ガーミン（Garmin）の人気シリーズ「Lily」に、待望の新モデル「Lily 2」が登場しました。
初代Lilyの「小さくておしゃれなスマートウォッチ」という魅力はそのままに、使いやすさと機能性がぐっと進化しています。
この記事では、初代との違い、進化したポイント、そしてどんな人におすすめなのかをわかりやすく紹介します。
Lilyシリーズとは？女性に寄り添う“ファッションスマートウォッチ”
Lilyシリーズは、ガーミンの中でも特に「デザイン性」を重視したスマートウォッチ。
多機能・大型化が進むスマートウォッチ市場の中で、「もっと軽くて、かわいくて、日常に馴染むものが欲しい」という声から生まれたモデルです。
直径35mmほどのコンパクトなケース、繊細な模様が浮かぶディスプレイ、アクセサリーのような華奢なバンド。
一見すると普通の腕時計のようですが、実は心拍や睡眠、ストレスまでモニタリングできる“健康管理ツール”でもあります。
そして2024年、デザインの美しさはそのままに、より多くの人のライフスタイルにフィットする形で「Lily 2」が誕生しました。
初代Lilyから何が変わった？進化ポイントまとめ
「見た目が似てるけど、何が違うの？」と思う人も多いはず。
実は、Lily 2では内部センサーや操作性、アクティビティ機能まで大きく改善されています。
光学式心拍センサーが第4世代へ進化
Lily 2では、ガーミンの最新「第4世代光学式心拍センサー」を搭載。
これにより、日中・運動中・睡眠時の心拍測定がより精度高く行えるようになりました。
初代では一部データの誤差が指摘されることもありましたが、Lily 2では安定したトラッキングが期待できます。
バンド交換が簡単に！14mmクイックリリース式を採用
初代の弱点だったのが、バンドの付け替えに工具が必要だった点。
Lily 2では「14mmクイックリリース式バンド」を採用し、指先で簡単に交換できるようになりました。
レザー、ナイロン、シリコンなど素材も豊富。服装や気分に合わせて気軽にアレンジできます。
ケース素材がより上質に
Lily 2のケースはアルミニウム製で、軽量ながら高級感ある質感に。
手元に映える落ち着いたカラー展開も魅力で、カジュアルにもフォーマルにもマッチします。
初代よりも肌当たりが滑らかになり、長時間つけていてもストレスが少なくなりました。
新しいアクティビティモードを追加
ウォーキングやヨガに加えて、ダンスフィットネス、HIIT（高強度インターバルトレーニング）、縄跳び、屋内ローイングなど、運動モードが大幅に拡充。
日常的な活動から軽いフィットネスまで幅広く対応し、「ただ歩数を計るだけ」では終わらないスマートな健康管理が可能になりました。
Garmin Pay対応でスマート決済も
上位モデルの「Lily 2 Classic」では、NFCを使ったタッチ決済「Garmin Pay」に対応。
スマホや財布を持たずにコンビニやカフェで支払いができるのは、日常の小さなストレスを減らす嬉しい進化です。
進化した健康モニタリング機能
Lily 2は、見た目の可愛さだけではなく“健康サポートツール”としても充実しています。
- 心拍数・ストレスレベルの常時計測
- **血中酸素濃度（SpO₂）**の測定
- 睡眠スコアと「Body Battery（体のエネルギー残量）」表示
- 生理周期トラッキングとウェルネスリマインダー
これらのデータはスマホアプリ「Garmin Connect」と連携し、体調の傾向をグラフで確認可能。
「最近疲れが抜けにくい」「睡眠の質を上げたい」など、日常の体調変化を可視化できます。
さらに、朝起きるとその日のコンディションや天気、スケジュールをまとめて表示してくれる「モーニングレポート」機能も新搭載。
日々のリズムを整える“生活の相棒”のような存在です。
Lily 2のモデル展開と選び方
Lily 2シリーズは3タイプあり、用途やライフスタイルに合わせて選べます。
Lily 2 Classic
上質なアルミケースにレザーまたはナイロンバンドを採用。
Garmin Pay対応で、ファッション性と機能性を兼ね備えたモデル。ビジネスシーンにも最適。
Lily 2 Sport
軽くて扱いやすいシリコンバンド仕様。
ランニングやジムなど、アクティブなシーンにも向いています。価格も手ごろで初めてのスマートウォッチにおすすめ。
Lily 2 Active
2024年秋に登場した新モデル。
GPSを内蔵し、スマホなしでランニングの距離やルートを記録可能。
物理ボタンの追加で操作性もアップし、フィットネス志向の人にぴったりです。
バッテリー持続時間は最大9日間と長く、旅行やアウトドアでも安心。
スペックと使い心地
- サイズ：35.4×35.4×10.1mm
- 重量：約20〜24g
- 防水性能：50m防水
- バッテリー：最大5日（Activeは最大9日）
- ディスプレイ：タッチ対応、隠しパターンレンズ採用
小型軽量ながら、しっかりとした耐久性と操作性を兼ね備えています。
また、ガーミンらしくデータの分析が得意で、健康状態を長期的に見守ることができます。
初代との比較で見える「ちょうどいい進化」
Lily 2は、初代ユーザーから見て「劇的な変化」というよりは「不満点を丁寧に解消したアップデート」。
センサー精度、装着感、通知機能、ヘルスデータの見やすさなど、日常的に感じていた細かなストレスが改善されています。
特にバンド交換の自由度と決済対応は、普段使いするうえで大きなプラス。
「小さくてかわいいけど、ちゃんと使える」その絶妙なバランスが、Lily 2最大の魅力です。
注意点もチェックしておこう
- GPSが内蔵されているのは「Active」モデルのみ。ClassicやSportではスマホ接続が必要。
- 初代Lilyのバンドは流用できず、専用バンドまたは市販の14mm対応品が必要。
- 通知や音楽コントロールは可能だが、通話や音声アシスタントには非対応。
これらを理解した上で選べば、購入後のギャップも少なく、満足度は高いはずです。
ガーミンLily2はどんな人におすすめ？
Lily 2は、次のような人に特におすすめです。
- スマートウォッチを“おしゃれアイテム”として楽しみたい人
- 睡眠・ストレス・生理周期など、健康管理を自然に続けたい人
- スマホ通知やスケジュールを手元で確認したい人
- ゴツい時計が苦手で、軽くて上品なデザインを求める人
また、運動もファッションもどちらも大事にしたい人にとって、“ちょうどいい中間”を取ったモデルと言えます。
まとめ：ガーミンLily2が登場！初代との違いや進化ポイントを詳しく解説
Lily 2は、「小さくて上品」「でも機能はしっかり」というガーミンならではの理想形に近づいたスマートウォッチです。
初代の魅力をそのままに、センサー精度、装着感、使い勝手をすべて底上げ。
さらに「Active」モデルの追加で、ファッションからフィットネスまで幅広い層にフィットするシリーズへと進化しました。
毎日の健康を可視化しながら、手元を美しく飾る。
そんな“ライフスタイルを彩るガジェット”を求める人に、Lily 2はぴったりの選択肢です。
