「ワイモバイルでタブレットを使いたいけど、どうすればいいの?」
そんな疑問を持つ人は意外と多いですよね。
スマホと同じようにタブレットでも通信を楽しみたい。でも、料金を抑えたい。この記事では、ワイモバイルでタブレットを快適に使うための方法、対応機種、そしてお得な契約プランまでをわかりやすく紹介します。
ワイモバイルの基本をおさらい
ワイモバイルはソフトバンクが運営する通信ブランドで、「格安だけど品質が安定している」ことで人気があります。
スマホだけでなく、タブレットやモバイルルーターなどでも利用できる柔軟さが特徴です。
2025年現在、主流の料金体系は「シンプル3」シリーズ。
S/M/Lの3つのプランが用意されており、データ容量と料金のバランスを選べます。
- シンプル3 S:月約5GB
- シンプル3 M:月約30GB
- シンプル3 L:月約35GB
家族割や「おうち割 光セット」などを併用すると、毎月の支払いをさらに安くできます。
ただし、タブレット単体では音声プランを契約する必要がなく、データ通信だけを使いたいケースが多いでしょう。
ここからは、タブレットで使うための具体的な選択肢を紹介していきます。
タブレットをワイモバイルで使う3つの方法
1. シェアプランを使う(最もお得で安定)
スマホと同じワイモバイル回線をタブレットでも使いたいなら、「シェアプラン」が最有力です。
これはスマホ(親回線)のデータ容量を、最大3台までの子回線(タブレットなど)と共有できる仕組みです。
たとえば、スマホがシンプル3 Mプラン(30GB)なら、その30GBをタブレットでも使えます。
追加料金は月539円程度。新たに大きなプランを契約するより圧倒的に安く済みます。
ポイント
- 子回線はデータ専用(通話は不可)
- 最大3枚のSIMを追加可能
- 親回線の容量を共有するのでデータ無駄がない
- eSIMでは利用できず、物理SIMのみ対応
注意点として、契約月は最大3GBまでの暫定容量で、翌月から正式に共有が始まります。
契約手続きはワイモバイルショップやオンラインストアで行えます。
2. SIMフリータブレットにワイモバイルのSIMを挿す
タブレットをすでに持っているなら、その端末が「SIMフリー」または「ワイモバイル動作確認済み機種」であれば、SIMカードを挿すだけで使える場合があります。
公式サイトの「SIM動作確認済み機種一覧」で対応端末を確認できます。
iPadやAndroidタブレットも多くのモデルがリストアップされています。
iPadの場合は、SIMロック解除済みであれば基本的に問題なし。
SIMを挿したあとにAPN設定(構成プロファイルのインストール)を行えば、すぐに通信が可能です。
Androidの場合も、周波数(バンド)対応が合えばスムーズに利用できます。
よくある対応機種例
- iPad(第9世代以降)/iPad mini/iPad Air/iPad Pro
- Lenovo Tabシリーズ
- Huawei MediaPad
- dtabなどのドコモ系タブレット(SIMロック解除後)
ただし、動作確認リストにない機種は通信が不安定になるリスクもあるため、購入前に必ず確認しましょう。
3. テザリングでスマホの通信を共有する
「SIMをもう1枚契約するのはちょっと…」という人には、テザリングが手軽です。
スマホをWi-Fiルーター代わりにして、タブレットをネットに接続する方法です。
ワイモバイルではテザリング機能が無料で使えるため、追加料金なしでタブレットを外出先でもネットにつなげます。
メリット
- 契約追加不要・コストゼロ
- すぐに使える
- Wi-FiモデルのタブレットでもOK
デメリット
- スマホのバッテリー消費が増える
- 接続距離が短いと切れやすい
短時間の利用なら問題ありませんが、長時間使うならシェアプランの方が快適です。
対応機種と設定のポイント
ワイモバイルでタブレットを使う場合、最初に「使える機種かどうか」を確認することが大切です。
以下の点を押さえておけば安心です。
- 動作確認リストを確認
ワイモバイル公式サイトには動作確認済み機種の一覧があります。そこに載っていれば基本的に利用可能。 - SIMロック解除済みか確認
ドコモ・au・ソフトバンクで購入したタブレットは、SIMロック解除しないと使えないことがあります。 - APN設定を行う
タブレットにSIMを挿した後、通信設定(APN設定)をすることでネット接続が有効になります。
iPadならプロファイルをインストールするだけで簡単です。 - eSIM非対応
ワイモバイルのシェアプランではeSIMが使えないため、物理SIMを挿入できるタブレットが必要です。
これらをクリアすれば、タブレットでも快適にデータ通信が使えます。
契約の流れと注意点
- タブレットを準備
SIMフリーまたは動作確認済み端末を用意。必要ならSIMロック解除を行う。 - 親回線(スマホ)を契約
ワイモバイルのシンプル3プランを選び、回線を開通。 - シェアプランを申し込み
親回線に紐づく形で、子回線用SIMを追加申し込みする。店舗またはオンラインで可能。 - SIMを挿して設定
タブレットにSIMカードを挿入し、APN設定を行えば利用開始。
注意点として、シェアプランだけの契約はできません。
必ず親回線(スマホ)とのセット契約が必要です。
また、契約初月は共有データが3GBに制限されるので、使いすぎに注意しましょう。
お得に使うためのコツ
家族割・光セット割を活用
ワイモバイルは家族割が非常に強力です。
2回線目以降の月額料金が毎月1,100円割引されるため、スマホ+タブレット構成でもかなりお得。
さらに、「おうち割 光セット」と併用すれば通信費を一段と抑えられます。
タブレットは中古・SIMフリー端末で節約
新品を買わなくても、中古のSIMフリーiPadやAndroidタブレットなら格安で手に入ります。
動作確認済み機種なら中古でも問題なし。
コストを抑えつつ、しっかり通信できる構成にできます。
データ容量を賢く使う
動画視聴などでデータを消費しやすい場合は、親回線をMプラン以上にして余裕を持たせるのがコツ。
外出時にテザリングを併用すれば、データ容量を効率的に使えます。
利用時の注意点
- シェアプランのSIMは音声通話不可。LINEやZoomなどの通話アプリは利用可能です。
- 海外利用には非対応のため、海外旅行時は別途Wi-Fiを準備しましょう。
- APN設定の誤りで通信できないこともあるため、初回設定時は公式サイトの手順を参考に。
- 一部機種はSMS非対応なので、二段階認証などに使う場合はスマホで対応しましょう。
タブレットをワイモバイルで使うには?対応機種とお得な契約プランを徹底解説
ワイモバイルでタブレットを使うには、次の3つの方法が基本です。
- スマホとデータを共有できる「シェアプラン」を利用
- SIMフリーや動作確認済みのタブレットにSIMを挿して使う
- スマホのテザリング機能を活用
中でもシェアプランはコスパが圧倒的。
月数百円でタブレットも通信でき、親回線のデータを無駄なく使えます。
SIMフリー機種と組み合わせれば、コストを抑えつつ安定した通信環境を整えられるでしょう。
「動画も電子書籍も外出先でサクサク使いたい」
そんな人こそ、ワイモバイルのシェアプランでタブレットを活用してみてください。
シンプルで安く、使い勝手のいい通信環境が、あなたの生活をもっと快適にしてくれます。
