朝起きてiPhoneを触ろうとしたら、画面が真っ暗のまま動かない。仕事中に急にフリーズして、電源ボタンを押しても何も反応しない。こんな経験、ありませんか?
「が急に使えなくなった」という状況は、本当に焦りますよね。大事な連絡先、思い出の写真、仕事のデータ…すべてがこの小さな端末の中にあるわけですから、パニックになる気持ちはよくわかります。
でも、ちょっと待ってください。そういう時ほど落ち着いて、原因をひとつずつ確かめていくことが大切です。実は多くのトラブルは、ご自身で解決できるものなんですよ。
この記事では、が使用できない時の代表的な原因と、その場で試せる対処法を、症状別に詳しく解説していきます。データを守りながら、できるだけ早くiPhoneを正常な状態に戻す方法を、一緒に見ていきましょう。
まずは落ち着いて!症状別に見る「iPhone 使用 できません」の原因
iPhoneが使えなくなるといっても、その「使えない」状態は人によってさまざまです。大きく分けると、以下の3つのパターンがあります。
- 電源が入らない、画面が真っ暗
- 特定の機能だけが動かない(Wi-Fi、カメラ、アプリなど)
- 操作はできるけど先に進めない(パスコード画面で停止、リンゴループなど)
それぞれ原因が違うので、まずはご自身のiPhoneがどの状態なのかを確認してみてください。症状がわかれば、適切な対処法も見えてきます。
【全く動かない編】電源が入らない・フリーズした時の応急処置5選
1. まずはバッテリー切れを疑う(充電ケーブルをチェック)
意外と多いのが、単純なバッテリーの枯渇です。「昨日まで使えてたのに」と思っても、知らない間にバッテリーが空になっていることもあります。
純正の充電ケーブルとアダプターを使って、30分ほど充電してみてください。この時、ケーブルの断線や充電口のほこり詰まりも確認しておくと確実です。Lightningケーブルの端子部分に綿棒で軽くほこりを取るだけでも、充電の反応が変わることもありますよ。
2. 強制再起動を試す(機種ごとに方法が違う)
フリーズして画面が動かない時は、通常の再起動ではなく「強制再起動」が効果的です。機種によってボタンの操作方法が異なるので、お使いのiPhoneに合わせて試してみてください。
iPhone 8以降(X、11、12、13、14、15、16シリーズ)
- 音量を上げるボタンを押してすぐ離す
- 音量を下げるボタンを押してすぐ離す
- サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで押し続ける(約10秒〜15秒)
iPhone 7、7 Plus
- サイドボタンと音量下げボタンを同時にAppleロゴが表示されるまで押し続ける
iPhone 6s以前、SE(第1世代)
- ホームボタンとトップ(またはサイド)ボタンを同時にAppleロゴが表示されるまで押し続ける
この操作をしても何も反応がない場合は、次のステップに進みましょう。
3. パソコンにつないで復旧モードを試す
強制再起動でもダメな時は、をパソコンにつないで復旧モードからの復元を試みます。Mac(Finder)またはPC(iTunes)が必要です。
- iPhoneをパソコンに接続する
- 上記の強制再起動と同じ手順で、復旧モードの画面(パソコンにつなぐアイコン)が表示されるまで操作を続ける
- パソコン画面に「アップデート」または「復元」という選択肢が出たら、まずは「アップデート」を選ぶ
「アップデート」ならデータを保持したままiOSの再インストールが試せます。「復元」を選ぶと初期化されてしまうので、まずはアップデートから試すのがおすすめです。
4. DFUモードで最終手段の復元を試みる
ここまでやってダメなら、DFUモードというさらに深いレベルの復元方法があります。開発者向けの機能ですが、一般的な復旧モードで直らなかったが、この方法で復活することも少なくありません。
手順が少し複雑なので、Appleの公式サイトや信頼できるテクニカルサイトでお使いの機種に合った手順を確認しながら行ってください。これでも直らない場合は、ハードウェア的な故障である可能性が高いです。
5. それでも直らない時は修理に出す判断も
ここまでの方法を全て試してもiPhoneが反応しない場合、残念ながら自分で直すのは難しいかもしれません。バッテリーの完全な故障や、基板のトラブルなどが考えられます。
Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込むのが最も安全です。非正規の修理店に出す場合は、データが消えてしまうリスクや、その後Appleのサポートが受けられなくなる可能性があることも頭に入れておきましょう。
【一部機能が不調編】Wi-Fi、カメラ、アプリが使えない時の対処法
特定のアプリだけが起動しない時
アプリが突然落ちる、起動してもすぐに終了してしまう場合は、まずアプリのアップデートを確認しましょう。App Storeを開き、該当アプリにアップデートがあれば適用します。
それでもダメなら、一度アプリを削除して再インストールする方法もあります。ただし、アプリ内のデータ(ゲームのセーブデータなど)は消える可能性があるので注意してください。
Wi-Fiやモバイル通信が繋がらない時
設定アプリから「機内モード」をオンにして、5秒ほど待ってからオフにしてみてください。これだけで通信がリセットされて復活することがあります。
それでもダメなら、「設定」→「一般」→「転送またはをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を試します。Wi-Fiのパスワードなどは一度消えますが、電波関係の不調はこれで直ることが多いです。
カメラが真っ黒で写らない時
カメラアプリを開いても真っ暗なまま、またはレンズが切り替わらない場合は、他のアプリ(LINEのカメラなど)でも試してみてください。全てのアプリでダメなら、一度iPhoneを再起動してみましょう。
それでも直らない場合、物理的な故障(レンズの破損やケーブル断線)の可能性が高いです。特にiPhoneを落とした後などは、早めに点検してもらったほうが安心です。
【操作が進まない編】リンゴループやパスコード画面で止まった時
Appleロゴ(リンゴマーク)が出たまま動かない
いわゆる「リンゴループ」と呼ばれる状態です。iOSのアップデート中や、バックアップからの復元中に発生しやすいです。
まずは先ほど紹介した強制再起動を試してください。これで直ることが結構あります。
それでもリンゴマークが消えない場合は、パソコンにつないで復旧モードからの復元を試みます。この時、データは消える可能性が高いですが、自体は復活することが多いです。
パスコードが入力できない・忘れた
画面はついているのにタッチが効かない、またはパスコードを忘れてしまった場合も焦らないでください。
タッチが効かない場合は、画面を清潔な柔らかい布で拭いてみてください。保護フィルムが原因の場合は、一度剥がしてみるのも手です。
パスコードを忘れてしまった場合は、コンピュータを使った復元が必要です。MacやPCに接続してを復元モードにし、初期化することで再設定できるようになります。ただし、バックアップがなければデータは消えてしまうので、日頃からのバックアップが大切だと痛感しますよね。
「iPhoneが使用できません」画面が表示される
パスコードを何度も間違えて入力すると、セキュリティのためにこの画面が表示されます。「セキュリティロックアウト」という状態で、一定時間操作できなくなります。
時間が経てばまた入力できるようになりますが、完全にロックされてしまった場合は、やはりコンピュータからの復元が必要です。この時もデータは消えます。iCloudにバックアップがあれば、復元後にデータを戻せますよ。
日頃からできる!iPhone突然死を防ぐ3つの習慣
最後に、こんなトラブルに遭わないための予防策をいくつかお伝えします。
- こまめにバックアップを取る
iCloudかパソコンへのバックアップは、少なくとも週に一度は行いたいものです。「いざという時」にデータを守る、最も確実な方法です。 - iOSはなるべく最新に保つ
バグの修正やセキュリティ向上のため、Appleは定期的にiOSをアップデートしています。新しいバージョンが出たら、なるべく早めに更新しておくと安心です。 - 容量に余裕を持たせる
ストレージがいっぱいになると、動作が不安定になりやすいです。写真や使わないアプリを整理して、常に少し余裕を持たせておきましょう。
が使えなくなるトラブルは、誰にでも起こり得ることです。でも、正しい知識と対処法を知っていれば、落ち着いて行動できます。この記事で紹介した方法を試しても改善しない場合は、無理に自分で直そうとせず、プロの手を借りることも大切です。
あなたのiPhoneが一日も早く普通に使えるようになることを願っています。そして、この記事がその助けになれば嬉しいです。
