朝の忙しい時間にうっかり手を滑らせて、床に落ちたiphone。画面を見たら、蜘蛛の巣のようなヒビが入っていた…。
あるいは、ポケットに入れたままうっかり洗濯しちゃった、トイレに落としてしまった、なんて経験ありませんか?
「もうダメかも…」「データは大丈夫?」「修理にいくらかかるんだろう」
そんな不安と絶望感に襲われているあなたへ。この記事では、iphoneを破壊してしまったときに、今すぐやるべきことから、修理・買い替えの選択肢、そして費用を抑える方法まで、全部まとめてお伝えします。
まずは落ち着いて!状況別「今すぐやるべきこと」
iphoneが「破壊」された瞬間、誰だってパニックになります。でも、この後の対応で、その後の運命が大きく変わります。
画面が割れた場合の応急処置
画面にヒビが入っただけなら、まだチャンスはあります。
まず、絶対に画面を触り続けないこと。割れたガラスで指をケガする危険がありますし、破片が内部に入り込んで故障が悪化する可能性も。
応急処置としては、画面保護フィルムを上から貼るのがおすすめです。ヒビでバラバラになったガラスを固定できて、指を切るリスクも減らせます。100円ショップのものでも、コンビニのものでも、とにかく何か貼っておくと安心です。
水没させた場合のNG行動と正しい対処
水没は時間との勝負です。
やってはいけないこと
- 電源ボタンを押して起動を試みる(ショートの原因に)
- 充電ケーブルを挿す(これもショートの元)
- ドライヤーで乾かす(熱で基盤やバッテリーが傷みます)
- 米びつに入れる(巷で噂の方法ですが、実は内部に米の粉が入って逆効果という説も)
正しい対処法
- すぐに電源を切る(まだついているなら)
- ケースやSIMカードトレイを外す
- タオルの上で優しく水気を拭き取る(振ったりしないで)
- 風通しのいい日陰で自然乾燥(少なくとも48時間は放置)
ここで焦って電源を入れちゃうと、基盤がショートして「全損」コース一直線です。ぐっとこらえて、我慢の時間を過ごしましょう。
本体が曲がった・完全に動かない場合
落下の衝撃で本体が変形していたり、画面が真っ暗なまま全く反応しない場合。これがいわゆる「全損」に近い状態です。
この場合、自分でどうこうしようとせず、プロの手を借りる決断をする段階です。無理にボタンを押したり、充電しようとすると、かえって状況が悪化することもあります。
最大の不安「データは助かるの?」徹底解説
iphoneが壊れたとき、修理代より何より気になるのが「中のデータ」ですよね。子供の写真、大切な連絡先、LINEのトーク履歴…。
バックアップがあれば安心
日頃からiCloudかパソコンにバックアップを取っていた人。あなたはラッキーです。
新しいiphoneを買っても、修理から戻ってきても、バックアップからデータを復元すれば、壊れる前の状態に戻せます。
バックアップがない場合の最終手段
「バックアップなんて取ってなかった…」という人も、諦めるのはまだ早いです。
ケース1: 画面は割れたけど、パソコンには認識する
純正ケーブルでMacかWindowsのiTunes(Finder)に繋いでみてください。もし認識したら、すぐにバックアップを取るチャンスです。
ケース2: 画面が真っ暗でパソコンにも認識しない
この場合は少し厳しいですが、まだ道はあります。修理店によっては、基盤から直接データを取り出す「データ復旧サービス」を提供しているところも。ただし、成功報酬型で数万円〜十数万円かかることもある高額なサービスなので、データの価値と天秤にかける必要があります。
修理か?買い替えか?決断のための費用ガイド
さあ、ここからが本題。現実的なお金の話です。
アップル正規サービスプロバイダでの修理費用
一番安心なのは、やっぱりアップル公式の修理です。使う部品も純正ですし、修理後の保証もしっかりしてます。
iphoneの修理料金は、機種と損傷の種類によって変わります。Appleのサポートページには最新の料金が掲載されているので、必ず確認しましょう。
ざっくりした目安としては
- 画面修理:機種により3万円台〜6万円台
- バッテリー交換:1万円台前半
- 背面ガラス修理:4万円台〜
「画面割れだけ」のつもりが、一緒に背面も割れてると「その他の損傷」という区分になって、料金が上がることもあるので注意です。
街の修理店という選択肢
「正規は高すぎる…」「もう少し安く済ませたい」。そんな時、駅前の修理ショップを検討する人も多いはず。
価格は正規の半額以下、ということも珍しくありません。即日修理に対応してくれるお店も多いので、iphoneがない生活を一刻も早く終わらせたい人には魅力的です。
ただし、知っておいてほしいリスクも。
非正規修理をすると、その後の防水性能が落ちることがあります。また、非正規の部品に交換したあとは、たとえお金を払ってもアップルの正規サービスでは修理を受け付けてもらえなくなるケースも。将来的なことを考えると、これは結構大きなデメリットです。
全損なら買い替えも視野に
修理見積もりを取ったら、新品を買うのと変わらない金額だった…なんてことも。
特にここ数年で発売された機種ならまだしも、3年以上前のモデルなら、最新のiphoneに買い替えるのも賢い選択です。
保険・保証サービスをフル活用してお金を抑える
修理代が高くて悩む前に、まずは「使える保険はないか?」をチェックしましょう。
AppleCare+に入っているか確認
iphone購入時にAppleCare+に加入していた人、あるいは加入期間内の人。これは強い味方です。
画面修理なら3,700円(+税)、それ以外の破損も12,900円(+税)で修理できます。全く入ってない場合と比べると、負担が全然違います。
携帯電話会社の端末保証サービス
docomoの「ケータイ補償」、auの「スマートパスプレミアム」、ソフトバンクの「あんしん保証パック」など、キャリアで契約している人は何らかの保証サービスに入っている可能性が高いです。
これらのサービス、実は水没や破損にも対応していることがほとんど。「修理代の一部を補償」ではなく、「一定の負担金で交換機を届けてくれる」タイプが多いです。
例えば、月々数百円払っているだけで、破損時に数千円〜1万円ちょっとの負担で同じ機種と交換してもらえるなら、かなりお得ですよね。
クレジットカードの保険
意外と見落としがちなのが、クレジットカードに付帯している「携帯電話損害保険」。ゴールドカード以上だと自動で付いてくることも多く、年間の修理代の一部をキャッシュバックしてくれるカードもあります。
「そういえば、カードでiphone買ったな…」という人は、カード会社のウェブサイトで「携帯電話保険」を調べてみてください。
買い替え決断時のスムーズな移行手順
「もうこれは買い替え時だ」と決めたら、次は新しいiphoneへの移行です。
壊れたiPhoneの下取りはできる?
結論から言うと、壊れたiphoneでも下取りに出せる場合があります。
Appleの下取りプログラムでは、故障した端末も対象です(ただし査定額は0円になることも)。キャリアの下取りも、故障機限定のプログラムを用意しているところが増えています。
「こんなに壊れてるし、捨てるしかないか…」と思う前に、一度下取りシミュレーションをしてみる価値はあります。0円でも、データを消去した上で責任を持って処分してもらえるという安心感もありますからね。
データ移行のベストな方法
新しいiphoneが手元に届いたら、いよいよデータ移行。
- iCloudバックアップがあれば、起動時に「iCloudバックから復元」を選ぶだけ
- パソコンにバックアップがあれば、ケーブルで繋いで復元
もし旧端末が完全に動かなくてバックアップも取れていない…という絶望的な状況でなければ、データは戻ってきます。
古いiPhoneを手放す前に絶対やること
下取りに出すにしても、処分するにしても、絶対にやってほしいことがあります。
- 「探す」をオフにする(アクティベーションロックを解除)
- iCloudからサインアウトする
- すべてのコンテンツと設定を消去(初期化)
これをやらないで手放すと、第三者があなたのデータを見られる可能性がゼロではありません。壊れていても、内部のデータは残っていることもあるので、セキュリティのためにも必ず実行してください。
同じ悲劇を繰り返さないために
最後に、せっかく新しいiphoneにしたなら、同じ「破壊」を防ぐための予防策も考えておきましょう。
ケース選びは命綱
「デザイン重視で薄いケース」も素敵ですが、落下防止を最優先するなら、ある程度の厚みと衝撃吸収素材を使ったケースがおすすめです。
軍用規格(MIL-STD)準拠のケースなら、高さ1.2mからの落下テストをクリアしているものも。少しごつくなりますが、何度も修理代を払うことを思えば、安い投資かもしれません。
ガラスフィルムも貼っておくべき
画面が割れた経験がある人ならわかると思いますが、本体の修理より画面だけの修理なら、まだダメージが少ないです。
強化ガラスのフィルムを貼っておくことで、衝撃をフィルムが吸収して、本体の液晶画面まで到達しない、ということがよくあります。まさに「捨て駒」的な存在ですが、この一枚で修理代が数万円変わると思えば、貼らない手はありません。
まとめ:破壊しても、そこで終わりじゃない
iphoneを破壊してしまった瞬間は、本当に頭が真っ白になりますよね。
でも、この記事で見てきたように、その後のアクション次第で、データは助かるかもしれないし、修理代も最小限に抑えられるかもしれません。
- まずは落ち着いて応急処置
- データの安全を最優先
- 修理か買い替えかは、費用と保険を天秤にかけて判断
- そして、次はちゃんと予防する
「やってしまった…」という後悔は、誰にでもあります。大切なのは、そこからどう立ち直るか。
このガイドが、あなたのiphoneライフを救う一助になれば幸いです。
