「そろそろガラケーからスマホに変えようかな…でも難しそうで不安」
「親にスマホを持たせたいけど、操作で毎回泣きつかれそうで心配」
こんな風に思っていませんか?
特に、長年「らくらくホン」を使ってきたシニア世代にとって、iphoneと聞くと「なんだか難しそう」「若い人向けでしょ」というイメージがあるのも事実。
でも、ちょっと待ってください。
実は最新のiPhoneは、設定次第で「らくらくホン」以上にシンプルで快適なスマホになるって知っていました?
しかも、2024年から2025年にかけて、各携帯キャリアが65歳以上限定のiPhone向け格安プランを続々とスタート。「iPhoneは高いから…」という価格の壁もぐっと低くなっています。
この記事では、「iPhoneって、らくらくホンの代わりになるの?」という疑問に、実際にシニア層へiPhoneを勧めた家族の声や公式のアクセシビリティ情報、そして他社のらくらくスマホとのリアルな比較を交えながら、徹底的に解説します。
らくらくホンからiPhoneへの乗り換え、本当に大丈夫?
結論から言います。
大丈夫です。むしろ「選んでよかった」という声が圧倒的に多い。
総務省の情報通信白書(2024年)によると、60代以上のスマートフォン保有率はなんと85%を突破。その中でもiphoneユーザーは年々増えていて、MMD研究所の調査では実際にiPhoneを使っているシニアの満足度は82%という結果が出ています。
では、残りの18%はなぜ不満だったのか?
調べてみると、理由ははっきりしていました。
「文字が小さくて見えない」
「うっかり押して変な画面になる」
「バッテリーがすぐ減る」
…これ、ぜんぶ初期設定で解決する話なんです。
つまり、「iPhoneはシニアに難しい」のではなく、「シニア向けに最適化されていない状態で渡してしまった」ことが原因。これは、らくらくホンには最初から「大きな文字」や「誤操作防止」が組み込まれているのに対して、iPhoneは「自分でカスタマイズするのが前提」のデバイスだから。
でも安心してください。その「カスタマイズ」は、一度やってしまえばずっと快適なんです。
こんなに違う!iPhoneとAndroidらくらくスマホの本当のところ
「らくらくスマホ」といえば、富士通のらくらくホンシリーズや京セラの「らくらくホン 基本のスマホ」が代表的ですよね。
これらの端末は、電話機能に特化していて、最初から文字が大きく、物理ボタンが付いているモデルもあります。たしかに「初めてのスマホ」としては間違いがない。
でも、ちょっと考えてほしいんです。
スマホにしたら、何をしたいですか?
- 子どもや孫とLINEで写真を送り合いたい
- 旅行先でGoogleマップを使いたい
- 健康アプリで歩数を管理したい
- 趣味の動画をYouTubeで見たい
もし「電話とメールだけで十分」というなら、らくらくスマホでいいでしょう。
でも、せっかくスマホに変えるなら、少しだけ未来の自分に投資してみませんか?
iphoneは、らくらくスマホに比べて初期費用はかかります。でも、3年、5年と使うことを考えたときの「差」は無視できません。
- iOSのアップデート:iPhoneは5年以上、最新OSにアップデート可能。Androidのらくらくスマホは2〜3年で更新終了。
- セキュリティ:アプリ審査が厳しく、詐欺サイトもブロックしやすい。
- サポート期間:Apple Storeやキャリアショップでのサポートが手厚い。
- 下取り価格:古くなっても売りやすい。らくらくスマホはほぼ価値ゼロ。
実際、「らくらくスマホからiPhoneに買い替えたシニアの63%が、1ヶ月以内に操作に慣れた」というデータもあります。
つまり、最初の1ヶ月を乗り切れば、あとはずっと快適。その1ヶ月のサポートを誰がするかが、すべてのカギを握っているんです。
まずはコレ!iPhoneを「らくらくホン化」する5つの魔法の設定
ここからが本番です。
新品のiphoneを渡す前に、必ずやっておきたい設定を5つに厳選しました。
この設定をするかしないかで、親のスマホライフが天国か地獄か分かれます。本当です。
【1】文字を「最大の最大」まで大きくする
「文字を大きくしたはずなのに、まだ小さいと言われた…」
これ、めちゃくちゃ多い相談です。
標準の「文字サイズ」だけでは足りません。2段階の拡大が必要です。
手順①:[設定] → [画面表示と明るさ] → [表示モード] → 「拡大」を選ぶ
→ これでホーム画面のアイコン自体が3列になり、ひとつひとつがグッと大きくなります。
手順②:[設定] → [アクセシビリティ] → [表示とテキストサイズ] → [さらに大きなテキスト]
→ スライダーを右いっぱいまで動かす
おまけ:同じ画面にある「太文字」もONに。「ボタンの形状」もONにすると、タップできる場所がハッキリわかるようになります。
これでらくらくスマホと同等、いやそれ以上の見やすさになります。
【2】「うっかりタップ」をゼロにする
「触っただけで知らないアプリが開く」
「通話中に顔が当たって切れちゃう」
これ、シニアに限らず全iPhoneユーザーの悩みです。
解決策は「タッチ調整」。
[設定] → [アクセシビリティ] → [タッチ] → [タッチ調整]をON。
ここで「タッチ持続時間」を「長め」に設定すると、指を置いてから反応するまでの時間が遅くなります。
つまり、かすっただけでは反応しない。「押そう」と思って押したときだけ動く。これだけで誤操作が激減します。
さらに「タップ完了までの動作を無視」もONに。スワイプしようとして間違ってタップ…を防げます。
【3】「背面タップ」でよく使う動作をワンタップに
iPhone X以降のモデルにある、超絶便利な機能です。
本体の背面(リンゴマークのあたり)をコツコツと2回、または3回タップすると、好きな動作を割り当てられます。
[設定] → [アクセシビリティ] → [タッチ] → [背面タップ]
おすすめ割り当て
- ダブルタップ:ホーム画面
- トリプルタップ:スクリーンショット
「電話を切るボタンが小さくて押せない」という高齢者の声には、「背面タップに“通話終了”を割り当てる」が効果絶大です。
【4】ホーム画面は「超・超・シンプル」に
「アプリが多すぎて探せない」なら、そもそも置かない。
ホーム画面には、本当に必要なアプリだけを配置しましょう。
- 電話
- LINE
- カメラ
- 時計
- メモ
…これだけで十分です。あとは全部、フォルダにまとめるか、2ページ目以降に追いやってください。
さらに、「今日の表示」ウィジェットも活用したい。
ホーム画面を右にスワイプすると出てくる画面に、「お気に入り」ウィジェットを追加すれば、電話帳を開かずにワンタップで家族に電話できます。
【5】ガイドアクセスで「迷子」を防ぐ
「ちょっと触ったら知らない画面になって、戻れなくなった」
これ、認知症気味の親御さんだと、パニックになることも。
そんな時は「ガイドアクセス」の出番です。
[設定] → [アクセシビリティ] → [ガイドアクセス]をON。
ホームボタン(またはサイドボタン)をトリプルクリックすると、今開いているアプリしか操作できなくなるロック機能です。
電話アプリだけを開いてガイドアクセスを開始すれば、間違って Safari を開いたり、設定を消したりすることがゼロになります。
これは、らくらくスマホにはない、iPhoneの大きな強みです。
機種選びで絶対に外してはいけない3つのポイント
さて、設定方法がわかったところで、どのiPhoneを選ぶかです。
【絶対条件①】Proモデルは選ばない
iphone 15 pro、iphone 16 pro…確かに高性能です。でも重いんです。
Proモデルはステンレススチールやチタニウムボディで、200グラム超えは当たり前。
片手で持って操作するには、明らかに重たい。
シニアに勧めるなら、無印モデル(数字のみ)またはSEシリーズ一択です。
【絶対条件②】ホームボタンの有無は「好み」でいい
「やっぱりボタンが欲しい」という人には、iphone SE(第3世代)が最適です。
2022年発売ですが、性能はじゅうぶん。5G対応、カメラもきれい。そして何よりTouch ID(指紋認証)が便利。
一方で「画面は大きいほうがいい」という人には、iphone 14 plusやiphone 15がおすすめ。
2025年現在、新品で買える「ホームボタン付きiPhone」はSEのみです。中古なら8以前もありますが、OSアップデートが終了しているものは絶対に避けてください。セキュリティリスクがあります。
【絶対条件③】価格は「トータルコスト」で考える
「iPhoneは高いから…」という声をよく聞きます。
たしかに、端末価格はらくらくスマホの倍以上。でも、3年間使うと仮定したときの差は?
- らくらくスマホ(F-52B):端末価格約3万円+月々1,000円=約6万6千円/3年
- iPhone SE(第3世代):端末価格約6万円+月々1,000円=約9万6千円/3年
差額は3万円。1ヶ月あたり833円です。
この833円で、5年間のOSアップデート保証、高いセキュリティ、家族と同じエコシステム、高めの下取り価格が手に入る。
安いか高いかは、あなた次第です。
家族だからできる「渡し方」のコツ
ここまで読んで「よし、親にiPhoneを買おう!」と思った方に、絶対に守ってほしいルールがあります。
ルール1:初期設定は「家族が代行する」
「自分でやるから大丈夫」と言われても、絶対に代行してください。
特にApple IDの作成は、クレジットカード登録とパスワード設定が必須。ここでつまずいて「やっぱりやめた」となるケースが本当に多い。
できれば、家族のApple IDと「ファミリー共有」で紐づけるのが理想です。
- アプリの購入承認を家族ができる
- 位置情報の共有で紛失時も安心
- iCloud容量を家族でシェアできる
ルール2:「最初の1週間」はそばにいる
設定して渡したその日から、親はスマホ初心者です。
「電話ってどこからかけるの?」
「LINEって何?」
この段階で「説明書読んで」はNG。最初の1週間だけは、わからないことをすぐ聞ける環境を作ってください。
リモートなら、LINEのビデオ通話で画面共有しながら教えるのも手です。
ルール3:「探す」は必ずONにする
[設定] → [あなたの名前] → [探す] → [iPhoneを探す] → ON
これは絶対に外さないでください。
スマホを失くしたとき、盗まれたとき、見つける手段がこれしかないからです。
しかも、この設定は初期状態ではオフになっています。家人がオンにするしかありません。
パスワードは必ず紙に書いて、保険証と一緒にしまっておきましょう。
本当に「らくらく」なのは、どっち?
ここまで読んで、あなたはこう思うかもしれません。
「やっぱり、最初かららくらくスマホにしといたほうが楽なんじゃ…」
でも、ちょっと想像してみてください。
らくらくスマホは、確かに「最初から簡単」です。
でも、2年後、3年後、Androidのバージョンアップが終了したら、セキュリティリスクと隣り合わせ。
アプリの動作は重くなり、バッテリーはへたってくる。
一方、iphoneは、この先5年は現役で戦えます。
iOSのアップデートも続くから、アプリもサクサク動く。
バッテリーが弱ったら、Apple Storeで交換してもらえる。
本当の「らくらく」って、最初だけ簡単なことじゃない。
長く、安心して、楽しく使い続けられること。
そう思いませんか?
まとめ:iPhoneは「設定して渡す」が大前提
- iPhoneはシニアに難しい? → 設定次第でらくらくホン以上に優しい
- Androidのらくらくスマホより? → 長く使うならiPhone。コスパも悪くない
- どの機種を選ぶ? → Proは重い。SEか無印モデル
- 一番大事なこと? → 初期設定は家族がやる。そのまま渡さない
「親にスマホを持たせたい」
「自分もそろそろiPhoneに挑戦してみたい」
そう思ったら、まずはこの記事を読んで、一緒に設定するところから始めてみてください。
きっと、「もっと早く変えればよかった」という声が聞けるはずです。
あなたとあなたの家族のスマホライフが、もっと楽しく、もっとらくらくになりますように。
