長距離ドライブのとき、後部座席で退屈してしまう人、結構多いですよね。そんなときに便利なのが「タブレットをヘッドレストに取り付ける」方法。映画やアニメを流しておけば、お子さんも大人も車内で退屈せずに過ごせます。今回は、実際にどうやってタブレットをヘッドレストに取り付けるのか、その手順やコツ、選び方まで詳しく紹介します。
車内でタブレットを固定するなら「ヘッドレストホルダー」一択
車でタブレットを快適に使いたいなら、まず検討したいのがヘッドレスト取り付け型のホルダーです。これは運転席や助手席のヘッドレストの支柱部分に取り付けるタイプで、後部座席の人がちょうど目の高さで画面を見られるように設計されています。
取り付けも非常にシンプルで、工具いらず。多くの製品が「支柱に挟み込んでネジを回すだけ」で固定できるため、ドライバーやネジ止めが苦手でも数分で装着できます。取り外しも簡単なので、必要なときだけ使うスタイルにもぴったりです。
人気のヘッドレストホルダーをチェック
いまはネット通販でも多くの車載タブレットホルダーが販売されています。その中でも評価の高い製品をいくつか紹介します。
- サンワダイレクト 200-CAR090
7〜12.9インチまで対応する万能モデル。360度回転できるので角度調整も自在です。 - TRYONE 車載ホルダー
価格が手頃で取り付けやすい定番モデル。タブレットだけでなくスマホにも対応します。 - woleyi ヘッドレストホルダー
アルミ合金製でしっかり固定でき、長時間の使用でも揺れにくいのが魅力。 - サンワダイレクト 中央設置タイプ
ヘッドレストの中央に設置できるため、後部座席で2人が一緒に画面を見るのに最適です。
どのモデルも共通しているのは「簡単装着」「角度調整が自由」「多サイズ対応」という3つのポイント。特に、iPadシリーズやAmazon Fire HDなど、サイズの違う端末を家族で使い回す場合にも便利です。
実際の取り付け方を詳しく解説
ヘッドレストへの取り付けは驚くほど簡単。以下の手順で誰でもできます。
- ヘッドレストの支柱を確認する
ほとんどの車には2本の支柱があり、その間にホルダーを装着します。 - ホルダーを支柱に挟み込む
左右のアームを伸ばして支柱に固定。クリップ式やネジ式が多く、数回まわすだけでOK。 - タブレットを装着する
ホルダーのアームを開いてタブレットを挟み込み、ロックされていることを確認します。 - 角度と高さを微調整
回転式なら縦向き・横向き自由。画面がまっすぐ見えるようにセットします。 - 固定の確認
軽く揺らして、ぐらつかないかチェック。しっかり固定されていれば完了です。
これだけで、後部座席がまるで小さな映画館に早変わりします。
落下防止と安全性をしっかり確保しよう
車の振動や段差は意外と大きいもの。ホルダーの取り付けが甘いと、タブレットが落下して破損することもあります。固定部分は必ず手でしっかり締め、揺らしても動かないかを確認しましょう。
また、乗車中に子どもがタブレットを触って位置をずらすこともあるので、金属製や強化樹脂製の安定性が高いモデルを選ぶのがおすすめです。耐荷重もしっかりチェックしておくと安心です。
快適に動画を楽しむためのちょっとしたコツ
せっかくタブレットを取り付けても、視聴環境が整っていなければ快適さは半減します。以下のポイントを押さえると、より楽しく過ごせます。
- 角度は目線と水平に
画面が高すぎたり低すぎたりすると首が疲れます。目線と同じ高さに調整するのがベスト。 - ブルーライトをカット
長時間視聴では目の疲れを防ぐために、ナイトモードやブルーライトカットフィルムを活用しましょう。 - 充電ケーブルを用意
動画再生でバッテリーはすぐ減ります。シガーソケットから給電できるUSB充電器を常備しておくと便利です。 - イヤホンで快適に
車内のスピーカーで音を出すと前席に響くことも。ワイヤレスイヤホンを使うと静かに楽しめます。
ちょっとした工夫ですが、この違いが長時間ドライブの快適さを大きく変えます。
家族ドライブがもっと楽しくなる
このタイプのホルダーを使っている人の多くが、「子どもが車内で静かになった」「長距離でも飽きなくなった」と満足しています。アニメや映画、YouTubeを見たり、教育アプリを使ったりと、用途はさまざま。ドライブ中の時間が家族のリラックスタイムに変わるのです。
また、大人の同乗者が使う場合も、映画鑑賞だけでなく仕事の資料確認やオンライン会議などにも応用できます。後部座席で安定して画面を見られる環境は、思った以上に便利です。
失敗しないホルダー選びのポイント
ヘッドレストホルダーを選ぶときは、以下の3点を意識すると失敗がありません。
- 対応サイズと耐荷重をチェック
手持ちのタブレットに合うか確認。大きめのiPadなどは幅調整範囲を見ておくこと。 - 角度調整機構の有無
360°回転できるモデルは視聴ポジションを自由に変えられて便利。 - 装着のしやすさと安定性
工具不要で着脱できるタイプがおすすめ。レビューの「揺れにくさ」も参考に。
これらを満たす製品なら、初めてでも安心して使えます。
長距離ドライブをもっと快適に
タブレットをヘッドレストに取り付けるだけで、車内の快適度はぐっと上がります。渋滞中でも映画を見たり、音楽動画を流したり、車がちょっとしたリビング空間に変わります。
もし「長時間の移動で退屈」「子どもがぐずる」などの悩みがあるなら、ぜひ試してみてください。
車内で過ごす時間が、驚くほど穏やかで楽しいひとときに変わるはずです。
タブレットをヘッドレストに取り付ける方法をマスターして、これからのドライブをもっと快適に楽しみましょう。
