朝起きたら、あるいは使っている最中に突然、iphoneの画面が真っ暗に……。ボタンを押しても反応しない、充電ケーブルを挿しても何も表示されない。こんな時、誰しも焦ってしまいますよね。
「故障かな?」
「データは消えちゃうのかな?」
「修理に出すといくらかかるんだろう?」
そんな不安や疑問が次々と頭の中をよぎると思います。でも、ちょっと待ってください。実はこの「真っ暗で動かない」状態、多くの場合はご自宅で簡単に解決できる方法があります。
この記事では、iphoneが真っ暗になって動かなくなった時に、今すぐ試してほしい解決策を10個まとめました。初心者の方でもできる手順から、ちょっと専門的な方法まで、原因別に詳しく解説していきます。
大切なiphoneとデータを守るため、ぜひ落ち着いて一つずつ試してみてくださいね。
まずは確認!iphoneの状態を見極めよう
解決策を試す前に、まずはiphoneが今どんな状態なのかをチェックすることが大事です。原因によって適した対処法が変わってくるので、以下の質問に答えながら状況を整理してみましょう。
- 充電中に突然暗くなった?それとも普通に使っている時?
- 画面は完全に真っ黒?それとも何かうっすら見える?
- 落下させたり、水に濡らしたりした?
- 充電ケーブルを挿すと、バイブや音はする?
この時点で「あ、そういえば……」と思い当たる節があれば、原因の特定が早まります。例えば、落下の後に画面だけが映らなくなったなら、ディスプレイの故障かもしれません。逆に、バッテリーが0%になるまで使っていたなら、単なる充切れの可能性が高いですね。
まずは冷静に、ここから一緒に整理していきましょう。
【原因別】今すぐ試せる10の解決策
それでは具体的な解決策に入っていきます。上から順番に試すのがおすすめですが、自分の状況に合いそうなものから挑戦してみてくださいね。
1. 充電環境を徹底的に見直す(意外と多いのがコレ)
iphoneのバッテリーが完全に空になってしまうと、一度は真っ暗なまま何も反応しなくなります。でも、ただ充電すればいいってもんじゃないんです。
- 純正またはMFi認証ケーブルを使っていますか? 安価な非認証ケーブルは、バッテリー残量が極端に少ない時、充電をうまく開始できないことがあります。
- 充電アダプタはコンセントに直挿しで パソコンのUSBポートは電力が弱い場合があります。壁のコンセントに挿して、30分以上はそのままにしてみましょう。
- 充電ポートの掃除 ポケットのホコリが詰まって、ケーブルが奥まで挿さっていないケースも。優しく確認してみて(金属製のものでほじるのはNG!)。
この基本の「キ」を試すだけで、意外と多くのiphoneが復活します。
2. 強制再起動を機種別の正しい手順で(最も効果的な方法)
充電してもダメなら、次は強制再起動です。通常の電源オン/オフとは違って、システムがフリーズした時でもハードウェアレベルで再起動をかける方法です。モデルによってやり方が違うので要注意!
iPhone 8以降(SE第2/3世代含む)
- 「音量を上げるボタン」をパッと押してすぐ離す
- 「音量を下げるボタン」をパッと押してすぐ離す
- 右側面の「サイドボタン」を、Appleロゴが表示されるまで(約10秒〜15秒)押し続ける
iPhone 7 / 7 Plus
- 「音量を下げるボタン」と「サイドボタン」を同時に、Appleロゴが出るまで押し続ける
iPhone 6s以前 / SE(第1世代)
- 「ホームボタン」と「トップ(またはサイド)ボタン」を同時に、Appleロゴが出るまで押し続ける
「何度も試したけどダメだった」という人も、もう一度だけ試してみてください。タイミングや押す強さがちょっと違うだけで成功しないこともあるんです。
3. 別のケーブル&アダプタで再チャレンジ
先ほども触れましたが、ケーブルやアダプタそのものが故障している可能性もあります。
- 家族や友達のiphone用充電器を借りられるなら試してみる
- 車の中で充電している人は、家のコンセントで試す
- ワイヤレス充電派の人は、ケーブル充電も試してみる
「さっきまで使えてたし……」と思っても、断線は突然起こるもの。この一手間で解決することも多いんです。
4. パソコンに接続して認識させる
iphone本体は真っ暗でも、パソコンに繋げば認識することがあります。
- MacならFinder、WindowsならiTunes(最新版)を開く
- iphoneをUSBケーブルでパソコンに接続
- デバイスが認識されるか、音が鳴るかを確認
もしパソコンに「iphone」と表示されたら、それはシステムは生きている証拠。ディスプレイだけが故障している可能性が高いです。この場合は、バックアップを取った上で修理に出せば、データも残せるかもしれません。
5. 復旧モードでシステムをアップデート/復元
パソコンに認識されたら、次は「復旧モード」に挑戦です。iphoneのシステムに深刻なエラーが起きている場合、これを試すことで復活することがあります。
- iphoneをパソコンに接続
- 機種に応じた強制再起動の手順を実行
- 復旧モード画面(パソコンに接続するアイコンのイラスト)が表示されたら手を離す
- パソコン画面に「アップデート」か「復元」かの選択肢が出るので、まずは「アップデート」を選ぶ
「アップデート」ならデータは消えません。「復元」を選ぶと工場出荷状態になりデータは消えてしまいます。まずはアップデートから試すのがおすすめです。
6. DFUモードという最終手段(上級者向け)
復旧モードでもダメなら、DFUモードというさらに深いレベルの復元方法があります。画面は真っ暗なままですが、iphoneのファームウェアを書き換える方法です。
手順がやや複雑なので、ここではざっくりと。
- パソコンに接続した状態で、機種別の特殊なボタン操作を行う
- 画面は真っ暗なまま、パソコンだけがデバイスを認識する状態を作る
- そこでiTunes(Finder)から復元をかける
どうしても自力でなんとかしたい人向けですが、ちょっと自信がないな……という人は無理せず次に進みましょう。
7. 音やバイブでiphoneの状態を探る
画面は暗いけど、もしかしたら本体は動いているかも?以下の方法でチェックできます。
- Siriを呼び出してみる 「Hey Siri」と呼びかけてみる。反応があれば、システムは完全に動いています。
- 着信を試す 別の電話から自分の番号に電話してみる。着信音が鳴ったり、バイブレーションが作動すれば、これもシステム稼働中の証拠。
- アラームをセットしてみる 1分後にアラームをセット。時間になっても鳴らなければ……ちょっと厳しい状況かもしれません。
8. 水没や落下の後ならすぐに行動を
もし水没させてしまった後や、高いところから落とした後に真っ暗になったなら、自力での操作は最小限に。
- 水没の場合 絶対に電源ボタンを押さないで!内部でショートする危険があります。すぐに電源を切りたいところですが、すでに切れているなら、そのまま乾燥させるより修理プロに任せるのが得策です。
- 落下の場合 内部の基板やコネクタが外れている可能性が。無理に動かさず、こちらも早めに診断してもらいましょう。
9. それでもダメなら修理に出す決断を
ここまでの方法を全部試してもiphoneが真っ暗なままなら、残念ながらハードウェアの故障である可能性が高いです。でも諦めないでください。適切な修理に出せば、また使えるようになることも多いんです。
主な故障箇所は以下の3つ。
- ディスプレイ故障 画面だけが映らない状態。比較的安価で修理可能なケースが多い。
- バッテリー故障 完全に放電しきって充電を受け付けない「過放電」状態。バッテリー交換で復活。
- 基板故障 一番深刻。電源が入らない、起動途中で止まるなどの症状。修理には専門技術が必要。
10. 修理先の選び方と費用の目安
さて、修理に出すとして、どこに頼めばいいのか?主な選択肢を比較してみましょう。
Apple正規サービスプロバイダ / Apple Store
- メリット:純正部品を使うので安心。修理後の保証も付く。
- デメリット:費用は高め。予約が必要で日数がかかることも。
- 費用の目安:バッテリー交換は9,000円〜、画面修理は機種により20,000円〜50,000円程度。
街の修理店(非正規)
- メリット:比較的安価。その場で修理してくれるスピード感が魅力。データ復旧に強いお店もある。
- デメリット:業者によって技術力に差がある。非純正部品を使われる可能性も。
- 費用の目安:正規より数千円〜1万円程度安いことが多い。基板修理は状況により30,000円〜。
データをどうしても取り戻したいなら
データ復旧専門の業者という選択肢もあります。特に水没や基板故障の場合、こちらにしかできない作業が必要なことも。ただし費用は数万円以上かかることもあるので、データの価値と相談ですね。
まとめ:iphoneが真っ暗で動かない時は落ち着いて対処しよう
iphoneが突然動かなくなり、画面が真っ暗になるのは本当に焦りますよね。でも、この記事で紹介したように、まずは充電確認と強制再起動。この2つで驚くほど多くのトラブルは解決します。
それでもダメな時は、パソコンを使った復旧モードに挑戦。それでも反応がなければ、ハードウェアの故障を疑い、修理に出す決断をしましょう。
大切なのは、慌てずに、一つずつ試すこと。特に「水没なのに電源ボタンを何度も押す」といった行為は、故障を悪化させるだけです。
この記事が、あなたのiphone復活の手助けになれば嬉しいです。もし直ったら、それを機にバックアップを取っておくのも忘れずにね。それでは、良いiphoneライフを!
