街角でキラリと光るiPhone。もしかしたら、あなたもiPhone拾っ た経験があるかもしれません。あるいは、これから遭遇するかもしれない。
「どうやって持ち主に返せばいいの?」
「警察に届けるべき?」
「触っちゃダメって聞くけど…」
親切心があるからこそ、逆にトラブルに巻き込まれたら嫌だな、って不安になりますよね。
でも大丈夫。正しい手順を知っておけば、あなたの親切心は確実に落とし主に届きます。この記事では、実際にiPhone拾っ たときに最初にやることから、絶対にやってはいけないNG行動まで、わかりやすく解説していきます。
せっかく拾った縁。気持ちよく「ありがとう」って言われる結末を迎えたいですよね。
拾ったらまず最初にやること3選
いきなりiPhone拾っ たとき、ちょっと慌てますよね。でも落ち着いて、次の3つを確認してください。
その場でバッテリー残量をチェック
まず最初に見てほしいのがバッテリー表示。もし残量が少なかったら、できればモバイルバッテリーをつなげてあげてください。
なぜかというと、落とし主が「探す」アプリであなたの位置を確認しようとしても、バッテリー切れだとそれもできなくなっちゃうから。できるだけ電源をキープしてあげるのが、親切の第一歩です。
ロック画面に表示されている情報を確認
多くの人が設定している「緊急情報」。ロック画面の左下にある「緊急情報」をタップしてみましょう。
医療IDが登録されていると、そこに「緊急連絡先」が表示されることがあります。もし表示されていれば、その番号にかけてみるのが一番確実です。
警察に届ける前に「Siri」に話しかけてみる
これ、意外と知られていないんですが、めちゃくちゃ効果的な方法です。
画面がロックされていても、Siriは呼び出せるんです。機種によって呼び出し方が違うので両方試してみてください。
- 「Hey Siri」と声をかける
- サイドボタンを長押しする
Siriが起動したら、こんなふうに話しかけてみましょう。
- 「ママに電話」
- 「家に電話」
- 「持ち主に電話」
もし英語設定のiphoneだったら、”Call mom”とか”Call home”も試してみる価値あり。実際にこの方法で持ち主と連絡が取れた!っていうケース、結構多いんですよ。
【テクニック編】落とし主を特定する5つの方法
Siriでダメだった場合、もうちょっと踏み込んで持ち主を探してみましょう。とはいえ、パスコードを適当に入れるような行為は絶対にダメですよ。
1. 「緊急情報」の医療IDを再度チェック
さっきも見ましたが、ここでもう一度じっくり確認を。連絡先だけでなく、「血液型」とか「アレルギー」みたいな個人情報が表示されていることも。もし表示されていれば、その人の特徴として警察に伝える手がかりになります。
2. SIMカードのキャリアを確認する
SIMトレイを開けて、どのキャリアのSIMカードが入っているか見てみましょう。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル…もしわかれば、そのキャリアのショップに「拾得物として預かりたい」と持ち込む方法があります。
ただし、個人情報保護の観点から、ショップ側がどこまで協力してくれるかはそのとき次第。でも、ダメもとで聞いてみる価値はあります。
3. 「探す」ネットワークからのメッセージ
落とし主が「探す」アプリで紛失モードに設定している場合、ロック画面にこんなメッセージが表示されていることがあります。
「このiPhoneを拾った方は○○までご連絡ください」
これが見えたら、もうラッキー。表示されている電話番号かメールアドレスに連絡するだけで話が終わります。
4. 充電器につないでみる
もしバッテリーが完全に切れていたら、充電器につないで起動を待ちましょう。電源が入ったタイミングで、先ほどの「紛失モード」のメッセージが表示される可能性があります。
5. 落とし主側の視点で考える
ちょっと視点を変えてみましょう。あなたが落とし主だったら、どんな方法でiPhoneを探しますか?
多くの人はこんな場所に問い合わせます。
- 最寄りの警察署(遺失届)
- 拾った場所を管轄する交番
- 駅やコンビニの落とし物窓口
- SNS(Twitterなど)
なので、拾い主であるあなたも、拾った場所の近くの交番に「こういうiPhoneを預かっているんですけど」って連絡を入れてみるのもひとつの方法です。
施設内で拾った場合の対応が違うって知ってた?
ここ、意外と知られていないんですが、iPhone拾っ た場所によって届け出先が変わります。
街中で拾った場合
これはシンプル。最寄りの警察署か交番に届け出るのが正解です。
お店・駅・施設内で拾った場合
コンビニ、飲食店、駅のホーム、ショッピングモール…こういった施設の中で拾った場合は、まず施設の従業員に渡すのが法律上のルールです。
この場合、遺失物法では「施設管理者」が一時的に預かる立場になります。なので、自分で警察に持ち込まずに、まずは店員さんを呼びましょう。
「あの、ここでiphone拾ったんですけど…」
そう言って預ければ、あなたの役目はひとまず終了。あとは施設側と警察の間で手続きが進みます。
絶対にやってはいけないNG行動4選
親切心からとはいえ、やってしまうと逆にトラブルになる行為があります。これは絶対にやめましょう。
1. パスコードを適当に入れてみる
「もしかしたら0000とかかな?」って思う気持ちはわかります。でも、これ絶対にダメ。
理由は2つ。
- 何度も失敗すると、iPhoneが自動でデータ消去される設定になっている場合がある
- 不正アクセス禁止法に抵触する可能性がある
せっかくデータが残っているのに、自分の手で消しちゃったら元も子もないですよね。
2. 初期化(リセット)する
これ、最悪のパターンです。
初期化すると、アクティベーションロックという仕組みが働いて、そのiphoneは「持ち主のApple ID」がないと使えなくなります。つまり、あなたにも使えないし、落とし主にもデータが戻らない最悪の状態に。
いわゆる「文鎮化」ってやつです。価値あるものがただの箱になっちゃうので、絶対にやめましょう。
3. SIMカードを抜いて自分の電話で使う
「ちょっとだけ電話してみようかな」は犯罪です。SIMカードは持ち主の契約情報の塊。これを悪用すると、なりすましとか通信の不正利用とみなされる可能性があります。
4. ネコババ(横領)する
「届け出るの面倒だし、どうせなら自分で使おう」
「ネットで売っちゃおう」
これ、立派な犯罪です。「占有離脱物横領罪」といって、10年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
しかも、今のiphoneは追跡技術がすごい。拾った場所からあなたの家までの経路、全部割り出される可能性があるんです。絶対にやめましょう。
警察に届け出る際の正しい手順
「よし、じゃあ警察に届けよう」。ここでスムーズに手続きできるように、流れを押さえておきましょう。
届け出に必要なもの
- 拾ったiphone本体
- あなたの身分証明書(運転免許証とかマイナンバーカード)
- 拾った場所や時間がわかるメモ(後で正確に伝えるため)
交番での流れ
- 「iphoneを拾いました」と伝える
- 拾った日時、場所、機種の色や特徴を聞かれるので答える
- 警察官が「拾得物預り証」という書類を作成してくれる
この「拾得物預り証」、めちゃくちゃ大事です。なぜなら…
- 後日「あの時拾ったiPhone、自分が落としたんです」って名乗り出る人が現れたときの証明になる
- 落とし主が見つかった場合、報労金(ほうろうきん)を受け取る権利が発生する
この紙切れ一枚で、あなたの親切心が「法律的にも正しい行い」として認められるんです。なくさずに大切に保管しておきましょう。
落とし主が見つかったら…報労金っていくらもらえる?
法律(遺失物法)では、落とし主は拾ってくれた人に対して、物件の価値の5%から20%の範囲で「報労金」を支払うのが慣習とされています。
つまり、10万円のiphoneなら、5,000円〜2万円くらいが相場。
ただ、これはあくまで「法律的にはそういう決まりがあるよ」って話。実際には「いえいえ、そんな気持ちだけで十分です」って辞退する人も多いですし、逆に落とし主側がお礼として気持ちを包んでくれるパターンも。
どちらにしても、もめ事にならないように、警察の方が間に入って調整してくれることがほとんどです。
どうしても落とし主が見つからない場合
警察に届け出てから3ヶ月が経過しても落とし主が現れなかった場合、法律的にはあなたに所有権が移ります。
つまり、そのiphoneはあなたのものになる可能性がある、ということ。
ただし、ここでひとつ大きな壁が。それは最初に言った「アクティベーションロック」です。落とし主がiCloudからデバイスを削除しない限り、あなたはこのiPhoneを使えません。
結局、警察で3ヶ月保管された後も、ロックがかかったままだと使い道はない…というのが現実です。それでも「記念に持っておく」とか「部品取りにする」くらいはできるかもしれませんが。
まとめ:正しい知識で親切をカタチに
iPhone拾っ たときの正しい行動、伝わりましたでしょうか。
最後にもう一度、大事なポイントだけおさらいしましょう。
- まずはSiri! 意外とこれで連絡がつく
- ロック画面の緊急情報を忘れずに
- 施設内なら店員さんに渡すのがルール
- 初期化は絶対NG データも端末もパーになる
- 最終的には警察へ 「拾得物預り証」は大事に保管
落とした側の気持ちになって考えれば、自然と正しい行動は見えてきます。
「もし自分が落としたら…」
「誰かが拾ってくれていたら、どんなふうに対処してほしいか…」
あなたのその親切心が、きっと誰かの大切なデータと思い出を守ることにつながります。
もし街で1台のiphoneと出会ったら、今日お話ししたことを思い出してくださいね。
