紹介したように、まずは簡単な応急処置から、そしてアプリや設定の見直しで解決できる可能性がたくさんあります。
今回紹介した解決策のおさらいです。
- 画面をキレイに拭く
- 保護フィルムとケースを外す
- iPhoneを再起動・強制再起動
- iOSを最新バージョンにアップデート
- 特定アプリの削除・アップデート
- AssistiveTouchを有効にする(応急処置&回避策)
- すべての設定をリセット
- タッチ診断アプリで原因切り分け
- 純正充電器・ケーブルに変更
- バッテリー状態を確認
- すべてのコンテンツと設定を消去(初期化)
- プロに修理を依頼
ぜひ、この順番でできることから試してみてください。特に「特定のアプリでのみ起こる」という方は、新しいiPhoneの無限タップ解決アプリを探すよりも、まずは原因となっているアプリのアップデートや削除を試すのが近道です。
この記事が、あなたのiPhoneの無限タップ問題を解決するきっかけになれば嬉しいです。快適なiPhoneライフを取り戻しましょうね。
