iPhoneを充電しているのに、なかなかバッテリーが増えない…。そんな経験、誰にでもありますよね。
特に出かけ前のちょっとした時間に充電しようと思ったら、30分経っても10%しか増えてなかった、なんて日には焦ってしまいます。
私も以前、友だちと旅行に行ったときに「充電遅くない?」って言われて、自分のiPhoneだけ明らかに充電速度が遅いことに気づいたことがあります。純正のケーブル使ってるのになんで?って、かなりモヤモヤしました。
でも、調べてみると低速充電になる原因はいくつかあって、ほとんどの場合は自分で簡単に解除できるんです。
この記事では、iphoneが低速充電になってしまう原因をひとつずつ整理しながら、具体的な解除方法を紹介していきます。充電の遅さに悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
iPhoneが低速充電になる主な原因
まずは、なぜ低速充電になるのか。原因がわからないと対策のしようもありませんからね。
低速充電の原因は大きく分けて3つあります。
ハードウェア(機器)の問題
ソフトウェア(設定)の問題
環境(使い方)の問題
それぞれ見ていきましょう。
充電器やケーブルの問題が最も多い
実は、低速充電の原因でダントツに多いのが「充電器やケーブル」です。
純正品じゃないサードパーティ製のケーブルを使っている場合、MFi認証(Appleが正式に承認した証)がないと、iPhone側が「このアクセサリは使えないかもしれません」って警告を出してきます。警告が出なくても、充電速度が遅くなっているケースも多いんです。
あと、意外と見落としがちなのがACアダプタ(コンセントに刺す四角いやつ)の出力。
iPhoneに最初から付属していた5Wアダプタって、実はめちゃくちゃ出力が小さいんです。最新のiPhoneは20W以上のPD対応アダプタを使うと急速充電ができるんですが、古いアダプタを使い回していると、いつまで経っても充電が終わりません。
充電ポートの汚れ
これ、本当に多いんです。
ポケットやカバンに入れているうちに、ほこりや糸くずが充電ポートに詰まってしまうんですね。私も一度なったことがあるんですが、奥の方に綿ぼこりがびっしり詰まっていて「うわっ」ってなりました。
ポートにゴミが詰まると、ケーブルが奥までしっかり刺さらなくなって接触不良を起こします。結果的に充電はできるけど速度は遅い、っていう状態になるわけです。
バッテリーそのものの寿命
これだけはどんな設定を変えてもどうにもならない問題です。
iphoneのバッテリーは消耗品。充電を繰り返すうちにどんどん劣化していきます。Appleの公式見解では、500回の充電サイクルで最大容量が80%まで低下する設計になっているんですね。
設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で「最大容量」が確認できるので、一度チェックしてみてください。もし80%を切っているようなら、充電速度が遅いと感じるのも無理はありません。
低速充電を解除するための具体的な手順
ここからが本番です。原因がわかったところで、実際に解除する手順を順番にやっていきましょう。
充電環境を見直す
まず最初にやってほしいのが、充電に使っている機器の見直しです。
使っているACアダプタを確認する
もし手元に出力の大きいアダプタ(iPadの12WアダプタやMacBookの充電器)があれば、それを使ってみてください。明らかに充電速度が変わることがあります。
最新のiPhoneなら、20W以上のUSB-C PDアダプタを使うと急速充電が可能です。「あれ?こんなに速いんだ!」って驚くはず。
ケーブルを交換してみる
ケーブルも断線しかけていたり、MFi認証じゃなかったりすると速度が出ません。できればApple純正か、MFi認証済みの信頼できるメーカーのものに変えてみましょう。
ワイヤレス充電の場合
ワイヤレス充電はそもそも有線より遅いものだという認識が必要です。特に置く位置がずれていると、コイルがうまく結合せずに極端に遅くなります。ケースを外してみたり、充電パッドの真ん中に置くようにしてみてください。
充電ポートを掃除する
これは慎重にやってほしいんですが、効果はかなり高いです。
私はいつも爪楊枝(ようじ)を使って掃除しています。金属製のピンとかを使うと端子を傷つけたりショートさせたりする危険があるので、必ず木製や竹製のものを使いましょう。
iPhoneの電源を切って、ポートの中を優しくほじくるようにしてゴミをかき出します。ライトで照らしてみると、びっくりするくらいゴミが出てくることもありますよ。
エアダスター(パソコン掃除用のスプレー)を持っているなら、それで吹き飛ばすのも効果的です。
設定を見直して充電速度を復活させる
ハード面をチェックしてもダメだった場合、次はiPhone本体の設定です。
機内モードをオンにする
充電中に電波をずっと探していると、それだけでバッテリーを消費します。コントロールセンターから機内モードをオンにして充電してみてください。余計な消費がなくなる分、充電速度が少し上がることがあります。
再起動する
これ、基本中の基本なんですが意外と忘れがち。一度電源を切って入れ直すだけで、バックグラウンドで動いていた不要なプロセスが終了して、充電にリソースを割けるようになります。
バックグラウンド更新をオフにする
「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」から、オフにすることができます。これをオフにすると、充電中にアプリが勝手にデータを更新しなくなるので、CPUへの負荷が減って充電に集中できます。
低電力モードを解除する
バッテリー残量が少ないと自動でオンになる低電力モード。これはバッテリー消費を抑えるための機能なんですが、実は充電速度にも影響すると言われています。充電するときは、わざわざ低電力モードにする必要はありません。
「最適化されたバッテリー充電」を一時的にオフ
この機能は、iPhoneがあなたの充電パターンを学習して、朝までにゆっくり100%になるように調整するものです。
夜寝るときに充電して朝起きたら100%になってる、って使い方なら便利なんですが、「今すぐちょっとだけでも早く充電したい」ってときには邪魔になります。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」からオフにできます。ただし常用するとバッテリー劣化を早める可能性があるので、必要なときだけオフにするのがおすすめです。
iOSをアップデートする
たまにiOSのバグで充電周りに不具合が出ることがあります。最新バージョンが配信されていたら、アップデートしておくのが安心です。
高温環境での充電を避ける
これ、実はかなり重要なポイントです。
iPhoneはリチウムイオンバッテリーを保護するために、高温を感知すると充電を制限するようにできています。
例えば:
直射日光の当たる場所での充電
布団の中や枕の下での充電
充電中のゲームプレイ(本体が熱くなる)
こういう状況だと、iPhoneが「熱いから充電速度落としますね」って判断しちゃうんですね。
夏場の車内とか、冬場でも暖房の効きすぎた部屋とかは注意が必要です。充電中はなるべく涼しい場所に置いて、できればケースも外した方が放熱性が良くなります。
それでも解除できない場合の最終手段
ここまで全部試しても改善しない場合、いくつかの最終手段があります。
すべての設定をリセットする
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」
これを実行すると、ネットワーク設定やキーボード辞書などは初期化されますが、写真やアプリなどのデータは消えません。ソフトウェアの深い部分で起こっている不具合が解消されることがあります。
バッテリー交換を検討する
「最大容量」が80%を下回っている場合、どんなに設定を変えても充電速度は戻りません。これはもう物理的な限界です。
Apple Storeや正規サービスプロバイダでバッテリー交換をしてもらいましょう。交換費用は機種によって異なりますが、Apple公式サイトで確認できます。
Appleサポートに問い合わせる
ポートの故障や内部回路のトラブルも考えられます。そうなると自分ではどうしようもないので、プロに見てもらうのが一番です。
Appleサポートに連絡するか、近くのApple Storeで診断してもらってください。
まとめ:低速充電の原因はひとつじゃない
iphoneの低速充電、原因はさまざまでしたね。
多くの場合は充電器やケーブルの問題だったり、充電ポートのゴミだったりします。まずはそこからチェックしていくのが近道です。
それでもダメなら設定の見直しや高温環境の改善を試してみる。
それでもダメならバッテリーの寿命を疑う。
この順番で対処していけば、たいていの低速充電は解除できます。
充電速度が戻ると、日常生活のストレスがぐっと減りますよ。「あれ、いつの間にか満タンになってる!」っていう快適さを、ぜひ取り戻してください。
もし今回の方法で改善しない場合は、一度Appleのサポートに相談してみることをおすすめします。思わぬところに原因があるかもしれませんからね。
