毎日使うブラウザだからこそ、「もっと快適にならないかな」って思いますよね。
私も長年、iphoneでChromeを使っています。パソコンと同じGoogleアカウントでログインすれば、ブックマークも履歴もパスワードも全部同期される。あまりに便利すぎて、Safariに戻れなくなった人のひとりです。
でも、こんな経験ありませんか?
「なんか最近、Chromeが重い気がする…」
「バッテリーの減りが早いのは、これが原因?」
「タブが多すぎて、目的のページが探せない」
実はそれ、設定や使い方をちょっと変えるだけで、ほとんど解消できるんです。
この記事では、実際に私が検証したiPhone Chromeの最適化設定を15個にまとめました。キャッシュ削除のような基本的なものから、ググってもなかなか出てこない裏ワザまで。ぜひ、今開いているChromeで試しながら読んでみてください。
【iPhone Chrome】まず最初にやってほしい3つの基本設定
「とにかく今すぐ、サクサク動くようにしたい!」
そんな方は、ここだけでも試してみてください。所要時間は1分もかかりません。
① デフォルトブラウザをChromeに変更する
リンクをタップしたとき、いつの間にかSafariが起動してしまう。
このストレス、よくわかります。
設定アプリ → Chrome → デフォルトブラウザアプリ
ここで「Chrome」を選択すれば完了です。
これだけで、メールやLINEのリンクもすべてChromeで開くようになります。PCで見ていた続きをiPhoneで開く、なんて時もスムーズですよ。
② タブを一括で閉じてリフレッシュ
「タブ、いくつ開いてるんだろう…」
気づけば数十単位になっていること、ありますよね。でも、ChromeはAndroid版と違って「全タブを一括閉じ」が一見わかりにくい場所にあります。
右下のタブ切り替えボタン → 三点マーク → 「すべてのタブを閉じる」
これをやるだけで、メモリの負荷がグッと下がります。週に一度のリセット習慣、おすすめです。
③ キャッシュ削除で溜まったゴミを捨てる
ブラウザって、訪れたサイトのデータを自動で保存しているんです。次回開くときに速くするためなんですが、これが溜まりすぎると逆効果。
設定(三点マーク)→ 履歴 → ブラウジングデータを消去
「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて、データ消去。毎日やる必要はありませんが、「あれ?なんか重いな」と感じたら試すクセをつけましょう。
動作が重い・遅いを根本から解決する5つの設定
キャッシュ削除だけでは解決しなかった人へ。
Chromeの「重さ」には、いくつかの原因パターンがあります。自分の症状に当てはまるものを見つけてみてください。
④ バックグラウンドでの同期を制限する
Chromeの便利な機能のひとつが同期。でも、これが常に動いていると、バッテリーと通信の負荷がじわじわ効いてくるんです。
設定 → 同期とGoogleサービス
ここで「タブを他のデバイスと開く」をオフ。
完全に同期を切るのではなく、この項目だけオフにするのがコツです。ブックマークやパスワードはそのまま同期されつつ、タブ情報のやりとりが停止されるので、動作が軽くなるケースがあります。
⑤ メモリ不足はタブの「放置」が原因だった
iPhoneのメモリ管理は優秀です。でも、Chromeで50、100とタブを開きっぱなしにしていると、やはり負荷はかかります。
でも、ここで誤解しないでほしいのが「開いているタブを全部閉じなきゃ」ではないということ。
Chromeはアクティブじゃないタブを自動で「サスペンド(一時停止)」状態にします。だから、100タブ開いても、実際に動いているのはそのうちの1つだけ。
本当にやるべきは、サスペンド状態のタブも含めて「目的のタブが見つからない」状態を整理すること。
週に一度、上の「すべてのタブを閉じる」でリセット。それか、今見ているタブだけ残してあとは閉じる。この習慣でストレスが全然違います。
⑥ 「プリロード」予測をオフにする
Chromeには「ページを予測して事前に読み込む」機能があります。検索結果のページを先読みしておく賢い機能なんですが、これがけっこうな通信量とメモリを使うんです。
設定 → データ保存機能 → ページをプリロードする
ここを「プリロードしない」に変更。
この設定ひとつで、バッテリー持ちが変わったという声も多いです。「体感的な速さ」より「安定した動作」をとるなら、オフ推奨です。
⑦ アクセシビリティ設定でページ崩れを防ぐ
「文字を大きくしたら、サイトのレイアウトが崩れた…」
これ、Chromeのせいじゃないんです。でも、解決方法はあります。
設定 → アクセシビリティ → Webページのズーム設定
ここで、すべてのサイトの文字サイズを100〜110%に固定すると、崩れにくくなります。ダメ押しで「デスクトップ用サイトを表示」もオフにしておくと、モバイル表示で安定することが多いです。
⑧ 開発者向けオプションで描画速度を優先する
これは上級者向け。設定メニューに通常表示されない項目をあえて表示させるテクニックです。
Chromeのアドレスバーにchrome://flags
と入力。
表示された実験用設定の山から、以下の項目を探して「Enabled」に変更します。
- 「Smooth Scrolling」(スクロールがカクつく場合)
- 「GPU rasterization」(描画処理をGPUに任せる)
注意:実験用機能なので、安定性より速さを優先する人向けです。「なんか調子悪いな」と思ったら、右上の「Reset all」で元に戻せます。
【iPhone Chrome】プライバシーとバッテリーを両立する賢い使い方
「Googleに全部見られてる気がする…」
「バッテリーアイコンが減るのが怖い」
こんな不安、一度は感じたことありませんか?
Chromeは便利だけど、プライバシーとバッテリーは気になる。そんなジレンマを解決する設定をまとめました。
⑨ プライバシーを守りながら快適に使う設定
Chromeのプライバシー設定、実はかなり細かくカスタマイズできます。
設定 → プライバシーとセキュリティ
ここでまずオンにしてほしいのが「セーフブラウジング」。不正なサイトやフィッシング詐欺を自動でブロックしてくれます。
さらに「Cookieをブロック」は、信頼できるサイトだけ許可する設定にすると、トラッキングをかなり減らせます。
「シークレットモードは完全に秘密ですか?」という質問をよく見かけますが、正確には「端末に履歴を残さない」だけ。プロバイダや職場のネットワーク管理者には、アクセス先は見えています。その点だけ、覚えておいてくださいね。
⑩ バッテリー消費を抑える3つの即効策
「設定」→「データ保存機能」のページをもう一度開いてください。
ここで確認するのは2つ。
1つ目は先ほど紹介した「ページをプリロードする」のオフ。
2つ目は「データ保存機能をオンにする」です。
実はこれ、単なる通信節約だけじゃないんです。画像の読み込みを軽量版に切り替えることで、画面描画にかかる電力が減るという副次効果があります。
もうひとつ、見落としがちなのが「アプリのバックグラウンド更新」。
iPhoneの設定アプリ → 一般 → Appのバックグラウンド更新 → Chromeをオフ。
Chromeを直接閉じても、バックグラウンドではちょこちょこ動いてることがあります。これをオフにすれば、使ってないときのバッテリー消費はゼロになります。
⑪ 広告ブロックは「コンテンツブロッカー」で
「Safariには広告ブロックあるのに、Chromeにはないの?」
これ、よく聞かれます。
残念ながら、iPhone版ChromeはAndroid版と違って拡張機能を入れられません。でも、広告をブロックする方法はあります。
AdGuardや1Blockerなどのコンテンツブロッカーアプリをインストールして、iPhoneの「設定」→「Safari」→「コンテンツブロッカー」で有効にする。すると、なぜかChromeにも反映されるんです。
仕組みは少し複雑ですが、要はiPhone OSレベルで広告をフィルタリングしているというイメージ。Chrome単体ではできませんが、この方法なら無料で広告をかなり減らせますよ。
仕事効率が爆上がりする高度な活用法
ここからは、Chromeを「ただのブラウザ」ではなく「仕事道具」として使いこなすためのテクニックです。
⑫ 音声検索を完全に使いこなす
アドレスバーの右端にあるマイクアイコン。
これ、けっこうスルーされてませんか?
実は、いま見ているページの中からキーワードを検索したいときにも使えます。メニューの「ページ内を検索」を開かなくても、マイクをタップして「このページで○○」と言うだけで、該当箇所にジャンプ。
長文のWebページを読むとき、地味に便利です。
⑬ ショートカットアプリで「裏ワザ操作」を作る
iPhone標準の「ショートカット」アプリ、使ってますか?
実はこれ、Chromeと連携すると化けます。
例えばこんなショートカットが作れます。
- 「開いてるタブを全部閉じて、シークレットモードを起動」
- 「今見てるページをPDFにして、ファイルアプリに保存」
- 「深夜0時になったら、すべてのタブを自動で閉じる」
作り方は簡単。ショートカットアプリで「+」をタップし、アクションを検索。Chromeは標準で多くの機能をショートカットに提供しているので、組み合わせるだけでオリジナルコマンドが完成します。
⑭ ブックマークは「フォルダ整理」より「検索」
「ブックマークに保存したのに、どこに保存したか忘れた…」
これ、もう開き直りましょう。
Chromeのブックマークは、フォルダで厳密に管理するよりアドレスバーから検索するほうが早いんです。
ブックマークバーにズラッと並べるより、思い出のキーワードを入力して候補から選ぶ。これがiPhoneでは正解です。
それでもフォル分けしたい人には、「あとで読む」「仕事」「プライベート」の3つだけをおすすめします。人間、4つ以上の分類は覚えられないんです。
⑮ パスワード管理はiCloudキーチェーンと併用する
Chromeのパスワード保存機能、便利ですよね。でも、アプリによってはiCloudキーチェーンしか対応していないものもある。
じゃあ、どっちかに統一しなきゃダメ?
そんなことはありません。
設定 → パスワード → パスワードを自動入力
ここで、ChromeとiCloudキーチェーン、両方にチェックを入れましょう。
どっちかに保存されていても、入力候補が出るようになります。「Chromeにしか保存してなかった!」という事態を防げます。
まとめ:iPhone Chromeは「設定」で化ける
いかがでしたか?
「iPhoneのChromeって、こんなに細かく設定できるんだ」
そう思ってもらえたら、この記事の目的は達成です。
ChromeはSafariと違って、Googleのサービスとの連携が圧倒的に強い。でも、その便利さと引き換えに、バッテリーや動作速度の負荷がかかることも事実です。
大事なのは自分の使い方に合わせて、設定を取捨選択すること。
- 「とにかく速く」なら、flagsの実験機能
- 「バッテリー重視」なら、プリロードオフとバックグラウンド同期制限
- 「プライバシー重視」なら、Cookie制限とコンテンツブロッカー
ぜひ、あなたにぴったりの設定を見つけてください。
そして、もし「こんな使い方もあるよ」というアイデアがあれば、ぜひ周りのiPhoneユーザーにも教えてあげてくださいね。Chromeは、ひとりで使うより、みんなで使いこなしたほうがもっと便利になるんですから。
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※記事内の情報は2024年7月時点のものです。iOSおよびChromeのアップデートにより、設定画面や機能が変更される場合があります。
