ここ数年、タブレット市場は大型化が進んでいましたが、2025年は再び「8インチサイズ」が注目を集めています。
手に取りやすく、軽くて持ち運びやすい。それでいて動画や電子書籍も快適に楽しめる――そんな“ちょうどいい”サイズ感が見直されているのです。この記事では、2025年に登場した8インチタブレットの新製品を中心に、その進化ポイントやおすすめの選び方をわかりやすく紹介します。
コンパクトなのに万能。8インチタブレットが再評価される理由
8インチタブレットは、スマートフォンより大きく、10インチ以上のタブレットより軽いという絶妙なバランスが魅力です。
特に通勤や通学時に動画を観たり、電子書籍を読んだりするには最適なサイズ。
片手でも持てる軽さと、見やすい画面の両立が、多くのユーザーに支持されています。
また、最近は学生やビジネスパーソンだけでなく、子どもや高齢者の利用も増加。
文字が見やすく操作もしやすいため、「スマホよりもストレスが少ない」と感じる人が多いようです。
さらにバッテリーの持ちも改善され、1日中安心して使えるモデルが主流になっています。
2025年注目の最新モデルラインナップ
ここでは、2025年に登場・注目されている8インチタブレットを中心に、特徴を紹介します。
Lenovo Legion Tab Gen 3
ゲーミング志向のユーザーから注目を集めているのが、Lenovoの「Legion Tab Gen 3」。
8.8インチの高解像度ディスプレイ(2560×1600)に、165Hzのリフレッシュレートを備えた本格派モデルです。
高性能CPUを搭載しており、動画編集やゲームも快適。サイズ感は8インチ級ながら、性能はハイエンドクラス。
「小型でも妥協したくない」ユーザーにぴったりです。
Fire HD 8
定番中の定番。Amazonの「Fire HD 8」は、エントリーモデルながらコストパフォーマンスが高く、家族共用や初めてのタブレットにもおすすめです。
Prime VideoやKindleなどAmazonのサービスと相性が良く、動画・読書・音楽すべてを手軽に楽しめます。
シンプルな操作性も人気の理由です。
NEC LAVIE Tab T8
日本メーカーならではの安心感と品質で選ぶなら、NECの「LAVIE Tab T8」。
8.7インチの広視野角ディスプレイ、Dolby Atmos対応スピーカーなど、エンタメにも強い1台です。
Androidベースで使いやすく、ミドルクラスながら快適なパフォーマンス。
自宅用にも外出用にもバランスの取れたモデルです。
アイリスオーヤマ 8インチタブレット
家電メーカーとしておなじみのアイリスオーヤマからも、手頃な価格の8インチタブレットが登場。
1万円前後という低価格ながら、動画視聴やネット検索など日常利用には十分な性能を備えています。
サブ機や子ども用タブレットとして人気です。
TCL TAB 8 / Lenovo Tab M8
どちらもコンパクトで軽量なAndroidタブレットとして人気を集めています。
特にLenovo Tab M8はシリーズ累計でも評価が高く、価格・使いやすさ・デザインのバランスが良好。
「毎日気軽に使える1台」を探している人におすすめです。
HAOVM M8(2025年モデル)
2025年に登場した新鋭ブランドの注目株。
Android 14、8コアCPU、12GB RAM、Widevine L1対応といったハイスペックを備えつつ、価格は抑えめ。
大容量バッテリーで動画視聴も快適。格安タブレット市場におけるダークホース的存在です。
進化が止まらない!2025年モデルの注目ポイント
2025年の8インチタブレットは、単なる小型端末ではなく“本格派のモバイルデバイス”へと進化しています。
高解像度&高リフレッシュレート化
これまでエントリーモデル中心だった8インチクラスにも、WUXGA(1920×1200)やWQXGA(2560×1600)といった高解像度ディスプレイが増加。
加えて90Hz〜165Hzの高リフレッシュレートに対応するモデルも登場し、滑らかな操作感と美しい映像体験を実現しています。
最新SoCで動作がスムーズ
エントリーモデルでも8コアCPUを採用し、メモリ容量も6GB以上が一般的になりました。
マルチタスクや動画再生時もカクつきが少なく、軽快な操作が可能。
特にAndroid 14以降では省電力とパフォーマンスのバランスが改善されています。
バッテリーの大容量化
5000mAhクラスのバッテリーを搭載するモデルが主流となり、通勤・通学・外出先でも長時間使用が可能に。
急速充電対応モデルも増え、短時間で充電できる点もユーザーの満足度を高めています。
通信性能の向上
Wi-Fi 6や5G対応モデルの登場で、オンライン授業やリモートワークも快適に。
クラウドストレージの活用や動画ストリーミングもストレスなく楽しめます。
デザインの洗練と軽量化
狭額縁デザインが進み、画面占有率が高まっています。
重さも300g台に抑えられたモデルが多く、カバンやポーチにもすっきり収まります。
「毎日持ち歩けるサイズ感」が、まさに8インチタブレットの最大の武器です。
用途別おすすめの選び方
8インチタブレットと一口にいっても、目的によって選ぶべきモデルは異なります。ここでは代表的な用途別に選び方のポイントを紹介します。
コスパ重視派
「できるだけ安く、それでも快適に使いたい」という人は、Fire HD 8やアイリスオーヤマ 8インチタブレットがおすすめ。
動画や電子書籍、ブラウジング中心なら十分な性能です。
エンタメ重視派
映画やアニメ、YouTubeなどを高画質で楽しみたいなら、NEC LAVIE Tab T8やTCL TAB 8が狙い目。
広色域ディスプレイやステレオスピーカー搭載モデルが、映像体験をより豊かにしてくれます。
ゲーミング・高性能派
ゲームや動画編集を快適にこなしたいなら、Lenovo Legion Tab Gen 3のようなハイスペックモデルが最適。
高リフレッシュレートディスプレイや冷却機構を備え、長時間プレイにも対応します。
モバイル重視派
外出先で使うことが多い人には、軽量でバッテリー持ちの良いモデルが理想。
5G対応の新モデルや、薄型ボディのLenovo Tab M8などは、携帯性と性能の両立が魅力です。
8インチタブレット市場の今後
2025年を境に、8インチタブレットは「再成長期」に入ったといえます。
これまでスマホの大型化で存在感が薄れていましたが、軽さ・使いやすさ・価格のバランスで再評価されているのです。
今後はAI機能の活用や、学習・ビジネス分野での導入も進むと予想されます。
教育用途では、デジタル教科書やオンライン学習ツールとの連携が加速。
また、eSIM対応や5G通信の普及によって、屋外でも安定して使える「持ち歩けるメディア端末」としての価値が高まりそうです。
まとめ|8インチタブレット新製品特集!2025年注目の最新モデルと進化ポイント
2025年の8インチタブレットは、単なるサブ端末ではなく「日常をもっと自由にするパートナー」へと進化しました。
性能もデザインも着実に向上し、あらゆるライフスタイルにマッチする選択肢が揃っています。
軽くて使いやすい。けれどパワフルで美しい。
そんな“8インチのちょうどよさ”を、今年こそ体験してみてはいかがでしょうか。
