ねえ、これ、なに?
iPhoneの画面の右上、急にオレンジ色の点が光ってるんだけど。
もしかして誰かに盗み見されてる? アプリ、何も開いてないのに。
そんなふうに思って、ちょっと不安になっちゃった人、すごく多いんです。
実はこれ、ぜんっぜん怖いものじゃないんですよ。むしろ、あなたを守るためにAppleがせっかくつけてくれたプライバシー機能の証です。
この記事を読めば、オレンジマークの正体から、気になる「消し方」、そして「なんで勝手に光るの?」っていう疑問まで、ぜんぶスッキリ解決します。
オレンジマークの正体は「マイク使用中」のサインだった
まずは結論から。
iPhoneのオレンジマークは、マイクが使われているときに表示されます。
たとえば。
- LINEで電話してるとき
- ボイスメモで録音してるとき
- Instagramのストーリーで音声付き動画を撮るとき
こういうときは、当然オレンジマークが光ります。
でもね、ここで大事なのは「自分が意識して使ってなくても、アプリがマイクを起動すると光る」ってこと。
「え、何もしてないのに?」
「ゲームしかやってないのに!」
そう感じるケース、めちゃくちゃ多いんです。
ちなみに、同じ場所に緑色の点が光ることがありますよね。
あれはカメラが使われているときのサインです。
こっちは「カメラだけ」じゃなくて、「カメラ+マイク」のときも緑になります。
オレンジはマイク専門。
この違いだけでも覚えておくと、あとで混乱しません。
なんで「勝手に」オレンジマークが光るの?3つの意外な原因
「設定でぜんぶオフにしたはずなのに、まだ光る…」
これ、ぶっちゃけiPhoneあるあるです。
でも、たいていは「悪者アプリ」じゃなくて、便利機能が裏で頑張ってるパターン。
具体的に見ていきましょう。
① Siriがあなたの声を待ってる
これ、めちゃくちゃ多いです。
「Hey Siri」をオンにしてると、iPhoneは常にあなたの「Hey Siri」って声を待ってます。
で、その瞬間だけオレンジマークがパッと光る。
「見てないところで勝手に…」って感じがするけど、これはあなたが設定した機能です。
オフにしたいなら、ここで消せます。
「設定」→「Siriと検索」→「“Hey Siri”を聞き取る」をオフ
② ライブリスニングがオンになってる
知らないうちにコントロールセンターで「聴覚」のアイコン(耳マーク)をタッチしちゃった、なんてことありませんか?
これは「ライブリスニング」っていう、離れた場所の音をAirPodsで聞くための機能。
これがオンだと、常にマイクが待機状態になってオレンジマークが消えないことがあります。
③ アプリがバックグラウンドでマイク権限をチラ見してる
たとえば。
音声フィルターがついてるカメラアプリ。
「声でコメント入力」ができるSNS。
ゲームの中のボイスチャット機能。
これらは、あなたがアプリを開いた瞬間に「マイク、使っていい?」ってOSに聞きに行くんですね。
で、その「聞きに行く」動作だけで、一瞬オレンジマークが光る。
ユーザーからすると「勝手に光った」ように見えるけど、アプリ側からすると「許可もらおうとしただけ」なんです。
どうですか?
「あっ、これかも」って思い当たりませんでしたか。
オレンジマークの消し方。完全オフにする3ステップ
ここからは実践編。
「もういい、オレンジマークなんて見たくない!」
「絶対に光らせたくない!」
そんな方向けに、完全に消す方法を説明します。
ステップ1:今、どのアプリがマイクを使ってるか確認する
まずは犯人探し。
画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開いてください。
上部に、今さっきマイクかカメラを使ったアプリの名前が表示されます。
「あ、このアプリか…」ってわかるだけでも、ちょっとスッキリしますよ。
ステップ2:アプリごとにマイクの許可をオフにする
ここが本丸。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」
この中に、マイクの使用を許可しているアプリがずらっと並んでます。
怪しいアプリ、もう使ってないアプリは、スイッチをバチッとオフにしましょう。
これだけで、そのアプリは二度と勝手にマイクを使えなくなります。
ステップ3:それでも光るなら「Siriとライブリスニング」を疑う
それでもまだオレンジマークが消えない。
そんなときは、さっき言ったSiriの待ち受けとライブリスニングをチェックしてください。
ライブリスニングはここで確認できます。
「設定」→「コントロールセンター」→「聴覚」が追加されてるか確認
追加されてる場合、コントロールセンターに耳マークが出てます。
それが緑色に光ってたら、タップしてオフに。
ここまでやれば、ほぼ100%オレンジマークは表示されなくなります。
あえてオレンジマークを「活かす」使い方もある
ここまで読んで、
「なんだ、オフにできちゃうのか」
「じゃあ最初から全部オフでいいや」
って思いました?
ちょっと待ってください。
実はこのオレンジマーク、消すだけが正解じゃないんです。
むしろ、「ちゃんと光ってる=プライバシーが守られてる」 という考え方もできます。
たとえば。
もし本当に悪意のあるアプリが、あなたの知らないところでマイクを起動しようとしたら?
iOSのこの機能は、絶対に隠せないように設計されてます。
どんなアプリでも、このオレンジマークだけは消せないし偽装できない。
つまり、オレンジマークが光ってなければ、誰もあなたの声をこっそり聞いてないってこと。
Appleが、世界中のどのメーカーよりも先に、この機能をiOS 14で導入したのは、
「ユーザーを監視するため」じゃない。
「ユーザーが監視されていないことを証明するため」 なんです。
そう考えると、オレンジマークってちょっと頼もしくないですか?
色の見分けがつきにくいときの裏ワザ
ここ、他のサイトであまり見かけない情報なので覚えておいてください。
オレンジと緑。
色の識別がちょっと苦手、って人もいますよね。
そういうときは、iPhoneのアクセシビリティ機能が助けてくれます。
「設定」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイとテキストサイズ」→「オン/オフラベル」
これをオンにすると、ステータスバーのオレンジマークのところに、「マイク」って文字が表示されるようになります。
緑のときは「カメラ」。
「なんか点いてるけど、どっちだっけ?」が、ひと目でわかる。
細かいけど、めちゃくちゃ親切な仕様です。
Dynamic Island(ダイナミックアイランド)だと見え方が違う
iPhone 14 Pro以降、いわゆる「Dynamic Island」がついてる機種、ありますよね。
あれ、ノッチ時代とちょっとだけ挙動が違うんです。
古い機種:ステータスバーに点がポツッと表示
Dynamic Island:島そのものが変形してアイコンを表示
で、ここが大事なんですが。
Dynamic Islandの場合、オレンジマークがずっと表示されっぱなしになることは、実はあんまりないです。
アプリがマイクを使ってるときは島がちょっと広がってアイコンが見える。
でも使わなくなると、すぐに縮んでしまう。
気づきにくいっていうデメリットはあるけど、画面をすっきり使えるのはメリット。
古い機種から乗り換えた人は「なんかオレンジマーク、出にくくなった?」って思うかも。
でも大丈夫。ちゃんと機能してます。
気になるときは島をタップすれば、どのアプリが使ってるかすぐ表示されますよ。
それでも消えない。バグの可能性もある
ここまで試しても、どうしてもオレンジマークが消えない。
そんなときは、iOSの表示バグの可能性もあります。
特に、iOSのメジャーアップデート直後は、たまにこういうことが起きます。
試してほしいのはこの2つ。
- 再起動する
(めっちゃベタだけど、めっちゃ効く) - 設定をリセットする
「設定」→「一般」→「転送またはiphoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」 ※ この操作、写真やアプリのデータは消えません。
※ でも、Wi-Fiパスワードとか通知設定は初期化されます。
※ 「ネットワーク設定のリセット」と間違えないように注意してくださいね。
これで直った、っていう声、ネットでもたくさん見かけます。
まとめ:オレンジマークは「見張り番」だと思おう
ね、最初に思ってた「怖いもの」とは、ちょっと違いましたよね。
iPhoneのオレンジマークは、あなたをこっそり見ようとする誰かを、逆に見張ってくれてるライトみたいなもの。
消す方法を知っておくのは大事。
でも、「これ、ちゃんと仕事してくれてるな」って、たまには眺めてみるのも悪くないですよ。
もしこの記事を読んで「そうだったんだ!」って思ったら、ぜひ友達にも教えてあげてください。
「ねえ、あのオレンジの点、実はね…」って。
きっと、ちょっとだけ頼りになるiPhone使いに見えますよ。
