「最近、iphoneの充電、なんか遅くない?」
「朝フル充電したはずなのに、もう夕方にはバッテリー残量がヤバい…」
こんな悩み、抱えていませんか?
実はそれ、iphoneの設定や充電のクセをちょっと変えるだけで、改善できる可能性が高いんです。
しかも、間違った充電方法を続けていると、バッテリーそのものが寿命を迎えるスピードも早まってしまう。せっかく長く使いたいiphoneですから、できるだけ健康な状態をキープしたいですよね。
この記事では、「充電が遅い」「減りが早い」という2大悩みを解決する具体的な方法から、バッテリーを長持ちさせる「正しい充電術」 まで、わかりやすく解説していきます。
まずは知っておきたい!iphone充電の基本
具体的な対策に入る前に、知っておくと得するiphone充電の基本をサクッとおさらいしましょう。
「急速充電」って何?対応機種と必要なものをチェック
「USB PD(Power Delivery)」って言葉、聞いたことありますか?これが今のiphone急速充電のカギを握る規格です。
簡単に言うと、対応したアダプタとケーブルを組み合わせることで、これまでの5Wの充電器よりもぐっと短い時間でバッテリーをチャージできるという仕組み。
- 対応機種: iPhone 8以降のモデルなら、ほぼ全てが急速充電に対応しています。
- 必要なもの:
- USB-C対応の急速充電アダプタ(18W、20W、30Wなど推奨)
- USB-C to Lightningケーブル(iPhone 11 Proなど、一部のモデルには同梱されていた時期もありますが、今は別売りが基本)
純正の5Wアダプタを使い続けている人は、これを機に急速充電環境を整えてみるのも手です。ちょっとの投資で、ストレスから解放されるかもしれません。
「バッテリーの最大容量」を今すぐ確認しよう
iphoneには、バッテリーの健康状態を教えてくれる便利な機能があります。まずはここをチェックするのが、すべての出発点です。
- 設定アプリを開く
- バッテリー をタップ
- バッテリーの状態 をタップ
ここに表示されるのが 「最大容量」 。
新しいバッテリーを100%として、現在どれだけの性能を保っているかを示しています。
- 90%以上: まだまだ元気な状態。基本的な対策で十分維持できる。
- 80%〜90%: 少しずつ劣化が進んでいるサイン。ここからのケアが超重要。
- 80%未満: パフォーマンス低下や、予期せぬシャットダウンのリスクが高まります。交換を検討するタイミングです。
Appleの公式見解では、最大容量が80%を下回ったらバッテリー交換の目安とされています。まずは自分のiphoneが今どんな状態なのか、把握しておきましょう。
【原因別】iPhoneの充電が遅い!考えられる理由と対処法
ではここからは、具体的なお悩み別に解決策を見ていきましょう。まずは「充電が遅い」ケースから。
ケーブルやアダプタが非対応 or 故障している
意外と見落としがちなのがコレ。
「前に使えてたから大丈夫だろう」と思っているケーブルやアダプタが、実は充電速度のボトルネックになっていることがあります。
- 非MFi認証ケーブルを使っていないか?
MFi認証とは「Made for iPhone」の略で、Appleの厳しい品質テストをパスした証明です。非認証の安いケーブルは、充電が遅いだけでなく、発熱や故障の原因になることも。 - アダプタの出力は足りているか?
パソコンのUSBポート(5W程度)や、古いスマホ用の小さなアダプタ(5W)で充電していませんか?急速充電をしたいなら、最低でも18W以上のアダプタを使いましょう。 - ケーブルやコネクタが断線しかかっていないか?
ケーブルを根本的に曲げたり、断線しかかっていると、電気がうまく流れず充電が遅くなります。接触が悪いと感じたら、交換が一番です。
解決策: まずは純正またはMFi認証のケーブルと、18W以上のUSB-PD対応アダプタの組み合わせで試してみてください。劇的に改善する可能性大です。
充電ポートにホコリが溜まっている
毎日ポケットやカバンに入れているiphone。本体下のLightningポートに、気づかないうちにホコリや糸くずが詰まっていることがよくあります。
これが詰まると、ケーブルが奥までしっかり刺さらず、充電が不安定に。結果として、充電が異様に遅くなったり、途中で止まったりします。
解決策:
まずは明るい場所で、ポートの中をのぞいてみてください。もし白い綿ぼこりのようなものが見えたら、優しく取り除きましょう。
つまようじや、静電気防止用のブラシなど、電気を通さない細いものでそっとほじくり出すのがコツです。金属製のピンセットなどは絶対に使わないでくださいね。
充電中にiphoneを使い続けている
これ、あるあるですよね。動画を見ながら、ゲームをしながら充電していると、充電器から供給される電力以上にiphoneが電力を消費している状態になります。これではなかなかバッテリーは増えません。
特にGPSやゲームアプリは消費電力が大きいので、充電中はなるべく使わず、画面をオフにして放置するのが一番早く充電を終わらせるコツです。
【悩み別】バッテリーの減りが早い!今すぐできる設定見直し術
次に、「バッテリーの減りが早い」と感じている人向けの対策です。ほとんどの場合、設定を見直すだけで改善します。
バッテリー消費の原因アプリを特定する
敵を知らなければ対策はできません。まずは、誰がバッテリーを大量に消費しているのかを突き止めましょう。
設定 > バッテリー と進み、画面を少し下にスクロールすると、「バッテリーの使用状況」 という項目があります。ここには、過去24時間または過去10日間で、どのアプリがどれだけバッテリーを消費したかがパーセンテージで表示されます。
もし、使っていないはずのアプリが上位に表示されているなら、それはバックグラウンドで何かしら活動している証拠です。
バックグラウンド更新をオフにする
「バックグラウンド更新」とは、アプリを直接開いていなくても、裏でデータを更新してくれる便利な機能。でも、これがバッテリー消費の大きな原因になることも。
設定 > 一般 > バックグラウンド更新 から、すべてのアプリをオフにするか、バッテリー消費が激しい特定のアプリだけをオフにしてみましょう。
ニュースアプリやSNSアプリなど、こまめな更新が必須でなければ、オフにしても支障がないケースが多いです。
画面の明るさとロック時間を見直す
iphoneの中で、最も電力を消費するパーツのひとつがディスプレイです。
- 明るさの自動調整を活用する:
コントロールセンターから手動で明るさを下げるのも効果的ですが、設定 > アクセシビリティ > 画面表示とテキストサイズ > 画面の自動輝度 をオンにしておけば、周りの明るさに合わせてiphoneが自動で最適な明るさに調整してくれます。 - 自動ロックの時間を短くする:
使わないときに画面がつきっぱなしだと、無駄な電力を消費します。設定 > 画面表示と明るさ > 自動ロック で、30秒や1分など、できるだけ短い時間に設定しておきましょう。
不要な位置情報サービスを制限する
地図アプリや天気アプリなど、位置情報を使うアプリはたくさんありますが、すべてのアプリで常に許可する必要はありません。
設定 > プライバシーとセキュリティ > 位置情報サービス で、各アプリの設定を確認しましょう。
「常に」になっているアプリは、本当に必要な場合以外は「Appの使用中のみ」に変更するのがおすすめです。
「5G」から「4G(LTE)」に変更する
5Gは超高速通信が魅力ですが、エリアがまだ完全でなかったり、電波を探す負荷がかかることで、バッテリーの消耗が早いと言われています。
もしバッテリー持ちを最優先したいなら、設定 > モバイル通信 > 通信のオプション > 音声通話とデータ で、「LTE」を選んでみてください。日常使いでは速度の違いをほとんど感じず、バッテリーの持ちが改善されることが多いです。
長く付き合うために。バッテリーを劣化させない「正しい充電術」
ここからは、今すぐの充電速度や減りの問題ではなく、いかにバッテリーそのものを長持ちさせるかという視点でお話しします。
リチウムイオン電池のクセを知る
iphoneに使われているリチウムイオン電池には、いくつかの特性があります。
- 「過放電」が一番の大敵: バッテリーを0%まで使い切ってしまう状態を「過放電」と言い、これがバッテリーに大きなダメージを与えます。
- 「浅い充放電」が寿命を延ばす: 実は、バッテリーは0%〜100%を使い切るより、40%〜80%の間をキープする使い方が最も長持ちすると言われています。
- 高温は天敵: バッテリーは熱に非常に弱いです。充電中にiphoneが熱くなるのは、劣化が進んでいるサインかもしれません。
「最適化されたバッテリー充電」をオンにしよう
iPhoneには、このリチウムイオン電池の特性を考慮した賢い機能が搭載されています。それが 「最適化されたバッテリー充電」 です。
設定 > バッテリー > バッテリーの状態 > 最適化されたバッテリー充電
この機能をオンにしておくと、iphoneがあなたの充電パターンを学習します。
例えば、毎朝7時に起きるとします。夜中の2時に充電器に繋ぐと、iphoneは「朝7時まではまだ時間がある」と判断し、80%くらいまでは通常通り充電。その後、起床時間に合わせて残りの20%をゆっくり充電します。
つまり、バッテリーに負担がかかる「100%近くで維持される時間」を極力減らしてくれるというわけです。
「一晩中の充電」はもう怖くない。でも気をつけることはある
昔は「一晩中充電すると過充電でバッテリーが痛む」と言われていました。しかし、今のiphoneには過充電を防ぐ保護回路が搭載されています。さらに、上記の「最適化されたバッテリー充電」機能が働くため、一晩中繋いでおくこと自体はそこまで神経質にならなくて大丈夫です。
ただし、気をつけたいのは 「暑さ」 。
夏場、布団の中や直射日光の当たる場所で充電しながら寝てしまうと、iphoneが高温になり、バッテリーに深刻なダメージを与えます。涼しい場所で充電することを心がけましょう。
純正品じゃなきゃダメ?アクセサリ選びの鉄則
「Appleの純正品は高いから、安いサードパーティ製でいいや…」と考える人も多いでしょう。もちろん、すべてが純正品である必要はありません。しかし、「なんとなく安いから」 で選ぶのは危険です。
アクセサリ選びで最も重要なのは、MFi認証を取得しているかどうか。
この認証マークがある製品は、Appleの厳しい基準をクリアしている証拠。充電の安定性や安全性が保証されています。
非認証の激安ケーブルは、最悪の場合、iphone本体を故障させてしまう可能性も。Amazonなどで購入する際は、商品説明に「MFi認証」の文字があるか、必ず確認するクセをつけましょう。
まとめ:正しい知識でiphone充電と長く付き合おう
いかがでしたか?
「iPhone 充電」に関する悩みは、ちょっとした知識と習慣の見直しで、ほとんどが解決できます。
最後に、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 充電が遅いなら、まずは機器(アダプタ・ケーブル)の対応状況とポートの掃除をチェック。
- 減りが早いなら、バッテリー消費の原因アプリを特定し、バックグラウンド更新や位置情報など、設定を見直す。
- バッテリーを長持ちさせたいなら、0%まで使い切らない、高温を避ける、そして「最適化されたバッテリー充電」をオンにする。
- アクセサリを買うなら、MFi認証マークのあるものを選ぶ。
iphoneは、毎日使う大切なパートナーです。
正しい充電術を身につけて、ストレスフリーな毎日を、そして少しでも長くiphoneと一緒に過ごせるようにしていきましょう。
