タブレットを選ぶとき、「動きがもっさりしている」と感じた経験はありませんか?
その原因の一つが、画面のリフレッシュレートです。
最近では、1秒間に120回画面を描き換える「120Hz対応ディスプレイ」を搭載したタブレットが増えています。
今回は、2025年時点で注目を集めている120Hz対応タブレットを7モデル紹介します。
操作の滑らかさ、映像の美しさ、そして価格とのバランスを見ながら、自分にぴったりの1台を見つけてみましょう。
- 高リフレッシュレートがもたらす「なめらか操作」
- 2025年のトレンド:120Hz対応が主流に
- Xiaomi POCO Pad ― コスパ重視の実力派
- Lenovo IdeaTab Pro ― 高性能SoCで快適な処理性能
- Samsung Galaxy Tab S10 FE ― 鮮やかなAMOLEDで映像美が際立つ
- TECLAST T65 ― 大画面×120Hzの隠れた名機
- REDMAGIC Astra ― ゲーミング特化の高性能モデル
- BNCF 10インチタブレット ― エントリー層にも嬉しい120Hz対応
- 120Hzタブレットを選ぶときのチェックポイント
- どんな人に120Hzタブレットが向いているか
- まとめ:120Hz対応タブレットで快適な操作を手に入れよう
高リフレッシュレートがもたらす「なめらか操作」
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回更新されるかを示す数値です。
一般的なタブレットは60Hz(1秒間に60回更新)ですが、120Hzになると倍の頻度で画面が描き換えられます。
結果として、スクロールがスムーズに流れ、ペン入力やゲーム操作も違和感なく楽しめます。
特に次のような場面で差が出ます。
- SNSやブラウジングでのスクロール
- ゲームプレイ時の映像の滑らかさ
- 動画やアニメ視聴時の残像感の少なさ
- ペン入力での描画追従の速さ
数字だけではピンと来ないかもしれませんが、一度使うと戻れないほど快適です。
「動きが気持ちいいタブレット」を求める人には、120Hz対応モデルはまさに必須スペックといえます。
2025年のトレンド:120Hz対応が主流に
以前はハイエンド機に限られていた120Hz対応も、今ではミドルレンジ帯にも広がっています。
Apple、Samsung、Lenovo、Xiaomiなど主要メーカーがこぞって採用しており、ゲーミングタブレットでも標準装備となりつつあります。
ハイエンドモデルでは、有機ELやミニLEDとの組み合わせで発色・コントラストがさらに進化。
一方で、コスパモデルも増えてきたことで、「滑らかさ」を手軽に体験できる時代になりました。
Xiaomi POCO Pad ― コスパ重視の実力派
最初に紹介するのは、Xiaomi POCO Pad。
12.1インチの大画面に120Hzの高リフレッシュディスプレイを搭載しています。解像度は2560×1600と高精細で、動画やゲームを楽しむのに最適です。
8GBメモリと256GBストレージを備え、日常使いにも余裕があります。
価格帯は4万円台と手頃ながら、ディスプレイ性能は上位モデルにも引けを取りません。
「コスパよく120Hzを体験したい」人には特におすすめの1台です。
Lenovo IdeaTab Pro ― 高性能SoCで快適な処理性能
次に注目したいのが、Lenovo IdeaTab Pro。
MediaTek Dimensity 8300を搭載し、アプリの切り替えや高負荷ゲームでもストレスを感じさせません。
もちろん120Hz対応ディスプレイで、映像も滑らかです。
動画編集や描画アプリなど、処理が重い作業をする人にも安心のスペック。
仕事にも遊びにも使える万能モデルといえるでしょう。
Samsung Galaxy Tab S10 FE ― 鮮やかなAMOLEDで映像美が際立つ
**Samsung Galaxy Tab S10 FE**は、有機EL(AMOLED)ディスプレイを採用。
120Hzのなめらかさに加え、発色の良さ・コントラストの深さが抜群です。
映画やゲーム、写真編集など「画面の美しさ」を重視する人には理想的なモデル。
Sペンにも対応しており、メモやイラスト制作にもぴったり。
タブレットでできることを広げたい人におすすめです。
TECLAST T65 ― 大画面×120Hzの隠れた名機
13インチの大画面が特徴の**TECLAST T65**。
20GBメモリ(仮想メモリ含む)と120Hz表示を備え、作業用にも映像鑑賞用にも活躍します。
比較的リーズナブルな価格で、迫力ある映像体験ができるのが魅力です。
「とにかく大きな画面で快適に使いたい」という人にはぴったり。
家でのリラックスタイムに向いています。
REDMAGIC Astra ― ゲーミング特化の高性能モデル
ゲームを楽しむなら**REDMAGIC Astra**が最強候補。
高性能チップを搭載し、120Hz以上の描画にも余裕で対応します。
アクションゲームやFPSなど、高フレームレートが求められる場面で本領発揮。
さらに、冷却性能や操作性にもこだわりがあり、長時間プレイでも安定動作。
「タブレットでも本格的にゲームをしたい」人に最適です。
BNCF 10インチタブレット ― エントリー層にも嬉しい120Hz対応
最後に紹介するのは、BNCF 10インチタブレット。
1万円前後という価格ながら、120Hz表示をサポートしています。
基本性能は控えめですが、SNSや動画視聴などライトな用途なら十分です。
「まずは120Hzを体験してみたい」という初心者にもおすすめ。
コストを抑えつつ、滑らかな操作感を味わえます。
120Hzタブレットを選ぶときのチェックポイント
ここで、購入前に押さえておきたいポイントを整理しておきましょう。
- 画面サイズと解像度:
10〜13インチが主流。大きいほど映像体験は迫力満点。
解像度はWQXGA(2560×1600)以上が理想的です。 - CPUとメモリ:
リフレッシュレートが高いほど処理が重くなるため、SoC性能が重要。
SnapdragonやDimensityなどの高性能チップを選びましょう。 - バッテリー容量:
120Hzは電力消費が増えるため、8000mAh以上が目安。
動画視聴や外出先での利用時間を伸ばせます。 - OSとアプリの最適化:
AndroidとiPadOSではアプリの挙動が異なります。
仕事や学習用途ではアプリ互換性も確認しておくと安心です。 - 付加機能:
ペン対応、5G通信、microSDスロットなど、使い方に合わせてチェック。
どんな人に120Hzタブレットが向いているか
- ゲームを快適にプレイしたい人
- 動画やアニメを高品質で楽しみたい人
- ペン入力やノート取りを滑らかに行いたい人
- SNSやブラウジングの操作感を重視する人
いずれも「動きの滑らかさ」が体験の質を左右します。
一度120Hzの表示に慣れると、60Hzには戻れないほどの快適さです。
まとめ:120Hz対応タブレットで快適な操作を手に入れよう
「120Hz対応タブレットおすすめ7選!高リフレッシュレートで快適操作」では、滑らかな操作性と美しい映像体験を両立するモデルを紹介しました。
120Hz対応は、数字以上に「体感でわかる」違いがあります。
スクロール、ゲーム、動画、ペン操作――すべてが気持ちよく動く。
そんなタブレットを選べば、日常のあらゆるシーンがより快適になるはずです。
性能・価格・用途のバランスを見ながら、あなたに最適な1台を見つけてください。
2025年のタブレット選びは、「120Hz」で決まりです。
