みなさん、こんにちは。最近のiPhone、特に14シリーズ以降に搭載されている「衛星通信機能」ってご存じですか?
「山の中で遭難しそうになった」「災害で携帯がつながらない」——そんな極限状態でも、空が見えれば助けを呼べる画期的な機能です。でも気になるのは料金のこと。「これってお金かかるの?」「無料って聞いたけど、ずっと無料なの?」
今回はiPhone衛星通信の料金について、現時点でわかっている情報を徹底的に整理していきます。無料期間の終了時期から、予想される月額料金、実際に使える場所まで、知りたいことをまるっと解説するので、最後までお付き合いください。
まずは基本をおさらい。iPhoneの衛星通信ってどんな機能?
そもそもiPhoneの衛星通信機能が何なのか、簡単におさらいしておきましょう。
これは2022年に発売されたiPhone 14シリーズから搭載された機能で、携帯電話の電波がまったく届かない場所でも、人工衛星を経由して緊急通報できるというもの。山奥でのトレッキング中や、海上でのレジャー中、あるいは大規模災害で携帯基地局がダウンしてしまった時などに威力を発揮します。
現在、この機能では主に2つのことができます:
- 緊急SOS(衛星経由):警察や消防、海上保安庁などの緊急通報機関に接続
- 衛星経由のロードサイドアシスタンス:車のトラブル時の支援要請(これは今のところ米国限定)
つまり、命に関わるような緊急時に「最後の切り札」として使うことを想定した機能なんですね。
iPhone衛星通信の料金、現在は無料で使えるって本当?
結論から言うと、2024年9月現在、この機能は無料で利用できます。
AppleはiPhone 14シリーズの発売時に「最初の2年間は無料」と発表していました。その後、iPhone 15、16シリーズでも同様の機能が搭載され、無料期間も引き継がれています。
具体的にはこんな感じ:
- iPhone 14シリーズ:購入から2年間無料
- iPhone 15シリーズ:購入から2年間無料
- iPhone 16シリーズ:同じく無料期間付き
つまり、新しいiPhoneを買った人は、その日から2年間は追加料金なしで衛星通信機能を使えるということ。これはかなり太っ腹ですよね。
ただ、「2年経ったらどうなるの?」という疑問が当然わいてきます。そこで次の章では、無料期間終了後の料金について、今わかっている情報をまとめていきます。
気になる無料期間終了後のiPhone衛星通信料金を予測
Appleはまだ正式に「無料期間後の料金は〇〇円です」と発表していません。でも、業界の動きや競合サービスの価格から、ある程度の予測は立てられます。
予想される料金プラン
複数のアナリストや専門家の予測を総合すると、こんな感じの料金設定になるのではと言われています:
- 月額課金:500円〜800円程度
- 年額課金:4,500円〜7,500円程度(月額よりお得感あり)
- 家族共有プラン:複数台まとめると割引
また、Appleの得意とする「バンドル販売」の可能性も高いです。例えば「Apple One」にこの衛星通信機能が含まれたり、「iCloud+」の上位プランに追加されたりするかもしれません。
競合サービスと比べると意外とお得?
ちょっと他の衛星通信サービスと比べてみましょう:
- Garmin inReach:専用端末代が4万円前後、月額5,000円〜
- Spot X:端末代3万円前後、月額4,000円〜
- 日本の衛星電話サービス:月額3,000円前後+通信料
これらと比べると、iPhoneの衛星通信は:
- 専用端末を買う必要がない(すでにiPhoneを持っている)
- 月額料金も低めに設定される可能性が高い
というメリットがあります。年に数回アウトドアに行くくらいの人には、専用端末を買うよりずっとコスパが良さそうです。
どのiPhoneで衛星通信が使える?対応機種をチェック
料金の前に、そもそも自分のiPhoneでこの機能が使えるのか確認しておきましょう。
対応しているiPhoneはこちら:
- iPhone 14、14 Plus
- iPhone 14 Pro、14 Pro Max
- iPhone 15、15 Plus
- iPhone 15 Pro、15 Pro Max
- iPhone 16シリーズ(全モデル)
残念ながらiPhone 13以前のモデルやSEシリーズは、衛星通信用のアンテナをハードウェアとして搭載していないため、この機能は使えません。「山登りによく行くから衛星通信が欲しい」という人は、機種変更を検討するタイミングかもしれませんね。
日本で使えるの?対応地域を確認
これ、意外と知られていないのですが、日本でもしっかり使えます。
2023年後半から日本でのサービスが開始されていて、以下の条件を満たせば利用可能です:
- 対応iPhoneを持っている
- iOSのバージョンが16.4以降(最新版推奨)
- ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのいずれかと契約している
- SIM(物理またはeSIM)が有効な状態
日本の消防、警察、海上保安庁に直接つながるので、安心して使えます。
ちなみに2024年9月現在、この機能が使える国と地域は:
北米:アメリカ、カナダ
欧州:イギリス、アイルランド、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、スイスなど16カ国
アジア太平洋:日本、オーストラリア、ニュージーランド
その他:イスラエル
Appleは順次対応地域を広げているので、今後さらに多くの国で使えるようになるでしょう。
実際の使い心地は?通信品質と注意点
せっかくの機能、いざという時にちゃんと使えないと困りますよね。ここでは実際の使用感や技術的なポイントをお伝えします。
通信の仕組み
iPhoneの衛星通信は、Globalstarという会社の衛星ネットワークを使っています。手順はこんな感じ:
- 圏外になるとiPhoneが自動で「衛星通信使う?」と提案
- 専用アプリが空の衛星の位置を表示
- その方向にiPhoneを向ける
- メッセージ送信
- 衛星が地上局に転送、緊急機関に接続
知っておきたい制限事項
便利な機能ですが、完璧ではありません。以下の点は覚えておきましょう:
- テキストベースの通信が基本:写真や動画は送れない(ごく小さい画像は例外あり)
- 通信確立に時間がかかる:状況により15秒から数分程度
- 見通しの良い場所が必要:木々や建物が多いと捕捉しづらい
- 天候の影響を受ける:大雨や厚い雲で品質低下
- バッテリー消費は大きめ:1時間で10〜15%程度消費(低温時はさらに早まる)
特に「森林の中では使いにくい」というのは覚えておいた方がいいポイント。山登りするなら、ある程度開けた場所まで移動してから使う想定が必要です。
デモモードで練習できる
「緊急時じゃないと使えない機能って、いざという時に操作がわからないのでは?」という心配、ありますよね。でも大丈夫。
iPhoneの設定アプリから「デモモード」を起動すれば、実際と同じ操作画面を体験できます。実際の通信は行われませんが、手順を覚えるには十分。登山に行く前に一度練習しておくと安心ですよ。
ユーザーの声から見るiPhone衛星通信の価値
実際に使った人の声を見ると、この機能の価値がよくわかります。
助かった!という声:
- 「ユタ州の国立公園で足を骨折。衛星SOSで救助要請できた」
- 「アラスカの僻地で車が故障。ロードサイドアシスタンスを呼べた」
- 「台風で停電中、携帯回線が使えなかったが家族に無事を知らせられた」
改善してほしい点:
- 「木が密集した場所では衛星捕捉に時間がかかった」
- 「曇天時は晴れている時より時間がかかった」
- 「初めて使う時、iPhoneの向きに少し戸惑った」
「年に1〜2回しか使わない機能に月額課金するのは…」という声もある一方で、「命を救う可能性がある機能が実質無料なのは革命的」という高評価も多く見られます。
まとめ:iPhone衛星通信の料金と付き合い方
ここまで長々と書いてきましたが、最後に要点をまとめます。
現時点での結論
- 2024年9月現在、iPhone衛星通信は無料
- iPhone 14/15/16ユーザーは購入から2年間は追加料金なし
- 無料期間終了後の料金は未定だが、月額500〜800円程度と予想される
- 専用衛星通信機と比べると、初期コストゼロで使えるメリット大
こんな人は継続契約を検討しよう
- 月1回以上アウトドア活動する人
- 専用衛星通信機の代替として考えている人
- 災害時の備えを万全にしたい人
こんな人は様子見でOK
- 年に数回しかアウトドアに行かない人
- 都市部での生活が中心で、災害時以外の利用想定がない人
- 無料期間終了後の料金次第で判断したい人
今後の展望
Appleはこの機能をさらに進化させると予想されています:
- 対応地域の拡大
- 緊急SOS以外の一般メッセージング機能
- 他社スマホとの相互運用性
スターリンクなど競合サービスの登場で、市場全体の料金が下がる可能性もあります。
iPhone衛星通信の料金は、今後の発表を待つしかない部分も多いですが、「命を守るための保険」と考えれば、月額数百円は決して高くないかもしれません。特にアウトドア好きな人や、災害の多い地域に住む人にとっては、心強い味方になってくれるはずです。
みなさんも自分のライフスタイルに合わせて、この機能をどう活用するか考えてみてくださいね。何より、実際に使う場面がないことが一番ですが、もしもの時に備えがあるのとないのとでは大違い。最新iphoneなら、そんな安心も手に入るということです。
