「iphoneを使っていると、急に画面が動かなくなった」
「Appleロゴが出たまま、何度やっても起動しない」
こんなふうに、愛用しているiphoneが突然再起動できなくなると、本当に焦りますよね。写真や連絡先といった大切なデータが消えてしまうんじゃないか、修理に出すとお金がかかるんじゃないか…そんな不安で頭がいっぱいになる気持ち、よくわかります。
でも、ちょっと待ってください。実はこういったトラブルの多くは、ご自身で解決できるケースがほとんどなんです。この記事では、iPhone再起動できない時にまず試していただきたい対処法を、症状別にわかりやすくまとめました。
「画面が真っ暗な場合」「リンゴループから抜け出せない場合」など、今のあなたの状況に合ったところから読んでみてくださいね。焦らず、ひとつずつ確認していきましょう。
まずはこれだけ試して!iPhone再起動できない時の基本チェック
突然iphoneが動かなくなると、つい複雑なトラブルを想像してしまいがち。でも意外と単純な原因であることも多いんです。まずは以下の3つを確認してみてください。
バッテリー切れかも?充電の確認方法
「全く反応しない…」という場合、一番多いのがバッテリーの完全消耗です。
純正の充電ケーブルか、MFi認証(Appleの公式認証)が取れているケーブルを使って充電してみましょう。この時、たった5分や10分で諦めないでください。バッテリーが空っぽの状態だと、充電マークが表示されるまでに15分から30分ほどかかることも珍しくありません。
充電ケーブルを挿したまま、軽く30分くらい放置してみる。これだけで「あれ?いつの間にか直ってた」ということも多いんです。
それでも充電マークが表示されない時は、次のことを試してみてください。
- 別の充電ケーブルに変えてみる
- 別の充電アダプタ(コンセントに挿す方)を使ってみる
- パソコンのUSBポートではなく、壁のコンセントから充電する
強制再起動の正しいやり方(機種別に解説)
充電しても反応がない、画面がフリーズして動かない…そんな時は「強制再起動」が効果的です。通常の電源オフ/オンとはちょっと違う、より深いレベルの再起動方法なんですね。
お使いのiphoneのモデルによって操作方法が違うので、注意して試してみてください。
iPhone 8以降(iPhone SE第2世代/第3世代を含む)
- 「音量を上げるボタン」をパッと押してすぐに離す
- 続けて「音量を下げるボタン」をパッと押してすぐに離す
- 最後に「サイドボタン(電源ボタン)」を、Appleロゴが表示されるまで押し続ける
iPhone 7/7 Plus
- 「音量を下げるボタン」と「サイドボタン」を同時に、Appleロゴが出るまで押し続ける
iPhone 6s以前(iPhone SE第1世代を含む)
- 「ホームボタン」と「トップ(サイド)ボタン」を同時に、Appleロゴが出るまで押し続ける
ポイントは、Appleロゴが見えたらすぐにボタンを離すこと。指紋認証や顔認証のための操作ではないので、長く押しすぎないようにしてくださいね。
アクセサリが原因かも?一度取り外してみる
充電ケーブルやイヤホン、カバーケースなど、外部アクセサリが原因でiphoneが正常に起動しないこともあります。
特に純正品じゃないアクセサリを使っている場合は、一度すべて取り外してから、もう一度強制再起動を試してみてください。意外とこれで直るケースもあるんですよ。
それでもダメなら…PCを使った復元方法
基本的な対処法を試してもiPhone再起動できない場合、次はパソコンを使った方法に進みます。「パソコンを使うなんて難しそう…」と感じるかもしれませんが、手順通りに進めれば大丈夫。ゆっくり一緒にやっていきましょう。
復旧モード(リカバリーモード)の使い方
復旧モードとは、iphoneのシステムを修復するための特別なモードのこと。ここからiOSを再インストールすることで、多くのソフトウェアトラブルが解決します。
準備するもの
- 最新のOSにアップデートしたパソコン(MacまたはWindows)
- 純正またはMFi認証のUSBケーブル
- (Windowsの場合)最新のiTunes
実際の手順
- パソコンとiphoneをUSBケーブルで接続する
- お使いの機種に合わせた方法で復旧モード画面を表示させる
機種別の復旧モードの入れ方
- iPhone 8以降:①音量上ボタンをパッと押す ②音量下ボタンをパッと押す ③サイドボタンを押し続ける。この時、Appleロゴではなく、パソコンに接続するよう指示するアイコンが表示されるまで待つ
- iPhone 7/7 Plus:音量下ボタンとサイドボタンを同時に押し続け、同様の画面が出るまで待つ
- iPhone 6s以前:ホームボタンとトップボタンを同時に押し続ける
- パソコンに「アップデート」または「復元」の選択肢が表示される
ここで大切なのが、「アップデート」と「復元」の違いを理解しておくこと。
アップデートは、iOSの再インストールを試みます。写真やアプリなどのデータは基本的に消えません。まずはこちらを選んでください。
復元は、iphoneを工場出荷時の状態に戻します。つまり、すべてのデータが消去されます。バックアップがない場合は本当に最後の手段と考えてください。
まずは「アップデート」を試してみて、それでダメなら「復元」…という順番がおすすめです。
DFUモードって何?最終手段の復元方法
復旧モードでも修復できない場合、最後の砦となるのが「DFUモード」です。Device Firmware Upgradeの略で、iphoneのさらに深い部分からファームウェアを書き換える方法なんですね。
注意したいのは、DFUモードは操作がちょっと難しいこと。手順を間違えると復旧モードになってしまうこともあります。画面の状態をしっかり確認しながら進めてください。
DFUモードの入れ方(iPhone 8以降)
- iphoneをパソコンに接続する
- 音量上ボタンをパッと押して離す
- 音量下ボタンをパッと押して離す
- サイドボタンを3秒間押し続ける
- そのままサイドボタンは押し続けたまま、音量下ボタンも10秒間追加で押す
- 10秒後、サイドボタンだけ離し、音量下ボタンはさらに5秒間押し続ける
この時、画面が真っ暗なままならDFUモード成功です。Appleロゴや接続アイコンが出てしまったら、もう一度最初からやり直し。パソコンには「iphoneを復元モードで認識しました」のようなメッセージが表示されるはずです。
DFUモードに入ったら、パソコンに「復元」の選択肢だけが表示されます。これは本当にデータがすべて消える最終手段。でも、ここまでやればほぼ確実にiphoneは復活します。
もしかして故障?ハードウェアトラブルのサイン
ここまで紹介したソフトウェア的な対処法を全部試してもiPhone再起動できない場合、もしかするとハードウェア(本体の部品)に問題があるかもしれません。こんな症状が出ていたら、修理を検討するタイミングです。
バッテリー劣化の見分け方
こんな症状はバッテリー交換のサインかもしれません。
- 充電ケーブルを挿している時だけ動く
- ケーブルを抜くとすぐに電源が落ちる
- 充電の減りが異常に早い
- 本体が異常に熱くなる
バッテリーの状態は「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認できます。「最大容量」が80%を下回っていたら、交換を検討したほうがいいでしょう。
物理的な故障かも?水没や落下の影響
こんな経験、ありませんか?
- 以前、水没させたことがある
- 最近、固い床に落とした
- 画面にひび割れがある
- 本体がちょっと曲がっている
こういった物理的な衝撃は、内部の基板や部品を傷つけている可能性があります。特に水没は、時間が経ってから故障として現れることも多いんです。
SIMカードトレイを引き出してみて、内部に赤いシールが見えたら…それは液体接触インジケーター。赤くなっている場合は水没の証拠です。
ロジックボード故障の可能性
次のような症状は、ロジックボード(iphoneの心臓部にあたる基板)の故障を示唆しているかもしれません。
- リンゴループ(Appleロゴ表示と消灯)を延々と繰り返す
- 起動してもすぐにフリーズする
- カメラやWi-Fiなど、特定の機能だけが動かない
- 画面はつくけどタッチが反応しない場所がある
ロジックボードの修理はとても繊細な技術が必要で、自分で直そうとするのは危険です。「もしかしたら…」と思ったら、専門家に相談しましょう。
どうしても直らない時の最終手段
Appleサポートに相談する前に知っておきたいこと
修理に出す前に、やっておくといいことがあります。
- 「探す」機能をオフにする
「設定」→「自分の名前」→「探す」→「探す」をオフに。修理前にこれをしておかないと、修理店で作業ができない場合があります。もしiphoneが起動しなくてオフにできない場合は、そのまま伝えれば大丈夫です。 - バックアップの有無を確認する
iCloudやiTunes/Finderにバックアップがあれば、修理後もデータを復元できます。「そういえば昔バックアップ取ったかも…」という方は、Apple IDの情報をメモしておくと安心です。 - 修理費用の見積もりを取る
Appleの公式サイトには「修理費用の見積もり」ページがあります。機種と症状を選べば、だいたいの金額がわかります。保証期間内(購入から1年以内)やAppleCare+に加入していれば、無料または割安で修理できることも。
正規サービスか?キャリアか?修理先の選び方
修理をどこに頼むか、迷いますよね。それぞれの特徴をまとめました。
Apple正規サービスプロバイダ(Apple Store含む)
- 純正部品を使うので安心
- 修理後の保証が付く
- 料金は決まっている(交渉はできないけど明朗会計)
- 予約が取りにくいことも
キャリア(docomo、au、SoftBankなど)
- 普段通っているお店で相談できる
- 故障安心パックに入っていれば割引になることも
- メーカー修理になるので時間がかかる場合も
信頼できる街の修理店
- 早い(その場で修理してくれることも)
- データ復旧に強い場合も
- 非純正部品を使う可能性がある
- 修理後の保証はお店による
一番のおすすめは、やっぱりApple正規サービスプロバイダ。少し高く感じるかもしれませんが、安心感と保証を考えれば、結果的に一番いい選択かもしれません。
まとめ:iPhone再起動できない時は慌てず段階的に
iPhone再起動できないというトラブル、本当に焦りますよね。でも、この記事で見てきたように、解決の手順ははっきりしています。
- まずは充電をしっかり確認
- 機種に合った強制再起動
- PCを使った復旧モードでの修復
- 最終手段のDFUモード
- ハードウェア故障なら修理に出す
大切なのは、慌てずにひとつずつ試していくこと。「絶対にデータを消したくない」という場合は、復元操作の前にプロのデータ復旧業者に相談するという選択肢もあります。
それでもダメなら、それは決して「あなたのせい」じゃありません。電子機器である以上、いつかはトラブルが起こるもの。そんな時は、頼れるプロに任せるのが一番です。
このガイドが、あなたのiphone復活の助けになりますように。そして、無事に再起動できたら、次に備えてバックアップを取っておく習慣をつけてみてくださいね。
