電車の中、カフェ、オフィス……。周りの雑音が気になって、音楽や動画に集中できなかった経験、ありませんか?
そんなときに頼りになるのがノイズキャンセリングイヤホンです。
でも「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「AirPodsでいいのかな?それとも他社製品?」という声もよく聞きます。
今回はiPhoneユーザー目線で、本当におすすめできるノイズキャンセリングイヤホンを14選ご紹介。選び方のポイントから、各モデルの特徴、実際のユーザー評価まで徹底的にまとめました。
予算や優先したい機能に合わせて、自分にぴったりの一本を見つけてください。
iPhoneユーザーがノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ3つの基準
まず最初に、iPhoneで使うイヤホンを選ぶ際に外せないポイントを整理しておきましょう。
①ノイズキャンセリング性能の違いを知る
ノイズキャンセリングにはいくつか方式があります。最近の主流はハイブリッド型。イヤホンの外側と内側、両方にマイクを搭載して効率的に騒音を打ち消します。
ただ「性能が高い=数値が高い」という単純な話ではなく、メーカーごとに特徴が異なります。
- ソニー:低音域から高音域までまんべんなくカット。電車の走行音やエアコンの音をしっかり消す
- Bose:特有の圧迫感が少なく、自然な静けさを実現
- Apple:状況に応じて強度を自動調整する「適応型オーディオ」が優秀
②iPhoneとの連携機能は純正か他社かで変わる
ここは意外と見落としがちなポイント。
iphoneに限って言えば、純正のAirPodsシリーズやBeatsの一部モデルはH1/H2チップを搭載。これがあると
- フタを開けた瞬間に接続されるシームレスペアリング
- iCloud経由でiphone、iPad、Macを自動で切り替え
- 「Hey Siri」で声だけで操作
- 「探す」ネットワークで紛失時に位置がわかる
といった恩恵を受けられます。
他社製品でも基本的なBluetooth接続に問題はありませんが、この「魔法のような連携体験」は純正ならではの強みです。
③音質はAACコーデック基準で考える
iphoneはAACコーデックに対応しています。ソニーなどが推す高音質コーデック「LDAC」も、実はiPhoneでは使えません(Android限定)。
つまり「iPhoneでハイレゾ級の音質を追求する」ことにはあまり意味がありません。それよりも
- ドライバーのサイズや構造
- 空間オーディオ(Dolby Atmos)対応
- イコライザーで好みの音に調整できるか
といった要素を重視したほうが満足度は高まります。
これがおすすめ!iPhone対応ノイズキャンセリングイヤホン14選
それでは具体的なモデルを見ていきましょう。価格帯や得意分野別に分類しています。
圧倒的な完成度。iPhoneユーザーの王道
① Apple AirPods Pro(第2世代)with MagSafe充電ケース(USB‑C)
価格:3万円台後半〜4万円台
おすすめポイント:「iPhoneユーザーなら迷わずこれ」と言える完成度。H2チップ搭載でノイズキャンセリング性能は初代から最大2倍に向上。適応型オーディオ機能が周囲の騒音に応じて最適なモードに自動で切り替えてくれます。
- ノイキャン性能:★★★★★(5/5)
- 音質:★★★★☆(4.5/5)バランス良くクリア
- 装着感:★★★★☆(4/5)4種類のイヤーチップ付属
- バッテリー:最大6時間(ANCオン)、ケース併用で最大30時間
- 防水:IPX4
ユーザーからは「Apple製品との連携が魔法のように便利」「空間オーディオで映画館にいるみたい」と好評。一方で「値段が高い」「耳の形によっては痛くなる」という声もあるので、長時間装着する人は店舗で試着をおすすめします。
音質&ノイキャン最強。オーディオファンなら
② Sony WF-1000XM5
価格:3万円台後半〜4万円台
おすすめポイント:「ノイズキャンセリングの頂点」といえばソニー。統合プロセッサーV2とHDノイズキャンセリングプロセッサーQN2eのWチップ構成で、業界トップクラスの静寂を実現。低音の迫力とボーカルの解像度の高さを両立したサウンドも魅力です。
- ノイキャン性能:★★★★★(5/5)
- 音質:★★★★★(5/5)特に低音の厚みがすごい
- 装着感:★★★☆☆(3.5/5)本体がやや大きめ
- バッテリー:最大8時間(ANCオン)、ケース併用で最大24時間
- 防水:IPX4
ユーザーレビューを見ると「AirPods Proよりノイキャンが強力で電車の音がほぼ聞こえない」「専用アプリのイコライザーで好みの音に調整できる」と高評価。ただし「耳が小さい人には大きいかも」という声もあるので注意。
圧倒的装着感と自然な静けさ
③ Bose QuietComfort Ultra Earbuds
価格:4万円台前半〜5万円台
おすすめポイント:Boseといえば「飛行機の中で使いたくなるノイキャン」。CustomTune技術が耳の中の形状を解析し、最適な音質とノイズキャンセリングを自動でチューニング。独自のオープンイヤーデザインで長時間つけていても疲れにくいのが特徴です。
- ノイキャン性能:★★★★★(5/5)
- 音質:★★★★☆(4.5/5)臨場感のあるサウンド
- 装着感:★★★★★(5/5)安定感が段違い
- バッテリー:最大6時間(ANCオン)、ケース併用で最大24時間
- 防水:IPX4
「装着した瞬間に世界が変わった」「イヤホンをつけていることを忘れる」という声が多いBose。ただ価格は一番高めなので、「とにかく快適さを最優先したい」という人向けです。
コスパ最強。1万円台でここまでできる
④ Anker Soundcore Liberty 4 NC
価格:1万円台前半〜1万円台後半
おすすめポイント:Ankerのハイエンドシリーズ「Soundcore」。独自のノイズキャンセリングシステムで、なんと最大98.5%の外部ノイズを低減すると謳っています。価格は1万円台ながら、バッテリーは最大10時間(ANCオン)とハイエンドモデル並み。
- ノイキャン性能:★★★★☆(4/5)
- 音質:★★★★☆(4/5)Soundcoreらしいメリハリサウンド
- 装着感:★★★★☆(4/5)
- バッテリー:最大10時間(ANCオン)、ケース併用で最大50時間
- 防水:IPX4
Amazonのレビューでも「この価格でこの性能は驚き」「コスパ重視ならこれ一択」と絶賛されています。「初めてのノイキャンイヤホン」や「予算を抑えたいけど機能は欲しい」という人にぴったり。
⑤ Anker Soundcore Space A40
価格:1万円前後
おすすめポイント:Liberty 4 NCよりもさらにコンパクトで軽量。ノイキャン性能も十分高く、マルチポイント接続にも対応。バッテリーはなんと最大12時間(ANCオン)と、このクラスではトップクラスのスタミナを誇ります。
- ノイキャン性能:★★★★☆(4/5)
- 音質:★★★★☆(4/5)フラットで聴きやすい
- 装着感:★★★★★(5/5)小型軽量で耳が痛くなりにくい
- バッテリー:最大12時間(ANCオン)、ケース併用で最大50時間
- 防水:IPX4
「とにかく軽くてつけている感じがしない」「バッテリーが長持ちで旅行に最適」と評判です。
デザインと機能性を両立。注目モデル
⑥ JBL Live Beam 3
価格:2万円台前半
おすすめポイント:あのJBLが送るスマートディスプレイ搭載ケースが特徴的なモデル。ケースにタッチスクリーンがついていて、イヤホンを取り出さずに曲の切り替えや音量調整ができます。JBL独自のディープベースサウンドで、低音好きにはたまらない一本。
- ノイキャン性能:★★★★☆(4/5)
- 音質:★★★★☆(4/5)迫力の低音
- 装着感:★★★★☆(4/5)
- バッテリー:最大8時間(ANCオン)、ケース併用で最大24時間
- 防水:IPX5(汗や雨に強い)
⑦ Technics EAH-AZ80
価格:3万円台後半〜4万円台
おすすめポイント:パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」。音質へのこだわりはピカイチで、10mmのフリッジエアードライバーによる澄み切った高音と豊かな低音が特徴。マルチポイント接続は最大3台同時接続と業界トップクラスです。
- ノイキャン性能:★★★★☆(4/5)
- 音質:★★★★★(5/5)特にボーカルの表現力がすごい
- 装着感:★★★★☆(4/5)
- バッテリー:最大7時間(ANCオン)、ケース併用で最大24時間
- 防水:IPX4
「音質重視ならこれ」「3台同時接続が便利すぎる」とオーディオマニアから高評価を得ています。
⑧ Bang & Olufsen Beoplay EX
価格:5万円台〜6万円台
おすすめポイント:高級オーディオブランドB&Oのフラッグシップモデル。なんといってもデザイン性が抜群で、アルミニウムとガラスを使ったケースは持っているだけで気分が上がります。音質もさすがの一言で、空間オーディオにも対応。
- ノイキャン性能:★★★★☆(4/5)
- 音質:★★★★★(5/5)高級感あふれるサウンド
- 装着感:★★★★☆(4/5)
- バッテリー:最大6時間(ANCオン)、ケース併用で最大20時間
- 防水:IP57(水没に近い状態でも耐えられる)
「音質とデザインを両方妥協したくない」という人への特別な一本です。
スポーツ・ランニングにおすすめ
⑨ Beats Fit Pro
価格:2万円台後半〜3万円台
おすすめポイント:Apple傘下のBeats。H1チップ搭載なので、AirPods Proと同じシームレスな連携が可能。特徴は「ウィングチップ」と呼ばれる耳に引っかける形状で、激しく動いても落ちません。ランニングやジムでの使用に最適。
- ノイキャン性能:★★★★☆(4/5)
- 音質:★★★★☆(4/5)Beatsらしい迫力サウンド
- 装着感:★★★★★(5/5)スポーツ向けの安定感
- バッテリー:最大6時間(ANCオン)、ケース併用で最大24時間
- 防水:IPX4(耐汗耐水)
「ランニング中に落ちる心配がない」「汗をかいても大丈夫」とアクティブな人から絶大な支持を得ています。
⑩ JBL Reflect Aero TWS
価格:1万円台後半
おすすめポイント:スポーツ特化モデル。防水性能はIP68と、このクラスではトップクラス。水中でも使えるわけではありませんが、雨の中のランニングや激しい汗をかくトレーニングでも安心。Powerhook構造で耳へのフィット感も抜群です。
- ノイキャン性能:★★★☆☆(3.5/5)
- 音質:★★★★☆(4/5)
- 装着感:★★★★★(5/5)
- バッテリー:最大8時間(ANCオン)
- 防水:IP68(ほぼ完全な防塵・防水)
「ジムで使うならこれ一択」「水洗いできるのが衛生的」という声が多いです。
予算3,000円台〜1万円。入門編
⑪ Anker Soundcore P40i
価格:8,000円台〜1万円
おすすめポイント:1万円を切る価格帯ながら、ノイキャン性能は十分。バッテリーは最大12時間(ANCオン)と驚異的。ケースはワイヤレス充電にも対応しています。コスパ重視なら間違いなく選択肢に入る一本。
- ノイキャン性能:★★★☆☆(3.5/5)
- 音質:★★★☆☆(3.5/5)
- 装着感:★★★★☆(4/5)
- バッテリー:最大12時間(ANCオン)、ケース併用で最大40時間
- 防水:IPX4
⑫ Xiaomi Redmi Buds 5 Pro
価格:7,000円〜9,000円
おすすめポイント:中国の大手Xiaomi(シャオミ)製。52dBのハイブリッドノイズキャンセリングを謳い、この価格帯では破格の性能。空間オーディオにも対応しています。
- ノイキャン性能:★★★★☆(4/5)
- 音質:★★★☆☆(3.5/5)
- 装着感:★★★☆☆(3.5/5)
- バッテリー:最大10時間(ANCオン)
- 防水:IP54
⑬ オーディオテクニカ ATH-CKS30TW
価格:1万円前後
おすすめポイント:日本のオーディオテクニカ。重低音重視の「SOLID BASS」シリーズで、コンパクトながらズシッとくる低音が楽しめます。ノイキャン性能は必要十分。
- ノイキャン性能:★★★☆☆(3/5)
- 音質:★★★★☆(4/5)低音好きに刺さる
- 装着感:★★★★☆(4/5)
- バッテリー:最大7.5時間(ANCオン)、ケース併用で最大20時間
- 防水:IPX5
⑭ Sony WF-C700N
価格:1万円台前半
おすすめポイント:ソニーのエントリークラスながら、上位モデル譲りのノイキャン機能を搭載。本体が小型軽量で、耳が小さい人や女性にもおすすめです。
- ノイキャン性能:★★★☆☆(3.5/5)
- 音質:★★★☆☆(3.5/5)
- 装着感:★★★★★(5/5)コンパクトで快適
- バッテリー:最大7.5時間(ANCオン)、ケース併用で最大25時間
- 防水:IPX4
シーン別!あなたにぴったりの選び方
ここまで14モデルを紹介しましたが、多すぎて迷ってしまうかもしれません。そんな人のために、使い方別にまとめてみました。
電車通勤・通学でとにかく静けさを求めたい人
おすすめ:Sony WF-1000XM5 または Bose QuietComfort Ultra Earbuds
電車の走行音や駅のアナウンスを徹底的に遮断したいなら、ソニーかBose。ソニーはより高音域までカットする徹底派、Boseは自然な静けさ志向と好みが分かれます。可能なら両方試してみるのがベスト。
Apple製品を複数使っている人
おすすめ:Apple AirPods Pro(第2世代) または Beats Fit Pro
iphone、iPad、Macを併用しているなら、H2/H1チップ搭載モデルが圧倒的に便利。デバイス間の自動切り替えは一度体験すると戻れなくなります。
とにかくコスパ重視で初めてのノイキャン
おすすめ:Anker Soundcore Liberty 4 NC または Anker Soundcore P40i
「本当に1万円台でこの性能?」というレベル。AnkerのSoundcoreシリーズはコスパの鬼です。初めてのノイキャンイヤホンとして失敗が少ない選択肢でしょう。
ランニングやジムで使いたい
おすすめ:Beats Fit Pro または JBL Reflect Aero TWS
汗や動きを考慮するなら、防水性能と装着感が最重要。BeatsはApple連携もバッチリ、JBLは圧倒的防水性能で選びましょう。
音質にこだわりたい
おすすめ:Technics EAH-AZ80 または Sony WF-1000XM5
どちらもオーディオファン納得のサウンド。Technicsは特にボーカルの繊細さ、Sonyは低音の迫力と得意分野が少し違います。
デザイン性も妥協したくない
おすすめ:Bang & Olufsen Beoplay EX
機能もデザインも「最高」を求めるなら、B&OのEX。所有欲を満たしてくれる特別な一品です。
購入前に知っておきたい!ノイキャンイヤホンの注意点
最後に、ノイズキャンセリングイヤホンを使う上で知っておいたほうがいいことをいくつか。
装着感は実際に試すのが一番
どんなに高性能でも、耳に合わなければ意味がありません。特に豆型(ソニーやBoseの一部)は耳の形によっては痛くなることがあります。可能なら家電量販店などで試着してみましょう。
風切り音に注意
自転車に乗るときや強風の日、ノイキャンをオンにすると「ゴーッ」という風切り音が気になることがあります。最近のモデルは風雑音低減モードを搭載しているものもあるので、外で使う機会が多い人はチェックしておきましょう。
バッテリーは必ず劣化する
どのイヤホンも、使い続けるとバッテリーの持ちは悪くなります。これは避けられない物理的な制約です。特に完全ワイヤレス型は交換が効かないので、長く使いたい人はメーカーのバッテリー交換サービスがあるかどうかも確認しておくと安心です。
iPhoneでノイズキャンセリングイヤホンを使う選択肢は、年々広がっています。
数年前までは「AirPods Proかソニーか」という二択に近かったのが、今ではAnkerに代表されるコスパモデル、JBLやTechnicsなどの個性派、B&Oのようなラグジュアリーモデルと、実に多彩になりました。
大切なのは「自分がどこに一番価値を置くか」という軸を持つこと。
- Appleエコシステムの便利さを取るか
- 圧倒的なノイキャン性能を取るか
- コスパを取るか
- デザイン性を取るか
この記事が、あなたにぴったりの一本を見つけるきっかけになれば嬉しいです。
静かな世界で、お気に入りの音楽やポッドキャストを思う存分楽しんでください。
