あなたのiPhone、本当に守れてる?
「ちょっとカフェで席を外した隙に」「電車の中で気づいたらポケットが軽くなってて」——そんなふうにiPhoneを盗まれる人は、年後を絶ちません。
でも、本当に怖いのは端末を失うことじゃない。その先にある被害なんです。盗まれたiphoneの中には、あなたの顔写真、住所、クレジットカード情報、さらには銀行のアプリまで全部入ってる。犯人がパスコードを突破したら、人生が大きく変わってしまうかもしれない。
だからこそ、今この瞬間からできる対策を知っておいてほしい。この記事では、最新のiOS機能を使った具体的な保護方法から、万が一盗まれてしまった時の行動手順まで、全部まとめてお届けします。
なぜiPhoneは狙われるのか?知っておきたい盗難の実態
警察庁のデータによると、スマホの盗難被害は年間約7万件。そのうち約4割がiphoneだと言われています。
最近特に増えているのが、パスコードを覗き見してから奪うという手口。カフェや電車の中で、あなたがロック解除する瞬間を後ろからこっそり見られてるかもしれない。そして駅のホームで奪い、すぐにパスコードを入力——そんな被害が相次いでいるんです。
犯人が最初にやることは、Apple IDのパスワード変更。そうなると、あなたは自分のアカウントにもアクセスできなくなり、銀行口座やクレジットカードまで乗っ取られる可能性が出てくる。
怖い話でしょ?でも、ちゃんと防ぐ方法はあります。
今すぐ設定すべき!盗難被害を防ぐ3つの鉄則
その1:「iPhoneを探す」は絶対オンにする
これはもう、すべての基本。設定アプリを開いて、自分の名前をタップ。「iPhoneを探す」がオフになってたら、今すぐオンにしてほしい。
この機能、ただ位置を追跡するだけじゃないんです。アクティベーションロックっていって、端末を初期化してもあなたのApple IDとパスワードを入力しないと使えなくなる。つまり、犯人が盗んだiphoneを転売しようとしても、まともな値段で売れないんですよね。
それに「探すネットワーク」も忘れずにオンにしておくと、たとえ電源が切れてても周りのApple製品がこっそり位置情報を教えてくれる。これ、めちゃくちゃ強力です。
その2:2ファクタ認証でアカウントを固める
Apple IDのパスワードがバレても大丈夫なようにするのが2ファクタ認証。これを設定しておけば、新しいデバイスでサインインしようとするたびに、あなたの信頼できるiPhoneや電話番号に確認コードが送られます。
設定は「設定」→「自分の名前」→「パスワードとセキュリティ」から。まだの人は今すぐやっておいたほうがいい。
その3:iOS 17.3以降の「盗難デバイスの保護」機能
これ、めちゃくちゃ大事なので覚えておいてほしい。iOS 17.3で追加された新機能なんだけど、パスコードが漏れても大丈夫なように設計されてるんです。
この機能をオンにすると、例えばApple IDのパスワードを変更する時——普通はパスコード入力だけでできちゃうんだけど、これがFace IDかTouch ID必須になる。つまり、犯人があなたのパスコードを知っていても、顔や指紋は偽装できないから変更できないんです。
しかも、さらに重要な操作(Apple IDのパスワード変更とか)には、1時間のセキュリティ遅延っていう待ち時間が発生する。自宅や職場など、よく行く場所ではこの遅延は起きないんだけど、それ以外の場所から変更しようとすると「1時間後にまたやってね」ってなる。この間にあなたが気づいて対処できれば、被害を最小限に食い止められるというわけ。
設定方法は「設定」→「Face IDとパスコード」→「盗難デバイスの保護」をオンにするだけ。今すぐ確認してみて。
もし盗まれちゃったら…最初の10分が勝負
どんなに対策してても、盗まれる時は盗まれる。そんな時に冷静に行動できるかどうかで、その後の被害が大きく変わります。
1. 「iPhoneを探す」で紛失モードに
まずはパソコンか友達のスマホを借りて、iCloud.comにアクセス。「iPhoneを探す」を開いて、あなたの端末を選びます。
ここで「紛失モード」をオンにすると、端末はパスコードでロックされ、Apple Payは自動的に無効になる。さらに画面に「このiPhoneは紛失しました。見つけた方はこの番号に連絡を」っていうメッセージを表示できるので、親切な人が見つけてくれる可能性も出てきます。
2. 携帯会社に連絡して回線を止める
次に、あなたが契約してる携帯会社(ドコモ、au、ソフトバンクなど)に電話して、回線の利用停止を依頼します。これやらないと、犯人があなたの回線でデータ通信したり、高額な国際電話かけたりする可能性があるから注意。
3. 警察に被害届を出す
盗難された場所を管轄する警察署に行って、被害届を出します。この時に必要なのがIMEI番号(端末固有の15桁の番号)。これは「設定」→「一般」→「情報」で事前に確認できるし、購入時の箱にも書いてあります。
この番号を伝えておくと、もし犯人が逮捕された時や、中古ショップに持ち込まれた時にあなたの端末だと特定してもらいやすくなります。
4. Appleサポートに連絡する
警察に行ったら、Appleのサポートにも連絡を。盗難届の受理番号を伝えると、サポートがスムーズになります。
もし「AppleCare+ with Theft and Loss」っていう補償プランに入ってたら、ここで交換用のiphoneを手配してもらえる。自己負担金はかかるけど、新しい端末を安く手に入れられます。
AppleCare+の盗難補償ってどうなの?
「AppleCare+ with Theft and Loss」は、通常のAppleCare+(延長保証)に盗難・紛失補償がついたプラン。iphone購入から60日以内なら加入できます。
自己負担金は機種によって違うけど、例えば最新のPro Maxモデルなら16,800円くらい。年間2回まで使えるから、うっかりなくしちゃう人には強い味方になるはず。
ただ、申請には警察の盗難届が必須。それと「iPhoneを探す」で紛失モードを有効にしてることが条件なので、この2つは忘れずに。
パスコードを守る小さな習慣が命取りを防ぐ
せっかくのセキュリティ機能も、パスコードを盗み見られたら意味がない。日常の小さな工夫で、リスクをグッと減らせます。
- 入力時は手で覆う:ATMと同じ感覚で、周りから見えないようにするクセをつける
- 単純な数字は避ける:「0000」「1234」は論外。誕生日も避けたほうが無難
- 生体認証をメインに:Face IDやTouch IDが使えるなら、パスコード入力の頻度を減らす
- 置きっぱなし厳禁:カフェでトイレに行く時も、コンビニでちょっと目を離す時も、必ず持ち歩く
これを読んでるあなたも、今すぐパスコードを変えてみませんか?たったこれだけのことで、被害に遭う確率は大きく変わります。
もし新しいiPhoneを買うなら…
盗難に遭った後って、新しいiphoneを買うタイミングでもありますよね。そんな時こそ、バックアップからの復元を丁寧にやってほしい。
日頃からiCloudかパソコンにバックアップをとっておけば、新しい端末にサインインするだけで写真も連絡先もアプリも全部戻ってくる。盗難直後のバタバタした時だからこそ、スムーズに復元できるかどうかでストレスが全然違います。
最後に:できることは今日から始めよう
iPhoneの盗難は、決して他人事じゃない。「自分は大丈夫」と思ってる人ほど、実は狙われやすいのかもしれません。
でも怖がる必要はないんです。盗難デバイスの保護機能をオンにするだけで、被害のリスクはグッと減る。2ファクタ認証も、一度設定してしまえばずっと守ってくれる。
この記事を読んだあなたが、今すぐ「設定」アプリを開いて、5分だけ時間を取ってほしい。その5分が、将来のあなたの大切なデータ——もしかしたら財産や人生まで——を守ることにつながりますから。
あなたのiphone、ちゃんと守ってあげてくださいね。
