「マスクをしているとiPhoneのロックが面倒…」
「顔認証が失敗するたびにパスコード入力を強いられるのがストレス」
こんな悩みを抱えているiPhoneユーザーは少なくないはず。実際、2020年以降のマスク生活で、iphoneのFace ID認証に悩まされた経験がある人も多いでしょう。
でも実は、今のiPhoneならマスクをしたままでもスムーズにロック解除できるって知ってました?しかもセキュリティレベルはそのままに。
今回は、iPhoneのFace IDとマスク装着時の問題を根本から解決する方法を、最新情報をもとに解説していきます。設定手順から注意点まで、これだけ読めば今日からマスク着用時のストレスから解放されるはずです。
なぜマスクをするとFace IDが使えなくなるのか
まずは基本からおさらいしておきましょう。
Face IDは、iphoneのTrueDepthカメラが顔の奥行き情報を3Dで読み取ることで作動します。なんと3万個以上の不可視ドットを顔に投影し、そのパターンを分析しているんです。
重要なのは、この認証システムが「目・鼻・口」のすべてのパーツ情報を総合的に判断しているという点。つまり、マスクで口元と鼻が隠れてしまうと、本来必要な特徴点の約半分が失われることに。結果として認証に失敗し、パスコード入力が必要になってしまうわけです。
暗所でも問題なく動く優れものですが、さすがにマスク越しだと機械も戸惑ってしまうんですね。
iOS 15.4で登場した「マスク着用時のFace ID」とは
この長年の課題を解決したのが、2022年3月にリリースされたiOS 15.4のアップデートでした。
このバージョンから、なんとマスクをつけたままFace IDでロック解除できる機能が追加されたんです。ただし、これはすべてのiPhoneで使えるわけではなく、iphone12以降の機種が対象となっています。
どんな仕組みで動いてるの?
マスク対応版Face IDのカラクリは、目の周辺の特徴を重点的に学習する方式にあります。
具体的には:
- マスクで隠れていない目元の特徴点(目頭・目尻・眉毛など)を詳細に分析
- マスク着用時の追加データを通常の顔データと併せて保存
- 視線の方向も補助的に活用
つまり「マスクをした顔全体」を認識するのではなく、「目だけであなたを識別する」というアプローチなんですね。
驚くべきはセキュリティレベル。Appleの公式発表によると、他人によるなりすまし確率は通常のFace IDと同じ100万分の1以下を維持しているそうです。
【機種別】マスク着用時のFace ID対応状況
ここで、現在販売されている主なiphoneシリーズの対応状況を整理しておきましょう。
iOS 15.4以降のマスク対応Face IDが使える機種
- iPhone 12シリーズ(12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max)
- iPhone 13シリーズ(13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max)
- iPhone 14シリーズ(14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max)
- iPhone 15シリーズ(15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max)
- iPhone 16シリーズ
これらの機種なら、マスクをしたまま目の周辺認識でロック解除が可能です。
Apple Watch連携機能が使える機種
iPhone X以降(iOS 14.5以上)でApple Watch Series 3以降を持っている場合、マスク着用時にApple Watchでロック解除できる機能も健在です。
この方法の流れは:
- マスク着用時にiPhoneを持ち上げる
- Face IDが失敗するとApple Watchに通知
- Watchのサイドボタンをダブルクリック
- iPhoneのロックが解除される
Apple Watchユーザーには今でも便利な代替手段ですね。
対応していない機種は?
iPhone X、XS、11シリーズは残念ながらiOS 15.4以降のマスク対応Face ID機能が利用できません。これらの機種では:
- Apple Watch連携機能(要Apple Watch)
- パスコード入力
- マスクをずらして認証(安全な環境でのみ)
といった方法で対応する必要があります。
マスク着用時のFace ID設定手順
では実際に設定してみましょう。手順はとっても簡単です。
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップ
- パスコードを入力
- 「マスク着用時のFace ID」をオンにする
- 画面の指示に従ってマスクを着用した状態で顔を登録
このときのポイントは、メガネをかけている人はメガネ着用時も追加登録しておくこと。さらに、可能なら少し角度を変えたり表情を変えたりしながら登録すると、認識精度が上がります。
また、この設定をオンにすると自動的に「メガネをかけている場合にFace IDを使用」という項目も表示されます。ここからメガネ着用時の顔データも追加登録できるので、普段メガネを使う人は忘れずにやっておきましょう。
マスクの種類で認識率は変わる?
実際に使ってみるとわかりますが、マスクの種類によって認識率に差が出るのも事実。ユーザーレポートや検証結果をまとめると:
認識しやすいマスク
- 薄手の布マスク(口元の輪郭がうっすら分かる)
- 立体構造のマスク(口元に空間がある)
- 明るい色のマスク
認識しにくいマスク
- 厚手のN95マスク
- 濃い色(特に黒)のマスク
- プリーツが深く口元の形状がわからないマスク
これは赤外線カメラがマスク素材を透過できる度合いや、隠れる面積の大きさが関係していると考えられています。
もし特定のマスクで認識率が極端に低い場合は、そのマスクを着用した状態で再度顔登録を試してみる価値ありです。
実際のユーザー評価と注意点
リリースから時間が経ち、実際のユーザー評価も出揃ってきました。
良い評判
「通勤時のストレスが激減した」
「マスクしたままスマホ決済できて便利」
「設定が簡単で驚いた」
気になる声
「サングラスとマスクの組み合わせだと認識率が下がる」
「銀行アプリなどで再度認証求められることがある」
「機種によっては使えず残念」
特に気をつけたいのは、セキュリティレベルが高いアプリでは追加認証が必要になるケースがあること。これは仕様なので、その場合はパスコード入力を素直に使いましょう。
まだ間に合う!従来機種ユーザーの対策
iPhone 11以前を使っている人でも、諦める必要はありません。いくつかの対策があります。
1. Apple Watch連携(最有力)
Apple Watchを持っているなら、これがベスト。ポケットからiPhoneを取り出さずにロック解除できるメリットもあります。
2. パスコード入力を効率化
6桁のパスコードに慣れておくのも一手。数字の並びを覚えやすいものにして、指の動きを身体で覚えてしまいましょう。
3. 顔登録の工夫(非公式)
一部ユーザーからは、マスクを半分かけた状態(鼻は出すが口は覆う)で顔登録し、認証時にマスクを鼻まで上げる裏技も報告されています。ただし、これは公式推奨ではなくセキュリティ精度が落ちる可能性もあるので自己責任で。
今後の展望:Face IDはどう進化する?
気になるのは今後のアップデート。Appleは引き続きFace ID路線を強化する見込みで、ディスプレイ下Touch IDの復活は当面なさそうです。
ただし、iOSのアップデートでマスク着用時の認制度や速度はさらに向上する可能性が高い。機械学習アルゴリズムの改善で、より少ない特徴点での高精度認証が実現されるかもしれません。
また、医療機関受診時など、これからもマスク着用の機会は完全にはなくならないので、Appleもこの機能のサポートは継続するでしょう。
まとめ:マスク時代のiPhone活用法
今回はiphoneのFace IDとマスク装着時の問題について、最新の解決策を中心に解説しました。
ポイントをおさらいすると:
- iPhone 12以降+iOS 15.4以上ならマスク着用時のFace IDが使える
- 設定は「Face IDとパスコード」から数タップで完了
- 目の周辺認識でセキュリティはそのまま
- マスクの種類によって認識率に差があるので、うまくいかないマスクは再登録を
- 従来機種でもApple Watch連携という代替手段あり
マスク生活が長引く中、iPhoneのちょっとしたストレスを解消できるだけで、日常の快適さは大きく変わります。
まだ設定していない人は、ぜひ今日から「マスク着用時のFace ID」を試してみてください。「なんで早くやらなかったんだろう」という気持ちになること間違いなしですよ。
