みなさん、こんにちは。
最近のiPhoneのスペック表でよく見かける「ミリ波対応」という言葉。
「なんだかすごそうだけど、実際何が違うの?」
「自分のiPhoneってミリ波に対応してるっけ?」
「日本で本当に使えるの?」
こんな疑問、持ったことありませんか?
実は僕も新しいiPhoneを買うたびに「ミリ波って必要?」って悩んでました。でも、調べてみると意外とシンプルで、知っておくとiPhone選びの参考になるんです。
今回はiPhoneミリ波について、技術の話から実際の使える場所、そして「自分に必要かどうか」の判断基準まで、わかりやすく解説していきますね。
そもそもミリ波って何?5Gとの関係をサクッと理解しよう
まずは基本から。
ミリ波っていうのは、電波の一種なんです。名前の通り、波長が数ミリメートルくらいのとても高い周波数の電波のこと。具体的には28GHz帯っていう周波数が使われています。
で、今僕たちが使っている5G通信には、大きく分けて2種類の電波があるんです。
① Sub6(サブシックス)
これは6GHz以下の周波数帯。今までの4G(LTE)に近い性質を持っていて、障害物に強くて遠くまで電波が届きやすいのが特徴。広いエリアをカバーするのに向いています。
② ミリ波
今回の主役です。Sub6よりずっと高い周波数を使います。特徴は何と言っても超高速・大容量通信。でも、直進性が強くて障害物にめちゃくちゃ弱い。建物の陰に入ったり、雨が降ったりすると電波が届きにくくなっちゃうんです。
つまり、ミリ波は「速いけどデリケート」な電波ってイメージですね。
ミリ波のすごいところ・イマイチなところ
ミリ波のメリット:体験できる世界が変わる
ミリ波の最大の魅力は、その圧倒的な通信速度です。
理論上の最大速度は下り10Gbps以上。4Gの100倍以上、Sub6と比べても数倍から十数倍の速さと言われています。
具体的にどんな体験ができるのかというと…
- 映画のダウンロードが数十秒で完了:ハイビジョン映画1本(数GB)があっという間
- 4Kや8K動画がサクサク再生:バッファリングのイライラから解放
- クラウドゲームが快適:遅延が少ないから、アクションゲームでもストレスフリー
- アプリのアップデート待ちゼロ:気づいたら終わってる
要するに「待ち時間のほぼ解消」と「よりリッチなコンテンツ体験」がミリ波の恩恵ってわけです。
ミリ波のデメリット:まだまだ課題も多い
でも、良いことばかりじゃないんです。ミリ波には無視できない弱点があります。
① 電波が届く場所がめっちゃ限られる
- 大きな建物の陰に入ったらアウト
- コンクリートの壁はほぼ透過しないから、屋内だと基本使えない
- 手で持った時に手のひらで遮られると通信が不安定に
- 雨の日はさらに届きにくくなる
② バッテリーの減りが早い
超高速通信の代償として、消費電力はSub6より大きめ。ミリ波を使い続けると、バッテリーの減りが気になるかもしれません。
③ 端末のデザインに影響
ミリ波を使うには専用のアンテナモジュールが必要で、iPhoneの側面に「窓」みたいな部分があるのはそのため。デザインや堅牢性とのバランスを取る必要があるんです。
あなたのiPhoneはミリ波対応?機種別対応表
ここが一番気になるところですよね。
日本で販売されているiPhoneのミリ波対応状況をまとめました。
iPhone 12シリーズ(2020年発売)
- iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
- 日本向けモデルはミリ波非対応
- 米国向けのみ対応だった世代です
iPhone 13シリーズ(2021年発売)
- iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
- 日本向けモデルもミリ波対応に!
- この世代から日本の主要キャリアがミリ波サービスを開始
iPhone 14シリーズ(2022年発売)
- iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
- 日本向けモデルもミリ波対応
iPhone 15シリーズ(2023年発売)
- iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
- 日本向けモデルもミリ波対応
- Proモデルはチタニウム筐体に
iPhone 16シリーズ(2024年発売)
- iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max
- 日本向けモデルもミリ波対応
- 最新モデルでも継続して対応しています
注意点:海外版を買うときは要注意
中古市場で海外版(特に米国版)のiphoneを買う場合、ミリ波対応はしていても日本のキャリアが使う周波数に完全対応しているとは限りません。また、米国版は物理SIMスロットがなくてeSIMのみ、なんてことも。
日本で普通に使いたいなら、素直に日本向けモデルを選ぶのが無難ですよ。
日本でミリ波は本当に使えるの?キャリア別対応状況
「対応してるのはわかったけど、実際使える場所ってあるの?」
これ、一番の疑問ですよね。
結論から言うと、使える場所はまだまだ限定的です。
主要キャリア3社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)は、いずれも28GHz帯のミリ波サービスを提供しています。でも、そのエリアは「スポット的」。
具体的には…
- スタジアムやコンベンションセンター
- 主要駅の周辺
- 大規模な商業施設
- 一部の観光地
こういう「人が一時的に集中する場所」を中心にエリアが作られています。
つまり、一般的な住宅地やオフィス街のど真ん中でバリバリ使える!ってわけじゃないんですね。
各キャリアの公式サイトでエリアマップが公開されているので、自分の生活圏が対応しているか確認してみると良いですよ。
実際の速度はどれくらい?ユーザーの声をチェック
「じゃあ、実際繋がったらどれくらい速いの?」
各種メディアのレビューやユーザー報告をまとめると、こんな感じです。
実測スピードの目安
- 最大速度:下り1Gbps~4Gbps超えの記録あり(光回線の1Gbpsを軽く超える)
- 平均速度:500Mbps~2Gbps程度
- 比較:同じ場所のSub6は数十Mbps~数百Mbps
理論値(10Gbps超)には及ばないものの、それでも十分すぎる速さですよね。
実際に使った人の口コミ
嬉しい声
「渋谷のスクランブル交差点で2Gbps出た!速すぎて笑ったわ」
「ドームのイベント中、周りが繋がりにくいのに自分だけ快適に動画見られた」
「アプデが一瞬で終わる。これはクセになる」
厳しめの声
「ミリ波対応にしたけど、ほとんどミリ波マーク見たことないんだけど…」
「家の中では全く繋がらない。エアコン程度の壁でアウトかよ」
「バッテリーの減りが早い気がする。結局オフにしてる」
「少し動いただけで速度が落ちる。安定感がないんだよな」
こうやって見ると、「体験できた人は感動するけど、体験できない人の方が圧倒的に多い」 のが現状のようです。
結局、ミリ波って必要?選ぶべき人・選ばなくていい人
ここまで読んで、「じゃあ自分はミリ波対応のiPhoneを選ぶべき?」って迷いますよね。
僕なりの結論をまとめてみました。
ミリ波を重視した方がいい人
① 大都市のミリ波エリアに住んでいる/よく行く人
事前にキャリアのエリアマップで確認してみてください。もし自宅や職場、通勤経路がエリア内なら、日常的に恩恵を受けられる可能性大です。
② 大容量データを頻繁にやり取りする人
動画クリエイターや写真家さんなど、クラウドに大きなファイルをアップ/ダウンロードする機会が多い人は、ミリ波の速さが生きる場面が多いでしょう。
③ テクノロジー好きで最速を追い求めたい人
「5Gの究極形を体験したい!」というモチベーションがあるなら、それだけで選ぶ価値ありです。
④ スタジアムやイベント会場によく行く人
人が密集する場所ではSub6でも速度が落ちることがあります。そういう場所での安定通信手段としてミリ波は有効です。
ミリ波をそこまで重視しなくていい人
① 地方在住の人
現状、ミリ波のエリアは三大都市圏と一部の地方都市が中心。エリア外なら気にする必要はほぼありません。
② 家や職場ではWi-Fiメインの人
屋内でのミリ波利用はほぼ期待できません。屋外で使うにしても、動画視聴やWebブラウジングならSub6で十分快適です。
③ バッテリー持ちを気にする人
ミリ波は消費電力が大きいので、バッテリーを長持ちさせたいなら、設定で5Gを「省データモード」や「5Gオート」にしておくのが正解。だったら最初からミリ波にこだわらなくても…という話になります。
④ コスパ重視で中古や格安iPhoneを探している人
現状のメリットを考えれば、あえてミリ波非対応モデルを選ぶのも合理的な判断です。
まとめ:ミリ波は「今すぐ全員必要」じゃないけど「未来の標準」
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
iPhoneミリ波について、改めてまとめると…
- 超高速通信が可能だが、電波が届く場所はまだまだ限定的
- iPhone 13以降の日本向けモデルはミリ波対応
- 実際に使えるエリアは都市部の一部スポット中心
- 体験できれば感動ものだが、今のところ「必須」ではない
というのが正直なところです。
ただ、Beyond 5Gや6Gの時代を見据えると、こうした高周波数帯の活用は確実に進んでいきます。ミリ波はその「第一歩」として、これからの技術発展の土台になる重要な存在なんです。
「今すぐ必要か?」と聞かれれば、多くの人にとっては「そこまでじゃない」。でも「将来性」という意味では、対応していることに越したことはない。
…って、ちょっと逃げた言い方になっちゃいましたかね(笑)
要は、自分のライフスタイルや予算と相談して、「あったら嬉しい」くらいの気持ちで選べばOKだと思います。
あなたのiPhone選びの参考になれば、嬉しいです!
