朝、目が覚めてスマホを探したら無い。
ポケットに入れたはずなのに、気づいたら消えてた。
もしかしたら、落としたんじゃなくて盗まれたかもしれない。
この記事を読んでいるあなたは、今まさにそんなパニック状態かもしれません。でも、ちょっとだけ落ち着いてください。iPhoneには強力なセキュリティ機能が搭載されていて、正しい手順を踏めば被害を最小限に抑えられます。
ここでは、盗難時にやるべきことと、検索している「デバイスの保護オフ」の正体について、状況別に解説していきます。
まずはこれだけは絶対にやれ!盗難直後の4つの対応
「デバイスの保護をオフにする方法を知りたい!」という気持ちはわかります。でも、その前にやらなきゃいけないことがあるんです。順番を間違えると、個人情報が抜き取られたり、金銭的な被害に遭う可能性も。
以下の4つは、可能な限り早い順番で対応してください。
1. 「iPhoneを探す」で紛失モードを起動する
家族や友達のiphone、iPad、あるいはパソコンからでもOKです。
- iCloud.comにアクセスして、自分のApple IDでログイン
- 「iPhoneを探す」を開く
- 盗まれたデバイスを選択して「紛失モード」をオン
このとき、画面に表示させるメッセージを設定できます。
「このiPhoneは紛失しました。警察に届け出ています。発見された場合は○○までご連絡ください」といった感じで、連絡先を入れておきましょう。
重要ポイント:
- 端末がオフラインでも、次にオンラインになった瞬間にメッセージが表示される
- Apple Payに登録したクレジットカードは、紛失モードで支払い機能が停止される(でも念のためカード会社への連絡も別途必要)
2. 携帯キャリアに連絡して回線を止める
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル…自分の使っているキャリアにすぐ電話してください。
回線を一時停止してもらえば、第三者による勝手な通話や通信、高額サービスの契約を防げます。SIMカードの再発行手続きも、このタイミングで案内してもらいましょう。
3. 警察に盗難届・遺失届を出す
「警察に行く時間がない…」と思っても、これはめちゃくちゃ重要です。
最寄りの警察署で盗難届(または遺失届)を提出してください。この時、iPhoneの製造番号(IMEI/シリアル番号)が分かると、発見されたときの照合がスムーズになります。iPhoneの元の箱や、キャリアからもらった購入時の書類に記載されています。
盗難届は、保険請求のときに必要になるケースもあるので、必ず出しておきましょう。
4. 主要アカウントのパスワードを全部変える
盗まれたiphoneの中には、メールやLINE、Twitter(X)、Facebook、銀行アプリなどがログイン状態のままかもしれません。
急いで以下のパスワードを変更してください:
- Apple ID(これが一番重要!)
- メインで使っているメールアドレス
- SNS系アカウント
- ネットバンキングやクレジットカードのアプリ
特にApple IDのパスワードが漏れると、泥棒が「デバイスの保護をオフ」にしようとする可能性もあります。二要素認証を設定しているならまだ安心ですが、それでも変更するに越したことはありません。
「デバイスの保護(アクティベーションロック)」って結局なに?
ここからが本題。あなたが知りたい「デバイスの保護をオフにする」って、どういうことなのか?
正式名称は 「アクティベーションロック」 といいます。「iPhoneを探す」機能の一部として搭載されている、超強力なセキュリティ機能です。
アクティベーションロックの仕組み
簡単に言うと:
- iphoneが盗まれて、泥棒が工場出荷状態にリセットした
- 新しいiPhoneとして設定しようとする
- すると、最後にサインインしていたユーザーのApple IDとパスワードの入力を求めてくる
- これを突破できないと、iPhoneは使えない=ただの電子機器のガラクタ
つまり、あなたのApple IDとパスワードが分からない限り、泥棒はiPhoneを一切使えません。
中古市場に流そうとしても、アクティベーションロックがかかっている端末は「ジャンク品」扱いで、ほとんどお金になりません。これが、Appleの強力な抑止力になっています。
よくある誤解を解いておきます
- ❌ 「デバイスの保護をオフにする」=ロック画面のパスコードを解除すること
→ 違います。パスコードとApple IDは別物です。 - ✅ 「デバイスの保護をオフにする」=「iPhoneを探す」をオフにすること
→ これはApple IDのパスワードを知っている本人しかできません。泥棒には絶対にできない仕組みです。
状況別:デバイスの保護をオフにする具体的な方法
ここからは、あなたが今おかれている状況に合わせて、どうすればいいかを解説します。
ケースA:自分で使っていたiPhoneを手放す場合(下取り・売却)
これは盗難ケースではありませんが、正しい「保護オフ」の手順なので参考までに。
- 「設定」アプリ → 画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「iPhoneを探す」→「iPhoneを探す」をオフ(Apple IDパスワードが必要)
- 戻って「すべてのデバイス」から該当のiPhoneを選び「アカウントから削除」
- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
これで、次の所有者が問題なく使える状態になります。
ケースB:盗難にあったiPhoneをアカウントから切り離したい(戻ってこない場合)
「もう二度と戻ってこないなら、自分のアカウントから消してしまいたい…」そう思いますよね。
手順はこうです:
- パソコンや別の端末から iCloud.com/find にアクセスしてApple IDでログイン
- 「すべてのデバイス」から盗難にあったiphoneを選択
- 「iPhoneを消去」を選ぶ(オフラインでもOK。次にネットにつながった瞬間にデータが消える)
- ただし、ここで注意:消去しても、アクティベーションロックはかかったままです
アカウントから完全に削除したい場合は、次のケースCの方法が必要になります。
ケースC:Appleにアクティベーションロック解除を依頼する(購入証明が必要)
これが「保護を完全にオフにする」最終手段です。でも、書類の準備が必須なので覚悟してください。
必要なもの:
- 購入時のレシート、納品書、領収書(キャリア購入なら「購入証明書」でもOK)
- これらの書類には機種名、シリアル番号またはIMEI、あなたの氏名と住所が明記されている必要がある
- 警察の盗難届出証明書
手順:
- Appleのサポートサイト(getsupport.apple.com)へ
- 「iPhone」→「紛失または盗難されたiPhone」→「引き続きサポートが必要な場合」から連絡(チャットか電話)
- オペレーターに状況を説明すると、書類提出用の専用リンクを送ってくれる
- 審査に通れば、リモートでアクティベーションロックが解除される
注意点:
- 審査には数日から1週間以上かかることも
- 書類不備で却下される可能性あり。確実な書類準備が命
ケースD:中古で買ったら「持ち主によりロックされています」と出た場合
これは、前の所有者がリセット前にちゃんとサインアウトし忘れているケース。
まずやること:
- 販売者に連絡して、前の所有者にApple IDからのサインアウトと「iPhoneを探す」の無効化を依頼してもらう
もし販売者と連絡が取れない場合、あなたが購入したレシートを持ってAppleに解除を依頼することになります。ただし、Appleは基本的にレシートに書かれた購入者本人(前の持ち主)しか解除を受け付けないポリシーなので、結構ハードルが高いです…。
悪用されないために!今からできる予防策
今回の盗難被害、本当に辛いと思います。でも、次に新しいiphoneを手に入れたときのために、ぜひ覚えておいてほしい設定があります。
「iPhoneを探す」は常にON
これ、マジで鉄則です。バッテリー切れでも最終位置をAppleに送信する機能もあるので、絶対にオフにしないでください。
画面ロックは複雑に
「0000」とか「1234」は論外。数字6桁以上、できればアルファベット混じりのパスコードがベター。Face IDやTouch IDも忘れずに設定を。
Apple IDの二要素認証は必須
これ、めちゃくちゃ重要です。二要素認証をONにしておくと、誰かがあなたのパスワードを知っても、信頼できるデバイス(あなたの別のApple製品)や電話番号に送られる確認コードがなければログインできません。
つまり、泥棒が「デバイスの保護をオフ」にしようとするのを、技術的に完全にブロックできるんです。
シリアル番号/IMEIはメモっておく
今のiPhoneの箱、まだ残ってますか?そこに書いてあるシリアル番号とIMEI、必ず紙にメモするか、クラウドストレージに保存しておきましょう。盗難時に警察への届け出が超スムーズになります。
【最重要警告】絶対にやってはいけないこと
ネットで検索すると、たまに出てくるんですよね。
「格安でアクティベーションロック解除します」
「確実にiPhoneのロックを外せます」
こういう業者、100%詐欺だと思ってください。
個人情報を抜き取られるか、最悪の場合、犯罪に加担することになります。Appleの正規の解除方法は、自分で正しいApple IDとパスワードを入れるか、Apple公式サポートに購入証明書を出すかの2つだけです。それ以外の「裏技」は存在しません。
まとめ:まずは落ち着いて、やるべきことを確実に
iPhoneを盗まれるって、本当にショックな出来事です。でも、あなたが今この記事を読んでいるということは、ちゃんと対処しようとしている証拠。
もう一度、やることを整理しますね:
- 「iPhoneを探す」で紛失モードをON(これが最優先)
- キャリアに連絡して回線停止
- 警察に盗難届
- 主要アカウントのパスワード変更
- その上で、状況に応じて「デバイスの保護(アクティベーションロック)」の解除手続きへ
Appleのセキュリティ機能は本当によくできています。あなたの大事なデータは、簡単には盗まれません。正しい手順を踏めば、被害は最小限に抑えられます。
もし手続きで迷ったら、Appleの公式サポートに問い合わせるのが一番確実です。公式サイトのチャットサポートは比較的すぐに繋がるので、ぜひ活用してください。
あなたのiphoneが早く見つかりますように。そして、この記事が少しでも助けになりますように。
